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#421(2011.6.18 OA)

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そろそろK-POP特集かな?

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ゴレンジャーからゴーカイジャーまで!土田晃之さんをお迎えして、スーパー戦隊シリーズの秘密&超貴重映像を公開!!

「今夜のスマステーションは特別企画!誕生から36年間も続くスーパー戦隊の人気の秘密に迫ります!ゴレンジャーからゴーカイジャーまで、スーパー戦隊の超貴重映像と秘密を大公開!ボクが好きだったのはサンバルカン!あなたが好きなスーパー戦隊も出てくるかもよ!」。ゲストに、土田晃之さんをお迎えしたスマステーション。特集は、『お父さんもお母さんもハマった!スーパー戦隊の秘密8』です。
"スーパー戦隊"シリーズの歴史は、いまから36年前の1975年(昭和50年)に放送された『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まりました。きっかけは、『仮面ライダーアマゾン』の終了。いまも続くグループヒーローものになったのも、仮面ライダーとの差別化を狙ってのことでした。5人で協力する必殺技、後に黄金期を築き上げる巨大ロボットの登場などに、いつの時代の子どもたちも夢中になったのです。また、豪華な出演陣の登場もポイントです。1997年から放送された『メガレンジャー』には、いまや国民的人気を誇るAKB48の大島優子さんが出演していました。当時、9歳の彼女は、メガレンジャーをだますために、敵が変身した子どもを演じていたのです。『超獣戦隊ライブマン』でリーダーのレッドファルコンに扮していたのは、嶋 大輔さん。同じくライブマンでイエローライオンに扮していたのは、当時新人だった西村和彦さんです。『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で紅一点のプテラレンジャーに扮していたのが千葉麗子さん。元祖電脳アイドルとして人気だった千葉さんのコスプレ姿も見どころでした。さらに『忍者戦隊カクレンジャー』では、アメリカ帰りのニンジャブラック役でケイン・コスギさんが出演。また物語の途中では、実の父親であるショー・コスギさんが敵として登場し、夢の親子対決も実現しています。『超力戦隊オーレンジャー』でオーピンクに扮したさとう珠緒さん、『百獣戦隊ガオレンジャー』で、リーダーのガオレッドに扮した金子昇さん、6人目の戦士・ガオシルバーに扮した玉山鉄二さんらも、子どもたちからはもちろん、お父さん・お母さん世代からも圧倒的な人気を博しました。「子どもが4人もいるので最近のやつもずっと見ています」という土田さんは、スーパー戦隊ものでもさすがの博識ぶりを発揮。クイズもほとんど正解でした。そんな土田さんが「面白い!」と絶賛していたのが、現在放送中の『海賊戦隊ゴーカイジャー』。みなさんも是非チェックしててみてください!
次週、6月25日の放送は、『注目の最新節電&クールグッズ ベストセレクション』&『月イチゴロー』をお送りします。ゲストは小日向文世さんです。お楽しみに!!

「秘密戦隊ゴレンジャー」の誕生から36年、スーパー戦隊シリーズは、今も愛され続けています。今は、お父さんお母さんとなった大人たちも、子どもの頃は夢中になって見ていたスーパー戦隊シリーズですが、実は、あまり知られていない秘密があるのです。スマステーションでは、そんなスーパー戦隊の、ちょっと驚きの秘密をたっぷりとご紹介します。


SmaSTATION特別企画!
誕生から36年!お父さんもお母さんもハマった!
スーパー戦隊の秘密(8)




秘密その(1) スーパー戦隊の誕生は○○が終わったため!?

1975年(昭和50年)に放送がはじまった「秘密戦隊ゴレンジャー」。この作品によってスーパー戦隊が誕生したのですが、それは、ある番組の終了がキッカケだった、というのをご存知でしょうか。その番組とは「仮面ライダーアマゾン」。1975年当時、テレビ朝日で放送していた「仮面ライダー」シリーズが「仮面ライダーアマゾン」を最後に、TBSに移ってしまうことに。そこで、後番組として急遽考えられたのが、仮面ライダーとの差別化を狙ったグループヒーロー「秘密戦隊ゴレンジャー」だったのです。企画は見事に当たり、放送開始と同時に大反響を巻き起こしました。最高視聴率25%を記録し、平均視聴率でも同時期にTBSで放送されていた「仮面ライダーストロンガー」を上回る大ヒットに。学校などでは、ゴレンジャーを真似する子供たちが続出するなど、一大ブームとなりました。そんなゴレンジャーが画期的だったのは、「ゴレンジャーストーム」など、5人で協力して放つ必殺技があったこと。また、ゴレンジャーの敵・仮面怪人は、時代を反映したユニークなものも多くありました。当時、日本中のスーパースターだった読売ジャイアンツの王貞治選手。そこで登場した、特に人気の高かった仮面怪人が「野球仮面」。この怪人は、打ち方も、もろに一本足打法。自慢のバッティングで攻撃を全て打ち返すなど、ゴレンジャーを苦しめました。しかし、最後には、ゴレンジャーのリモコンボールで三振をとられ、爆発してしまいました。




