東京・新宿。地下鉄・新宿御苑前駅から歩くこと2分。長蛇の列ができているのは「ハンバーグウィル」。「スマステーション」に2回登場した、絶品ハンバーグの店です。2012年に放送した「行列グルメ特集」で紹介したのはモッツァレラチーズが入ったハンバーグ。ゲストの石塚英彦さんが「まいうー」と絶賛。さらに、2015年12月に「冬限定のアレンジメニュー」で再登場すると、香取さんは、「ああ！もう説明を止めてくれって感じ。美味しそう過ぎて」と辛そうに訴えました。そして、ゲストの榮倉奈々さんが試食すると、香取さんはなんとブルッと震えてしまったのです！
今回、そんな震えるほど食べたかったハンバーグの名店に一行はやってきました。早速行列に並ぶこと10分ほどで、店内へ。今回はご褒美企画ということで、各自が自分の食べたいハンバーグを注文。香取さんが頼んだのはもちろん、ブルブル震えた「赤ワイン煮込みハンバーグ」です。このお店のハンバーグは豚肉100％。使うのは、岩手県産のブランド豚「岩中豚」のひき肉です。このひき肉、焼き上げた時のジューシーさと食感を考えて、ハラミ、バラ肉、ホホ肉、肩ロースと4種の部位を、部位ごとに挽き方を変えて混ぜ合わせて作るというこだわりよう。焼いただけでも美味しいこのハンバーグを、さらにグツグツに煮込まれたソースに泳がせます。牛スジと赤ワインを10時間以上も煮詰めた濃厚でコク深い特製デミグラスソースをハンバーグに染みこませながらじっくり煮込むのです。この絶品を食べた香取さんは、「うまい！美味しい！これ、絶対ご飯と食べたいのに、ご飯にいけない…。口の中が幸せでいっぱい！」と最高の笑顔を見せていました。そして、あっという間に完食しました。ほか、ゲストのみなさんが食べたのは、以下のメニューです。指原さん→「モッツァレラチーズハンバーグ（デミグラスソース）」、ウドさん→「プレーンハンバーグ」、天野さん→「フォアグラハンバーグ」、渡辺さん→「パンチェッタベーコンハンバーグ」、田中アナ→「粗挽きブラックペッパーハンバーグ」でした。ちなみに、冬限定「赤ワイン煮込みハンバーグ」は3月31日まで。食べたい方はお早めに！

2015年2月に放送の「真冬の最新行列グルメ」で紹介した待ち時間1時間4分を記録した、東京・表参道の「幸せのパンケーキ」。昨年11月に大阪から東京に上陸した超人気店です。表参道駅から歩くこと3分のところにあった行列には、ほとんど女性ばかり50人が並んでいました。そんな絶品グルメを見た香取さんは、「うわぁ、フワフワだ。分厚い！美味しそう！」とハイテンションに。
そんな憧れのお店にやってきた一行ですが、店員さんから「100人待ち」と聞かされ驚愕。待ち時間は2時間から2時間半とのことで、名前を記入後に店を出て、東京・白金にある「ひき肉少年」へ。そちらで、「ひき肉ライス」を食べた後、戻ってきました。先ほど100人待ちだった人数は、あと2人に！そしてついに、店内へ呼ばれました。その待ち時間はなんと、2時間54分！でした。店内では、それぞれ好きなパンケーキを注文。そんな時でした。一番パンケーキを食べたがっていた指原さんが、仕事の都合で退席することになったのです。ショックを受ける指原さんに、「お客さんから一口もらえば」と香取さんからのまさかの提案が。指原さんが隣のお客さんに頼むと、快諾してもらえました。一口ですが、絶品パンケーキを食べて、指原さんはお店を後にしました。
そんな時、3時間待ちのメニューが運ばれてきました。こちらのパンケーキの人気の秘密は、分厚く、フワフワに仕上げる焼き方！その焼き方を見てみると、ホットプレートに生地を流し込み、ボリュームを出すために、3段階に分けて焼くという手間のかけよう。さらに、1℃単位で温度を何度もチェック。5分以上弱火でじっくり焼き上げていくと蒸し焼き状態になって、フワフワなのに分厚いパンケーキが完成するのです！香取さんと天野さんが注文したのは、「濃厚チーズムースパンケーキ ベリーソースかけ」（1,280円）。酸味の効いたベリーソース・ホイップクリーム、濃厚なチーズムースが乗った絶品です。「間違いない！これだ！幸せのパンケーキだ」と香取さんも大絶賛。ハンバーグ、メガ盛りのひき肉ライスを食べたばかりなのに、わずか6分でパンケーキを完食しました！

