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#583(2015.3.14 OA)

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パーッと飲んで、へべれけになって大暴れ……してないなぁ

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ゲストに梨花さんをお迎えして、 新勢力居酒屋3チェーン、串カツ田中、四十八漁場、赤からの人気に迫る!

番組初登場、梨花さんをお迎えしたスマステーション。特集は、『急成長にはワケがある!今最も勢いがある居酒屋3チェーン 徹底比較!』をお送りしました。
新勢力の人気居酒屋チェーン『串カツ田中』『四十八漁場』『赤から』を徹底比較し、さまざまな角度からその急成長の秘密に迫った今回の特集。2008年に1号店がオープンし、以来およそ6年間で関東を中心に72店舗を展開しているのが『串カツ田中』です。その人気の秘密は、何と言っても安さ。看板メニューの串カツは1本100円から200円と格安で、一品料理もリーズナブル。そして、もうひとつの秘密は、どの店舗でも同じように串カツ田中オリジナルの味が楽しめるよう、調味料など様々な食材が、自社のプライベートブランド製となっていること。そんな串カツ田中では、試験で10種類の串カツを揚げ、その技術をレベル分けする独自の検定制度『串カツ検定』を行っています。番組では、入社3年目武蔵小杉店店長の橋口剛さんに密着。検定で初段に合格する姿をお伝えするとともに、橋口さんにスタジオに来ていただいて、梨花さんのために実際に串カツを揚げていただきました。2011年に東京・五反田に1号店をオープンし、4年足らずで東京、神奈川、埼玉 で14店舗を展開した魚料理専門の居酒屋チェーンが『四十八漁場』。急成長した理由は、席に着くと、店員が生の魚を抱えて登場し、その日のオススメを教えてくれるというスタイル。毎日届く新鮮な魚を食べられるその秘密は、独自の流通システムを設けることで、朝に宮崎の海で獲れた魚をその日の夜、東京の店に出すことができるためです。番組では、宮崎県島野浦で獲れた一番大きい真鯛に目印をつけさせてもらい、新鮮な魚を確保するその流通システムをご紹介しました。2003年に名古屋で1号店がオープンし、現在店舗数は187店舗、ここ2年だけでもおよそ50店舗がオープンする急成長ぶりを見せているのが『赤から』。急成長の理由は、来店した客のなんと9割が注文するという看板メニューの『赤から鍋』。白菜、牛ホルモン、豚バラ、ニラなど9種類の具材を煮込んだピリ辛鍋で、ボリュームたっぷりなのにお値段はなんと一人前990円(税抜)。そして、もうひとつの理由は、独自の出店戦略にもあります。全187店舗の分布図の東京部分を見ると、新宿に集中して3店舗、そこから出る埼京線、小田急線、中央線などの沿線に店が分布しています。仕事仲間と繁華街の赤からに入ったお客さんに「あの店はおいしい」と感動してもらい、自宅近くの店舗に家族を連れて再来店してもらう、という流れを作り出し大成功を収めているのです。番組では、各店舗の料理長が集まる新メニュー提案会や、オープン前のお店で壁に絵を描く専属デザイナー・森茂雄さんにも密着しました。
次週3月21日の放送は『格安航空会社・LCC一斉シミュレーションSP』をお送りします。ゲストは及川光博さんです。お楽しみに!

今、急成長を遂げている「串カツ田中」「四十八漁場」「赤から」という居酒屋をご存じでしょうか?現在、もっとも勢いがあるといわれている新勢力の居酒屋3チェーンの急成長の理由を、人気メニューの紹介とともに迫ります!


SmaSTATION!!特別企画
急成長にはワケがある!今最も勢いがある居酒屋3チェーン 徹底比較!


