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#669(2017.2.4 OA)

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朝起きていくのはムリだな。
こりゃ、寝ないで行くしかないな!

トップニュース

阿部寛さんをお迎えして、
寒い冬だけどわざわざ行きたい!
早朝から大混雑の朝市ベストセレクションをOA!!

ゲストに阿部寛さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は、「寒い冬だけどわざわざ行きたい!早朝から大混雑の朝市ベストセレクション」をお送りしました。
大人気の「朝市」にスポットを当てた今回の特集。もちろん阿部さんには、スタジオで生試食もしていただきました。神奈川県からは、三浦市の「三崎朝市」をご紹介。三浦半島の先端に位置する三崎港の朝市会場には、およそ30店が軒を連ね、朝6時の段階で、すでに800人が会場に。その中には、なんと前夜の9時頃から7時間ほど並んでいる方も!三崎朝市は、1988年からおよそ30年続く朝市。三崎港で上がった地魚や、地元産の三浦野菜を格安で買えることでも人気なのですが、一番の目玉は何と言ってもマグロ!国内有数のマグロの水揚げ量を誇る三崎港は、品質の良さでも有名で、「三崎のマグロ」として全国に知られています。一番人気は「マグロの中落ち」。袋にパンパンに詰まった中落ちが、なんと税込み100円という驚きの価格です。ほかにも、煮付けなどにすると美味しいマグロのアラの部分がドカンと入って200円、マグロのぶつ切りがたっぷり入って400円…と、どれも超破格値。その競争率は高く、5時オープンの20分前から並び始めたスタッフは、1時間並びましたがゲットならず!でした。しかし、お目当てのものが買えなくても、出来立ての“マグログルメ”が盛りだくさん。朝ごはんだけ食べにくる、というお客さんもいるそうです。その中から、阿部さんにはマグロの角煮がたっぷり入った「三崎港まぐろトロちまき」を試食していただきました。岡山県からは、岡山市の「備前岡山京橋朝市」が登場。その名の通り京橋という橋のたもとの河川敷で、毎月第1日曜日の朝6時から開催されているこの朝市、岡山産の新鮮な野菜を直売で買えることでも人気なのですが、多くのお客さんの一番の楽しみは、山の幸から海の幸まで、岡山各地のグルメが楽しめること。お店の数は50店舗以上。人気のグルメの一つが、ご主人の室さんが、地元の新見市の山で自ら猟をして獲った、「いのしし肉串焼」(400円)。ワイルドなジビエの味を殺さないように、味付けはシンプルに味噌だれ少々と塩コショウのみ。一口頬張れば肉本来のうまみが口いっぱいに広がります。「下津井 串田丸」は、「下津井たこコロッケ」(200円)が看板商品。岡山県の南端、瀬戸大橋のふもとに位置している下津井で獲れるタコは、身が締まって味が濃い、下津井ダコとして全国的に有名。ゴロっとした大きさに切ったタコをたっぷりと入れ、キャベツを合わせたコロッケは、口に含んだ瞬間に濃厚なタコの風味が広がります。阿部さんにもこの「下津井たこコロッケ」を試食していただきました。ほか、愛知県・江南市の「まんだら青空市」、熊本県・宇城市「まっちゃ朝市」、神奈川県・三浦郡「葉山マーケット日曜朝市」などもご紹介しました。
次回2月11日の放送は「いま、この季節にしか味わえない感動!冬だからこそ面白い人気格安バスツアー」をお送りします。ゲストは反町隆史さんです。ご期待ください!!

まだまだ寒い日が続きますが、全国各地にたくさんの人が集まっているスポットがあります。それが「朝市」です。スマステーションでは、寒いこの季節でも行きたい全国の朝市を徹底取材!平日のみならず、土曜・日曜開催の朝市も多いので、番組を参考にして出かけてみませんか?


