5月18日(木) 雨
シンクロジャパンオープンでの優勝から2週間。
次なる大会へ、気持ちを新たにしていたのはチーム2年目の彼女、橘 雅子選手 22歳。
「ローマオープンがもうすぐなんで、次のその目標に向かっていかないといけないんで…」
この春から、大学の体育事務としても働く彼女、久々の陸上生活。
「楽しいです。なんか気分転換になります、仕事」
同僚に世界水泳の銀メダル見せるも「ほんまやぁ、これ(世界水泳)出てたん?」と言われる彼女。
「何も知らないってことですよね」
マーメイドの本当の姿を知る人は、まだ少ないようです。
そんな彼女の、つかの間の癒し…愛犬♂鉄平 3さい 愛犬との安らぎの瞬間。
でも、悩みも…
「何とか背を伸ばそうと思って…牛乳は毎日飲んでます」
身長159センチと、シンクロ選手としては小柄な彼女。
芸術性を高める長い手足や背の高さが武器となるシンクロにおいて、彼女の小ささは、大きなハンデ。
それでも…
「小さくたって負けない…です」
その決意を指先に込め戦う日々。 少しでも大きく見せられるように…
誰よりも大きく…夢舞台で舞う彼女の姿が、きっと。
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