「串カツ田中」

店内に入ると、裸電球に 鉄骨むき出しの天井と、飾り気はありませんが、常に満席で熱気があふれています。お客さんたちのお目当ては…もちろん串カツ!関西風にソースは2度づけ禁止です。2008年に1号店がオープンし、以来およそ6年間で関東を中心に72店舗を展開している急成長チェーン。そんな「串カツ田中」の急成長のワケは、何と言ってもその安さです。看板メニューの串カツは1本100円から200円と格安。一品料理もリーズナブル。そして、もうひとつの秘密は、どの店舗でも同じように串カツ田中オリジナルの味が楽しめるよう、調味料など様々な食材が、自社のプライベートブランド製となっていること。串カツに欠かせない、パン粉はもちろん、生地の粉、揚げ油、そしてソースも独自に配合した自社オリジナルを使っているので、店による味のばらつきがないのです。


●急成長「串カツ田中」に密着<パート1>

そんな串カツ田中、全38種類ある串カツの中で人気の串カツ ベスト5といえば…第5位:厚切りカットの牛肉を特製揚げ油でサクサクに!「串カツ牛」(税込129円)。外はカラッと、中はふんわりの極上の食感。秘伝のソースと合わせればビールが進む美味しさです。第4位:新鮮なアスパラを丸ごと一本!「アスパラ」(税込216円)。皮を丁寧に剥いているので根元までやわらかい!アスパラのフレッシュな香りがたまりません!第3位:真っ赤な紅しょうがをサクサクの衣で包む!「大阪名物紅ショウガ」(税込129円)。関西では定番の紅しょうがの串カツ。味、厚み等にこだわった串カツに最適なものを使用。パンチの効いた辛さはソースとの相性も抜群です!第2位:外はサクサク!中はトロトロの極上食感!「玉ねぎ」(税込108円)。厚切りのタマネギを 時間をかけてじっくりと揚げています。サクサクの衣とトロリとしたタマネギの相性は抜群です。第1位:サクサクの衣から肉汁が溢れ出す!「串カツ豚」(129円)。薄切りロースを特製油でカラッと揚げています。衣に閉じ込められた豚ロースの旨みが口に広がる絶品です。




●急成長「串カツ田中」に密着<パート2>

東京・渋谷にある「串カツ田中 渋谷桜ヶ丘店」。午前10時、営業前の店に各店舗の店員たちが集まってきました。何やらみなさん緊張の面持ちですが、今日はここで「串カツ検定」が行われるといいます。「串カツ検定」とは、串カツ田中独自の検定制度。技術レベルを3級から師範の5段階にレベル分けし、各店舗の店員達を対象に、年に2回の昇格試験を実施しています。試験では、10種類の串カツを実際に揚げ、衣をつける時間の合計と投入の順番、さらに「串に衣がついていないか?」「レンコンに穴ができているか」など、合計40以上の細かい項目がチェックされます。試験官は、串カツ田中全店で唯一「師範」の資格を持つカリスマ串職人・峯卓也さん。この日は、各店舗から37名の受験者が参加。スマステーションではその中のひとり、入社3年目武蔵小杉店店長の橋口剛さんに密着しました。大阪出身の橋口さんは5年前、飲食の世界で一花咲かせたいと単身上京。アルバイトとして串カツ田中に入店し、店長にまで上り詰めた努力家。必死の努力で1級を獲得しましたが、今回の検定では、さらなる高み「初段」を目指すといいます。そんな橋口さんの苦手は「しし唐」。前回の検定では、衣を均等につけられず、2項目で減点となってしまいました。そして、ついに橋口さんの順番が来て、試験が始まりました。初段の合格タイムは、衣のつけ終わりまで1分40秒。橋口さんのタイムは1分37秒で、合格基準をクリア!投入の順番もクリアしたようです。続いては、揚げあがり…果たして、前回の検定でミスを多発したしし唐は上手く揚げられるでしょうか?すべての串カツを揚げ終えたら、峯さんへ提出します。果たしてどんな評価が下されるのでしょうか?全員の試験が終わり、いよいよ結果発表。今回の初段合格者は2名で、1人は渋谷桜ヶ丘店の鮫島瑞樹さん、そしてもう1人は…橋口さんでした!心配していたしし唐は、見事、満点を獲得。苦手を克服しました。橋口さんには、社長の貫啓二さんから認定書が手渡され、副賞として有段者のみが着用を許される串職人Tシャツが授与されました。
串カツ田中のもうひとつの人気の理由が、大阪下町の味が詰まったサイドメニューの数々。ここで人気のサイドメニューをご覧いただこう!人気のサイドメニュー:子供限定!自分で焼いて食べる。「たこ焼き 20個」(税込464円)。子供連れの方限定のたこ焼きセットで、たこ焼きの鉄板がセットされ自分で焼いて食べます。たこ焼き作りに子供たちが興奮すること間違いなし!子供がいない場合でも、6人以上のグループで来店すれば一食分無料でプレゼントしてもらえます!低価格なのに大ボリューム!「ちりとり鍋」(税込637円)。四角く薄い「ちりとり」のような鍋で仕上げる 大阪生まれの鍋料理。ピリ辛の味付けで野菜も肉もたっぷり食べられます!自分で仕上げるから美味しくて楽しい!「ポテトサラダ」(税込378円)。すり鉢のなかには、ゴロゴロとしたジャガイモとタマゴ、さらにマヨネーズと黒こしょうが入っています。これを自分でゴリゴリすって ポテトサラダを作り上げます。とにかく場が盛り上がる!「チンチロリン ハイボール」このハイボールのちょっと楽しい仕掛けは、サイコロを振って、ぞろ目が出ると一杯無料になること!さらに、出た目の合計が偶数だと半額割引が!しかし、出た目の合計が奇数だと、ハイボールの量が2倍になるものの、価格も2倍の700円に!こんな楽しいメニューの数々がファンを惹きつけるのです!




