3月12日(土)・13日(日)よる9時放送
音楽

沢田 完(さわだ かん)
作曲家
作曲家で指揮者の山本直純のもとでアレンジャー・オーケストレーターを務めた後、ドラマ・舞台・映画と活躍の場を広げる。
2005年にはリニューアルしたアニメ「ドラえもん」の音楽を担当。幅広いジャンルで多彩な楽曲を提供する音楽家として知られている。

 清張氏の原作を読み、その世界観を踏まえた上で今回の脚本をリスペクトして、新しい『砂の器』にふさわしい音楽を作ろうと臨みました。が、思った以上にプレッシャーのかかるハードルの高い仕事になりました。
 和賀良英が新進の作曲家として名を馳せるきっかけとなった『寂滅』と、事件後に新曲として発表される交響曲『永遠』では、ドラマの内容に沿って作風に違いが出るよう心がけました。特に『寂滅』では音楽家としての和賀を、『永遠』では和賀本来の人間性を象徴するよう意識しました。和賀の心情の変化を音楽からも感じてもらえるたらと思います。また、約16分ある『永遠』の後半部分では、和賀の新曲としてだけでなく、ドラマ音楽としての聴きやすさや高揚感もポイントに作曲しました。