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#618(2015.12.12 OA)

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凄くアイスが好きなのがバレ始めている…

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榮倉奈々さんをお迎えして
この時季に食べ逃すな!
季節限定グルメセレクションを一挙紹介!!

ゲストに榮倉奈々さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は、「この時季に食べ逃すな!季節限定グルメセレクション!2015冬」をお送りしました。
冬限定グルメをまとめてご紹介した今回の特集。ここでは、榮倉さんがスタジオで生試食したメニューを振り返っておきましょう。2012年8月4日放送の「真夏の最新行列グルメ」に登場した絶品ハンバーグ「モッツァレラチーズハンバーグ(ランチ/1,200円)」で人気の「ハンバーグ ウィル」。このお店、冬になると、多くのお客さんのお目当ては、別のあるハンバーグになるといいます。それが、岩手県産ブランド豚「岩中豚」の4種の部位を独自の配合で混ぜたひき肉を使った「赤ワイン煮込みハンバーグ」です。牛スジと、赤ワインを10時間以上も煮詰めた濃厚でコク深い、特製デミグラスソースをハンバーグに染み込ませながらじっくり煮込んだこのメニュー、一口食べると、ハンバーグの中から、肉汁の甘みと赤ワインのコクがあふれ出します。東京・築地、親子丼が名物の鳥料理専門店「鳥藤 分店」の冬限定グルメは、「水炊き ご飯付き」です。冬限定の理由は、水炊きのダシの取り方!厳選した鳥の胴体、モミジ、頭という3種類の鶏ガラを使って出汁を取るのですが、なんと強火で10時間以上も煮込むのです。そのため、厨房内の温度は冬場でも40℃を超え、50℃近くになることもあるので、暑過ぎて冬にしかできない作業なのです。鳥の旨みを凝縮させたこの濃厚出汁にプリプリの骨付きモモ肉、自家製の鳥だんごを入れ、本キャベツを加えて煮立たせれば完成。とろ〜り濃厚な鶏スープがプリプリの鶏肉に染み込んだ絶品です!京都・新京極にある創業113年の老舗寿司店「寿司 乙羽」で大人気の冬限定グルメは「むしすし」です。こちらのお寿司は使う酢飯が独特。京都名物のハモを素揚げし、粉末状にしたものを振りかけ、シイタケとカンピョウを甘く煮詰めてペースト状にした物を混ぜ込むのです。今から90年以上前、初代店主が考案した作り方で、通常の酢飯よりも甘めに仕上げます。ここにタケノコを散らし、甘く煮たシイタケ、焼きアナゴを敷き詰めたちらし寿司を作っていきます。これを店前にあるセイロで30分以上蒸しあげれば、酢飯の酸味が飛び、より甘みが強いちらし寿司に。ふんわり錦糸玉子と香ばしいアナゴ、あったかく甘い酢飯がハーモニーを奏でる絶品ちらし寿司です。東京・恵比寿からは「ジャパニーズアイス櫻花」で11月から3月まで限定販売されている「焼き芋アイス」が登場。アイスに添えられる焼き芋に使われるのは、上品な甘さが特徴の鹿児島県のブランド芋・安納芋。収穫期の8月〜9月にとったものを、3〜4ヵ月寝かせることで甘みが増すため、この季節限定になるといいます。熱々で甘い焼き芋をカップにしきつめ、濃厚ミルクアイスを添えれば完成。ひんやり濃厚なミルクアイスと、熱々焼き芋を一緒に食べれば、濃厚でありながら、上品な甘さが口いっぱいに広がる贅沢な逸品です。香取編集長が「美味しそうに食べるねぇ〜!」と感心するほどだった榮倉さんの食べっぷりもステキな1時間でした!
次回12月19日の放送は「今年のニュースが全部わかる!知っておきたいニュースまとめ2015」をお送りします。ゲストはタカアンドトシのおふたりです。是非、チェックしてください!!

本格的な冬が到来しましたが、実はこの季節にしか味わえない“冬限定”のグルメがあるのをご存じですか?この時季を待ちに待っていたという人、これを食べないと冬を終われないという人もいる、そんな冬限定のグルメをご紹介します!


SmaSTATION!!新企画!
この時季に食べ逃すな!季節限定グルメセレクション!2015冬!