「四十八漁場」

店内を覗いてみると、漁師小屋風の客席は熱気に包まれています。2011年、東京・五反田に1号店がオープン以来、4年足らずで東京、神奈川、埼玉 で14店舗を展開する魚料理専門の居酒屋です。そんな「四十八漁場」が急成長した理由は、席に着くと、店員が生の魚を抱えて登場し、その日のオススメを教えてくれるというスタイル。毎日届く新鮮な魚を食べられるのが最大の魅力なのです。それにしても、なぜそんなことが可能なのでしょうか。秘密は、九州は宮崎県の離島「島野浦(しまのうら)」にありました。午前2時30分、漁をする地元漁師たちに交じって、四十八漁場の「社員漁師」の姿がありました。独自の流通システムを設けることで、朝に宮崎の海で獲れた魚をその日の夜、東京の店に出すことができるのです。そんな“今朝どれ”魚が入ったこの日の「刺身盛り合わせ(中)」は、ボリューム満点でお値段1382円(税込)と格安!さらに、全国13の漁港をバイヤーが仕入れに飛び回り、各地方の新鮮で東京ではなかなか味わえない魚などを仕入れているため、メニューも豊富なのです。例えばこの「ドンコ」の肝和え。ドンコは東北地方で獲れる魚で、地元では親しまれているものの、傷みやすいため、東京ではめったに流通しないといいます。四十八漁場は独自のシステムによって、とにかく新鮮な魚を食べられる居酒屋なのです。
そこで、四十八漁場のこの時期の人気メニュー ベスト5をご紹介すると…第5位:陸前高田沖で漁獲!数あるカレイの中でも最高級と言われる「陸前高田産 ナメタガレイの煮つけ」(税込994円)。東北ではカレイの王様といわれることもある ナメタガレイ。地元でさえ、季節によっては一切れ1000円を超えることもある高級魚です。水温が低い今の時期は、最も身が厚くなり、味もよく染みるので煮付けには最適です。第4位:日替わりの魚がのった贅沢どんぶり!「よんぱち海鮮丼」(税込1080円)。食べやすく切った日替わりの鮮魚がたっぷり、さらにイクラが乗ったこの丼の人気の秘密は、3通りで楽しめる食べ方。まずは、普通に丼として、次に添えられた海苔で海苔巻にして、さらにタイ骨の出汁をかけ出汁茶漬けとしても楽しめるのです。ランチ限定のメニューですが、夜は半分サイズの「漁師のひとくちまかないめし」として楽しめます。第3位:さまざまな旬の魚を味噌とともに豪快にたたく!「鮮魚のなめろう」(税込626円)。メニューの元となっているのは、宮崎県島野浦で“たたっこ”と呼ばれている漁師メシ。一般的ななめろうと違い、“たたっこ”は何種類もの魚が入り、薬味にタマネギを使うのが特徴です。四十八漁場では、これにならい 複数の新鮮な魚とタマネギをたたきにしています。第2位:北海道・野付半島の海で獲れた特大ホタテを豪快に刺身で!「野付産天然活ホタテ」(税込734円)。野付産のホタテは通常の養殖のようにロープに吊るさず、「地撒き」という自然環境に近い育て方をしているため、甘味が強くなると言われています。さらに育成期間は通常の倍の4年なのでサイズも超特大。生きたまま入荷したものを、注文が入ってから調理します。輪切りにせず、縦に裂くことで歯ごたえが楽しめます。さらに、半分くらい 食べ終わった後は、残りをバター焼きにしてくれるというサービスも!火を通すと甘味が増して、こちらも絶品です。第1位:その日に入荷した旬の魚が日替わりでいろいろ楽しめる!「漁師のいいとこ盛り(中)」(税込1382円)。この日の魚は、島野浦産の“今朝獲れ”真鯛、同じく島野浦産 今朝獲れヒラメ。脂がたっぷりのった 今朝獲れのハマチ(島野浦産)はコンロで炙りにして館山産の今朝獲れ金目は、熱湯で湯引きに。そしてカツオの5種類。このボリュームで1382円は超リーズナブルです!


