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#664(2016.12.17 OA)

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映画のタイトルは覚えられないけど、
スゴくいい映画だった

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福士蒼汰さんをお迎えして
あなたの家の近くにも実はある?
勢力拡大中の『激安チェーン店』ベストセレクションをオンエア!!

ゲストに、番組初登場!の福士蒼汰さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は「あなたの家の近くにも実はある?勢力拡大中の『激安チェーン店』ベストセレクション8!」をお送りしました。
今、人気急上昇中の激安チェーン店にスポットを当て、その安さの秘密に迫った今回の特集。もちろん福士さんには、スタジオで人気メニューを生試食していただきました。ここでは、そのメニューを振り返っておきましょう。回転寿司チェーン店「まぐろ問屋 三浦三崎港 上野店」は、海苔をまいたシャリの上にこぼれんばかりのマグロの中落ちが乗った「山盛りまぐろ中落ち軍艦」が二貫でなんと108円、という激安人気店。日本有数のマグロ水揚げ量を誇る三浦三崎港で30年の歴史をもつまぐろ問屋「三崎恵水産」が経営するこのチェーン店、山盛りには秘密がありました。開店当初、マグロがたっぷり乗った中落ち軍艦が話題となり、テレビの取材が入ることに。しかし、その当時の中落ち軍艦の盛り方は、ちょっとマグロが多め…程度でした。せっかくテレビに出るのだから、いつもよりも多く盛っておこう、という大将・川股さんの判断でいつもより少し多めに盛って取材を受けることに。その後もテレビの取材が入るたびに、気前の良い川股さんは、どんどんマグロの量を増やしてしまったため、その後もその量でお店に出すことになったそう。愛知・名古屋市の「下町の空」は、2009年に1号店をオープン、名古屋・岐阜を中心に8店舗を展開している中華料理のチェーン店。様々な種類を楽しめるラーメンや、手羽先も人気なのですが、圧倒的人気を誇るのが、食べる直前に、フランベして炎をあげるド派手な餃子!ぎっしりと肉が詰まった餃子が32個入って、お値段539円。1個あたりおよそ17円という激安価格です。その秘密は、徹底的な人件費の節約にありました。こちらのチェーン店には、餃子専用の工場があり、国産の豚肉とキャベツを混ぜて作る餡も、小麦粉を独自配合して作る特製の皮も、すべて自社工場で生産。さらに、餃子を包む工程もマシンが全自動で行ってくれます。そのスピードは最大、1時間におよそ1万個!これが大幅な人件費の削減につながっているのです。JR池袋駅近くにあるのは「七輪焼肉 安安」。2000年に東京・三軒茶屋で1号店をオープンするやいなや、店舗数を増やし続け、今年も13店舗を新規展開。16年で全国114店舗にまで急成長した大人気の炭火焼肉チェーンです。実は福士さんも行かれたことがあるというこのお店、人気を支えるのはやっぱり「安さ」。創業当時から掲げるコンセプトが、単品メニューの価格を、すべて税抜きで490円以下にすること。114店舗を展開しているチェーン店なので全体で仕入れる肉の量は、1日になんと4トン。このスケールメリットをいかし、肉を通常より安く卸してもらっているのです。そしてもうひとつの安さの秘密は、工事課という部署を作り、内装工事のほとんどを自社でまかなうこと。これにより、内装工事費用のおよそ半分以上を削減し、その分を商品の価格に還元しているそうです。このほか、福士さんには、居酒屋チェーン「薄利多賣半兵ヱ」の「食パン耳揚げ」(54円)も試食していただきました。
次回12月24日の放送は、「年末年始の絶対欲しい!最新家電SP」をお送りします。ゲストは栗山千明さんです。お楽しみに!!

知っているのと、知らないのとでは大違い!今、人気急上昇中の、激安チェーン店を一挙紹介します!安さ、クオリティ、楽しさと3拍子揃った、グルメ通オススメのお店ばかりですので、見逃せません。


SmaSTATION!!特別企画
あなたの家の近くにも実はある?
勢力拡大中の『激安チェーン店』ベストセレクション8!


