引き続き人気のシリコン製調理グッズ、なかでも「ルクエ スチームケース」は野菜などを入れて電子レンジにかけるだけでおいしい蒸し料理ができると大ヒットとなりましたが、今、ご飯が簡単においしく炊けるとヒットの兆しを見せているのが、こちらのライススチーマー。使い方は、浸水したコメと水を入れレンジに掛けるだけ。なぜこれだけでおいしく炊けるのでしょうか？

【ヒットの理由】
熱が対流しやすい独特の鍋の形状と水蒸気の量を調節する中蓋によって、炊きムラなく短時間で、ご飯をふっくらと炊き上げることができるのです。ご飯1合ならわずか9分(600Wの場合)。プラス、10分程蒸らせばつやのあるふっくらご飯が炊きあがります。また、折りたたんで中蓋に点心を並べれば、レンジで使える蒸し器にも変身。そのまま食卓に並べて使えるので便利です。

ここ数年、家で簡単にパンが焼けるホームベーカリーがヒットし続けていますが、昨年11月に発売され話題となっているのが、こちらの｢ヘルシーシェフ｣。形は普通のオーブンレンジと同じで、もちろんオーブンレンジとしても使えますが、付属品を使えばホームベーカリーのように簡単にパンが焼けるのです。

【ヒットの理由】
オーブンの熱風でパン全体を包み込むように焼き上げるのは、オーブンレンジならでは。さらに、通常4時間ほどかかる食パンをおよそ2時間で焼き上げることもできるのです。そのうえ、焼きが甘くなりがちなパンの上の部分も含め、香ばしくしっかりと焼き上げるのです。もちろん、なかはしっとり柔らかです。

自然でやさしい風を送り出す「グリーンファン」シリーズで扇風機革命を起こした家電メーカーBALMUDAが、注目の新製品を発売。早くもヒットの兆しを見せています。それが、こちらの空気清浄機です。

【ヒットの理由】
ポイントは強力な空気の流れ。一般的な空気清浄機はひとつのファンで空気の吸引と送風を行いますが、｢JetClean｣では吸引と送風それぞれの専用ファンを搭載。送風に使われるのは、大ヒット扇風機「グリーンファン」と同じファンなのです。内側と外側の羽根の数が違う2重構造のファンが生み出すふたつの風がぶつかることで、自然の風に極めて近い風がより遠くまで届きます。この特徴を生かし、大量の空気を天井に送り出すことで部屋全体に強力な循環気流が生まれるのです。これに乗って部屋に充満する浮遊物が効率よく集まり除去。さらに、嫌な花粉を除去する能力も従来品よりアップしたといいます。花粉飛散の季節到来間近で、新発想の空気清浄機にますます関心が高まりそうです。

社会現象ともなったＢ級ご当地グルメ、食べるラー油がきっかけとなったご当地調味料ブームといった｢ご当地｣の次なるブームとなりそうなのが、パンです。昨年11月に東京で開催された「全国ご当地パン祭り」には、開催たった1日にもかかわらず2万5千人が殺到！大いに盛り上がったのです。それではここで、全国から出場した30種類のご当地パンのなかで今年大ヒット間違いなしの人気ベスト3をご紹介しましょう。

パンのなかには、ほろ苦い珈琲味の餡と生クリームがたっぷり。口に入れると、カフェオレのようなほんのり甘く優しい味が広がります。

鳴門屋さんの地元・東大阪市は、高校ラグビーの聖地・花園ラグビー場で有名な場所。そこにちなんで、このカレーパンはラグビーボール型。少し辛めのカレーに、甘めの牛スジが絶妙なハーモニーを奏でる逸品です。

三島市内にはコロッケを扱う店が800店以上あるという、コロッケは三島のご当地グルメなのです。昨年にはその美味しさを競う｢みしまコロッケ総選挙｣が開催され、数あるなかで1位に輝いたのが、こちらのベーカリーの｢みしまコロッケ｣です。地元の特産・三島馬鈴薯にベーコン、黒こしょうを加えパン屋さんこだわりの生パン粉をまぶして揚げていて味はちょっとスパイシー。そして、そのままでも美味しい三島コロッケを蒸しパンにサンドしたのがご当地パン全国1位に輝いた｢みしまコロッケぱん｣なのです。蒸しパンには、地元産の米を一度お粥にして加えていて、甘味があり食感はモチモチ、スパイシーなジャガイモとの相性が抜群。パン祭りで優勝して以来、こちらのお店にはお客さんが殺到。多い日では1日1300個売れる大ヒット商品となっています。