セレクション1
寒い冬にぴったり!肉汁あふれるグツグツ熱々バーグ!
ハンバーグ ウィル「赤ワイン煮込みハンバーグ」(1,480円 ※ランチ)

東京・新宿。地下鉄・新宿御苑前駅から歩くこと2分。長蛇の列が出来ている「ハンバーグ ウィル」は、以前、スマステの行列グルメ特集でも紹介したお店です。2012年8月4日放送の「真夏の最新行列グルメ」で1時間待ちの行列の先にあったのは、モッツァレラチーズが入った絶品ハンバーグ「モッツァレラチーズハンバーグ(ランチ/1,200円)」でした。しかし、冬になると、多くのお客さんのお目当ては、別のハンバーグになるといいます。果たして、10月から3月までという冬限定のハンバーグとは?こちらのハンバーグに使うのは、岩手県産ブランド豚「岩中豚」のひき肉!しかも、ハラミ、バラ肉、ホホ肉、肩ロースと、実に4種の部位を独自の配合で混ぜているのです。ガツンとした肉の旨みを出すハラミ、上質な脂を味わえるバラ肉、食感を引き立たせるロース、そして、噛み応え十分なホホ肉があわさり、絶妙なアクセントを生み出すハンバーグに仕上がります。お店で出す、他のハンバーグは、ここにソースをかけて完成するのですが、冬限定ハンバーグは、グツグツのソースの中へ!牛スジと、赤ワインを10時間以上も煮詰めた濃厚でコクの深い、特製デミグラスソースをハンバーグに染み込ませながらじっくり煮込むのです。仕上げに一緒に煮込んだ豚バラとシメジを盛り付け、温泉卵を添えます。最後に生クリームとパセリを散らせば完成。一口食べると、ハンバーグの中から、肉汁の甘みと赤ワインのコクがあふれ出します。添えられた温泉卵につけて食べると、一層濃厚な味わいになります!ちなみに、平日の午後1時30分頃は比較的空いているそうです。




セレクション2
カニの旨みが詰まった!豪快&濃厚なのに激安なカニ汁!
魚の駅「生地(いくじ)」の「紅ずわいガニの鉄砲汁」(200円)

富山県・黒部市。北陸新幹線・黒部宇奈月温泉駅から車でおよそ15分。県道2号線を進むと見えてきたのは、多くの車が停まっている「魚の駅『生地(いくじ)』」。ここは黒部漁港の隣にあるため、毎日、旬の鮮魚が並び、地元客や宇奈月温泉を訪れた観光客で賑わっています。そんな魚の駅の一角に、お客さんが群がっています。果たして10月から4月まで味わえる、富山の風物詩ともいうべき冬限定グルメとは?それは、冬期にだけ獲れる「紅ずわいガニの鉄砲汁」です。このあたりのカニ漁は、近海で獲れた紅ズワイガニを冷凍ではなく生きたまま持って帰ってくるため鮮度バツグン。この水揚げされたばかりのカニを、すぐさま、甲羅をはずして新鮮なうちにカニ味噌を取り出し、カニの身が詰まった足の部分を外していきます。そして、沸騰した大きな鍋の中に、およそ100人前にもなるカニの足をあふれんばかりに入れて出汁を取ります。港での水揚げからわずか、3時間後には茹で上げるという、鮮度にこだわったカニ汁なのです。仕上げに、先ほど取ったばかりの新鮮なカニ味噌と白みそで味付けし、なんと半身分の大きな足を盛り付けます。カニのダシと蟹みその濃厚なスープで体が温まり、プリッとした身もしっかりと味わえる絶品!しかも、200円という驚きの価格!こちらが食べられるのは毎週日曜日限定のイベントのみ。カニ汁の他にも、紅ズワイガニの丼(900円)なども置いていて、カニ丼とカニ汁のカニづくしセットにしても、お値段1,100円とお手頃です!