セレクション(1)
山盛りにもほどがある!
マグロの巨大軍艦巻きが2貫で108円!
回転寿司チェーン店「まぐろ問屋 三浦三崎港 上野店」

東京都・台東区、JR上野駅から歩いておよそ1分のところに行列を発見!早速、店内を覗いてみると、カウンター席は全て埋まり超満席。そんな激安チェーン店が「まぐろ問屋 三浦三崎港 上野店」です。こちらは、2001年に1号店をオープンし関東を中心に14店舗を展開している回転寿司チェーン店。人気の秘密はそのメニュー!海苔をまいたシャリの上にこぼれんばかりのマグロの中落ちが乗った「山盛りまぐろ中落ち軍艦」が二貫でなんと108円!そんな看板メニューを求めて連日大勢のお客さんが詰めかけます。それにしても、大量のマグロの中落ちを使った軍艦巻きをなぜそんな値段で提供できるのでしょうか?そこには秘密がありました。実はこちらの回転寿司チェーンを経営しているのは、日本有数のマグロ水揚げ量を誇る三浦三崎港で30年の歴史をもつ、まぐろ問屋「三崎恵水産」。直営の回転寿司チェーンには、当然、仲買いを通さず直接卸すので、格安価格で仕入れることができるのです。もちろん魚に精通したプロ集団が目利きする、マグロの品質はお墨付き。冷凍のマグロでも、尾の断面を見て、脂のノリ、釣り上げてからの保存状態を見極め、解凍した時に美味しいマグロを厳選して入手しているのです。そして、もうひとつの安さの秘密が、三崎漁港の近くにある自社工場。マグロのカットなどの加工を、業者に頼むのではなく一貫してこの自社工場で行うことで、さらなるコストカットに成功。まるまるのマグロを自社でカットしているので、貴重な中骨部分もすべてゲット!これを解凍して、骨の周りの美味しい部分を集めることによって、看板商品の、山盛りまぐろ中落ち軍艦を108円という安さで提供できるのです。ところで、そもそも、なぜそこまで山盛りなのでしょうか?そこには、あるエピソードがありました。開店当初、マグロがたっぷり乗った中落ち軍艦が話題となり、テレビの取材が入ることに。しかし、その当時の中落ち軍艦の盛り方は、ちょっとマグロが多め…程度のいたって普通のものでした。せっかくテレビに出るのだから、いつもよりも多く盛っておこう、という大将・川股さんの判断でいつもより少し多めに盛って取材を受けることに。その後もテレビの取材が入るたびに、気前の良い川股さんは、どんどんマグロの量を増やしてしまったため、その後もその量でお店に出すことになり、現在の超山盛りになったのです。豊富なメニューから選びきれないという人は、新鮮な魚介が盛り合わせになった「山盛り海鮮軍艦」(367円)もあります。※メニューや値段は店舗により異なる場合があります。