秘密その(2) 第2作で、さらなるヒットを狙うも…

大ヒットしたゴレンジャーのあと、続いて放送された2作目のスーパー戦隊が、「ジャッカー電撃隊」。5人だったゴレンジャーから、トランプをモチーフにした4人組に変更。さらなるヒットを狙いましたが、ゴレンジャーほどの人気は出ませんでした。その理由として考えられるのが、子ども番組とは思えないストーリーの生々しさ。リアルさを求めるあまり、武器売買や麻薬密造など、あまりにもシリアスで、生々しいストーリー展開が多かったのです。そのため、子どもたちが話についていけなくなった、というのです。そこで、「ジャッカー電撃隊」では、人気回復の強化策として画期的なあることをします。なんと、新メンバーを加入させたのです。23話から加入したのが、行動隊長・ビッグワン。彼を演じるのは、仮面ライダーV3、「ゴレンジャー」のアオレンジャーとして大活躍した、スーパー戦隊の人気者・宮内洋さんでした。宮内さんの加入と同時に、番組も彼中心の展開に。しかし、ビッグワンの加入は話題になったものの、子どもの人気を取り戻すまでには至らず、番組終了後、1年以上、テレビからスーパー戦隊は姿を消すこととなりました。




秘密その(3) スーパー戦隊の人気を回復させたのは、踊る戦隊!?

1年以上のブランクを経て、満を持して復活したスーパー戦隊は、かなり個性的で当時大きな話題になりました。それが「バトルフィーバーJ」です。スーパー戦隊シリーズの復活をかけ、今までにない斬新なスーパー戦隊を目指した意欲作でデザインもかなり個性的。彼らが戦った敵は、日本だけでなく、世界中で暗躍する悪の秘密結社。そのため、名前や衣装も世界を意識したものになっていました。さらに、彼らの一番の特徴が、ダンス。アクションのモチーフが、世界各国の踊りになっていたのです。バトルジャパンは、カンフーダンス。バトルコサックは、コサックダンス。バトルケニアは、トロピカルダンス。ミスアメリカは、ディスコダンス。そして、バトルフランスは、スパニッシュダンスといった具合。このスーパー戦隊、突飛な設定でありながら、予想以上のヒットを記録。視聴率も2作目を上回り、再び、スーパー戦隊がお茶の間に定着することとなったのです。




秘密その(4) スーパー戦隊 黄金期の秘密

3作目の「バトルフィーバーJ」の健闘により、その後、スーパー戦隊は、黄金期を迎えることに。そこには、ある秘密がありました。それは、時代の流行りを上手く取り入れたこと。一体どういうことかといえば…。「電子戦隊デンジマン」は、当時大流行していたSFの要素を取り入れました。頭部の回路のようなデザイン、そして目の部分のゴーグルスタイルなど、近未来的な洗練された雰囲気の戦隊コスチュームが、当時の子どもたちの心をつかんだのです。続いて、「太陽戦隊サンバルカン」は、3人のヒーローという、今までで最も人数の少ないスーパー戦隊で、それぞれ鷲、サメ、そして豹の3種類の動物をモチーフにしました。ここに取り入れた流行は、サファリブーム。1979年に「群馬サファリパーク」、そして1980年には「富士サファリパーク」と、次々にサファリパークがオープン。多くの子供たちは、動物に夢中になっていました。そこで子供たちに人気の動物をメンバーのモチーフにしたのです。また、サンバルカンの秘密基地は、サファリパークの地下にあるという設定になっていました。ちなみに、彼らの必殺技といえば、3人のバレーボールのような連携が美しいバルカンボールでした。続く「大戦隊ゴーグルファイブ」で取り入れたのは、当時、日本で人気が出はじめていた、新体操。戦いのシーンでは、クラブ、リボン、ボールなどの新体操のおなじみの道具が使われ、多くの子供たちが、真似をしました。その後のスーパー戦隊でも、時代の流行りを上手く取り込み、人気となった作品があります。92年から放送され「恐竜戦隊ジュウレンジャー」です。『ジュラシックパーク』の映画化の情報を聞きつけたスタッフが、恐竜ブームが来るのを確信して制作したといいます。また、2005年から放送された5人全員が家族という設定の「魔法戦隊マジレンジャー」も、当時世界的に大ヒットしていたある映画に影響を受け作られたと言われています。それが『ハリーポッター』シリーズです。魔法使いのスーパー戦隊という斬新な設定で、空飛ぶほうきで移動したり、戦うときにも魔法を使ったり、今までありそうでなかった戦いぶりが人気を集めました。さらに、91年から放送された「鳥人戦隊ジェットマン」は、なんと当時、テレビ業界で大流行していたトレンディドラマを取り入れました。当時は「抱きしめたい!」「愛しあってるかい!」などが大ヒットし、一大トレンディドラマブームに。そんななか、このスーパー戦隊は「戦うトレンディドラマ」と呼ばれるなど、メンバー同士の恋愛ドラマが話題となりました。