昨年爆発的にヒットした「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ味」に続く話題の｢ガリガリ君｣がこちらの「ガリガリ君リッチ あずき大福」です。「大福の風味」と「ガリガリ氷」が同時に味わえる不思議なアイスなのです。美味しさの秘密はその構造にあります。外側から順に、もち粉を使ったもち風味のアイス、生クリーム入りの濃厚ミルクかき氷、北海道産つぶあん、という三層構造になっているのです。

こちらは今注目されている洋食から和食まで使える万能調味料。普通のソースとしてコロッケやフライにかけても美味しいのはもちろん、それ以上の使い道があるのです。

【ヒットの理由】
なんと、和食の定番｢肉じゃが｣がこれ1本で作れるのです。牛肉とジャガイモなどの野菜を炒めた鍋に、加えるのは水、そして｢うまソース｣だけ。これで20分程煮ると、美味しそうな肉じゃがが完成！いつもの肉じゃがにソースのフルーティーな味わいがほのかに加わりより深い味わいになるというのです。その理由は、普通のソースではあまり使われない昆布、かつおだし、ショウガ、ニンニクの風味を加えているから。和食の味付けもこれ１本でできてしまうのです。ほかにも、炒めてうまソースを絡めた鶏肉や野菜などの具材を炊飯器に加えて炊けば鶏五目ご飯もできるといいます。さらに、水とうまソースを煮立たせた鍋に下ゆでした大根、湯通ししたブリ、ショウガ、ネギを入れ落し蓋をして火にかけるだけで、ブリ大根が完成！調味料を入れる順番やタイミングが意外と難しいブリ大根も、このソース1本だと簡単に作れてしまうのです。このうまソース、発売から5ヵ月で150万本を売り上げ、早くも大ヒット間違いなしと言われています。

ボールペンなのに書いた文字を消すことができる画期的なこのペンは、これまで世界中で累計5億本以上の売り上げを記録しています。その最新作｢フリクションボールスリム 038｣が早くもヒットの兆しを見せています。その特徴は、普通のボールペンのなかでも最極細クラスの0.38mmというペン先。手帳や参考書などの細かい書き込みに便利と学生をはじめ、若い女性に早くも大人気なのです。ペン先だけでなくペン自体も細身なので、シリーズ全10色でもラクラクペンケースに入ってしまいます。

今やすっかりおなじみのタブレット端末やスマートフォン。直接パネルに触れて操作するため指紋などの皮脂汚れが付くのが気になりますよね。そんな悩みを解消してくれるのが、こちらの「iコロコロ」。パネルの上をゆっくり転がすだけで、汚れがキレイにとれるのです。

【ヒットの理由】
ヒミツは、何度も使える強力な粘着剤。皮脂汚れを強力に吸着するだけではなく、テープ1周分を約40回転繰り返して使えるので経済的なのです。使い終わったら、別売りのスペアテープに付け替えられて便利です。

今話題のこちらのマウス、一見普通ですが、実は裏の部分がカメラになっているのです。そのため、いろいろなものがスキャンできるのです。

【ヒットの理由】
通常スキャンは専用のスキャナーがないとできませんが、このマウスがあればなぞった部分を簡単に写し取ることができます。付属のポーチに入れて持ち歩けば出張先などでも活躍してくれます。

こちらは、目下急成長中で、東京・大阪を中心に20店舗を展開中の缶詰専門というバー。お店の棚にならぶのは、お馴染みのものから珍しいものまで国内外の缶詰約200種類。お客さんが食べたいものを棚から選んで支払いを済ませるとレンジなどで温めて提供されるといいます。なかでもダントツの人気を誇るというのが、｢だし巻き｣(550円)。京都にある老舗のたまご焼店と共同開発したオリジナルの商品で、ふわっと柔らかく本格的な味わいが楽しめるのが特徴。