セレクション3
熱々!うまみ凝縮!濃厚鶏スープがたまらない!
鳥藤 分店「水炊き ご飯付き」(900円)

年末、人でごった返す、東京・築地場外のもんぜき通りから築地横丁へ入ったところに、行列が出来ているお店があります。そこは、創業100年以上の老舗鶏肉卸店が経営する鳥料理専門店「鳥藤 分店」で、午前中は築地で働く食のプロが、お昼どきは観光客がひっきりなしに訪れるお店。名物は専門店ならではの目利きが選んだ、プリプリ鶏肉の親子丼(800円)なのですが、冬になると、お客さんのお目当ては親子丼とは別のものになるといいます。果たして、築地場外で大人気の11月から3月までの冬限定グルメとは?それが「水炊き ご飯付き」です。冬限定の理由は、水炊きのダシの取り方!厳選した、鳥の胴体、モミジ、頭という3種類の鶏ガラを使って出汁を取るのですが、なんと強火で10時間以上も煮込むのです。そのため、厨房内の温度は冬場でも40℃を超え、50℃近くになることもあるので、暑過ぎて冬にしかできない作業なのです。強火で10時間以上、水分を飛ばしながら炊くため、鍋のスープは半分程に!このように鳥の旨みを凝縮させた濃厚出汁に仕上げるのです。この出汁をプリプリの骨付きモモ肉と一緒に煮こみ、さらに自家製の鳥だんごを入れ、本場博多の水炊きではおなじみのキャベツを加えて煮立たせれば完成。とろ〜り濃厚な鶏スープがプリプリの鶏肉に染み込んだ絶品です!シメにはセットのご飯を入れて鳥雑炊にするのが常連さんの食べ方だそうです。




セレクション4
ぷりぷりの大粒カキをこれでもかと味わえる!
磯野家「かきめし」(620円)

築地市場の正門から場内にある飲食街「魚がし横丁」へ向かい、最初に見えてくる「磯野家」の扉を開けると、2階へと続く階段に行列が!お昼どきには、築地市場で働く人や周辺のオフィス街で働くサラリーマンがひっきりなしに訪れます。果たして、築地市場内で大人気の11月から4月までの冬限定グルメとは?それは、冬に旬を迎えるカキを使った「かきめし」。使うのは、宮城県産の大粒のカキ。これをしょう油・砂糖・みりん、しょうがで味付けした甘めの煮汁に入れます。長年かきめしを作り続けてきた熟練の職人が、カキの身が縮まずに、ふんわり仕上がる絶妙なタイミングで取り出すのです。そして、このカキの旨みがしみ出た煮汁を使ってご飯を炊きます。1時間かけてじっくりと甘いカキの煮汁を吸った炊き込みご飯。これを茶碗に盛り付け、カキを2粒のせます。そこにご飯をのせて、さらに3粒のカキをのせるという贅沢ぶり!甘くプリッとしたカキ、そして食べても、さらに奥から出てくるカキが嬉しい逸品です。来年秋に豊洲へと移転が決まっている築地市場内で食べられるのはこの冬が最後!来年4月までの限定なので、気になった方はお早めに!




セレクション5
セイロで仕上げる!京都のあったか〜いお寿司
寿司 乙羽「むしすし」(1,512円)

京都にある新京極商店街。商店街の南口から歩くこと1分。見えてきたのは、セイロが積み上げられ、店前に湯気がたちこめるお店。こちらは創業113年の老舗お寿司屋さんで、お昼時は、ひっきりなしにお客さんが訪れ、ほとんどの方が丼を食べています。果たして、こちらで大人気の10月から5月限定のグルメとは?それが、「むしすし」です。こちらのお寿司、使う酢飯が独特。京都名物のハモを素揚げし、粉末状にしたものを振りかけ、シイタケとカンピョウを甘く煮詰めてペースト状にした物を混ぜ込むのです。今から90年以上前、初代店主が考案した作り方で、通常の酢飯よりも甘めに仕上げます。ここにタケノコを散らし、甘く煮たシイタケ、焼きアナゴを敷き詰めた、ちらし寿司を作っていきます。ここで、お店の人が仕上げた物を、店前にあるセイロへと運んでいきます。その中で、熱々の蒸気で30分以上蒸しあげます。熱を加える事で酢飯の酸味が飛び、より甘みが強いちらし寿司となるのです。お客さんから注文が入ったらすぐに取り出し、仕上げに錦糸玉子を散らして熱々のうちに提供。一口食べるとふんわり錦糸玉子と香ばしいアナゴ、あったかく甘い酢飯がハーモニーを奏でる絶品ちらし寿司です。またお土産用に、ヒモを引くと温かくなるお弁当用「ホカホカむしすし」(1,728円)の蒸し寿司もあり人気です!




