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#594(2015.6.6 OA)

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アイデアバス総選挙!
1位は金沢ライトアップバス!!

トップニュース

鈴木京香さんをお迎えして、
乗らないともったいない!
日本全国!超お得アイデアバス ベスト9をオンエア!!

ゲストに鈴木京香さん(約4年ぶり2回目のご登場!)をお迎えした今週は、新企画「乗らないともったいない 日本全国!超お得アイデアバス ベスト9」をお送りしました。
お得なアイデアバスをランキング形式でお送りした今回の特集。ベスト3をおさらいしておきましょう。第3位は、小江戸とも呼ばれ、年間600万人が訪れる人気の観光地・川越で話題を呼んでいるアイデアバス「小江戸巡回バス」。川越駅を出発して、市内の人気スポットをおよそ50分かけて巡回するこの路線バスが便利なのは、バス停から目的地へ1分で行けること。川越の観光名所は入り組んだ路地に点在していて、回るのが意外と大変なのです。しかし、小江戸巡回バスは小回りの利く小型の車体なので、狭い路地にもスイスイ入り込んで、観光地の目の前まで連れて行ってくれるため、石仏が538体並ぶ五百羅漢でも有名な「川越大師 喜多院」、川越のシンボル的な存在で、残したい日本の音風景100選にも選ばれている「時の鐘」などをほとんど歩かずに回れます。第2位は東京駅から成田空港までたった1000円で行ける「THEアクセス成田」。成田空港に行くバスは3000円程度が相場なのに、こんなに安くできるその秘密はふたつ。このバスは、東京駅や成田空港にチケット売り場がないため、場所代と人件費が抑えられているのです。そしてもうひとつの秘密が、超効率的なバス運用!こちらのバスは飛行機の便が減り、利用が少なくなるタイミングで終了し、その後は、千葉のベッドタウンに帰る通勤客用の路線バスに切り替えることで効率よく収益をあげられるシステムを作ったのです。第1位は、金沢の幻想的な夜をたっぷり堪能できる「金沢ライトアップバス」。毎週土曜日だけ、しかも午後7時から9時までのおよそ2時間しか運行していないこのバスは、知る人ぞ知る夜限定の特殊な路線バス。人気の秘密は、金沢にある16ヵ所のライトアップスポットをくまなく見られること。実は金沢市は、2011年に日本で初めて、都市照明の国際的な賞「シティ・ピープル・ライト・アワード」を受賞した世界が認める夜景が美しい街なのです。昭和7年に建てられた歴史ある銀行「北國銀行 武蔵ヶ辻支店」、江戸時代のお茶屋文化が今も残る人気スポット「ひがし茶屋街」、金沢城の跡地でその入り口にそびえる国の重要文化財「石川門」、年間176万人が訪れる「金沢21世紀美術館」、前田利家とその妻・お松を祀る「尾山神社」など、光に彩られた美しい金沢の夜景を2時間で回ることができます。
次回6月13日の放送は「今、本当に使われている!最新ウエディングソングランキング&結婚式の幸せサプライズ映像セレクション」をお送りします。ゲストはいとうあさこさん&椿鬼奴さんです。お楽しみに!!

今、全国各地のアイデアバスが熱い!形も、価格も、行き先もアイデア満載でバスで移動する人が増えているのです。そこで今夜は、バスに詳しい専門家に聞いた全国のお得なアイデアバスをランキングでご紹介。乗らないともったいない、お得で楽しいアイデアバスが続々登場します!


SmaSTATION!!特別企画
新企画!!
乗らないともったいない!
日本全国!超お得アイデアバス ベスト9


第9位
浅草からスカイツリーまで無料で行けるかわいいバス!
「パンダバス」セグラス ツーリズムエージェンシー株式会社

東京・浅草。「雷門」のそばにあるバスの停留所に行ってみると、外国人や子供でいっぱい!そこにパンダの形をしたかわいいバスがやって来ました。こちらは、雷門・「花やしき」などの浅草周辺の観光スポットや東京スカイツリーなど、東京の下町観光の要所を巡ってくれる便利なバス。車体は、遊園地などにあるパンダの乗り物をイメージ。写真を撮ったり、手を振ったりすると、ウインクもしてくれます。座席にはかわいいパンダの耳が付いています。こちらは、多い日には、補助席まで埋まる程人気だといいます。人気の秘密はかわいらしさだけではなく、無料だということも。パンダバスは、地元の企業やお店の協力によって運行している無料バスなのです。しかも、車内に置かれている「パンダバスパスポート」には、花やしきの入園料が100円引きになるなど、9つの施設やお店でお得な特典が受けられる6枚のクーポン券が付いています。乗車賃も、パスポートも両方無料なので、乗らないともったいないバスなのです。