この店の人気が物語るように、実は今缶詰に注目が集まっているのです。特に人気が高いのが｢広島かき 燻製油漬け｣(500円)、｢厚切りベーコンのハニーマスタード味｣(380円)などそのままでも美味しい酒の肴になる缶詰・全39種類が揃う｢缶つま｣シリーズ。少し高めの値段にも関わらず、これまでにシリーズ累計530缶を売り上げる大ヒットとなっています。お米と一緒に炊飯器に入れるだけで具だくさんの炊き込みご飯が作れるという｢入れ炊く｣シリーズも大人気。全部で10種類ありますが、特に人気なのはショウガご飯が作れる「高知県産 しょうが」(350円)。たっぷりのショウガと、しっかり味の染みた油揚げが食欲をそそります。さらに｢ツナとタイカレー｣シリーズは、定価183円ながら店舗によっては105円で買うことができ、しかも到底その値段とは思えない本格的な味で昨年大ブレイクしました。｢ツナとタイカレー・レッド｣は、ピリッとした辛さの後にココナッツミルクの甘さが味わえます。手でほぐした大きめのツナも絶品！

東京・六本木で昨年10月のオープン以来、連日多くのお客さんで賑わうレストラン｢旬熟成｣。お客さんのお目当ては、雑誌で特集が組まれるなど今注目の食材｢熟成肉｣。高級店では数年前からジワジワと人気が出ていたのですが、ここにきてカジュアルな専門店が続々誕生しているのです。作り方は専用の熟成庫で温度、湿度などを厳重に管理しながら30〜50日程度寝かせるというもの。この間に、乾燥で水分が減り味が凝縮、うまみ成分のアミノ酸が増え、肉の繊維が分解され柔らかくなるなどの変化があらわれ、旨みがぎゅっと凝縮された肉になるといいます。例えば、6週間丁寧に熟成させた牛のモモ肉の一部シンタマをじっくり焼いた「山形牛のシンタマ」。｢旬熟成｣では、100g1600円で提供されています。噛むたびに果実のような香りとうまみが口いっぱいに広がる絶妙な味わい。また、豚肉のロースは、熟成させることで脂肪の臭みやしつこさがなくなり、甘みが増すと評判です。｢米沢豚のロース｣は100g1200円で楽しめます。

2012年で結成20周年となったダンス＆ヴォーカルユニット「TRF」。今、彼らが作ったあるDVDが発売7ヵ月で異例の90万枚を売り上げ、メガヒットの兆しを見せています。それが、TRFの音楽にのせたエクササイズDVD、その名も「EZ DO DANCERCIZE」です。TRFのダンサー、SAM、ETSU、CHIHARUがエクササイズを教えてくれるのですが、これが90年代にTRFに熱狂した世代を中心に売れに売れているのです。DISC1「EZ DO DANCE」で上半身、DISC2「survival dAnce 〜no no cry more〜」でウエスト、DISC3「BOY MEETS GIRL」で下半身をそれぞれ鍛えるプログラムとなっています。ダンスは一見、曲の振り付けのようですが、3人が考案した独自のエクササイズ。格好よくダンスしながら、効率的に体を鍛えることができるのです。2月には第4弾の発売が決定。こちらの、「寒い夜だから」は体幹を鍛えるプログラムとなっています。

こちらは昨年11月2日の発売から10日あまりで初回生産分が売り切れた話題のぬいぐるみ。一見普通のぬいぐるみですが、スイッチを入れると音楽が鳴り、まるで呼吸するようにお腹が動き出します。

【ヒットの理由】
実はこれ、タカラトミーが呼吸の権威、昭和大学医学部の本間教授と共同開発したリラックスするのに役立つぬいぐるみなのです。眼が冴えて眠れない時や、落ち着かない時にこれを抱くと5秒に1回のゆったりした呼吸のリズムにつられて自分の呼吸も落ち着きその結果、脳の状態が収まりリラックスできるといいます。スイッチを入れたまま寝ても、15分後には自動オフされるので安心です。