●急成長「四十八漁場」に密着<パート1>

四十八漁場が急成長する最大の秘密は、朝獲れた宮崎県産の魚が、その日のうちに届くこと!店員さんが説明している「今朝獲れ真鯛」は、一体どのようにして東京に届くのでしょうか?密着してみました。やってきたのは宮崎県・島野浦。午前2時に漁船が出港し、漁が始まりました。そんな中、網をあげている竹井哲則さんは、四十八漁場に社員として雇われている漁師さん。いわゆる「社員漁師」です。やがて、漁が落ち着くと竹井さんはほかの漁師さんと交渉を始めました。そう、水揚げ直後、市場に魚を卸す前に直接買い取っているのです。この日は、捕れた魚をすべて四十八漁場で買い取ることに。通常、漁師さんは獲れた魚を市場に卸すのですが、魚の価格は漁獲量などの影響により上下動するもの。そのため漁師さんの収入はどうしても不安定になってしまいます。一方、四十八漁場は、市場を通さず漁獲量にかかわらず一定の価格で魚を買い取るため、漁師さんも安定した収入を得ることができ、四十八漁場も新鮮な魚を安定して確保出来るという、双方にメリットのあるシステムになっているのです。そしてもう一つのメリットは、早さ。島野浦の漁師さんにお願いし、通常より3時間以上早く出港してもらい午前4時には水揚げしているのです。そのため、その日のうちに東京に届けることが出来るのです。ここでスタッフは魚を追跡するため、一番大きい真鯛に目印をつけさせてもらいました。午前5時、魚を乗せたトラックが竹井さんの運転で漁港を出発!午前6時40分、運送会社の荷受け場を経て、7時35分発の飛行機で東京羽田空港へと空輸されていきました。そして、午前11時、羽田空港近くにある四十八漁場の中継ポイント「お魚センター」に魚が運び込まれました。ここで、マークを付けた真鯛を確認!このお魚センターには、全国13箇所の漁場から新鮮な魚が集まってきます。そして、次々と仕分けが行われ、各店舗むけに配送されていきます。午後1時に出発したトラックは、午後3時「四十八漁場 秋葉原店」の厨房に到着しました。午後5時、宮崎の海で上がってからおよそ15時間で、真鯛はお客さんに届けられました。この新鮮な魚を確保するシステムこそが四十八漁場 急成長の秘密なのです。




●急成長「四十八漁場」に密着<パート2>

福井県・美浜町にある日向(ひるが)漁港。地元の漁師さんが営む民宿の厨房に、日向漁港担当の四十八漁場バイヤー倉本満隆さんと統括料理長の工藤貴朗さんの姿がありました。地元漁師の永井賢一さんが魚をさばき、奥さんがなにやら調理をしています。実は、倉本さんと工藤さんは、日向で3月から解禁になったアナゴの料理法を地元の漁師さんに教わりに来ていたのです。「地元の漁師さんがいちばんおいしい食べ方を知っている」という工藤さんが注目したのは、揚げ物。日向産のアナゴは極太のため、ハモのように一旦骨切りをしてから使用。そしてポイントは、衣。小麦粉のほかに片栗粉、そしてなんと焼酎が入るのだといいます。 天ぷらよりもカリカリとした食感で、山椒を混ぜた塩で食べます。視察から5日後、東京のテストキッチンに工藤さんの姿が。日向で教わった料理をコショウの味付けにアレンジ。アナゴの新メニューを完成させました。それが「日向産穴子ナゲット」(税込734円)です。こちらの新メニューは、3月15日から全店舗に出されるそうです。