SmaSTATION!!特別企画
寒い冬だけどわざわざ行きたい!
早朝から大混雑の朝市 ベストセレクション


セレクション(1)
早い者勝ち!新鮮野菜がどれでも1個100円
愛知県・江南市「まんだら青空市」

愛知県・江南市。名古屋市内から車で走ることおよそ45分の、曼陀羅寺(まんだらじ)公園のバス駐車場が朝市の会場です。時刻は7時30分、朝市開始の1時間半前。会場にはまだ誰もいませんが、何やらロープが張られています。スタートの9時が近づくにつれ、どんどん人が集まっていき、開始15分前には大勢のお客さんが。そして午前9時、朝市が始まると、みなさん一斉に駆け出し、野菜をかごに放り込んでいきます。かごを取る時間すら惜しいという人は、持てるだけ持って前に進みます。整然と列に並んで進んでいた人たちも、すぐにカオスのような状態に。そしてスタートから10分後の9時10分には、野菜はほぼ完売してしまうのです。ここ、まんだら青空市は、JA愛知北農協が中心となって25年前に始まった朝市。しかし、とある理由から噂が噂を呼び、遠方からも人が押し寄せる人気の朝市になったのです。その理由が、圧倒的な安さ。基本的にどの野菜も1個100円なのです(※一部野菜を除きます)。不作などで野菜の値段が高騰している時でも、1個100円を貫き通した結果、他県からも人が押し寄せる人気の朝市となったのです。とにかく、目についた野菜をどんどんカゴにいれないと、あっという間になくなってしまいます。気になる方はぜひ!




セレクション(2)
マグロ!マグロ!マグロ!
買っても!食べても!とにかくマグロが安い!
神奈川県・三浦市「三崎朝市」

東京方面から横浜横須賀道路を通り、衣笠インターで下車。三浦縦貫(じゅうかん)道路を通り、三浦半島の先端に位置する三崎港が朝市の舞台。ある日曜日の早朝4時30分、朝市会場は買い物客であふれ、にぎわっています。およそ30店が軒を連ね、6時の段階で、すでに800人が会場に!なかでも一際目を引く行列がありました。100人以上並んでいるようですが、みなさんのお目当ては?先頭の男性に話を聞いてみると、なんと前夜の9時頃から7時間ほど並んでいるといいます。こちらの三崎朝市は、1988年からおよそ30年続く朝市。三崎港で上がった地魚や、地元産の三浦野菜を格安で買えることでも人気なのですが、一番の目玉は何と言ってもマグロ!国内有数のマグロの水揚げ量を誇る三崎港は、品質の良さでも有名で、「三崎のマグロ」として全国に知られています。マグロ専門店だけでも8軒が軒を連ね、様々な部位のマグロが格安で販売されているのですが、一番人気の品物が、この行列の先にあるのです。それが「マグロの中落ち」。袋にパンパンに詰まった中落ちが、なんと税込み100円という驚きの価格!スプーンで身をこそぐと、数人で楽しめるこの量で、なぜ100円なのでしょうか?販売するシー・ユニオンの部長・土山さんによると、中落ちは大量に用意できないため、それを300円、400円で販売しても、大差がない。それなら、いっそのこと100円の衝撃価格にしようと考えたのだといいます。ほかにも、煮付けなどにすると美味しいマグロのアラの部分がドカンと入って200円、マグロのぶつ切りがたっぷり入って400円など、どれも超破格です(※それぞれ一人5個まで、なくなり次第終了)。それだけに、その競争率は高く、5時オープンの20分前から並び始めたスタッフは、1時間並びましたが、ゲットならず!しかし、お目当てのものが買えなくても、落ち込むのはまだ早い。まだまだ、お楽しみがあるのです。マグロのあらと旬の三浦大根がたっぷり入った「まぐろ汁」(200円)(※大根の産地は季節によって異なります)、さらにメバチマグロの中トロと赤身がゴロっとのった「まぐろぶっかけ丼」(700円)、マグロの角煮がたっぷり入った、大人気「三崎港まぐろトロちまき」(300円)、マグロの中華風オイスター炒めが入った「まぐろぱん」(200円)などなど、出来立ての“マグログルメ”が盛りだくさん!
朝ごはんだけ食べにくる、というお客さんもいるといいます。お目当ての品をゲットしたいなら、とにかく早めの来場がオススメです!




