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#102 メダリスト末續選手の印象的な「一言」
世界陸上の日本人選手の大活躍にはビックリしましたね。
もう、来月からアテネオリンピックやって欲しいくらいですよ!

その前の世界水泳と合わせると、日本は13個のメダルを獲得してます。団体を入れるとそれ以上ですよ。
ほんとうに日本選手は頑張っています!

その中で、短距離で日本人史上初のメダリストとなった末續選手の印象的な言葉があった。
「子供の頃から運動会でしか目立てなかったので本当に嬉しい・・・」
この言葉に私はハッとしました。

そうか。この偉業の原点は、運動会での「徒競走」にあるのかっ!

末續選手にとって、運動会で1位になった嬉しさ、楽しさ、素晴らしさというものがあったからこそ、厳しい練習をこなしてこられたのでしょう。ああ、この人は心も体も実に純粋な人なんだと、話をきいて思いました。

私は運動会の”かけっこ”にはいい思い出はありません。いつもビリから数えたほうが早かった。でもその悔しさがいろいろなことに「頑張る」原動力を養ってくれた。1位になれてたら陸上選手を夢見たでしょう。

最近は運動会で順位をつけない学校があるようですが、やっぱりおかしいですよ!
だって10年後20年後、こんなに大きなことをする選手をつくれるんですから。
勉強は順位をつけて、スポーツはつけないのは明らかに差別です。将来の芽を摘み取る行為ではないですか?

大切なのは、順位をつけるつけないではなく、その子が一生懸命やったかどうかでしょ?
そして、親はそこを褒めてやるのでしょう。