セレクション(2)
新鮮お刺身も!フライも!
200円以下メニューが目白押し!
居酒屋チェーン店「晩杯屋 武蔵小山総本店」

東京都・品川区、武蔵小山駅から歩いておよそ3分。やってきたのは、居酒屋チェーンの「晩杯屋」。店内を見てみると、1階のカウンターはほぼ埋まり2階のテーブル席もにぎわっています。こちらは、2009年にここ武蔵小山に1号店をオープン。今年、一気に10店舗を展開し全23店舗にまで成長した、今ノリに乗っているチェーン店です。その特徴は、とにかく単品価格が激安なこと!ある日のメニューを見てみると、48品中38品が200円以下で、定番の「アジフライ」はなんと110円、「カレイの煮つけ」は150円、新鮮な「ぶり刺し」も200円という安さ。(※仕入れ状況によって値段が異なる場合があります。)その秘密は、特殊な仕入れ方法にあると聞き、創業者で仕入れを担当する金子社長に同行させてもらいました。金子さんが向かったのは築地。様々なお店があるなか、金子さんはある鮮魚の卸問屋へ向かうと、店の方と何やら話し込みます。ここに、安さの秘密があるといいます。金子さんが晩杯屋の創業当時から掲げるコンセプトは、「業者にとって都合のいい取引先になること」。モノはいいのに、サイズなど様々な理由でスーパーや飲食店に売れないもの、獲れすぎてダブついてしまったものなどを、ノークレームの条件で引き取るのです。その代わり、価格に関してはとてもシビアだと卸問屋の方はいいます。そうして超低価格で仕入れることで、あの激安メニューを実現しているのです。金子さんの仕入れで目まぐるしく変わるメニュー。全てのチェーン店分をまとめて調理する、セントラルキッチンのシステムを導入。各店舗では、送られてきたものを温めるなど、最低限の調理をするだけで済むので、素早い料理提供が出来、お客さんの回転も良くなるというシステムなのです。日ごとに変わる激安メニューを求めて、連日大混雑!チェーン店もどんどん増えています。




セレクション(3)
見た目も値段も刺激的!
ド派手なファイヤー餃子が超激安!
中華チェーン店「下町の空(くう) 名北店」

愛知県・名古屋市、JR名古屋駅から車でおよそ17分。やってきたのは、中華チェーン店「下町の空」。店内をのぞいてみると、順番を待つお客さんの姿があります。こちらは、2009年に1号店をオープン、名古屋・岐阜を中心に8店舗を展開している中華料理のチェーン店。様々な種類を楽しめるラーメンや、手羽先も人気なのですが、圧倒的人気を誇るのが…食べる直前に、フランベして炎をあげるド派手な餃子!ぎっしりと肉が詰まった餃子が32個入って、お値段539円。66個入りは1,079円。どちらも1個あたりおよそ17円という激安価格。その秘密は、徹底的な人件費の節約。こちらのチェーン店には、餃子専用の工場があり、国産の豚肉とキャベツを混ぜて作る餡も、小麦粉を独自配合して作る特製の皮も、すべて自社工場で生産。さらに、餃子を包む工程もマシンが全自動で行ってくれます。そのスピードは最大、1時間におよそ1万個!これが大幅な人件費の削減につながっているのです。こうして削減した人件費分を価格に反映し、激安価格を実現しているのです。そして、もうひとつの謎が…なぜ餃子を食べる直前に、フランベして炎で包むのかということ。そこには、あるエピソードがありました。炎をあげる餃子が生まれる前から、こちらのお店では、大盛りの鉄板餃子を前面に押し出した展開をしていました。しかし、餃子を少しだけ残して帰るお客さんが続出。量か味に問題があるのか、気になった社長は直接お客さんに聞いてみました。するとお客さんから「途中で餃子が冷めてしまった」「最後のほうが油がくどい」との意見がありました。そう、餃子の量が多いので、最初はアツアツでも途中で鉄板が冷め餃子自体も冷めてしまい、しかも油が回り皮がふにゃふにゃになっていたのです。なんとか餃子の量を減らさずに、最後までアツアツでパリッとした餃子を食べてもらいたいと、試行錯誤を続けるなか、お客さんの目の前で焼くことで、余分な油も燃えて皮もパリッとするのでは、とのスタッフからの意見を採用。実際にお客さんの目の前で少量のお酒でフランベし、餃子を炎にくぐらせる事で鉄板の温度を再び高められるだけでなく、余分な油分が飛ぶので皮がパリッと仕上がり、一石二鳥となりました。さらに、そのインパクトのある見た目が話題を呼び、SNSなどで拡散され、またお客さんが集まるという、一石三鳥の効果までも生まれたのです。最後までアツアツでパリッとした餃子は、ほとんどの人がペロリと完食するという。ちなみに、たくさん食べても飽きないように、オリジナルのタレが無料で用意されているのもうれしいポイントです。