第8位
東京・大阪間が驚きの○○円で乗れる!
「1km=1円キャンペーン」WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)

そのバスを運行しているのは、繭型のシートや宇宙体験ができるアトラクションバスなど、様々なアイデアバスを生み出す事でも知られる「ウィラーエクスプレス」。果たして、今回はどんなアイデアバスなのでしょうか。2014年7月から全国21路線のバスを対象に行われているこちらのキャンペーン。こちらを利用すると、東京・大阪間をなんと550円で行けるというのです。この価格は距離に比例したもの。東京・大阪間は550kmなので、550円。東京・名古屋間は380kmなので、380円という価格なのです。ただし、こちらは数量限定販売のお宝チケット!1ヵ月後に出発するすべての便を対象に、毎日正午きっかりに、一台のバスにつき数席のみが販売。これを購入しないと乗車はできません。果たして購入することはできるのでしょうか。スマステスタッフが挑戦しました!まずは、サイトから出発地と目的地を選び、出発日を1ヵ月後に合わせて検索ボタンを押します。大阪まで550円の席を1席発見したスタッフは、急いで購入のボタンを押します。買えたか…?と思いましたが、残念ながら購入はできませんでした。これほど入手困難なチケットをゲットした人に、その入手方法について聞いてみると…。通常5400円する新宿から神戸のチケットを550円でゲットした方は、「秒針を見ながら、時間ちょうどにチェックすること」と教えてくれました。また、通常2500円の東京から長野のチケットを240円でゲットした方も、「お昼休みにお昼ご飯を買いに行くのをちょっと待って、ケイタイで取ってしまう」と話してくれました。さらに、数日前にサイトをチェックしたら、青森県・弘前までのチケットが1席残っていてなんと760円でゲットできたという方も!この方は、キャンセルとなった1km1円の席を偶然見つけた幸運の持ち主。このようにキャンセルが出た場合は、正午でなくても表示されることがあるといいます。「高速バスをもっと身近に感じて欲しい」と始まったこのキャンペーンは、6月30日まで(対象出発期間は7月30日まで)!ゲットできたら超お得なので、こまめにチェックしてみてください。




第7位
乗る前も降りた後も女性が喜ぶアイデアが満載!
「VIPライナー」株式会社 平成エンタープライズ

東京・日本橋。夜の10時にそのバスはやって来ました。バス停で待っていたのは、ほとんどが女性客。中には20回以上、このバスに乗っているという人も。そんな女性のリピーターが多いアイデアバスとは一体どんなバスなのでしょうか。こちらの「VIPライナー」は、東京・大阪間など、全国の主要都市10ヵ所を走っている高速バス。その人気の秘密が、無料で使える待合室の設備がとにかくすごいこと。女性のリピーター客の心をつかんで離さないのが、「VIPラウンジ」と呼ばれる女性客専用のパウダールーム!ドライヤー、ヘアアイロン、目元エステマシンなどが無料で使用可能。さらには料金を払えばシャワーを浴びることも。化粧を落としたり、着替えたりすることで、リラックスして夜行バスに乗れると口コミで人気が広まったのです。そして、出発15分前にはアナウンスがあり、ここでみなさんはバスに乗り込みます。また、こちらのバスには10種類以上があり、今回スタッフが乗ったのは、エンタメに力をいれた、グランシアというタイプ。目の前に、自分だけのモニターがあり、テレビや映画を楽しんだり、ゲームをすることまでできます。さらに、電動で135度まで倒すことができるシェル型のシートは、足も伸ばせる上、前の座席が倒れてくることがないので、圧迫感なし。そして朝6時、東京から7時間かけ、バスは京都に到着しました。ここでも乗客たちが向かうのは、VIPラウンジ。観光や仕事のために準備をしたいけど、適当なスペースがない。バスを降りた後、少しゆっくりしたい。そんな方のために、午前11時までこちらのラウンジを無料で開放しているのです。このVIPライナーの気になるお値段は、東京・京都間は2700円から(グランシアは3100円から)と格安。大阪と名古屋にも豪華なラウンジがあります。