セレクション(3)
老舗の味噌が詰め放題!
熊本県・宇城市「まっちゃ朝市」

熊本県・宇城市。熊本市内から車でおよそ50分、朝市の会場があるのは宇城市・松合地区。時刻は朝5時45分。
取材当日は全国的に大寒波が訪れ、気温はマイナス1度。さすがに、この寒さでは、朝市にも、人は少なめかと思いきや、路地裏の暗闇に長蛇の列を発見!みなさん、建物の中に入るのを待っているようなのですが、建物の中に、何があるのでしょうか?朝市が開かれている松合地区を地元の人々が親しみを込めて、“まっちゃ”と呼ぶことからその名が付けられた朝市がこちら。新鮮な野菜や、地元名産の果物、でこぽんなども人気ですが、目玉はある食品の詰め放題。普通に買えば、1kgで500円〜600円はするという、それは味噌。こちらの朝市の目玉は、味噌の詰め放題なのです。みなさんが並んでいた建物は、創業190年をほこる名門老舗・松合食品の蔵。松合食品自慢の、絶品麦みそを、樽から出したばかりの、酵母が生きた、「生みそ」の状態で購入できるのです。しかも、2分間、詰め放題。制限時間2分以内に、味噌を容器に積み重ね、3秒間制止させることが出来れば、その量をまるごとゲット!常連だという男性は、5段分、およそ40cm、初挑戦だという女性は、7段分、35cmを積み上げました。番組スタッフも挑戦してみたところ、スタッフの方が丁寧に教えてくださったので、なんと8段分、およそ7kgもの生みそをゲットできました。この味噌は、通常1kg520円で販売されているので、普通に買えば3,600円ほどになるところ、朝市の詰め放題ならほぼ半額の1,800円と超お買い得!詰め放題の後は、朝市のもうひとつの名物「エビ入りだご汁」(250円)でホッと一息。エビのうまみがたっぷりしみ出しただご汁は、冷えた体を温めてくれること間違いナシ!毎月第三日曜日朝6時から開催されるこちらの朝市!味噌は保存が効く食品なので、わざわざ行く価値アリですよ。




セレクション(4)
幻のタルトに大行列!
神奈川県・三浦郡「葉山マーケット日曜朝市」

神奈川県・三浦郡。都内から神奈川方面へ走ることおよそ1時間、逗葉新道の終点からおよそ10分で、朝市の舞台・葉山鐙摺(あぶずり)港へ。時刻は朝8時30分。静かな港の一角に尋常ではない大行列が!100人以上が並んでいますが、みなさんのお目当ては一体?葉山は高級リゾート地としても知られ、山と海に囲まれた豊かな自然環境で育まれた、野菜や干物なども人気なのですが、この行列に並ぶ人々のお目当ては、ちょっと違うのです。行列の先にあるものを確かめるため、番組スタッフも並んでみました。時刻は8時30分。販売が開始されると行列は進み始め、およそ15分後には先頭に。そこにあったのは…タルトでした!このタルトを作っているのは、葉山の名店「パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ」。江戸時代に葉山で創業した日本料理の老舗、「日影茶屋」の洋菓子部門として1972年に誕生!現在、神奈川県内に10店舗以上展開し、バリエーション豊かなケーキの数々に、創業当時からのファンも多数いる人気店です。その人気店が作る絶品タルトは店舗では販売されておらず、この朝市でしか買えないというのです。しかも、洋なし、林檎、オレンジの3種類、各50個の限定販売!値段は1,000円で、おひとりさま1種類1個限定というもの。ここでしか手に入らない、この幻のタルトを求めて、わざわざ他県から来る人も多数いるといいます。こちらのタルトの特徴は、ワンホール1,000円とは思えないほど、とにかくたっぷりのフルーツが乗っていること。焼きあがったタルトにかける、秘伝のあんずジャムと、サックサクの生地とのハーモニーがヤミツキになるリピーターが続出!タルトだけでも十分お得なのですが、もうひとつ、この行列に並ばないと買えないものがあるといいます。それが、創業当初からの看板商品「カテリーヌ」というチョコレートケーキの切り落とし。製造の際に出るケーキの切れ端を集め、まとめてパックに詰めたものなので、味は折り紙つき。通常1個432円のケーキがおよそ4個分詰まってお値段なんと100円!おひとりさま1パック限定なので、ほとんどの人が、タルトと一緒に購入していくといいます。