セレクション(4)
巨大なカルビがドーンと並んで、驚きの313円!
炭火焼肉チェーン店「七輪焼肉 安安 池袋西口店」

東京都・豊島区、JR池袋駅から歩いておよそ5分。やってきたのはビルの地下にある「七輪焼肉 安安」。店内をのぞいてみると、132席あるテーブルは全て埋まり大賑わいを見せていました。こちらは2000年に東京・三軒茶屋で1号店をオープンするやいなや、店舗数を増やし続け、今年も13店舗を新規展開。16年で全国114店舗にまで急成長した大人気の炭火焼肉チェーン。その人気を支えるのは、やっぱり「安さ」。創業当時から掲げるコンセプトが、単品メニューの価格を、すべて税抜きで490円以下にすること。(※店舗によってメニューや値段が異なる場合があります。)そのため、「ハラミ」(390円)、「熟成ビーフステーキ」(390円)、「トントロ」(290円)と驚きの値段設定となっています。なかでも一番人気なのが「安安カルビ」(313円)。北米産の牛肉のなかでも、柔らかく赤身の質が良い部分を厳選。食べ応えのあるボリュームで313円という驚愕のコストパフォーマンスなのです。その安さの秘密のひとつは、スケール感!114店舗を展開しているチェーン店なので全体で仕入れる肉の量は、1日になんと4トン!このスケールメリットをいかし、肉を通常より安く卸してもらっているのです。そしてもうひとつの安さの秘密を探るべくやってきたのは、昨年10月にオープンした愛知県にある安城高棚店。営業時間前の店舗に入ると、なにやら工事をしています。どうやら座席を拡張する工事のようなのですが、実はここで工事をしている人たちは、みんな安安の社員なのです。チェーン展開をして店舗数を拡大するにあたって、つきものなのは「内装工事」。塗装やダクト設置、床のマット敷き、テーブルの組み立てなど、その仕事は多岐にわたるので、普通は、様々な専門業者に分けて、工事を依頼します。しかし安安では、工事課という部署を作り、そのほとんどを自社でまかなうことにより、経費を削減しているのです。こうして、一般的にかかる内装工事費用の、およそ半分以上を削減。その分、商品の価格に還元し、激安価格を維持しているのです。




セレクション(5)
パスタ業界に革命!
早い!うまい!安い!を取り入れた!
パスタチェーン店「POTA PASTA 渋谷店」

東京都・渋谷区、JR渋谷駅から歩いておよそ4分のところにある「POTA PASTA」へやってくると、階段に行列ができていました。さらに店内へと進むと、カウンター席、上の階のカウンター、テーブルも共にお客さんでいっぱい!こちらは、今年の4月に渋谷に1号店をオープンしたばかりながら、すでに5店舗を展開している人気急上昇中のパスタチェーン。人気の理由は、具だくさんのもっちりパスタが、驚きの早さと安さで提供されること。たとえば、「奇跡のボロネーゼ」は、パスタの上にたっぷり高級なA4ランク以上の肉がゴロゴロ入って、値段はなんと480円。また、「ワタリガニのトマトクリーム」は、カニまるごと一杯を使った贅沢な仕上がりなのに、お値段560円などなど、常時20種類以上のパスタが常識ではありえない値段で食べられるのです(※価格は店舗により異なります)。安さの秘密は、パスタとソースそれぞれにあるのだといいます。まずパスタの秘密は、一般的なパスタ店でよく使われている乾麺のパスタではなく、生麺のパスタを使用していること。その理由は、ずばり茹で時間の短さ。こちらのお店では、パスタの麺の太さを選べるのですが、太麺で4分、細麺はなんと1分でゆであがるのです。これにより、パスタの提供までの時間をぐんと短縮。お客さんの回転率をアップさせることにより、低価格でも一定の利益を保つことができるのです。そして、もうひとつの秘密であるソース。それは…他業種の系列店との協力体制。たとえば、ボロネーゼに使われている上質な肉は、お店の下にある系列店「立ち喰い焼肉治郎丸」で一頭買いした牛肉のなかから、焼肉としては調理しづらいネックやスネ、肩ロースの一部を格安で譲り受けているのです。ほかにも、カニなどの海鮮は、築地にある系列の仲卸から、これまた格安で提供してもらうなど、様々な業種を展開する親会社があるからこそ、豪華な具材をありえない値段で提供できるのです。ちなみに一番高いパスタメニューは、「大山鶏とポルチーニクリーム」で、お値段は580円です。