「赤から」

東京・渋谷にある「赤から」渋谷宇田川町店。店を入ると、昭和を感じさせるノスタルジックな内装…店内は女性たちで満席状態です。この店はとにかく女性に大人気の居酒屋なのです。2003年に名古屋で1号店がオープンし、現在の店舗数は187店舗。ここ2年だけでもおよそ50店舗がオープンする急成長ぶりを見せています。そんな急成長の理由は、来店した客のなんと9割が注文するという看板メニューの「赤から鍋」。白菜、牛ホルモン、豚バラ、ニラなど9種類の具材を煮込んだピリ辛鍋で、ボリュームたっぷりなのにお値段はなんと一人前990円(税抜)。やみつきになる味だという真っ赤なスープには、一体何が入っているのでしょうか?ベースとなる「赤からみそ」というオリジナル調味料の製造現場を覗いてみると、名古屋みそ、コチュジャンが入った真っ赤な味噌が混ぜられています。さらにそこに何かを入れたようですが、それは「企業秘密」とのこと。中には合計20種類の材料が入っていますが、詳細はトップシークレットだといいます。その辛いばかりではなく、コクと甘味もある味噌が、お客さんを虜にするのです。そして、もう一つのポイントは、何度も来たくなる豊富なバリエーション。スープの辛さは0番〜10番の11段階に調整可能。もっとも辛い10番は、汗が止まらない超激辛です!その追加具材などは20種類。中でも人気なのがチーズで、これを入れることで辛さが和らぎ、コクが増すといいます。さらに鍋のしめは4種類あり、一番人気は「チーズリゾット」だといいます。赤からスープに染み出した、野菜と肉の旨みがチーズと合わさり絶品!そんな「赤から」が急成長しているもうひとつの理由は、独自の出店戦略にもあります。全187店舗の分布図の東京部分を見ると、新宿に集中して3店舗、そこから出る埼京線、小田急線、中央線などの沿線に店が分布しています。これが、赤から独自の出店戦略。仕事仲間と繁華街の赤からに入ったお客さんに「あの店はおいしい」と感動してもらい、自宅近くの店舗に家族を連れて再来店してもらう、という流れを作り出し大成功を収めているのです。そんな赤からには、赤から鍋のほかにも、魅力的なサイドメニューが盛りだくさん!
赤から鍋の人気に迫る人気メニューベスト5を見てみると…第5位:丁寧に丸めて焼き上げる!ふわふわ! ピリ辛!未体験の味「赤からたまご焼き」(税込453円)。溶きタマゴに混ぜるのは、赤から鍋の味付けに使われる「赤からスープ」。ピリ辛出汁まき、箸が止まりません!第4位:温かいスイートポテトとアイスクリームのコラボ!「いも娘」(税込453円)。ほくほくのスイートポテトとひんやりバニラアイスが口の中で混ざり合う、赤からオリジナルデザート!辛い鍋の後に最高です!第3位:カラッと揚げた串カツを味噌だれにどっぷりつける!「味噌串カツ(3本)」(税込464円)。赤から発祥の地、名古屋ならではの味噌カツを食べやすい串サイズに。甘辛いみそだれの味がたまりません!第2位:「手羽先唐揚げ(5本)」(税込529円)。カラっと揚げた名古屋の定番グルメ!2度揚げすることで、皮はパリッと身はジューシーに仕上がっています。第1位:外はカリッと、中はジューシー。旨い鶏肉を こんがり網焼きに!「名物3種盛り」(税込1069円)。セセリ、トリカワ、その日のおススメと、三種類の鶏肉を直火でこんがり焼いた盛り合わせ。注目は、このセセリ。鳥の首の部分で、弾力ある食感と染みだす旨みがたまりません!