第6位
横浜の有名観光地を効率よく回れる!
「観光スポット周遊バス あかいくつ」横浜市交通局

そのバスが走っているのは、神奈川県・横浜市。桜木町駅前にあるバス停に行ってみると、すでに大勢の人が並んでいます。横浜で行列をなすアイデアバス「あかいくつ」とは?観光バス、あかいくつには、桜木町を出発し、赤レンガ倉庫やカップヌードルミュージアムを回る「みなとみらいルート」と、中華街や大さん橋を回る「中華街・元町ルート」の2つがあります。横浜の有名観光地を、ほぼ網羅しているバスで、運賃は1回の乗り降りにつき100円(子供は50円)。ですが、多くの人が「みなとぶらりチケット」(500円/子供は250円)というお得な1日乗車券を購入するといいます。実は、この乗車券はとにかくお得なのです。その特典はおもに3つ!1つ目の特典は、あかいくつはもちろん、エリア内の横浜市営バスにも1日乗り放題ということ。2つ目は、横浜の観光スポットやお店で、割引などのサービスが受けられること。提携しているお店は、およそ90店舗!チケットにあるQRコードを携帯電話などで読み込むと、提携しているお店の一覧が表示されるので、こまめにチェックすることができるのも嬉しいところです。例えば、赤レンガ倉庫にある人気洋食店「洋食 横濱たちばな亭」で乗車券を見せると、芸術的なフライパン捌きで有名なカリスマシェフ・紺野さんが作る1日400食売れる大人気オムライスが10%引きの826円になります。昭和2年に建てられた歴史的価値も高い英国式洋館をカフェにした、横浜情緒あふれる「えの木てい」で乗車券を見せると、飲食した人にバラの花びら入りのローズサブレを無料でプレゼント!そして、みなとみらいのシンボル、「横浜ランドマークタワー」の69階にある絶景スポット「スカイガーデン」では、入場料が300円引きに。ほかにも、映画や美術館、遊園地などが割引になるなどジャンルは様々。1日、何ヵ所でも特典を使うことができるのです。これだけで十分お得ですが、さらにもうひとつお得な特典があるといいます。それが、地下鉄の乗り放題になること。市営地下鉄ブルーラインの横浜駅から、伊勢佐木長者町駅の区間がなんと乗り放題。これさえあれば思う存分、横浜を堪能できます。




第5位
新しい目線から大阪を眺めることが出来る新名物バス
「大阪ダックツアー」日本水陸観光株式会社

そのバスが走っているのは、大阪府・大阪市。天満橋駅の目の前にあるバス乗り場の待合所には、バスの到着を待つ大勢の人が!1日5便出ているこのバスは、すでにほとんど満席。そんな大阪で大人気のアイデアバスが、天満橋を出発して、御堂筋や大阪城などを巡る年間4万5000人が利用するという「大阪ダックツアー」。普通のバスでは味わえない、ある体験ができると人気なのですが、果たしてどんな体験ができるのでしょうか。早速、スマステスタッフが乗り込みました。通常のバスとは違い、タラップを使って乗り込むバスは、窓にガラスがない開放感抜群のオープンバス。運転席を見てみると、何やらハンドルの横にももう一つ小さなハンドルが。一体何なのでしょうか?気になる中、バスは出発!車内ではガイドさんが、大阪城など市内の観光名所を大阪ならではの、ウィットに富んだトークで解説してくれます。そして、走ること20分、ここからが、ダックツアー最大の見所なのですが、なんとドライバーが降りて、自転車でどこかへ行ってしまいました。すると、空席になった運転席に新たなドライバーさんが!そしてバスは川の中へ向かって行きます。そう、このバスは、水の中にも入れる珍しい水陸両用バスなのです。水の上でも浮かべるように、エンジンも地上用と水上用を1台ずつ搭載。水の中に入ると、車の後ろについているスクリューが降りてきて、すいすい進むことができます。もちろん、水の中は船舶免許がないと運転できないので、先ほど陸上を運転していたドライバーと船長が交代したのです。バスは、旧淀川である大川を30分間クルージング。先ほど陸上から見た大阪城や中之島公園といった名所も、川からの低い目線で眺めると、違った趣があると大好評なのです。再び陸に上がる時は、スクリューをしまって、タイヤを動かすエンジンに切り替えるのですが、水中からの坂道発進が実はとても難しいといいます。そこでガイドさんが「一緒に船長さんを応援していただけたらと思います」と声をかけると、お客さんが「よいしょ!よいしょ!よいしょ!」とみんなで船長さんを応援するのです。こちらのダックツアーの気になる料金は、大人3700円、子供2300円。幼児(2歳以下)600円。陸上では味わえないスリルを味わってみませんか?