秘密その(5) 豪華な出演者の秘密

97年から放送された「メガレンジャー」には、現在国民的人気を誇るAKB48の大島優子さんが出演していました。当時、9歳の彼女は、メガレンジャーをだますために、敵が変身した子供の姿を演じました。それでは、ここでスーパー戦隊でヒーローを演じた豪華な出演者の数々を、作品と共に見ていきましょう。まずは「超獣戦隊ライブマン」。リーダーのレッドファルコンに扮していたのは、嶋 大輔さんでした。「男の勲章」のヒットなどで既に人気だった嶋さんの出演は、当時大きな話題となりました。おなじくライブマンに出演し、イエローライオンに扮していたのが、当時新人だった西村和彦さん。仲間を思いやる、熱い男を好演しました。続いては、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。紅一点のプテラレンジャーに扮していたのが、千葉麗子さん。元祖電脳アイドルとして人気だった彼女の、チャイナドレスやセーラー服などのコスプレ姿も見どころでした。次は「忍者戦隊カクレンジャー」。アメリカ帰りのニンジャブラックに扮したのが、ケイン・コスギさん。戦いでは、華麗なアクションを披露しました。また物語の途中では、実の父親であるショー・コスギさんが敵として登場。アクションスター同士の夢の親子対決は、大きな話題となりました。「超力戦隊オーレンジャー」でオーピンクに扮したのは、さとう珠緒さん。浴衣姿や水着姿で華麗なアクションを披露、多くの男性ファンを獲得しました。「星獣戦隊ギンガマン」でギンガブルーに扮したのは、照英さん。怪力ながら心優しいヒーローを演じました。「百獣戦隊ガオレンジャー」のリーダーのガオレッドに扮したのは、金子昇さん。動物を愛する、心優しい獣医の役を熱演、多くの女性ファンを獲得しました。さらに、6人目の戦士、ガオシルバーに扮したのが、玉山鉄二さん。クールな役どころでたちまち人気となった玉山さん。出演するヒーローショーがファンのお母さんたちでパニックになるなど、当時、社会現象となりました。また、スーパー戦隊シリーズには、豪華ゲストも出演しています。「ゴレンジャー」には、関根勤さんがゲスト出演。モモレンジャーに惚れてしまうトラック運転手の役でした。そして、「デンジマン」には、プリンセス天功こと、引田天功さんが出演。師匠を殺されてしまう手品師の役を演じ、華麗なマジックを披露しました。「ターボレンジャー」に出演していたのは、篠原涼子さん。当時16歳の彼女は、女子高校生の役で出演。突然、怪人に襲われるという役でした。「ファイブマン」には、水野美紀さんが出演。彼女は、敵の幹部・ビリオンに叶わぬ恋をしてしまう悲劇の女戦士を熱演しました。スーパー戦隊シリーズでは、極めてまれなキスシーンも話題となりました。




秘密その(6) 巨大ロボットの秘密

スーパー戦隊の人気を不動のものにした魅力のひとつが、メンバーが操縦する巨大ロボット。今となっては当たり前のこの巨大ロボですが、1作目の「ゴレンジャー」2作目の「ジャッカー電撃隊」には登場していないことをご存知でしょうか。「ゴレンジャー」ではバリブルーンが、「ジャッカー電撃隊」ではスカイエースが空の要塞として活躍するだけだったのです。巨大ロボットが初めて登場したのは、3作目「バトルフィーバーJ」のバトルフィーバーロボからでした。以降、「仮面ライダー」などにはないスーパー戦隊シリーズならではの魅力として、子どもの心をがっちりとキャッチし、定番となりました。5作目のスーパー戦隊「サンバルカン」に登場したサンバルカンロボは、戦隊シリーズで初めて合体したことでも有名です。アニメではない特撮のロボットの合体シーンに、多くの子どもたちが衝撃を受けました。サンバルカンでは2体合体でしたが、そこから27年後の2008年の「ゴーオンジャー」では、何と12体ものロボットが合体。ちなみに、市販されているおもちゃでも12体合体を忠実に再現していました。また、最新の映画では、何と歴代の巨大ロボットが大集合!まさに夢の共演となりました。




