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#469(2012.8.11 OA)

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コンサート作りに燃えていて、家に帰ってません

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土田晃之さん&劇団ひとりさんをお迎えして
俳優が体を張った危険なアクション映画ランキングをオンエア!!

ゲストに土田晃之さん、劇団ひとりさんをお迎えしたスマステーション。特集は、『俳優自ら体を張った危険なアクション映画ベスト15』をお送りしました。
映画ファンのアンケート結果をもとにした今回のアクション映画ランキング。ここでは、トップ3をピックアップしてご紹介しましょう。第3位は『デス・プルーフinグラインドハウス』(2007年)。『キル・ビル』でユマ・サーマンのスタントを務めたゾーイ・ベルが女優として活躍したこの作品で、Q・タランティーノ監督は、ゾーイをスタントウーマン役で出演させています。ゾーイが体を張った危険なアクションは、時速160kmでの激走スタント。映画のスタントウーマンが車の上でスタントごっこをしていると突如殺人鬼が現れるというシーンで、ボンネットに乗っているのはもちろんゾーイ本人。実際に時速120km〜160kmで走りながら行われた撮影は、危険度95%・体張り度95%! 第2位は『チョコレート・ファイター』(2008年)。タイの新人女優ジージャー・ヤーニンが2年間のトレーニングを積んだ後、さらに2年間かけて撮影に挑んだ生傷アクションムービーです。母親の病気を治すため、様々なシチュエーションで現れる敵をその身ひとつで倒していく主人公を演じたジージャー。木材をギリギリでかわすシーンや、地上7mの高さの建物での激闘など見どころ満載です。ジージャー演じるゼンの父親役として阿部寛さんが出演している、というのもポイント高いですよね。土田さん&ひとりさんも、「見たい!」とおっしゃっていました。そして第1位に輝いたのは、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』(1996年)。1996年のパート1から2011年のパート4までいずれも大ヒットを記録。これまでに興行収入1100億円を叩き出した、アクションシーンのフルコース映画です。このシリーズの最大の魅力は、やはりトムの体当たりのアクションシーン。標高600mの岩山でのロッククライミングシーン(パート2)や、ドバイにある828mの超高層ビル『ブルジュ・ハリファ』でビルの外を駆け下りたり、側面を横に走ったりする(パート4)など、信じられないアクションシーンが次々と登場します。トムは、ことしで50歳になりますが、パート5製作のウワサもあるとか。
さて、次週8月18日の放送は、日本を代表する名俳優・高倉健さんを特集します。ゲストは草なぎ剛さんです。必見です!!

大人気を博しているアクション映画には、主演俳優自らスタントマンとなり危険なアクションシーンをこなしている作品も少なくありません。そこでスマステーションでは、そんな「俳優自らが体を張ったアクション映画15本」をご紹介。手に汗握るシーンの連続です。


SmaSTATION!!特別企画
俳優自ら体を張った危険なアクション映画ベスト15


◆トム・クルーズ&キャメロン・ディアス<危険度85%・体張り度80%>
豪華2大スター共演のラブアクション
第15位「ナイト&デイ」(2010年)

トム・クルーズとキャメロン・ディアスが夢の共演。キャメロン演じるごく普通の女性が恋したのは、トム演じる最強のスパイ。彼が抱える大事件に巻き込まれふたりは世界中を逃げ回ることに・・・。息を呑む数々のアクションシーンは、アメリカ、ジャマイカ、スペイン、オーストリアで撮影されました。そんな中で、トム・クルーズが体を張った危険なアクションが、屋根から屋根へと飛び移り、そこから決死のダイブを決めるシーン。この逃亡シーンは、オーストリアの屋根の上で撮影されたのですが、どんなシーンでも自らやりたがるトムが実際に屋根を飛び回り、最後にはトム自身が屋根から飛び降りたのです。トムはワイヤーのみで飛び降り薄いクッションがある壁に激突するも、何事もなかったかのように撮影を見学していた人々に手を振りました。また、スペインでは、有名な牛追い祭りの中をバイクで疾走するシーンを撮影。こちらも実際のお祭りの中に巻き込まれる、という形で撮影が行われたのです。



◆シリル・ラファエリ&ダヴィッド・ベル<危険度70%・体張り度100%>
己の肉体のみのリアルアクション
第14位「アルティメット」(2004年)