セレクション6
電車の中で食べる!豊橋名物のおでん!
豊橋鉄道「走る屋台 おでんしゃ」

愛知県・豊橋市。JR豊橋駅から徒歩1分のところに、大勢の人が集まっていますが、そこは、路面電車・豊鉄市内線の停留場。なんとそこへやってきた電車に、11月から2月までの冬限定グルメがあるといいます。豊橋の風物詩とも言うべき冬限定グルメが、「走る屋台 おでんしゃ」です。この季節、1日1本から2本運行している路面電車で、おでんしゃという名前から分かるように、車内でおでんが食べられる特別電車。豊橋駅前から運動公園前を1往復するおよそ1時間20分、車内では、おでんにおつまみ、さらにはビールが飲み放題で料金は1人3,900円。実は、豊橋はおでんに欠かせない、ちくわの街。創業188年の老舗・練り物屋さん「ヤマサちくわ」があり、地元スーパーにもヤマサちくわのおでん商品がズラリ!車内で食べるおでんは、ヤマサちくわがおでんしゃのためだけに作った特注品。これに愛知名産の赤味噌をつけて食べる人も!そして、このおでんしゃでは、カラオケまで楽しめるのです。市内を走る電車の中で歌うカラオケは未体験の楽しさです!おでんしゃは、全便予約制となっています。




セレクション7
山奥で食べる!丸3日かけるグツグツあったかシチュー!
森のぱん屋さん「ビーフシチュー」(950円)

一面、ススキの穂で覆われた生石高原で有名な和歌山県・紀美野町。街中から生石高原へ向かう道を進み、途中、左に曲がり、車がすれ違う事の出来ない、細い山道を進んで行きます。すると、山奥にひっそりとたたずむログハウス調の店「森のぱん屋さん」が見えてきました。店の前には、多くの人が並んでいます。こちらは、地元で有名な土日限定営業のパン屋さん。名物のクリームぱんをはじめとするパンは、オープンして30分ほどで売り切れてしまうほどの人気ぶり。こちらにある冬限定グルメは、併設されているカフェで食べることができるといいます。果たして、和歌山の山奥にある11月から3月までの冬限定グルメとは?それは、パン焼き用オーブンで仕上げる、熱々シチュー!メニューができたきっかけは、寒い冬、わざわざ山奥のパン屋さんに足を運んでくれたお客さんのために、温かいビーフシチューを提供するようになったこと。店主の三浦さんは、元々は和歌山のリゾートホテルでフランス料理の料理長を務めていました。このシチューには、三浦さんの本格的なこだわりが詰まっているのです。なんと、調理に3日間もかけるというのです。まず1日目。国産の牛ホホ肉を赤ワインに丸1日漬け込むことでお肉を柔らかくしつつ、赤ワインの風味を加えます。2日目、肉を取り出しフライパンでさっと炒めます。表面に焼き色をつけることで、肉の旨みを中に閉じ込めるのです。そして、寸胴で、玉ねぎ、ニンジン、セロリなどの香味野菜を炒め、ここに、こんがり焼けたホホ肉を入れ丸1日お肉を付け込んでいた赤ワインを煮詰めたものを加えます。鍋でおよそ30分、強火で煮込み、さらにパン用のオーブンに入れ、およそ4時間じっくり煮込んで1日寝かせます。3日目、肉と野菜の甘みが溶け込み、口の中でとろけるホホ肉もたまらない絶品シチューが完成します。




セレクション8
ホクホク甘〜い焼き芋と、ひんやりアイスのコラボ!
ジャパニーズアイス櫻花「焼き芋アイス」(540円)