今年1月31日に放送された「めちゃ売れ肉ベストセレクション」でご紹介した、東京・白金の「ひき肉少年」。白金高輪駅から閑静な街並みを歩くこと5分、突如現れる太った少年のイラストが描かれた看板が目印です。テーブル席はなく、カウンター6席のみと小さな店内。「ひき肉ライス」とはどんな料理なのか、お客さんに聞いたところ「カレーのようでカレーじゃないみたいな感じ。スパイシーで今までにない味がします」とのリアクションが。そんな肉料理を見た香取さんは、「うわー、うわー、美味しそう！」と大興奮。そして、お店の人が調理している様子が紹介されると、なんとよだれまで！香取さんが思わずよだれをたらしてしまった「ひき肉ライス」を食べに、一行がやって来ました。しかし、空席があったのは2席のみ。香取さんと、ジャンケンで勝った田中アナがまず店内へ。さらに、すぐにもう2席が空き、渡辺さん、指原さんも入店できました。ひき肉ライスに、期待が高まります！
ひき肉の魅力に取りつかれた店主が使用するのは、鹿児島県のブランド鶏「薩摩錦ちきん」。それを、食感や、餡との絡み具合を考えて、3種類の大きさに挽いて炒めます。ひき肉に火が通ったら鍋に移し、カレーのようでカレーじゃない…という独特の味の決め手となる、クミン・オレガノ・ターメリックなど、店主こだわりの十数種類のスパイスを投入。さらに、丸鶏や玉ねぎ、トマトなどで、およそ7時間ダシをとったスープを入れて煮込んでいきます。片栗粉でとろみをつければ、餡の完成。ライスは、さっぱりとした味の青森県産「まっしぐら」。そこに、トマト・クミンオイル・チキンスープ・生姜を入れて香りよく炊き込んだ特製ライス。スパイスが効いた、ひき肉たっぷりの餡に香りの良い特製ライスが絡み合うと、ここだけにしかない、全く新しい味が完成するのです。香取さんが頼んだメガ盛りは、大盛りの2倍、なんと1.2キロ（ご飯は2合分）。
相性の良い焼きチェダーチーズもトッピング（＋100円）しました。一口食べた香取さんは「うまい！カレーじゃない！何これ？」と驚きのリアクションを見せていました。そして、キャイ〜ンのおふたりが席に着こうとした時、仕事を終えた大下アナが到着！香取さん同様、いつもスタジオで試食ができない大下アナは、8分で肉ライスを完食しました。しかし、みなさんが驚いたのは、香取さんの食べっぷり。少し前にハンバーグを完食したばかりなのに、メガ盛りをこちらも8分で完食したことでした。

東京・高田馬場。駅の近くの路地を神田川の方へ歩いていくと現れた行列！お店の前から道をはさんだ橋まで続いていました。並んで待つこと1時間10分。そんな行列ができる「Red　Rock」の「ローストビーフ丼」を見た香取さんは、「これはダメだ！安い！うわっ、あの照り何？」と取り乱したようなナイスリアクション！そんな行列グルメを、ゲストのSEKAI NO OWARI のみなさんが試食し絶賛すると、さらに慌てふためいた香取さん。見事リアクション第1位に輝きました。
そんな豪快なローストビーフを食べるため、やって来た香取さん一行。以前、1時間10分だった待ち時間は50分と少し短縮されました。こちらのローストビーフは、赤味がしっかりとした上質な牛のもも肉を、塩、コショウで下味をつけ、強火で表面をしっかりと焼きます。それをオーブンに入れ、肉にストレスをかけないよう低めの温度で3〜4時間かけて焼き上げます。オーブンから出したら、ニンニクなどが入ったタレご飯との相性抜群のタレをかけながら軽く焼き、のべ6時間かけて、ようやくローストビーフが完成！この究極にやわらかいローストビーフを、ご飯が見えなくなるほど大量に乗せ、仕上げに卵黄と、Fukaseさんもお気に入りだった、特製ヨーグルトソースをかければ、大行列ができるローストビーフ丼が完成です。
果たしてそのお味は？一口食べた香取さんは、「んー！あ、美味しい！こりゃダメだ。絶妙だね。ニンニクだれと卵とヨーグルトソースが絶妙！」と大絶賛！箸が止まらず、5分とかからずまたまた完食していました。

香取さんは食のプロフェッショナルです！

行列ができるお店は本当に美味しいんだ、ということを再確認しました。私は都合により4軒のうち3軒に行かせていただきましたが、どこも本当に美味しかったです。特に、パンケーキはものすごくきめが細かくて、普通のパンケーキとはまるで違うんです。スフレとパンケーキの中間といいますか、でも、スフレともまた違って…という（笑）。もう、例えようがないくらいフワフワで、しかも食べ応えもあって最高でした！さらに、その後にいただいたローストビーフ丼も、これがまた絶品で。お腹がいっぱいなはずなのに、ペロリといってしまいました。
ペロリといえば、香取さんの食べっぷりもお見事でした！豪快だし、美しいし、リズミカルだし、食べるプロフェッショナルだと痛感しました。私もそうですが、普段、試食できないうっぷんを晴らしていらっしゃったのではないでしょうか（笑）。久しぶりにお腹がはち切れんばかりにいただいた、大満足のロケでした。
今回、同行させていただきました田中（萌アナ）は、緊張のあまり、やや塩対応になっていたところもあったのですが、香取さんやゲストのみなさんがいじって笑いに変えてくださって。そんなところにも、みなさんの温かさや優しさを感じるロケとなりました。

ハンバーグは人生で一番でした！

今回、初めてスマステに参加させていただきました。香取さんを中心に、みなさんがとても仲のいい番組だと聞いていましたので、「よそ者の私がお邪魔ではないか」とドキドキしていたのですが、温かく迎えていただき安心しました。しかも、今話題の行列店のロケに連れて行っていただいて。食べることが大好きなので、嬉しかったです。
行列に並ぶのは初めてでしたが、みなさんとお話ししていたらあっという間で。しかも、4つのグルメがどれも本当に美味しくて幸せでした。「中でも1番は？」と言われたら、ハンバーグでしょうか。人生で一番美味しかったです（笑）。プライベートでも並びたいくらいです。
香取さんは、慣れずに粗相をしてしまった私をいじったり、笑いにしてくださる優しい方で、ご一緒できて光栄でした。そして、そんな香取さんをさりげなく、細やかな気配りで見守っていた大下先輩。おふたりの信頼関係のようなものを目の当たりにし、「私もあんな風に頼られるアナウンサーになりたい」と思いました。