スタントマンとしても活躍するシリル・ラファエリと華麗な移動パフォーマンス集団の創始者として知られるダヴィッド・ベル主演。究極の身体能力を持ったふたりがあらゆる場所をワイヤーなしで、走る・登る・乗るが連続のこの映画。中でも、ダヴィッド・ベルが体を張った危険なアクションは、驚異の身体能力を生かした無駄のない移動に目が奪われます。それが、ギャングに狙われ自分の部屋から逃走するシーンです。また、シリル・ラファエリが体を張った危険なアクションは、カジノでの敵との対決シーン。捨て身の攻撃で、ルーレット台を真っ二つにします。さらに、猛スピードで突っ込んでくる車を交わすシーンは、まさに間一髪といったシーンです。



◆ダニエル・クレイグ<危険度75%・体張り度90%>
6代目ジェームズ・ボンド
第13位「007/慰めの報酬」(2008年)

ダニエル・クレイグが体を張った危険なアクションが、屋根からベランダへのジャンプシーン、そして、窓からバスへのジャンプシーンです。



◆クロエ・モレッツ<危険度60%・体張り度90%>
キュートな少女のアクロバティックアクション
第12位「キック・アス」(2010年)

主人公はネットで買ったボディスーツを着た史上最弱のヒーロー“キック・アス”。そして彼を助けるのがありとあらゆる武器を操り悪党たちを惨殺していく“ビッグ・ダディ”と“ヒット・ガール”です。11歳のクロエ・モレッツが体を張った危険なアクションが、超アクロバティックな攻撃シーン。ビッグ・ダディを殺されたヒット・ガールが、敵のアジトに復讐に来るのです。ポップな曲に合わせて縦横無尽に敵を惨殺していくこのシーン、クロエはマットで障害物を作ってガンアクションの練習を重ねました。さらに様々な武器を使った武術、華麗なナイフさばきまでマスター。撮影前に7ヵ月間のトレーニングを重ねてから本番に挑んだのだといいます。



◆アンジェリーナ・ジョリー<危険度85%・体張り度90%>
人気アクションゲームを実写化
第11位「トゥームレイダー」(2001年)

世界各国を飛び回り、伝説の秘宝を探すトレジャーハンターをアンジェリーナ・ジョリーが演じるアドベンチャーアクション。アンジェリーナが体を張った危険なアクションが、ゴムひもに吊るされての“バンジーバレエ”シーン。自宅の大広間で優雅にダンスをするシーンのあと、敵の襲撃を受け激しい闘いを繰り広げるのです。このシーンでは、唯一の命綱のゴムだけを信じて高さ15mから飛び降りたアンジェリーナ。ひとたびバランスを崩せば事故につながりかねないものを、驚異の身体能力でジャンプや回転など華麗な演技を見せています。そして、続編の「トゥームレイダー2」では、山の中腹にある敵のアジトから脱出するシーンがあり、切り立った山の45mの高さから逆さ吊りで急降下するというアクションも。難易度の高い逆さ吊りでのガンアクションでしたが、本人のたっての希望でアンジェリーナ自らが演じました。地面すれすれで止まる部分も、もちろん本人が演じています。ちなみに、この逆さ吊り撮影では、ロープがコンピュータ制御されカメラがそれを追いかけて撮影する手法がとられ、アンジェリーナ本人も2日間で40回以上も逆さ吊りになったといいます。



◆トニー・ジャー<危険度75%・体張り度100%>
100%スタント無しのタイ映画
第10位「マッハ!」(2003年)

ノースタント、ノーCG、ノーワイヤーのキャッチコピーで一躍有名になった「マッハ!」。 ムエタイの使い手トニー・ジャーが全てのアクションを演じています。そんなトニーが体を張った危険なアクションが、実際に火をつけて撮影したファイアーキックのシーン。もちろん、ノースタントで撮影されているのですが、当初のファイヤーキックは炎があまり見えなかったため油の量を増やして再チャレンジ。するとものすごい量の炎が上がり、あまりの熱さにトニーはパニックに陥り消火スタッフとは別の方向に逃げてしまうというハプニングもありました。



◆ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー<危険度80%・体張り度80%>
最強夫婦ゲンカアクション
第9位「Mr.&Mrs.スミス」(2005年)