セレクション(5)
東京の住宅街ど真ん中で、生産者と直接触れ合える!
東京都・世田谷区「世田谷観音朝市」

東京都・世田谷区。三軒茶屋・祐天寺・学芸大学の3駅のちょうど中間地点が今回の朝市の舞台。閑静な住宅街のど真ん中に、突如人でごった返す朝市会場が!取材当日の気温は0.8度。こんな寒いなか、みなさんは一体何を求めてやってくるのでしょうか?世田谷観音の境内で毎月第二土曜日の朝6時から開催されていて、東京では珍しい朝市として人気を集めています。その秘密は、生産者の方と直接触れ合って買い物ができる、貴重な場所だから。長年この朝市に出店している生産者の方のなかには、ファンを持つ人も少なくありません。たとえば、千葉県で農家を営んでいる鈴木勝さん。手間暇かけて育てた新鮮野菜はもちろん、その野菜を使って一家で手作りする太巻きにもファンが多いのです。また、千葉県の東金でコメ作りをされている矢仲さんは、ご自身が生産したお米を使って作る、赤飯や、おこわ、おはぎ、あさりご飯などが1パック200円で買えると大人気。月に一度、生産者の方と会って、話をするのが楽しみという常連さんも多くいて、商売を超えたふれあいの場所となっています。みなさん、初めての人にもとっても優しいので、気になる方はぜひ!




セレクション(6)
買いながら、食べまくる!
県民自慢のご当地グルメが大集結した、まるで食のテーマパーク!
岡山県・岡山市「備前岡山京橋朝市」

岡山県・岡山市。JR岡山駅から車で走ることおよそ10分、岡山県庁近くの河川敷がその舞台です。時刻は朝5時。
まだ夜明け前にも関わらず会場を見渡すと、いたるところに人が集まっています。みなさん一体、何を求めてやってきているのでしょうか?その名の通り京橋という橋のたもとの河川敷で、毎月第1日曜日の朝6時から開催されている朝市。岡山産の新鮮な野菜を直売で買えることでも人気なのですが、多くのお客さんの一番の楽しみは、山の幸から海の幸まで、岡山各地のグルメが楽しめること。お店の数は50店舗以上。それでは、その中でも特に人気の高い、地元岡山の食材を使ったお店を3つ紹介しましょう。まだ暗い内からヘッドライトを付けて調理するお店、ご主人の室さんが、地元の新見市の山で自ら猟をして獲った、「いのしし肉串焼」(400円)が人気。ワイルドなジビエの味を殺さないように、味付けはシンプルに味噌だれ少々と塩コショウのみ。一口頬張れば肉本来のうまみが口いっぱいに広がります。2店目の「下津井 串田丸」では、「下津井たこコロッケ」(200円)が看板商品。岡山県の南端、瀬戸大橋のふもとに位置している下津井で獲れるタコは、身が締まって味が濃い、下津井ダコとして全国的に有名。ゴロっとした大きさに切ったタコをたっぷりと入れ、キャベツを合わせたコロッケは、口に含んだ瞬間に濃厚なタコの風味が広がります。さらに、行列が出来ている西本裕彰さんのお店では、岡山県の北部に位置する、津山市を中心とする作州エリアの郷土料理である「そずり鍋」(400円)を売っています。“そずる”とは岡山の方言で削り取るということ。マグロの中落ちのように骨からそぎ落とした牛肉が、しょうゆベースの出汁とマッチします。売切れたお店からどんどん店じまいしていくので、食べ歩きをしたい方は早めに訪れるのがオススメです!