●急成長「赤から」に密着<パート1>

愛知県にある「赤から東刈谷店」。その厨房が、赤からの制服を着た料理人たちで寿司づめ状態になっています。実はこの方たちは、赤から各店舗の料理長。この日行われていたのは、新メニューの提案会。赤からでは各店舗の料理長たちが集まり、新メニューのアイデアを持ち寄っているのです。静岡県・焼津店の料理長の多田良直行さんが考えたのは、その名も「赤からツイスター」。鳥のせせりをトルティーアに巻き、赤から味噌で食べるというアイデアです。試食会が始まると、赤からの幹部に続き、料理長たち全員でお互いの料理を味わいます。その中に、とりわけ厳しい目つきで試食をしている人物が…赤からのメニュー開発担当者のひとり、キッチントレーナーの小塚晃さんです。そんな小塚さんにも、赤からツイスターの評価は上々のようです。こんな提案会から生まれたアイデアが開発部によりブラッシュアップされ、社長試食を経て新メニューとなります。そんな過程を経て生まれた「赤から氷鍋2015年版」は、6月から提供される予定の新メニュー。たっぷりの氷が入った驚きの鍋料理です!




●急成長「赤から」に密着<パート2>

こちらは、3月16日にオープンを控える「赤から秋葉原中央通り店」。夜10時、内装工事の職人も帰り、静まり返ったお店に何かの作業をしている人物がいました。オープン前の赤からで、これから一人、徹夜で作業をするという男性は専属デザイナーの森茂雄さんで、壁に絵を描くのだといいます。なんの下描きもない、まっくろな壁に白いペンキでさらさらと絵を描いていきます。午前2時、壁からはみ出した絵は、天井にまで及びます。そして、翌日の午後3時、オープニングのスタッフたちが研修を始めた頃に完成しました!描き始めてからおよそ17時間、ぶっ通しの作業で、虎と龍がにらみ合う迫力の大作が出来上がりました。赤からの個性的な店は、こうして作られているのです。


そんなに久々だと思ってなかったのに、久々だったらしい。

初登場ということもあって緊張気味の梨花さんに、「初登場ですよ!」「いつも番組を見てくれているんですよね」とわざとプレッシャーをかけたりするイタズラっ子な香取編集長。というわけで、今週の格言です。「梨花さんですね。最近、他の番組でもお会いしたんですけど、そんなにテレビから離れていたんだとも思えないくらいに、どこの誰の気持ちのせいなのか、梨花さんとこうやって番組でお会いするのは、久々な感じがなく…。そういう話をスタッフとしたときに、ボクが『つい最近、一緒になった気がしたけど…』って言ったら『いや、それがもう何年も前なんです』って言われて、『ウソでしょ!?』みたいな(笑)。何となく、梨花さんがちょっとお休みしている、っていう感覚はあったんですよ。でも、何年も、っていう感じはしない。やっぱり、ボクが走り続けているせいなのか。凄い勢いで、ボクの時間が流れているのか、何なのか(笑)。それで、もしまた、しばらくテレビから離れることになってしまっても、また何年後でもいいので来てください、という最後の言葉に繋がった感じです(笑)」。


梨花さん
慎吾くんが立派で、キャスターの方かと思いました(笑)。

「生放送は緊張する」とおっしゃっていましたが、初出演のスマステーションはいかがでしたか?

最初は緊張していたんですけど、慎吾くんと大下さんがすごく優しかったので、大丈夫でした。楽しかったです!

新勢力の居酒屋3チェーン特集、居酒屋にはあまり行かれないという梨花さんからご覧になって印象的だったところといえば?

いやぁ、考えさせられました。慎吾くんとも話したんですけど、居酒屋さん=安いけど、あまり美味しくない、というのはもう偏見なんだなって。今は、安くて、美味しくて、楽しいんだって。ちょっと行ってみたくなりました。うちは小さい子どもがいるので、外食といえば、たまに焼肉屋さんに行くくらいで、ほとんど行かなくなったんです。でも、子ども用にたこ焼きのサービスがあったり、ウェルカムな雰囲気があったので、子どもと一緒でも楽しめそうだと思いました。

串カツ、刺身、鍋といった試食はいかがでしたか?

本当に全部美味しかったです。串カツも揚げたてをいただいて、お野菜の甘みもありましたし、サクサクとした食感が美味しかったです。鯛のお刺身は、食べ終わったあとしばらく、口のなかに美味しさの余韻が残っていました。後からピリッと辛さが来るお鍋も美味しかったです。

香取さんとは最近、ほかの番組でも共演されたということで、仲のいい雰囲気でしたね。

ご縁があるんですかね…いえ、ないと思いますけど(笑)。慎吾くんは、どんどん大人になっていますよね、あ、お互いさまですね(笑)。すごく立派になられて、キャスターのように見えました。でも、話すとフレンドリーで、楽しい雰囲気を作ってくれました。

最後に制作に8ヵ月かけたという梨花さんの本、「MY NAME IS...RINKA A to Z DICTIONARY」(マガジンハウス刊)の見どころをお願いします!