セレクション(6)
店名通りの薄利多売!
ついつい頼んじゃう楽しい激安メニューが満載!
居酒屋チェーン店「薄利多賣半兵ヱ歌舞伎町一番街店」

東京都・新宿区、JR新宿駅から歩いておよそ5分のところにあるビルの5階。ちょっと怪しげな雰囲気の入り口からなかをのぞいてみると、レトロな雰囲気が漂う個室、カウンター、座敷は全て満席の大盛況。そんな激安チェーンが、「薄利多賣半兵ヱ」。こちらは2000年に1号店をオープン、現在、関東を中心に62店舗を展開している大人気の居酒屋チェーン店。店のテーマは「古き良き昭和」です。店内の内装や料理に昭和の匂いを漂わせていて、年配層には懐かしく、若い人たちには新鮮に映ると好評を博しています。メニュー表も、かわいいレトロ調に作られているが、見てみると、驚くのは、その値段の安さ。炭火串焼き、焼きトン、おでんの単品はすべて100円以下など、すべて激安。どうやって、この安さを実現しているのでしょうか?その秘密は、店名通りの「薄利多売」。ひとつひとつの料理の量を少なめにして、値段を安く抑える代わりに、色んな物をたくさん注文してもらおう、というコンセプトなのです。そのため、メニュー数は衝撃の150種類以上!焼き鳥やお刺身、串揚げなどの定番メニューの他にも、思わず頼んでみたくなる昭和の匂いを色濃く残す楽しいメニューがたくさん。人気があるのは、カリカリ食感と、きな粉が抜群のマッチングを見せる、懐かしい家庭のおやつ「食パン耳揚げ」(54円)やお弁当の定番、真っ赤なタコさんウィンナー「タコウインナー」(313円)などですが、なかにはカエルの炭火焼「カエル」(313円)といったワイルドなものも。ちなみに、日替わりスープは0円で頼むことができます。




セレクション(7)
立ち食いそば界に衝撃!夢の十割そばが290円!
立ち食いそばチェーン店「蕎麦 冷麦 嵯峨谷 渋谷道玄坂店」

東京都・渋谷区、JR渋谷駅から歩いておよそ6分のところにあるお店を見てみると、カウンターは全て埋まっているにもかかわらず、次々にお客さんがやってきます。そんな激安チェーン店が「嵯峨谷」です。こちらは2010年に1号店をオープン。関東を中心に9店舗を展開するそばのチェーン店。こちらの人気の秘密は、そば、そのものにあります。一般的な立ち食いそばでは、そば粉に小麦粉などの「つなぎ」をまぜて成型したものが多く使われていますが、こちらで使うそばは、そば粉100%。いわゆる十割そばなのです。一般的に、十割そばを作るのには熟練の技術を必要とする上、値段も張るので、立ち食いそばには向かないとされてきました。しかし、この嵯峨谷ではそれらの高いハードルをクリアしたうえに、「もりそば」、「かけそば」が290円という、十割そばとしては驚きの安さを実現しているのです。その安さの秘密は、仕入れ方法と、3つのマシンにあります。普通、立ち食いそば店では、製麺所でつくられたそばか、店舗で打つとしても、そば粉を仕入れます。しかし、嵯峨谷では、そばの実そのものを店舗に仕入れるのです。粉にする手間がない分、安く仕入れられるのですが、そばの実はデリケートなので、温度や湿度などの管理が大変。嵯峨谷では、そばの実の仕入れ先との長い信頼関係により、保管用の倉庫をキープ。毎日使う分だけそばの実を店舗に搬入しているのです。それを店内にある石臼マシンで挽いたら、水と一緒に生地をつくるマシンに投入。注文が入ったら、こちらのマシンへ、そば生地をいれます。これは圧縮空気を利用してそばを製麺する機械で、嵯峨谷のオリジナル。つなぎが入っていなくて、もろい十割そばの形が、ゆでる前に崩れてしまわないように、お湯に直接投入できるシステムになっているのです。ちなみに、そば粉100%の十割そばを茹でた「そば湯」は、そばのエキスたっぷりで美味しいと評判です。もちろん無料です。