第4位
まるでホテルのようなゴージャスバス!
「マイ・フローラ」海部観光株式会社

東京駅のそばにある高速バス乗り場。夜9時にもなると多くの利用客が訪れるこちらで今、大人気のアイデアバスが「マイ・フローラ」。東京・徳島間をおよそ9時間で走る、予約殺到の大人気高速バスです。その魅力は何なのでしょうか?早速、スマステスタッフがバスに乗ろうとすると、なんと乗務員に靴を預けなければいけないのです。そう、このバスは土足禁止なのです。車内の通路は、絨毯が敷かれていて、スリッパが完備。まるでホテルの様な豪華な作りになっているのです。最大の特徴は、なんといっても、その座席。1席ずつが木の壁で仕切られていて、座席数は、なんと全12席のみ!通常の高速バスは45席ほどあるので、その分、広々しています。シートは、最大155度まで倒すことができるので、寝返りを打つことも。カーテンを閉めれば、個室感覚で周りに気を遣わず、ゆっくりくつろげるのです。もちろん広いトイレも完備。バスとは思えない豪華な作りのマイ・フローラ、気になる料金は、東京・徳島間で12400円からですが、直行便の飛行機なら通常33000円程度なのでお得です。




第3位
一度は行ってみたい人気の小江戸、川越の名所へ
「小江戸巡回バス」イーグルバス株式会社

そのバスが走っているのは、埼玉県・川越市。江戸の風情が残る城下町・川越は、小江戸とも呼ばれ、渋谷や横浜からも電車1本で行けるアクセスの良さから、今や年間600万人が訪れる人気の観光地。そんな川越で話題を呼んでいるアイデアバスがこちらの「小江戸巡回バス」。川越駅を出発して、市内の人気スポットをおよそ50分かけて巡回する路線バス(1回乗車180円から/1日フリー乗車券500円<小学生以下は半額>)なのです。こちらのバスが便利なのは、バス停から目的地へ1分で行けること。川越の観光名所は入り組んだ路地に点在していて、回るのが意外と大変。しかし、小江戸巡回バスは小回りの利く小型の車体なので、狭い路地にもスイスイ入り込んで、観光地の目の前まで連れて行ってくれるため、ほとんど歩かなくていいのです。このバスで回れるのは、石仏が538体並ぶ五百羅漢でも有名な「川越大師 喜多院」。川越のシンボル的な存在で、残したい日本の音風景100選にも選ばれている時の鐘、都会の喧噪から離れた情緒あふれる小江戸を、たっぷりまわれるのです。ちなみに、500円の1日乗車券を見せれば、川越の協賛店46店舗で様々なお得な特典が受けられるので、チケットの提示をお忘れなく!