東京・恵比寿。JR恵比寿駅から歩くこと3分のところにある、女性客であふれる「ジャパニーズアイス櫻花」。店内もお客さんでいっぱいです。お店にはアイスのショーケースがあり、「きなこ黒蜜」や「抹茶」、「かりんとう」など和風アイスが人気なのですが、「ちょっと違うアイスで、温まる!」と人気なのが、11月から3月までの限定で大人気となっている「焼き芋アイス」です。アイスに添えられる焼き芋に使われるのは、上品な甘さが特徴の鹿児島県のブランド芋・安納芋。収穫期の8月〜9月にとったものを、3〜4ヵ月寝かせることで甘みが増すため、この季節限定になるといいます。そんな熱々で甘い焼き芋をカップにしきつめ、濃厚ミルクアイスを添えれば完成。ひんやり濃厚なミルクアイスと、熱々焼き芋を一緒に食べれば、濃厚でありながら、上品な甘さが口いっぱいに広がる贅沢な逸品!ちなみに、ミルクアイスをショーケースにある、他のアイスに変更することも可能。人気は「きなこ黒蜜アイス」だそうです。




セレクション9
あの北陸名物がアクセントに!熱々とろける冬ご飯!
竹の浦館「自家製へしこの陶板焼き御飯」(770円)

およそ1300年の歴史を持つ温泉地で、松尾芭蕉もこよなく愛した山中温泉などがある石川県・加賀市。JR加賀温泉駅から車で向かうことおよそ15分。温泉街から離れ、県道296号線を進むと見えてくるのが、風情のある木造の建物「竹の浦館」。今から85年前に建てられた小学校の旧校舎をそのままに残し、地元野菜などを売っている物産館や、食堂などとして再利用されています。そんなこちらの食堂にどんどんお客さんが入っていきます。訪れるお客さんはほとんどが地元の方。みなさん、ハフハフと冬限定グルメを食べています。果たして、加賀市の旧校舎にある11月から4月までの冬限定グルメとは?それが、寒い冬でも最後まで熱々でいただけるとろーりご飯「自家製へしこの陶板焼き御飯」です。それを生み出しているのが陶板!ご飯を陶板の中で焼き上げている間に、この冬に獲れた地元の山芋をすってとろろにして卵を加えます。そして、白菜、ネギ、エノキ、貝柱が入ったあっさり系の和風ダシの中に入れ、トロトロに仕上げます。これを陶板で焼いたご飯の上にかけ、北陸ならでは、ぬか床から取り出したサバをのせます。サバは、北陸名物のぬか漬けで「へしこ」と呼ばれるもの。へしことは、江戸時代中期に魚を長期保存するために生まれた北陸地方の郷土料理。サバを、ぬかに1年以上漬け込むことで旨みがグッと増すのだといいます。そのアンチョビのような味わいから、お酒のおつまみや、軽くあぶって、温かいご飯にのせて食べたり、お茶漬けにしても絶品だといいます。そんなへしこを香ばしく焼き上げて、ふわふわとろとろのご飯の上にのせるのです。仕上げに、チーズをかぶせて、カニカマボコとネギを散らして、フタをして焼き上げると…とろーりトロける、へしこの陶板焼き御飯となります。あっさりとしたフワフワご飯にへしこのアクセントが加わり、ヤミツキになること間違いありません!




セレクション10
冬にしか獲れない!ホッキ貝たっぷりのわっぱ丼!
御食事処 いや川「三沢ほっきわっぱ丼」(1,080円)

青森県・三沢市。三沢駅から車でおよそ10分、住宅街を進んだ先にある「御食事処 いや川」には、お昼時には地元のお客さんがひっきりなしに訪れます。みなさんのお目当ては、12月から3月までの冬限定、名物の「三沢ほっきわっぱ丼」だといいます。その名物は、器にも特徴があります。それが、最近、雑誌でもたびたび紹介され女性に人気を集めている曲げわっぱ。そんな名物が冬限定なのは、ホッキ貝が冬にしか獲れないから。青森県の三沢沖から八戸沖では、4月から11月の間、ホッキ貝は禁漁となっているため、旬を迎える12月から3月までの4ヵ月間しか食べることができないのです。それまでにしっかりと育ったホッキ貝は身が大きく分厚いため、シコシコとした歯ごたえが楽しめます。まずは、ホッキ貝のヒモでダシを取り、しょう油、酒で甘く仕上げた煮汁に炒めたゴボウとヒジキを入れて、ホッキ貝の旨みを染み込ませます。これをご飯に混ぜ合わせて、杉で出来た曲げわっぱに盛り付けて蒸しあげるのです。およそ5分間蒸しあげることで、わっぱから杉のいい香りがほんのりご飯に染み込みます。そして、先ほどの甘い煮汁にホッキ貝の身を入れるのですが、ポイントは沸騰する前に取り出すこと!サッと煮ることで、ホッキ貝の生臭さを取り去りつつ、固くなりすぎない、ちょうどいい食感に仕上げるのです。仕上げに蒸し器でさらに3分間蒸すことによってホッキ貝の甘さが増し、それをわっぱの杉の香りで包むのです。一口食べると、シコシコとしたホッキ貝ならではの食感とともに、甘さが口いっぱいに広がります。さらに、ホッキ貝の大きな貝殻を使った、貝ヒモが入った茶わん蒸しも付いてきます。


「食」が好き、って人生楽しい!