この作品がきっかけで結ばれたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの共演。運命的な出会いの末に電撃的に結婚したスミス夫妻。後に、実はそれぞれが殺し屋だという事実が発覚し、銃、ナイフ、爆弾と何でもありの夫婦ゲンカが勃発するのです。そんな作品でアンジェリーナが体を張った危険なアクションが、ホテルの一室でターゲットを仕留め窓から脱出するシーン。実際、アンジェリーナは地上51mからワイヤーのみで急降下したのです。一見、スタントマンを使っていそうですが、実際はアンジェリーナ本人がやっているのです。



◆マット・デイモン<危険度75%・体張り度85%>
スピード感溢れるスパイアクション
第8位「ボーン・アイデンティティー」(2002年)

記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンをマット・デイモンが演じ、パート3まで続く人気アクション映画。シリーズを通して徹底したリアルな格闘シーン、カーアクション、頭脳戦が散りばめられた、アクション映画の新時代を築いた作品です。そんな中シリーズ第3作の「ボーン・アルティメイタム」でマット・デイモンが体を張った危険なアクションが、スピン、激突、クラッシュの連続のド派手なカーチェイス。CIAから追われパトカーを奪って逃走するシーンで、難易度の高いカーアクションのかなりの部分をマット・デイモン本人が演じています。90度のスピンはもちろん、180度のスピンも完璧に成功させています。



◆ミラ・ジョヴォヴィッチ<危険度85%・体張り度80%>
人気ゲーム原作のホラーアクション
第7位「バイオハザード」(2001年)

ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスが、ゾンビや生物兵器に立ち向かうSFアクションで、パート4まで製作された人気シリーズです。そんな「バイオハザードII アポカリプス」でミラが体を張った危険なアクションが、高さ80mの建物から地上まで一気に駆け下りるというシーン。ヘリコプターの離陸時間が迫っているため、屋上から建物を走って降りるのですが、あまりに危険だったため途中まではスタントマンを使いCGを混ぜて撮影。しかし、高さ18mからはリアルさを追求するため、ミラ本人が実際に駆け下りているのです。この撮影で初めて命の危険を感じたというミラ。現在パート4まで続くシリーズで様々なアクションにチャレンジしています。ちなみに、4はストーリーが東京から始まり歌手の中島美嘉さんがゾンビになる、というシーンも。今年9月公開の「バイオハザードV リトリビューション」にも出演する中島さん。今回は、ミラとの対決シーンもあるそうです。



◆ジャッキー・チェン<危険度95%・体張り度100%>
もはや伝説!決死の落下
第6位「プロジェクトA」(1984年)

世界を代表するアクションスター、ジャッキー・チェン。そしてジャッキー映画にはかかせないサモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウが大暴れするカンフーアクション。全編を通してスタント無しで、ジャッキーが様々なシチュエーションで敵を迎え撃ちます。そんなジャッキーが体を張った危険なアクションが、高さ25mの時計台からの落下。もはや説明不要、伝説の名シーンとなっています。この落下シーン、最後に流れるスタッフロールを合わせると映画の中で3回使われているのですが、そのすべてが違う落ち方をしているのです。ジャッキーはこの3回の落下で鼻、手にケガ、そして首を骨折という大ケガを負ったといいます。



◆キャメロン・ディアス&ドリュー・バリモア&ルーシー・リュー<危険度60%・体張り度90%>
ハイテンションのセクシー3人組
第5位「チャーリーズ・エンジェル」(2000年)

おバカでキュートな探偵“エンジェル”を演じるのは、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの3女優。使命を果たすため様々な場所にコスプレで潜入するのですが、パート2まで含めると、そのコスプレ数は30種類にも上ります。そんな3人が見せるアクションは、ほぼスタントマンなし。ワイヤーアクションのほとんどを彼女たち自ら演じています。キャメロン、ドリュー、ルーシーが体を張った危険なアクションが、跳ぶ蹴る回るを駆使したワイヤーアクション。強敵“やせ男”に3人で戦いを挑むエンジェルたち。ワイヤーアクションの醍醐味でもある人間離れした動き、滞空時間の長いキックなども本人たちが演じています。この作品のアクション監督は、ジャッキー・チェン作品や「マトリックス」シリーズを手がけたユエン・チョンヤン。彼の指導のもと、1日8時間のワイヤーアクションの訓練を3ヵ月間行い、戦闘シーンのそのほとんどを彼女たち自らが演じたのです。そんな「チャーリーズ・エンジェル」の最後に流れるスタッフロールには、本編では見ることができないNGシーンが映し出されます。これが、3人の素顔を垣間見られる、と好評を博したといいます。