第2位
成田までたったの○○円で行ける旅行の強い味方!
「THEアクセス成田」ビィー・トランセホールディングス株式会社

そのバスがやってくるのは、東京駅。駅の前にあるバスの停留所に行ってみると、バスを待つ大勢の人が!なにやら、これから旅行に出かける人たちのようですが…。そんな旅行客に大人気のアイデアバスがこちらの「THE アクセス成田」。銀座駅から東京駅を経由して成田空港までおよそ1時間15分かけて走る高速バス。1日2500人以上が乗車する人気急上昇中のバスだが、なぜこんなに人気なのでしょうか。それは、お客さんも口々に言う「安さ」です。東京駅から成田空港までの料金はなんと1000円!成田空港に行くバスは3000円程度が相場なのに、このバスは1000円なのです!なぜこんなに安くできるのでしょうか。その秘密は、2つ。まず、利用する人たちを見てみると、直接ドライバーさんに1000円を渡して乗車しています。さらに、スイカやパスモなどのICカードを使っている人はいても、チケットを渡している人は見当たりません。そう、このバスは、東京駅や成田空港にチケット売り場がないため、場所代と人件費が抑えられているのです。そしてもうひとつの秘密が、超効率的なバス運用!こちらのバスは夜の6時以降にある変化を遂げます。一体どのように変わるでしょう?夜の7時15分、東京駅にやってきたバスを見ると、行き先が成田空港ではなく「海浜幕張」となっています。そう、実はこのバス、成田空港行きの運行は、飛行機の便が減り、利用が少なくなるタイミングで終了。その後は、千葉のベッドタウンに帰る、通勤客用の路線バスとして運行を切り替えるという、二つの顔を持ったバスなのです。こういった、効率よく収益をあげられるシステムを作った事で、その分運賃を抑え、成田空港まで1000円という安さを実現できているのだといいます。




第1位
今熱い金沢の幻想的な夜をたっぷり堪能!
「金沢ライトアップバス」金沢ライトアップバス実行委員会

そのバスがやってくるのは、北陸新幹線の開通に伴い、今観光客が殺到している金沢駅。時刻は、午後6時45分。駅前にあるバス乗り場には、行列ができています。一体、どんなバスなのでしょうか。毎週土曜日だけ、しかも午後7時から9時までのおよそ2時間しか運行していない、知る人ぞ知る夜限定の特殊な路線バス(1回の運賃は300円、乗り降り自由なフリー券は500円)なのです。人気の秘密は、金沢にある16ヵ所のライトアップスポットをくまなく見られること。実は金沢市は、2011年に日本で初めて、都市照明の国際的な賞「シティ・ピープル・ライト・アワード」に入賞した世界が認める夜景が美しい街なのです。ライトアップされているのは、寺院だけでなく、銀行や博物館など多岐にわたっていて、これを1日でまわるのは大変なのですが、その主要な16ヵ所を巡ってくれるのがこのライトアップバスなのです。そこで、16ヵ所のライトアップスポットを、バスが運行している2時間で全部周ることができるのか、フリー券を買ってスマステスタッフがシミュレーションしてみました。一つ目のライトアップスポットは、出発地・金沢駅。世界的に有名な旅行雑誌「Travel + Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」で「世界で最も美しい駅14選」の一つに選ばれた金沢駅の顔、鼓門(つづみもん)。夜7時、バスに乗り込んだスタッフは、次の停留所で下車。ここで、今から83年前の昭和7年に建てられた歴史ある銀行「北國銀行 武蔵ヶ辻支店」、有形文化財に指定されている2つの建物を見学。続いて向かったのは、江戸時代のお茶屋文化が今も残る人気スポット「ひがし茶屋街」。日中は観光客でにぎわうこちらも、夜になると灯りがともされ、風情ある幻想的な雰囲気を醸し出します。さらに帰り際、「中の橋」、「梅の橋」、「主計町茶屋街」と3つのライトアップスポットを見学。続いて向かったのは、金沢城公園。加賀藩の藩祖・前田利家により築城された金沢城の跡地で、その入り口にそびえる国の重要文化財「石川門」のライトアップ。そして、城内にある、週末しかライトアップされない大名庭園を鑑賞。さらに、旧陸軍が使用していた2つの建物を見学した後、向かったのは、年間176万人が訪れる「金沢21世紀美術館」。実は、夜でも無料で鑑賞できる作品があり、昼には見られないライトアップされた状態を見ることができます。そのほか、2ヵ所のライトアップスポットを見学したスタッフは、いよいよ最後のライトアップスポットへ。果たして、バスの運行時間内に全てまわれるでしょうか。到着したのは、前田利家とその妻・お松を祀る「尾山神社」。神社としてはかなり珍しい、最上階に5色のステンドガラスをはめ込んだ神門が有名で、夜のライトアップは必見のスポット。こうして、駆け足ではありましたが、16ヵ所全ての無料ライトアップスポットを、バスが運行している2時間で制覇できました。昼の風景とはまた違う、光に彩られた金沢の夜景をバスで巡ってみませんか。


合い言葉は京香さん!