セレクション(7)
新鮮な魚と、旬の生わかめが飛ぶように売れる!
神奈川県・三浦市「金田湾の朝市」

神奈川県・三浦市。東京方面から横浜横須賀道路を通り、佐原インターで下車。国道134号線を三崎方面へ。朝市の舞台は金田漁港。時刻は4時半。港にはどんどん車が集まってきます。朝市会場の中に入ってみると、5時50分の開始まで1時間以上あるにも関わらず、みなさん並んでいる魚をひたすら眺めています。この日は大売出しセールで、特に人が早くから集まっているよう。みなさん、朝市が始まった瞬間に、いい魚をゲットしようと、目利きをしているのです。そして、20分前倒して5時30分に開始の鐘が鳴らされると、自分が目を付けた魚をいち早く買おうと、会場は一気にヒートアップ。今年で開始30年を迎える金田湾の朝市の魅力は、何といっても旬の地魚が格安で手に入ること。しかし、この朝市を訪れる多くの人は、魚以外にもうひとつ、お目当てのものがあるのです。それが、生わかめ。金田湾内のイカダで養殖されているわかめは、全国的にも有名で、しかも、今この季節、まさに旬を迎えているのです。朝採れ新鮮な生わかめがカゴに山盛り入って、お値段500円!この生わかめ、地元のワカメ漁師さんたちオススメの食べ方があるといいます。朝市会場の2階にある「レストランKANEDA」で提供されているというので覗いてみると、その料理がありました。それは、しゃぶしゃぶ!水揚げされたばかりの生わかめをさっとお湯にくぐらせれば鮮やかな緑色に。ゆずとだいだいを使用した自家製のポン酢にさっとくぐらせて食べれば、こりこりとした食感にさっぱりとした磯の風味がたまりません!今回のように、朝市のスタート時間は前倒されることもあるので、余裕をもって現地に着くようにしてください。




セレクション(8)
1日1000人前売れる餃子に!
炉端焼きに!セリ市 朝市なのに昼まで楽しめる!
宮城県・名取市「ゆりあげ港朝市」

宮城県・名取市。仙台駅から車でおよそ30分。街燈もまばらな道を進んでいった先が朝市の舞台。時刻は6時15分。徐々に明るくなってきた頃にたくさんの車、人が集まってきます。そして、売り場には早くも人があふれにぎわいを見せています。みなさん、一体何を求めてきているのでしょうか?太平洋に面した閖上港を望む美しい立地で、およそ40年前から毎週日曜日朝6時から行われている朝市。人気の秘密は、朝市でありながら昼まで楽しめるほど、アミューズメントが充実していること。まずは、絶品グルメ!広い会場の中で一際行列が目立つお店「豊華(ほうか)」。お客さんのお目当ては1日1000人前売れることもあるという特製の「元祖ゆりあげ水餃子」(5個入り400円)。一口食べれば、ニラがたっぷり混ぜ込まれたアンから肉汁がほとばしります。さらにうれしいのが、餃子と相性抜群の自家製キムチが盛り放題なこと。続いてのアミューズメントは炉端焼き!ゆりあげ港朝市で売られている肉や海産物を見てみると、バーベキュー用・炉端用と書いた商品や串の形で売られているものが多い。これを買って、会場に備え付けられている炉端焼きの網で炭焼きにして食べるともう箸が止まりません。そして、もうひとつ、この朝市ならではのアミューズメントがあるといいます。時刻は9時30分。会場の一角にたくさんの人が集まってきています。それは、なんとセリ。始まると、異常な熱気に包まれます。 誰でも参加可能なこちらのセリ市。朝市に出店しているお店の商品を約半額の値段から競り落とすことが出来るのです。ほしい商品が出てくれば番号が書かれた手元のうちわを上げアピール!セリを仕切る競り人から番号を指名されれば商品をゲット!様々な楽しみが詰まったこちらの朝市、午後1時まで営業しているので朝寝坊して行っても間に合います。


