第141回『カレー粉』
8月19日放送予定

★暑さに負けない魔法の粉
猛暑が続き、夏バテしていませんか?食欲が落ちる真夏でも、おいしく食べられる料理がありますよね…それはカレー!日本人は大のカレー好き。その証拠に、週1回はカレーを食べているのだとか。今回は、そんな人気者を支える“カレー粉”が主役。カレー粉は一体、いつどこで生まれたのでしょうか?さあ、カレー粉の秘密を探りに出かけましょう!
★スパイス王国インドのカレー
カレーといえばインド!本場インドでは、どんなカレー粉が使われているのか?インド人シェフにカレー粉を見せてもらおうとすると…「インドでカレー粉は使わない」 と衝撃の一言が!では、どうやって毎日のカレーを作っているのでしょうか?
その答えは、インドならではの数々のスパイス。スパイスには味だけでなく、体の調子を整える力があるそうです。何種類ものスパイスを組み合わせ、食材や、体調に合わせたカレーが作られます。多種多様なスパイスを操るインド人シェフの絶妙なカレー作り。そこには、灼熱の国の知恵がふんだんに使われていました。
★カレー粉誕生!
カレー粉のふるさとはインドではないのなら、一体どこなのか?――それは、インドから遠く離れたイギリス。大航海時代、インドからスパイスを持ち帰ったのが始まりです。
スパイスに不慣れだったイギリス人。スパイスの調合をせず、簡単に美味しいインド風味のカレーを作りたい、と生まれたのが“カレー粉”だったのです。
そして、あるイギリスの伝統的な料理法に、カレー粉を加えることで、日本でもお馴染みのとろみのあるカレーが誕生!果たしてその料理法とは…?
★カレー粉に惚れ込む女将
日本にイギリスからカレーが伝わったのは文明開化の時代。明治5年に出版された料理本には、今とは少し違った作り方が…。それを基に、当時のカレーを日本料理屋の女将さんが再現!その味はいかに?!
自身で“カレー粉に取り付かれた”と言う女将さん。日々、ノートを広げ、カレー粉料理の研究に余念がありません。彼女が考案した、珍しい創作カレー料理の数々も必見です!
★カレー味好き日本人の秘密!
旅を重ねたインドのスパイスはカレー粉となり、やがて日本で花を咲かせます。ドライカレー、カレーうどん、カレーパン…様々にアレンジしてきた日本人。日本人は、なぜこんなにカレー味が好きなのでしょうか?その謎の鍵は、明治より秘密のカレー粉が伝授される老舗の蕎麦屋に!はたまた、昭和の初め、腹ペコの職人の支えとなった下町のカレーパンに!カレー粉は世に連れ、世はカレー粉に連れ?!不思議なカレー粉物語をお届けします。
今週のおすすめレシピ
カレー粉を愛する女将が考え出した創作料理!スタミナたっぷりの豚肉と爽やかなセロリをカレー風味で食べれば、夏バテを吹き飛ばしてくれます。

材料(4人前)

豚肉  ― 300g
セロリ  ― 1本
ニンニク  ― 1片
カレー粉 ― 大さじ1
ウスターソース ― 大さじ1
酒 ― 大さじ2
塩  ― 小さじ1
胡椒 ― 少々
砂糖 ― 1つまみ
油  ― 大さじ1.5

1.フライパンに油を敷き、スライスしたニンニクを入れて火をつける
2.豚肉を炒め火が通ったら酒を入れる
3.ひょうし木切りにしたセロリを入れ、サッと炒める
4.カレー粉、ウスターソース、砂糖、塩、胡椒で味付けをして出来上がり

酒を加えて豚肉をやわらかくするのが美味しく仕上げるコツです。ぜひお試しください。

■取材先
インドカレー
インド家庭料理 ラニ

http://raani.org/
神奈川県横浜市都筑区東山田3-17-7
TEL:045-591-8067

イギリスのカレー
イギリス料理研究家 ジョン・マカボイ

http://johnskitchen.com/indexj.html

カレー粉創作料理
魚藍亭

http://www.gyorantei.com/
神奈川県横須賀市緑ヶ丘29
TEL:046-827-1620

海軍カレー
よこすか海軍カレー館

http://www.gyorantei.com/curry/index.html
神奈川県横須賀市緑ヶ丘29
TEL:046-826-3830

蕎麦屋のカレー粉
朝松庵

東京都目黒区上目黒 2-42-12
TEL:03−3712−1807

カレーパン
カトレア

http://www.morisita.net/catlea/
東京都江東区森下1-6-10
TEL:03-3635-1464

■制作担当
【ディレクター】河野 あや子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)