鈴木京香さんと香取編集長、といえば、この作品を思い出す方も多いのではないでしょうか。というわけで、今週の格言です。「『合い言葉は勇気』っていう連ドラがありまして、そのときに鈴木京香さんとご一緒させていただきました。三谷幸喜さん作品なんですけど、スゴく思い出深いドラマでして…。三谷作品の中でも群を抜いて視聴率が悪かった、ということが、後々の三谷さんの本の中に書いてありました(笑)。それでも、三谷さんご自身も大好きな作品だとどこかの本に書いてあったのも読みました。あまり自分が出演した作品を見返すことはないんですけど、“見返したいランキング”の中でもかなり上位に入るドラマなんです。あのとき、京香さんには本当に優しくしてもらいましたし、役所広司さんや田中邦衛さんともご一緒することができました。いまでは自分よりも年下の後輩と共演することも多いですけど、本当にステキな先輩たちに囲まれて、いろいろないい思い出があるドラマだったので、とても印象深く…。なので、今日、久々に京香さんにお会いできてスゴく嬉しかったです」。


鈴木京香さん
「パンダバス」を見かけたら、乗ってみたいと思います。

およそ4年ぶりのご出演はいかがでしたか?

生放送に慣れないもので、すごく緊張していたのですが、慎吾さんがとてもやさしく迎えてくださったので、楽しめました。そして、バスってすごく奥が深いものなんだな、と思いました。

「アイデアバス」ということで、まさにアイデアが詰まったバスばかりでしたね。

本当ですね。まず、「バスマガジン」という専門誌があったり、あんなに詳しい方がいるというのに驚きました(笑)。それと、私、浅草に時々行きますけど、「パンダバス」が走っているのを見たことがなかったので、今度見かけたら、乗りたいな、と思いました。あの見た目がかわいいですし、循環しているというのも便利そうだと思いましたので。あとは、パウダールームが完備されている「VIPライナー」も考えられているな、と思いました。女性にはうれしいですよね。「マイ・フローラ」のフラットになるシートも、リラックスできそうでいいですよね。これなら長時間でも飛行機に乗るような気分で移動できそうだと思いました。

あまりご縁のないバス特集でしたが、ご興味を持っていただけたようですね。

とても楽しかったです。予備知識なしで番組に臨みましたので、想像以上にすごいバスがたくさん出てきて衝撃的でした。それから、成田空港まで1000円で行けるというのもすごいと思いました。今日、番組をご覧になった方は、「次回は私もあれで行こう!」と思われたでしょうね。バスのお得さ、便利さが分かって、とってもお得な番組ですね(笑)。

やさしく迎えてくれたという、香取さんとはいかがでしたか?

今日は久しぶりにお会いしましたが、いつもと変わらずやさしくて明るい慎吾さんだったので、嬉しかったです。こちらが緊張しない和やかな雰囲気を作るのがお上手ですし、あの明るいオーラは、ご一緒していてとても助けられるものなんです。お陰で楽しめました。

仲の良い姉弟のようにも見えました。

とてもおこがましいですが、あんなに素敵な弟がいたら嬉しいです。自慢の弟で、あちこち連れまわしちゃうと思います(笑)。

最後に、公開となりました主演映画で戦後70年記念作品『おかあさんの木』についてメッセージをいただけますか?

日本にはこういう時代があったということ、私たちは今、とても平和なんだということを改めて感じていただけるきっかけになればいいと思っています。そして、いつも食べている卵焼きがとてもありがたくて、美味しいものなんだから、これからもっと噛みしめて食べなくちゃいけない、と慎吾さんが言ってくださって嬉しかったんですが、そんな平和な時代に感謝しないといけない、ということに気づいていただける作品だと思います。劇場でご覧いただけたら、嬉しいです。

鈴木京香さん主演映画
「おかあさんの木」
公開中

鈴木京香さん主演映画
「おかあさんの木」
公開中


最初の「パンダバス」からテンションが上がりました!