セレクション(8)
エビも!アナゴも!キスも!
憧れの高級天ぷらが食べ放題で2,138円!
天ぷら食べ放題チェーン店「天ぷら食べ放題 Gachi浜松町芝大門店」

東京都・港区、JR浜松町駅から歩いておよそ3分。やってきたお店を見てみると、カウンター・テーブル席はほぼ埋まり賑わっています。そんな激安チェーンが、「天ぷら食べ放題 Gachi」です。こちらは、今年の6月に1号店をオープン。早くも関東に5店舗を展開するなど、話題沸騰中の天ぷらチェーン店です。話題になっている理由は、みんなが一度は経験してみたかった、天ぷらの食べ放題を驚きの値段で実施していること。コースにより選べるネタの種類は違えど、一番安いコース「お試し天ぷらコース」でも、エビ、アナゴ、キス、イカなど人気のネタはもちろんアスパラ、マイタケ、オクラなどの野菜類、さらにはチーズやハンバーグなど変わり種のネタまで、計27種類が2時間食べ放題。しかも、オーダー制とあって、揚げたての天ぷらが思う存分楽しめるのです。さらに、シメの絶品・卵天丼まで入った14種類のサイドメニューまで食べ放題で値段は、格安の2,138円です!これだけのメニュー数を揃えたうえ、エビなどの高級なネタも、数量制限などはなく食べ放題でこの安さ…いったいどうやって採算をとっているのでしょうか?安さの秘密は人件費の削減!40人が座れるお店なのですが、厨房に2人、ホールに1人しか店員さんがいません。しかし、ふたつのアイテムのおかげで、この人数でも運営していけるのだといいます。ひとつめのアイテムが、厨房にある全自動天ぷら揚げ器。3つの仕切りが油の中をゆっくりと動くシステムになっていて、揚げ時間のかかるエビなどの海鮮は奥に、軽く揚げるだけでいい野菜類は手前に、という風に、対応する仕切りの中に、衣を付けた具材を入れておくだけで、自動でちょうどいい揚げ具合に天ぷらを仕上げてくれるのです。これにより揚げ油の前に付きっきりでいる必要がなくなり、厨房の中の作業を、ふたりだけでもやっていけるのです。そしてもうひとつは、40人入るホールを、たったひとりの店員さんで回すために必要不可欠なものだといいます。それが、タブレット。各テーブルに備え付けられた、このタブレットでお客さんは注文するシステムになっているため、わざわざ注文を聞きに行く必要がないのです。ホールの店員さんは、出来上がった天ぷらを運ぶだけ。こうして40人のお客さんを、ひとりでさばいているのだ。徹底的に人件費を削り、天ぷら食べ放題を格安で実現していますが、ひとつだけ困ることがあるといいます。それは、エビなど高級なネタばかり頼まれてしまうこと。天ぷらには豊富なメニューが用意されていますので、いろいろ楽しんでみては?