◆アンジェリーナ・ジョリー<危険度90%・体張り度90%>
最強の女スパイアクション
第4位「ソルト」(2010年)

アンジェリーナ・ジョリーがこの作品で演じるのはCIAのエージェント、ソルト。しかし、ソルトはスパイ容疑をかけられCIAから追われる立場になってしまいます。そんな作品の危険なアクションは、そのほとんどをアンジェリーナ自らが演じています。アンジェリーナが体を張った危険なアクションが、高層マンションの12階の外壁を歩くというもの。CIAに突入され逃げ場のないソルトが窓の外へと逃げるシーンですが、元々CG合成で撮る予定だったものを、アンジェリーナたっての希望で安全用のネットも無しで撮影されたのです。このシーンでアンジェリーナを支えるのはワイヤーのみという超危険な状況でした。



◆ゾーイ・ベル<危険度95%・体張り度95%>
スタントウーマンのカーアクション
第3位「デス・プルーフinグラインドハウス」(2007年)

「キル・ビル」でユマ・サーマンのスタントを務めたゾーイ・ベルが女優として活躍したこの作品。しかも、タランティーノ監督は、ゾーイをスタントウーマン役で出演させています。そんなゾーイが体を張った危険なアクションが、時速160kmでの激走スタント。映画のスタントウーマンが車の上でスタントごっこをしていると突如殺人鬼が現れるというシーンで、ボンネットに乗っているのはもちろんゾーイ本人。実際に時速120km〜160kmで走りながら撮影が行われました。



◆ジージャー・ヤーニン<危険度80%・体張り度100%>
完全スタント無しの女性アクション
第2位「チョコレート・ファイター」(2008年)

タイの新人女優ジージャー・ヤーニンが2年間のトレーニングを積んだ後、さらに2年間かかって撮影された生傷アクションムービー。母親の病気を治すため、様々なシチュエーションで現れる敵をその身ひとつで倒していきます。そんなジージャーが体を張った危険なアクションが、飛んで来る木材をギリギリでかわすというもの。さらに、打点の高い蹴りや地上7mの高さの4階建ての建物での激闘など。またほかのシーンでは、ジージャーの顔に相手のキックがもろに入りケガを負うことも。ちなみにこの作品には、ジージャー演じるゼンの父親役として阿部寛さんが出演、銃と日本刀を武器に壮大なアクションシーンを繰り広げています。



◆トム・クルーズ<危険度120%・体張り度95%>
アクションシーンのフルコース!
第1位「ミッション:インポッシブル」(1996年)

トム・クルーズが主演を務め、1996年のパート1から2011年のパート4まで大ヒットを記録。これまでに興行収入1100億円を叩き出した言わずと知れたアクション映画の殿堂です。この映画の最大の魅力は、全シリーズにあるトムの体当たりのアクションシーン。パート2でのトムが体を張った危険なアクションが、標高600mの岩山のロッククライミング。パート2のオープニングとなるこのシーン、当初はスタントマンで撮影する予定だったのを本人たっての希望で自らチャレンジ、インパクトあるシーンとなりました。また、水滴1粒の重さで床が異常を感知する部屋への侵入シーンでは、長時間にわたりワイヤーでつるされたまま撮影が行われました。さらにパート4では、敵から逃げるために巨大水槽を割るシーンも。 この時は、数トンの水に追いかけられたといいます。同じくパート4で潜入したドバイにある828mの超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」。このシーンでは、実際にトムが窓の外に出て衝撃のアクションが撮影されました。世界一の高さのビルを駆け下りるトム、ビルの側面を横に走るトム、20mも落下するトム、さらに危機一髪落ちそうになるトム!信じがたいことですが、本当にビルの144階からトムを吊り下げて撮影したアクションなのです。カメラやクレーン・ワイヤーを外に出すため、ビルの窓ガラスを26枚も割り、出演者、スタッフすべてがハーネスをつけた超厳戒態勢で撮影が行われました。しかもトムは、撮影のない日でも窓の外に吊るされてトレーニングを重ねたといいます。今年で50歳のトム・クルーズ ですが、すでにパート5製作の噂も上がっているそうです。