2015年は香取編集長にとってターニングポイントになった年のようです。そう、「食」ということに対して。というわけで、今週の格言です。「ボクも食べることが大好きですし、体を絞ったりする中で、さらにどんどん、『食』に興味が出てきて…。体に良い、というか、それで美味しいというか…それこそ、野菜を食べていれば体にいいよ、っていうことじゃなくて、体への影響も気にしながら、さらに美味しいものをつめていくとあるんですよね。同じ食材でも、『これよりもこれが美味しい』とか。それが高級っていうくくりに入らなくても、金額がさらに安かったりしても、そっちの方が美味しい、っていうものがあるというか。そうやって、食を楽しむ、っていうのは大切だな、と思い始めた近ごろだったので…。まさにライザップで、体だけじゃなくて考え方も変えられた、というのは本当に大きかった。運動もいっぱいするんですけど、『食』が好き、が勝ってるのがいいのかもしれない。『食』が好き、があまりにも勝ち過ぎるから、必然的に『ああ、運動しなきゃ!』って。『運動しないと太っちゃうから美味しいもの食べられなくなっちゃう!』とかじゃなくてね」。


榮倉奈々さん
本当はもっと食べたかったんですけど、
時間があるかと遠慮しました(笑)。

4年ぶりのスマステーションご出演でしたが、香取さんも言っていたように、榮倉さんの食べっぷりが素敵でした!

本当ですか?食べ過ぎましたかね(笑)。実はもっと食べたかったんですけど、時間があるだろうと思って遠慮しました。でも、楽しかったです。美味しいご飯を食べられたり、VTRで見られたので大満足でした!

「冬の季節限定グルメ」特集をご覧になった印象はいかがでしたか?

冬はやっぱり汁物が食べたくなるんです。それと、海鮮も。だから、試食はできませんでしたけど、カニ汁がすごく気になりました。あとは、サバが好きなので、1年漬けたというサバのぬか漬けが入っているご飯が食べたかったです。和風かと思いきや、最後にチーズが乗ったりして、洋風な感じも新鮮でしたので。

そんな食べること大好きな榮倉さんが最近ハマっているものといえば?

冬だからってことじゃないんですけど、玉ねぎとニンニクを丸ごと煮込むスープがあって、それをよく作っています。味付けは、塩とコショウだけなんですけど、これが美味しいんです。皮ごとポイッと鍋に入れるだけで簡単ですし。そういえば、家で食べるものは地味ですね(笑)。

試食できない香取さんを「かわいそう」とおっしゃっていましたが、香取さんとはいかがでしたか?

4年前に初めて出演した時も親切にしていただいたんですけど、今回もとてもいい雰囲気を作ってくださって。すごく楽しめました。お会いするのはたぶん4年ぶりですが、変わらず親切な方だと思いました。

次回、もし出演されるとしたら、やはり試食がある回がいいですか?

前回はペットのランキング特集でしたけど、便利グッズとかもいいですね。でも、やっぱり、食べることが好きなので食がいいかな(笑)。

最後に、12月17日(木)に最終回を迎える出演ドラマ「遺産争族」の注目のポイントを教えていただけますか?

お金に執着していた家族が最終回でちょっと変わるといいますか、本当に大切なものに気づくというのは見どころだと思います。あとは、変わらず個性あふれる役者のみなさんには注目していただきたいです。ご一緒していても本当に楽しかったです。ドタバタな部分もあるホームドラマだったんですけど、最終回には意外と心がじんわりあたたまるシーンがありますので、ぜひ見ていただきたいです。私が演じる楓はどうなるのか…幸せになれますか…ね?(笑)そこにも注目してください!