素敵な50代

先日、お誕生日を迎えた香取編集長。番組でも、特製のケーキを用意してサプライズでお祝いをしました。というわけで、今週の格言です。「映画『恋妻家宮本』で阿部寛さんと天海祐希さんが演じたのは50代の夫婦で、阿部さんご自身も50代だと思うんですけど…。40代になったばかりですけど、40代がよくわからず40代になったボクは、今日阿部さんにお会いしたら、やっぱり『ああ、カッコいいな!』と思いました。早いんですけどね、まだ40代になったばかりで。いろいろと模索中なのに、もう素敵な50代に憧れを持ちました(笑)。歳を重ねるごとに、カッコいい人間になりたいですよね。映画の中で、天海さんに『シワも増えて…』って言うところがあるんですけど、その天海さんがとっても色っぽくてキレイなんですよ。でも、お芝居として、オバサンに見えるところもあるし、本当に素晴らしいなと思ったんです。是非、ご夫婦で見に行ってほしい映画です!」


阿部寛さん
食感が普通のものと全然違うんです。
あのわかめ、おいしかったですね〜!

3年ぶりのスマステーションはいかがでしたか?

3年ぶりでしたか。もっと経っていたような気がしましたが(笑)。香取くんも言っていたように、朝からこんなに盛り上がっている朝市というものがあるとは知らなかったので、驚きました。楽しかったです。

みなさん、早朝から並んでいても楽しそうなのが印象でした。

本当にそうですよね。でも、全然知らなかったなぁ。三浦が3ヵ所紹介されていましたよね。番組中にも言いましたけど、あのあたりにはよく行くんですけどね…。でも、せっかくだから、一回見てみたいですね。

朝市には、野菜、海鮮、スイーツなどいろいろな種類がありますが、阿部さんがプライベートで行くとしたらどんなジャンルでしょうか?

やっぱり、海鮮じゃないですか。マグロで有名な三崎港は、今日も紹介されていましたけど、行ってみたいですね。どうせなら、朝すごく早いほうがいいですね。6時30分よりも4時30分のほうが衝撃が大きいと思いますから(笑)。それと、世田谷観音朝市も、楽しそうでしたね。世田谷であんな朝市があるなんて知らなかった。発見でしたね。

試食は、ちまき、洋なしタルト、たこコロッケ、そして絶賛されていたわかめのしゃぶしゃぶでした。

どれもおいしかったです。コロッケもカラッと揚がっていたのはもちろん、味も工夫されていたし、タルトは上品な甘さだから大人も喜ぶと思いましたし、ちまきは僕好きなんですけど、マグロが合っていて驚きました。むしろ、ちまきにはマグロを入れたほうがいいんじゃない?っていうくらいに。だけど、何といってもわかめですね。これは、おいしかった!僕みたいに大人になってくると、ふぐ刺しじゃないけど、さっぱりしたものがいいんですよね。それに、あのわかめの食感は普通のわかめとは違うんです。ものすごく柔らかくて、いい意味でコシがないんですよ。とけるような食感に驚きました。

香取さんとはいかがでしたか?

思わず、「食べる?」と言ってしまいそうになったんだけど、香取くんは試食できないのがかわいそうでした。CM中に、この番組が16年も続いていること、その間、1回しか休んでいないと聞いて驚きました。すごいですね。毎回、楽しませてもらっているので、ぜひまた呼んでいただきたいですね。しかも、僕の映画も見てくれていて。うれしかったです。

香取さんが「かっこ悪い阿部さんがズルい!」と話していました阿部さん、天海祐希さんご共演の「恋妻家宮本」の見どころを改めてお願いできますか?

まず、天海さんとこんなにガッツリお芝居するのが初めてで、それが楽しめました。監督・脚本は天海さんとタッグを組むことが多い遊川和彦さんで。その遊川さんが「2人の見たことがない演技が見たい」というところから始まっています。ですから、きっと今まで見たことがない僕らの表情やお芝居が見られると思います。こういう夫婦の映画って、見ると気まずい思いをして劇場を後にすることが多い気がしますけど、この作品は清々しい気分で見終えることができると思います。やさしさ、思いやりが詰まっていますので。ぜひご夫婦、カップルで見ていただきたいですね。