アクション映画となると、さらに普通に見れないボク

何も考えないでただ楽しめたあの日?には、二度と戻ることができないそうです。「映画とかドラマは、大分普通に見られなくなってきていて…。『あ、これレール引いてるな』『照明はここだな』『ここはエキストラだな』とか、そういう撮影内容な目でどんどん見るようになってきたんです。今日の特集を見ていても…CGがらみが多いからなのかな?『ここまで自分でやってるんだろうな』とか『ここは背景はグリーンだけど、砂浜は…』とか、もうそっちしか見えてこない。そうなるとですね、『本人がやっている、というところの次のカットはやっていないな』とかっていうところも見えてくるので、楽しいと言えば楽しいですね。何も考えないで映画を見るには…ああ、でも、それをするにはウォルト・ディズニーだったりジブリだったり…って思ったんですけど、ジブリ見ててもカット割り気にしてますね。『いいカットだな』『でもこんなの、やっぱアニメじゃないとできない』『これだと空撮で、ヘリを飛ばしてそこから寄って…いや、寄りきれないな…』って…。もう、普通に映画を見るボクは存在しないかもしれない(笑)」。


土田晃之さん×劇団ひとりさん
トム・クルーズといえば「トップガン」です。(土田さん)
「ニキータ」が入っていて欲しかったです。(劇団ひとりさん)

アクション映画をあまりご覧にならないというおふたりがゲストでしたが、今日の特集はいかがでしたか?

劇団:実は僕は、半分くらい見ていましたね。「見ていない」というほうがオイシイから途中からそっちのスタンスに変えましたけど、案外見ていました(笑)。
土田:僕は、ジャッキー映画以外はゼロでしたね。アクション映画どころか、映画を見ないので。なので、「なんで呼ばれたのかな?」って(笑)。

土田さんは特に洋画をご覧にならないそうですが、何か理由があるのですか?

土田:言葉がよくわからないし、字幕だと追えないという。日本語と漢字が苦手なので、吹き替えならいいですけど…。
劇団:日本語と漢字が苦手って、外国人のコメントじゃないですか(笑)。
土田:感覚は外国人ですから。そのクセ、外国の映画が苦手っていうね(笑)。でも、楽しかったですよ。
劇団:僕も、映画が大好きというわけではないんですけど、上位にそこまでメジャーじゃない作品が来るというのはランキングとしては攻めているな、と思いましたね。

今回は、特に女性をフィーチャーしたアクションシーンが多かったですが、そのあたりはどんな印象を持たれましたか?

劇団:女性のアクションといえば、個人的には「ニキータ」が入って欲しかったな、と思いました。「ニキータ」はアクション映画として見ても、人間ドラマとして見ても素晴らしい作品ですからね。アクション映画といっても、ただアクションが派手なだけではなく、やっぱりストーリーに見ごたえがないといけないと思うので。今回のランキングの中だと、「ミッション:インポッシブル」は外れがないな、って思いますね。あれは、トム・クルーズが自分でアクションをやっているというのがプロモーションのひとつになっていて、しかも事前にその映像をたくさん宣伝するじゃないですか。そこをわかって見るのが楽しいですね。
土田:僕も、パート1は映画館で見ましたよ。でも、「へぇ〜」止まりで(笑)。映画といえば、80年代のものしか見ていないですからね。トム・クルーズといえば、「トップガン」なんですよ(笑)。でもね、劇団も言っていましたけど、あれだけギャラをもらっていればね…。
劇団:ホント、そうなんですよ。
土田:だから僕は「チョコレート・ファイター」とか「マッハ!」みたいな、練習して練習して撮影に2年かける、みたいなもののほうがいいなと思うんですよね。

香取さんとはいかがでしたか?

土田:終始「アクション詳しくないですね」って言われていましたね(笑)。
劇団:僕は、数年前に「『スマステ』の月イチレギュラーに」みたいな話が出たのにすぐに頓挫してしまったことがあって。それをもう一度言いたかったんですけど、言い出す時間がなかったのが残念でした。今度お会いしたときにもう一度交渉してみたいと思いますね。
土田:僕らは、コンスタントに呼ばれるというよりも、「このネタにはまるゲストがいない」となったときに、「土田とか劇団ならいけるんじゃない?」という感じで呼ばれるんじゃないの?
劇団:「あいつ呼んでおけば、なんとか持つだろう」みたいな。タレントとしては、そういう呼ばれ方が一番ありがたいですね(笑)。





最後におふたりが出演されている「業界トップニュース」(関東および一部地域で放送中!)の見どころを教えてください!