「遺産争族」
最終回 12月17日(木)よる9時から

「遺産争族」
最終回
12月17日(木)よる9時から


この時間のこれはいかん!今日は、久々に苦しくなりました(笑)。

いやぁ、冬は美味しそうなものがいっぱいありますね。「季節限定グルメ」、地方によって、温かく美味しく食べる工夫があるんだな、と改めて思いました。どれも本当に美味しそうで、全国を食べ歩きに行きたくなりました。石川県・加賀市の「へしこの陶板焼きご飯」は、今回初めて知りました。1年間ぬか漬けにしたサバの塩気がアクセントになっているでしょうね。一体どんなお味なのか、食べてみたいです。しかも、あれだけ手が込んでいてあのボリュームで770円って!インパクトがありますよね。あとは、「曲げわっぱ」に入った青森県・三沢市の「ほっきわっぱ丼」も、見た目もボリュームも記憶に残ると思いました。それから何と言っても、富山県・黒部市の「カニ汁」!獲れたての新鮮なカニがあんなにたくさん入って200円なんて! VTRに出演してくださった方も言っていましたけど、1,000円以上でもいいようなクオリティーでしたよね。さらに、築地の「かきめし」、和歌山県・紀美野町の「ビーフシチュー」、そして京都の「むしすし」!スタッフが言っていましたけど、蒸して食べるお寿司は京都では一般的なんだそうです。もう、この時間のこれはいかん、ですね(笑)。今日は、久々に苦しいな、って感じです。今日はまた、ゲストの榮倉奈々さんが、とても美味しそうに召し上がっていましたので。榮倉さん、本当に顔が小っちゃくてかわいらしくてチャーミングな方でしたね。ご出演のドラマ「遺産争族」も、榮倉さん演じる楓の旦那さん役の向井理さんがどんどんたくましくなっていって。おふたりがどんなラストを迎えるのかも気になりますし、巨額の遺産がどこに行くのかも楽しみです!

食べることが好き、というのが溢れんばかりに出ていた榮倉さん、ステキでした!

◆冬限定のグルメ、最初はちょっとよくわからなかった。「どういうことなんだろう?」って始まったんですけど…。食材が限定だったりするから、その食材を生かすためによりシンプルな料理だったりして。やっぱり、本気で美味しい食材は、何もしなくても美味しいんですよ(笑)。ホントにひと手間でいいんだけど…っていうのは、番組で料理を作ったりするとき、もう本当に良い食材が出てきて、「これを○○して、こうしようか」なんていろいろと打ち合わせをしているときに、「もう、切って出してしょう油つけて食べてもらった方がいいんじゃない?」なんて話になることもあったりするんですよ(笑)。今日出てきたメニューは、限定の食材をとにかく活かそうとしているから、もちろん時間や手間ひまはかかっているんですけど、そんなにゴチャゴチャしていない感じが素晴らしくて、ホントに美味しそうだった!

◆「おでんしゃ」も楽しそう!日本でもあったりするみたいだけど、海外とかだとクラブバスみたいな、ミラーボールがついたりしてる大きい観光バスみたいな中で若い子たちがお酒飲みながら街の中を走ってるのを見かけたことがあるんだけど、「そういうことだよな!」と(笑)。おでんとカラオケ、いいですね!きっと鉄道会社がやっているんだろうけど、頭の柔らかい会社なんだろうな、と。あれ、アイデア出してもそうそう通るアイデアじゃないと思うんですよ。しかも、街もね、ヘンな苦情も出ずに…。素晴らしいですよね

◆そして榮倉さん!いやあ、ステキでしたねぇ。食べている姿も可愛いし、ホントに食べることが好き、「食」が好き、っていうのが溢れんばかりに出ていて…。そういう人であっても、やっぱりテレビってなると、生放送ってなると、っていうのはどうしても出てきて、本来の自分とは違うものが入りこんだりもするものなんですけどね。あんなに、「食」が大好きっていうのを隠さずに食べてくれて…初めてだったかもしれない。次のVTRが始まっても食べていたりして…そこも、「少しそうしよう」みたいな、小さくでも狙いの人っているじゃないですか。ボクももし自分がゲストだったら、ちょっと面白がってしたりしそうだけど、そういうのも一切ない感じがとってもキュートでした!