ジークンドー始めてみようか

あのブルース・リーが創始した武道「ジークンドー」をやっているという福士蒼汰さん。おそらく格闘技にはまったく縁のない?香取編集長も刺激を受けたのでしょうか。というわけで今週の格言です。「ホントに、運動ゼロなんでボクは…。運動ゼロがさらにヒドくなっているので、趣味として格闘技とか。それが体のメンテナンスになって、気持ちも発散出来たりするんでしょうけど、格闘技を始める………というのは絶対ないです(笑)。番組の企画でこわごわやって、一発強めに殴られて、『嫌だ!』っていうリアクションをとるっていう関係性がボクはいいかな、と。でも何か、体を動かさないといけないとは思うんですけど…。でも、久々に聞きましたね。スタイルを保つ秘訣、『何もしてません』っていう(笑)。女優さんでも最近、言う人いませんからね。久々に出ましたね。ちょっと嬉しかったです!」。


福士蒼汰さん
香取さんが映画を気に入ってくださってうれしかったです。

初めてのスマステーションはいかがでしたか?

生放送は、自分が言ったことがそのまま放送されてしまうので、最初は少し緊張していました(笑)。でも、スタジオの雰囲気もあたたかかったですし、香取さんのやさしい雰囲気もあって、すぐにほぐれました。

特集は、今注目の「激安チェーン」でした。

まず、「こんなに安くていいのかな」と思いましたし、一番感じたのは、どこのお店も工夫や努力をすごくしているんだなっていうことです。仕入れ方と人件費を考えて、少しでも安くする努力をされているんだな、と思いました。

「七輪焼肉 安安」には、プライベートで行ったことがあるとおっしゃっていましたね。

そうですね。友達から「安くて美味しい」と聞いて行きました。あとは、店舗数が多いから、行きやすい場所にお店があったというのもあります。

今日紹介されたお店で、ほかに行ってみたいと思われたのは?

どこも美味しそうでした。その日に仕入れたものでメニューが決まるという居酒屋さん(「晩杯屋」)は、毎日行っても飽きないでしょうし、いいと思いました。それと、天ぷらの食べ放題がある店(「天ぷら食べ放題 Gachi」)も。天ぷらも美味しそうでしたが、自動で揚げてくれる機械がすごくて気になって。しかも、厨房にふたり、店内にはひとりしか店員さんがいないのに、ちゃんと回っているのがすごいと思いました。

ちなみに、福士さんがプライベートで利用するのはどんなお店が多いですか?

やっぱり、お肉を食べることが多いので焼肉屋さんかな。同世代の男友達と行くと「じゃあ、肉食うか」となりますので。

そういう時、価格は意識されますか?

もちろんです。価格と美味しさと…やっぱり、一番重視するのは価格かもしれないですね(笑)。

香取さんとはいかがでしたか?

香取さんが僕の映画(「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」)を気に入ってくださっていて、それがすごくうれしかったです。本番前に楽屋にごあいさつに行かせていただいた時にも「よかったよ」と握手をしてくださって。番組中もあんなに熱を持って、話してくださったのがうれしかったです。

そんな香取さんが見守るなかでの試食はいかがでしたか?

餃子が僕の目の前に大量にあったので、少しくらい香取さんに食べてもらってもいいかな、と思ったんですが、スタッフの方に「ダメ!」と言われてしまいました(笑)。番組の決まりとはいえ、自分だけ食べるのは、ちょっと気が引けました。

最後に、香取さんも「キュンキュンした」という映画の見どころを改めてお願いできますか?

時間をテーマにした作品なんですけど、限られた時間を誰とどう過ごすかと考えたり、時間を見つめ直すきっかけにもなると思います。見たら誰かに話したくなる、共感をしたくなるようなところがあると思うので、見てみなさんで感想を話し合ってもらえたらいいなと思います。タイトルにかかった謎が解けた瞬間に、僕が演じる高寿が気づいたように、お客さんもいろいろなことに気づいていただけるような作品になっていると思います。ぜひ、見ていただけたらうれしいです。