劇団:結構、細かいネタを深く掘り下げていくという番組なんですけど、わりとリラックスした雰囲気でやっています。
土田:僕はヤング「タモリ倶楽部」だと思っています。
劇団:横町に行って酒を飲んだりとか、長靴工場に行ってみたり、そろそろ「タモリ倶楽部」からお叱りが来るんじゃないかな、っていうくらいリラックスした番組です(笑)。

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あれほど運動神経がいいと、やりたくもなるのかな。

いかにも「アクション映画」という映画は、自分ではあまり選ばないのですが、「ミッション:インポッシブル」シリーズ、「ボーン・アイデンティティー」などの「ボーン」シリーズ、「キック・アス」などなど、月イチのお陰で拝見したものが多かったですね。ゲストの土田晃之さんがお好きだというジャッキー・チェン作品は、兄が好きだったので、子どもの頃によく見ていましたが。最近は、映画の技術が発達し過ぎていて、見るほうが「これ、どうせCGなんでしょ」っていう目で見がちですよね。でも、本当に主演俳優自ら、ここまでやっていたなんて!「本人たっての希望で」とのナレーションが何度かありましたが、お仕事とはいえ、やはり本人がアクション好きで「やりたい」と希望するんでしょうね。アンジェリーナ・ジョリーがゴムでバンジージャンプをやっていましたけど、ものすごい身体能力でしたものね。あれほど運動神経がいいならやりたくもなるのかな、と思いました。アクションで好きなのはやっぱり、トム・クルーズですね。サービス精神があるし、作品に対する取り組み方が一生懸命なのが、アクションはもちろん、それ以外のところからも伝わってきて。作品も間違いがないし、さすがトップスターだな、という感じですね。それからゲストの土田さん、劇団ひとりさんも見たいとおっしゃっていた2位の「チョコレート・ファイター」は、私も見てみたいです。阿部寛さんがご出演されているのも興味深いですし。知らなかった作品を知ることができたのも収穫でした。

『チョコレート・ファイター』、見たいです!

◆危険なアクション映画ベスト15…あんなに物知りな土田さんとひとりが、ほとんど知らないジャンルだった…そんなふたりがそろい踏みで登場、というのがとっても楽しかったです(笑)

◆今日登場した中で好きなのは、『チャーリーズ・エンジェル』。可愛らしく、楽しく…あの手のアメリカン・コメディー、ハリウッド作品が好き+アクションがちょっと付いてくるという感じで。疲れたときにDVDを流しておくっていうときもあったし、サントラも良くて、持っています。あと、ちゃんと好きな方向で言うと、マット・デイモンの『ボーン・アイデンティティー』。このシリーズは全部見てると思います。マット・デイモンは、アクションするイメージじゃない人だったのにこの映画では、本人ももちろんなんですけど、きっとアクション監督が凄いのかな、っていう気もします。どっか、他のって、それこそ中国・香港だったり、ジャッキー・チェンだったりっていう感じを真似てるっぽい感じのハリウッド映画に見えちゃうところがあるんですけど、このシリーズのマット・デイモンは、ハリウッド映画の新しいアクションの形を見せてくれているような感じがします

◆日本ではやっぱりジャッキー・チェンのインパクトが大きいと思うし、土田さんもひとりも、それを言い始めてからは、何見ても「いや、ジャッキーだったら…」って(笑)。ミラ・ジョヴォヴィッチが壁を駆け抜ける、っていうのでも「ジャッキーだったらワイヤーなしで壁を駆け抜けたり、観覧車昇ったりしてるよな」ってボクも思ったりしました(笑)

◆そう考えると、2位の『チョコレート・ファイター』が気になるところですよね。『マッハ!』の女性版!そして阿部寛さんが出てる!これは見たいですね。2年間トレーニングして、撮影が2年っていうのは…辛い!公開のときには、アスリートがオリンピックを目指して4年間頑張った、みたいな感じですからね

◆トム・クルーズとかアンジーが「自分でやりたい!」って思う気持ち、ボクも凄くあります。凄くあるけど、でもボクは、ちゃんと引いちゃう方です。「もう、スタッフ大変になるじゃん!」っていう感じだったら、ちゃんと引いちゃう。ホントは、トムとかアンジーのレベル、それ以上なジャッキー・チェンの遺伝子を持つ日本人としては(笑)、それ以上の動きをしたいくらいなんです。だから、いつか、トム、アンジー、もうちょっと上のジャッキーなところを、いつかやりたいです!CGもワイヤーもありながらも、もうちょっと生身なところを…。