阿部寛さん主演
映画「恋妻家宮本」
公開中

阿部寛さん主演
映画「恋妻家宮本」
公開中


新鮮野菜が100円。私もダッシュします(笑)。

早起きは三文の徳、と言いますけど、朝市は活気が楽しいし、お得もいっぱいでしたね。今の時期は寒いですけど、行ったら行っただけの価値があるもの。お安いもの、おいしいものが目白押しでした。最初に紹介された野菜が基本、ひとつ100円というのがお得で驚きました。野菜が高騰している昨今、獲れたて新鮮野菜が100円なんて。私もダッシュしたくなると思います。あと、朝市だけでしか売られていないというタルト、有名な三崎港のマグロも、当然のようにおいしそうでした。前夜から7時間並んでいらっしゃる方がいたのには驚きましたが、みなさんある種のイベントとして楽しんでいらっしゃるのかな、と。皆さん楽しそうに並んでいらっしゃるのも印象的でした。近場ですと、世田谷観音朝市は、生産者の方と触れ合えるのもいいなぁ、って。矢仲のおばあちゃまが作っていらっしゃった赤飯やあさりご飯も食べてみたいと思いました。そしてそして、ゲストの阿部寛さんが絶賛されていた、わかめしゃぶしゃぶ!私もだんだん、ああいうあっさりしたものがおいしいというのが分かってきて(笑)。おなじみの食材わかめですけど、食感が全然違うとおっしゃっていました。確かに色味もきれいでしたし、ふわっと柔らかそうに見えました。あんなに新鮮なものがいただけるのは、朝市ならではですよね。阿部さんは、自然体な方でした。どこかにユーモアがおありになるのも、大人の男性といった感じで素敵でした。主演映画「恋妻家宮本」も、やさしいあたたかい気持ちになる映画でした。阿部さんと天海祐希さんというスーパーカッコいいおふたりが、普通のご夫婦を演じていて、ちゃんとそう見えるというのが素晴らしいな、と思いました。子供にとってのパパとママを卒業したご夫婦がどう向き合っていくかという、50代に起こりやすいテーマを、素敵にかわいく、ときにコミカルに描いています。香取さんもおっしゃっていましたが、ご夫婦でご覧になられるといいのではないか、と思いました。

飲んだ帰りに朝市寄って…とか、最高でしょうね!

◆朝市、良かったですね!全く知らない世界だったんですけど、スゴく行きたくなりました。楽しそうだし、美味しそうだし、みんないい顔してるし。「寒そう!」「イヤだな」っていう感じは一切しなかった。寒いのもエンジョイしてる感じで…。まあ、実際に行ってみたらとんでもない寒さだったりするんでしょうけど(笑)、それにしてもみなさんスゴく楽しそうだった!

◆中でも気になったのは……まず三崎朝市のマグロ!マグロづくしの朝市、美味しそうでしたねぇ。ボク、外食することが多いですけど、家であんなに美味そうなマグロが食べられるんならいいなぁ、と思いました。まぐろ汁とかぶっかけ丼、マグロの角煮が入ったちまきも美味しそうでしたよね

◆世田谷観音朝市も知らなかったです。あんな都会のど真ん中で…。おばあちゃんの赤飯が気になりましたね。まず、美味しそうじゃないですか!あとは、やっぱり金田湾の朝市の生わかめ!あの衝撃は…。阿部さんの顔にはちょっとやられましたね

◆絶対楽しいだろうなぁ。結構、若い子たちがたくさんいる感じがして。で、そこに向けての朝市という感じもありました。炉端焼きができるとか。まあ、近くでああいうのが開かれていたら、それこそ飲んだ帰りに朝市寄って…とか、最高でしょうね(笑)

◆阿部さんは、とてもステキでカッコ良く…。でも、阿部さんが演じる“カッコ悪い男”がとっても好きですね。今回の映画もそうだったんですけど。映画見てて、「いつからなのかなぁ?」って思ってました。二枚目・阿部寛をずっと知ってたはずなのに、気づけば、ちょっとカッコ悪い男の阿部さんにスゴく魅力を感じるというか。また是非、遊びに来てほしいです!!