福士蒼汰さん主演「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」公開中

福士蒼汰さん主演
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
公開中


福士さんが笑うと、ミントの風が吹き抜けました(笑)。

「激安チェーン」、どこも安いのはもちろん、本当に美味しそうで、全部食べたいと思いました。なかでも、と言われたら、回転寿司チェーンが108円で提供している山盛りのマグロ軍艦、お肉がゴロゴロ入ったソースとモチモチの生パスタで作った480円のボロネーゼ、そば粉100%なのに290円という十割そばでしょうか。美味しくてあそこまで安くされてしまったら、同業のお店は本当に大変だろうな、と思うほど、魅力的でした。私きっと、行くと思います(笑)。安さの秘密をひも解いていくと、1円でも安く提供するため、どこも仕入れを工夫し人件費を削って、並々ならぬ企業努力をしているんだと分かりました。それで焼肉のカルビが300円台というファストフードのような値段になるんですから、すごいですよね。もしかしたら、本当にファストフードのように、と思っている部分もあるのかしら。何度も足を運んでほしい、というお店の思いみたいなものも感じられましたよね。いやぁ、本当に美味しそうなお店ばかりで驚きました。ゲストの福士蒼汰さんは、漫画から飛び出してきたようなイケメンでした。最近、そういう方が多くてビックリしてしまいます。それにしても、あの爽やかさは何なんでしょうか?福士さんが笑うと、サーッとミントの風が吹き抜けるような、森林浴に来たような爽やかさを感じました(笑)。そんな福士さん主演の映画がまた切なくて、キュンキュンしました。京都が舞台で街並みもきれいで、福士さんもおっしゃっていましたが、監督が光を意識して撮られたそうで、本当に映像が美しかったです。ファンタジーなんだけど、福士さん、小松菜奈さんの演技力でちゃんとリアリティがあって、とっても素敵な映画でした。この時期、好きな人と見るには最高の映画だと思います。

今回のスマステーションの取材で、軍艦巻きがさらに大きくなってたらいいなぁ

◆激安チェーン店、知らなかったです。ひとつ、別の番組で行ったところがあったけど…。いやあ、素晴らしいと思います。お客様の味方!安さだけだと、「どうなってるのかな?安過ぎじゃねぇ?」って思ってしまう節もありますけど、中身がいろいろと見えてきて、こんな仕入れ方法だったり、こんなマシーンだったり、というところから、さらには、従業員の人が工事もしてるっていうのはハンパじゃないですね(笑)。焼き肉チェーン店の部署に工事課がある、ってスゴイですよね。でも、そうやって安さを提供できるんだな、っていう工夫が見えたので良かったです

◆チェーン店なので、探せば近くにあったりすることもあるので、いいですよね。最初に登場したお寿司屋さん「まぐろ問屋 三浦三崎港」、“あるある”がホントになってる感じで、そこも魅力的でしたし、テレビの取材が来るから、っていうことでどんどん巨大になっていった、っていうのもいいですよね。今回のスマステーションの取材で、さらに大きくなっていたらいいなぁ(笑)

◆今回は福士蒼汰くんが初登場で…。映画も見たんですけど、ホントにキュンキュンして。小松菜奈ちゃんもカワイイですし、福士くんもカッコ良くて。男って、あんまりこういうジャンルを見ないかもしれないけど…まったく言えないところなんですけど…ストーリーが面白くて。あの彼女の秘密とか、映画としてスゴく面白かったんで。結構、それが早い段階から出てくるんですよ。最初のキュンキュンで、「あ、いいなぁこういう映画も。キュンキュンって…」って思ったくらいでもう、「えっ、今の何だろう?」みたいな。そういうのが散りばめられていて、その秘密がわかっていくにつれて、衝撃というよりかは、自然と涙が溢れてくるというか…。いや、良い映画でしたね。カップルでこの映画を観に行ったら、たまらないと思います。見終わって、彼女のことを抱きしめたくなるような映画です

◆初めての方に一番言ってほしい言葉…最後のCMのあたりで「えっ、もう終わりですか!?」ってつぶやいてくれたのが嬉しかったです。「そうなんですよ。もう終わりなんですよ」って言いながら、「あっ、今日もやったぜ!」って思いました(笑)。