今、まったく新しい履き心地のジーンズが各社から登場、話題となっているのをご存じでしょうか。昨年から大人気となっているのがEDWINの「ジャージーズ」。人気のヒミツは、とにかく「ラク」なこと。見た目はジーンズそっくりですが、非常に軽く伸縮性のある生地でできていてまるでジャージーを履いているように足を自由に動かせるので、家でくつろぐのにもピッタリなのです。また、ユニクロでは昨年9月に「ウルトラストレッチジーンズ」が登場。こちらは足にフィットするスリムタイプで特徴は、美脚。生地が1.4倍に伸びると同時にしっかり戻るため、動きやすいのに、お尻や太ももが引き締まった形でキープできるといいます。

この冬、ある男性向け防寒具が話題となっています。それが足先から腰まですっぽり包み込む男性向けのパンティストッキングです。

【ヒットの理由】
人気の理由は、スラックスの下にでも履けること。そのためスーツで通勤するサラリーマンを中心にヒット。未体験の心地よさにまとめ買いする人も多いといいます。

書店の話題書籍コーナーに並ぶこちらの辞典。実はこれ、毎日を落ち込まず、明るく過ごすためネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換える新感覚の辞典なのです。例えば友人から「今年こそ本気でダイエットするって言ったじゃない。三日坊主なんだから！」なんて言われてショックを受けたとき、「ネガポ辞典」で三日坊主を調べてみると、「三日間も集中してダイエットに取り組むことができた」と前向きにとらえ直すことができるのです。ほかに、「キモい」というネガティブな言葉も「存在感がある、個性がある、ミステリアス」とポジティブに変換。「空気が読めない」も「周りに流されない」、「本番に弱い」も「つまり練習には強い、本番にも強くなればもはや最強」とポジティブワードに。そんな具合におよそ600語が収録されています。制作者は、現在大学生の蠣崎さんと萩野さん。高校時代の自分たちの体験を元にもとに考案したといいます。

捨てたい時に限ってゴミ箱が遠くにあって面倒くさい。そんな時に便利なのが、先月発売されたばかりの「ゴミバGO！」。メーカーの予想を大きく上回る1万台が出荷されているというこの商品の特徴は、なんとゴミ箱がリモコンで動くこと。裏面に車輪がついているので、付属のコントローラーを使えばOK。左のレバーで前後、左と右のレバーを組み合わせると斜め方向へカーブさせることができます。姉妹品にモップ型の「SUGOIモップ」(2079円)もあり、座ったままでモップ掛けができちゃいます。

三浦さんの「ゴミバGO！」のお試しは最高でした！

「2013年のヒット予測」特集、ゲストの三浦友和さんにご試食いただいたり、お試しいただいたりして、とても豪華でしたよね。特に、三浦さんご自身がコントローラーを操作してくださった「ゴミバGO！」のお試しは、最高に面白かったです。試食は、もう少し時間があったらよかったのに、と思いました。試食後の余韻みたいなものを、もっと拝見したかったです。それにしても、三浦さんは今俳優さんとして大充実のなかにいらっしゃいますよね。来週放送になる『最も遠い銀河』はもちろん、映画にドラマにと本当にご活躍されていて、昨年の「月イチゴロー」でも何本も作品を拝見した記憶があります。ぶれない、時代におもねらないカッコよさがありますよね。さりげない感じでいらっしゃっても、やはり背筋が伸びる気がしました。香取さんとは連続ドラマで共演されたことがあるそうで、おふたりの楽しげなやりとりは見ていてこちらも楽しくなりました。香取さんはどんなゲストの方でも楽しませることができるんですよね。改めてすごいな、と感じました。ヒット予測で気になったのは、「うまソース」。ソースというと、おなじみのあの味を思い浮かべますけど、そこを超えた万能ソースということなんでしょうね。うまソースで作った肉じゃがやぶり大根がどんなお味なのか、すごく興味があります。それからTRF世代としては、TRFさんのエクササイズDVDもチェックしたいと思いました。自分が聴いてきた好きな音楽でエクササイズすれば楽しいし、長く続けられるというもの。メンバーのみなさんのスタイルを拝見しただけで、やってみる価値はありそうですよね。スマステのヒット予測はすっかり恒例の企画となりましたね。実際、どれが大ヒットとなるんでしょうか、今後が楽しみです！