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#89 今年もきました!バーゼルフェア!
「バーゼルフェア」
ご存知の方は時計好き。

毎年スイスのバーゼルで開かれる世界的な時計の展示会。ここで新作が発表され世界中から 時計のバイヤーが集結して商談をするエキサイティングなフェアです。

私も時計マニア(ってほどの知識やコレクションはないけど・・)で毎年このフェアに連動して出版される雑誌や特集記事を楽しみにしており、先日も書店で雑誌を買い子供のように各メーカーの写真に顔を近づけて読み漁っております。

だって、大分前にもコラムに書いたけど、男のアクセサリーというかお洒落をアピールできる所って時計くらいしかないでしょ?チャラチャラとシルバーアクセつけるのも日本人は似合わないし、ピアスや茶髪は論外だし、そう、腕時計こそ、男のセンスの見せ所だろうと思うわけです。

時計は時代を映す鏡だというように、腕時計の流行や戦略には時代のニーズが秘められています。それを端的に見て取れるのが、バーゼルフェアでしょう。

クウォーツ(電池式)がもてはやされた時代から今は複雑な機械式が受ける。そして個性を重視する時計が多くなった。何も変わらないのはロレックスくらいか。

そんなことを勝手にブツブツ言いながら時計の雑誌を読んでいたら、 ついに妻からとどめの一言。
「そんなに好きなら(時計の)写真切り取って腕に貼ってたら?」
・・・返す言葉がない。