★第3位 厚生年金保険
現在の徴収率:月収から17.35%(労使折半)
ボーナスから1%(労使折半)
改正後:月収、ボーナスとも一律13.58%(労使折半)〜総報酬制度(※)
<モデルケースの場合>
年間保険料 42万4750円
4月以降 43万9344円→1万4594円増
※毎月の給与中心型になっている保険料徴収方式でなく、給与部分とボーナス部分に一律の両立をかける方式
★第2位 配偶者特別控除
夫が納税者で、妻(配偶者)の給与収入が年103万円以下のとき、夫の所得から38万円控除されるのが配偶者控除とは別に夫の課税所得が年1千万円以下で、妻の給与所収入が70万未満のときに配偶者控除にさらに上積みする形でさらに38万円が控除される制度。
妻の収入が70万円から増えるにつれて控除額は徐々に減るが141万円までが控除の対象。
今回廃止されるのは、妻の収入が103万円以下の世帯で上積みされていた部分。103万円以上の、「調整分」は存続。
<モデルケースの場合>
所得税3万8000円負担増
★第1位 健康保険
現在の徴収率:月収から8.5%(労使折半)
ボーナスから0.6%(労使折半)
改正後:月収、ボーナスとも一律8.2%(労使折半) 〜総報酬制(※)
<モデルケースの場合>
年間保険料 16万1508円
4月以降 21万7715円 →5万6207円増
★雇用保険
昨年10月に、労使折半の保険料は、賃金の1.2%から1.4%にアップ。