新企画の「アイデアバス」特集、香取さんもおっしゃっていたように「どういう内容なんだろう」と思っていたら、最初の「パンダバス」から一気にテンションが上がりました(笑)。見ているだけで旅行気分を味わえて、楽しかったです。それにしてもパンダバスの無料には驚きました。ガソリン代や人件費を考えたら、100円くらい取っても誰も文句は言わないだろうに、なんて余計なことまで考えてしまいました。そして、成田まで1000円で行けるという「THE アクセス成田」。銀座や東京駅から出ているなんて知りませんでした。通常3000円で往復で6000円としたら、4000円もお得なんですよ!ホント、お得な情報でした(笑)。そして、ラウンジが完備されている「VIPライナー」もよかったです。仕事終わりにそのまま行って、ラウンジでメイクを落としてラクな服装に着替えて、朝目が覚めたら京都に着いているなんて素敵ですよね。バスは、お安いから、旅が気軽にできますよね。徳島だって、12400円くらいで行けるならぜひ行きたいです。「マイ・フローラ」のゆったりした12席の座席も異空間で、あそこから旅が始まるっていう感じがしました。バス、本当にすごいですね。ゲストの鈴木京香さんは、お美しくて、やさしくて、素敵でした。とてもいい年の重ね方をされているな、と感じました。主演映画の『おかあさんの木』も、涙でボロボロになりましたけれど素晴らしかったです。今年は戦後70年ということもありますから、ぜひ、日本人みんなに見て欲しいと思いました。絶対に戦争は嫌だ。日本のお母さんだけではなく、世界中のお母さんも同じ気持ちだろうな、と痛感させられる映画でした。

知らなきゃ損!をこんなに見せられちゃうと…

◆最初、「バスって何だろう?」「バス特集!?うん?」って思ってたら…。バスツアーはいままでも取り上げてきましたけど、バスツアーとはまた違うバス特集、ということで、どういうものなのかな、と思ってたんですけど、見てみたらスゴく楽しかったです!

◆知らなきゃ損!っていうのが満載でしたよね。利用する機会はあまりない方ですけど、知らなきゃ損をこんなに見せられちゃうと、「何かお得感を味わいたい!」っていう気持ちに(笑)。横浜の「あかいくつ」のクーポンとか、スゴイですよね!あれだって、家族だったり友だちだったりで「今日、横浜の○○行こうよ!」っていうときに、「ここも行くけど、あとあそこも寄ろうよ!」ってだけの人でも、あれを持ってたら「じゃあ、ちょっとランチでも食べる?」っていうときにクーポン使えるとか…。1日券500円でも、すぐにいろいろ使えてすぐに元が取れちゃいますからね。1km1円というキャンペーンもありましたけど、あれも結構な人にインタビューしてましたよね?どの便にも利用している人がいる、っていうことですよね。まさに知らなきゃ損!ですね

◆オープニングで話しましたけど、京香さんやボクは、ロケバスを使うことは多いですけど…。ロケバスは「ホントに狭いなぁ…もうちょっと広くならないのかな…」って思ってて。ボクは子どものころからロケバスのお世話になってて、少しずつ大人になるにつれて「ロケバスの会社始めたら儲かるんじゃないかな?」って(笑)。もうちょっと広いロケバスを作ってね。でも、本格的にいろんな方にインタビューをするとですね、いまのあのサイズが動きやすいみたいなんですよね。あれより大きくなると、室内空間は広くなるけど、東京の街中をいろいろロケで回るには不便みたいです。駐車スペースの問題とかもありますからね。でもね、あの形のロケバスにいろんな作品で救われたりしてるんで…

◆浅草では、そのロケバスを改造してパンダバスとなって(笑)。あれも素晴らしいですよね。スゴイ!あれは、ひとりの人の声じゃできないと思うんです。きっと、みんなでひとつになって…盛り上げよう、という気持ちがひとつになってああいうことって成功するんだな、と思いました。