写真も盛りだくさんなんですけど、文章もAからZまで一つひとつのカテゴリーで全部書いているので、読み物としても読んでいただけると思います。年を重ねることの楽しみを見つけていただければ、と思って書きました。全部読んでいただけたら、嫌なくらい私を分かってもらえると思います!

梨花さん新刊
MY NAME IS...RINKA A to Z DICTIONARY
発売中


梨花さんがジェーン・バーキンのようで素敵でした!

新勢力の居酒屋3チェーン、恥ずかしながら知らなかったのですが、お値段を抑えた居酒屋さんで「ここまで追求しているのか!」というこだわりぶりに驚きました。お料理のアイデアやサービスに工夫があるのはもちろん、社員漁師がいる「四十八漁場」さんの仕入れなんて、料亭のようでしたよね。あそこまでこだわれば美味しいでしょうけど、それをリーズナブルなお値段で提供するんですから、本当にすごいと思いました。実際、ゲストの梨花さんが試食された鯛のお刺身は“獲れたて”って感じで美味しそうでした。串カツも、あまりなじみがなかったんですが、「串カツ田中」さんの串カツを拝見して、ビールにも合いそうで食べたくなりました(笑)。そして、「赤から」さんの、野菜たっぷりのピリッと辛いお鍋が、女性に人気だというのもよく分かりました。チーズリゾットまでペロリと食べてしまいそうです、私(笑)。それにしても、梨花さんは素敵でしたね。メイクもほとんどされていないようで、ジェーン・バーキンのような雰囲気があって。出版された本「MY NAME IS...RINKA A to Z DICTIONARY」は、そんな梨花さんのファッション、美容からライフスタイルまでがわかる読み応えのあるものでした。そこに「出すこと」が大事だと書かれていたのが印象的で。断捨離をして部屋をきれいにしたり、お風呂で汗をたっぷりかいてデトックスしたりすると、新しい気が自分に入ってくるという。すごく分かるな、と感心してしまいました。みなさまも、ぜひ、読んでみてください!

新しいシステムを作りあげるための苦労を知りたくなりました!

◆オープニング、ビックリしました。昼間は大分暖かくなってきたんで、どこかその思いのまま今日屋上に出たら、ビックリするほど寒いし、風も強いし…。まだまだ油断できないですね。気を付けないと危ないな、って思いました

◆新勢力の居酒屋チェーン…いや大変だな、と思いましたね、店側として。やっぱりホントにとことん安さを追求しないといけないだろうし、だけど美味しくなきゃいけない…とことん美味しくなきゃいけないんで。こんな不可能のような、奇跡のようなことを成立させなければやっていけない時代に、大変そうだけど、成績を伸ばし、そしてみなさんに親しまれ、愛されているお店は、素晴らしいなと思いました

◆串カツ検定も面白かったし、赤からさんの新メニューの提案会もよかったですね。みんなでアイデアを出し合って、それがメニューになる…いろんな開発のもようをスマステーションでは見てきましたけど、ああいうシステムはなかなかやりがいがあるんじゃないかな?普段仕事しながらも常に考えていて、それが採用されれば、全国の方に食べてもらえるんだから

◆四十八漁場さんも、社員漁師さんを置いて…。こういう特集を見ると、お客さん目線ではなく、プロデューサー的な目線で、いままでにないシステムを作りあげるためにきっとスゴイ苦労をされたんだろうな、とかつい考えてしまいます。ニューシステム構築にあたり、どういう苦労があったのかまで知りたくなりました

◆ボクの知ってる居酒屋さんなんて…もうとんでもない昔のことなのかもしれないですけど…メニューを開いた瞬間どれを頼もうか悩むとき、パッと見てどれも美味しくなさそうだからこそ悩むというか(笑)。で、どれだったらいけるかな、っていう頭でメニューを見るというか、そういう時代だったような気がするんですよね。それが、最初にまず魚を持ってきて説明してくれちゃうって(笑)。居酒屋さんじゃなくても、あんなシステム、なかなかないですよね。いろいろ発見があった特集でした。