秘密その(7) 最終回の秘密

みなさんは、スーパー戦隊の最終回にしか見られない超レアなあるシーンがあるのをご存知でしょうか。それが、次のスーパー戦隊へのバトンタッチのシーンです。このシーンは、2005年に放送が終了した「デカレンジャー」以降、最終回で必ず見ることができるのです。そんなスーパー戦隊シリーズの最終回といえば、インパクトのあるものが多いのが特徴。そこで、印象に残る人気の最終回をいくつか紹介しましょう。まずは、93年から放送された「五星戦隊ダイレンジャー」。未だに語り継がれるのが、ダイレンジャーの最終回です。感動すると思いきや、とんでもない展開になるのです。最終回、ついに最後の敵を倒し、悪の組織との戦いを終わらせた5人は、ダイレンジャーを解散させることに。ここで話は一気に50年後へと飛びます。かつてのメンバーが再び集まり、同窓会が開かれることに。しかし、そのとき、平和だった地球に再び悪の組織が復活してしまうのです。復活した怪人と戦うのは、かつてのダイレンジャーの孫たち。正義と悪との戦いは、果てしなく続いていく、という衝撃のラストとなりました。続いては、91年から放送された「鳥人戦隊ジェットマン」。「戦うトレンディドラマ」と呼ばれるなど、スーパー戦隊のメンバー同士の恋愛ドラマが話題となった作品です。ホワイトスワンの鹿鳴館香を巡って、対立するレッドホークの天道竜と、ブラックコンドルの結城凱の三角関係が1年を通じて描かれました。香と凱は、一度付き合うも、最終回では、竜と香が結婚式を挙げることに。しかし、式の当日、そんなふたりを祝福するため式場に向かう途中、凱はひったくりに刺されてしまったのです。傷ついた体で式場にたどり着いた凱でしたが、凱は、かつての恋人と親友の幸せそうな様子を確認し…というやり切れない最終回となりました。




秘密その(8) 海外版では意外な苦労

みなさんは、日本で生まれたスーパー戦隊が実は海外でも大人気になっていることをご存知でしょうか。人気のきっかけとなったのは、92年から放送された「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。これが、海外で「パワーレンジャー」として放送され、人気に火がついたのです。クリスマスにはパワーレンジャーのおもちゃを買い求める親が殺到し、売り切れが続出するなど、アメリカでも社会現象となったのです。しかし、数々のスーパー戦隊シリーズを手がけた東映の鈴木専務によると、当初アメリカのスタッフの理解を得るのにある苦労があったといいます。それは、スーパー戦隊が敵の前で名乗るシーンで、「名乗っている間にやられちゃうのでは?」という疑問を解決すること。この「パワーレンジャー」シリーズは、現在まで20年近くも続いていて最新作は、今年2月からはじまった「シンケンジャー」をベースとした「パワーレンジャーサムライ」。日本文化をベースとしていますが、外国人が竹刀で剣術の稽古をしたり、漢字を書いて変身するシーンでも、微妙な演出の違いが見られたりと、外国仕様になっています。


SMAPは抜かりない

戦隊ヒーローの色分けには、何となくイメージがありますよね。というわけで、今週は懐かしいお話です。大好きでした、音松くん…。「戦隊ものはさすがにボクらも通ってないかな、と思ったんですけど、『夢がMORIMORI』のときに、音松くんというのでCDを出していますね。音レンジャー!抜かりないな、と思いますね。いままでの歴史を振り返ると、何でもどこかに引っかかってくる、っていう(笑)。『まさか戦隊ものは…』って思ったら、音レンジャー、っていうのがちゃんとあったという。そのときに決められた色が、ビストロSMAPの衣装の色ですからね、いまだに。ボクは緑松ってことで緑だったんですけど、ビストロの衣装も緑で。そこの方が自分の中でイメージが強くて、それ以外で自分の中にある緑を探そうとしてもないくらい、普段は関わりのない色なのに(笑)。でも、ボクがいきなり赤とか着てたら、みんなすっごい気になると思うんですよね。緑、ってとこがいいですね。木村くんが赤、中居くんが青、ツヨポンが黄色、吾郎ちゃんピンク…。一番合ってないのはボクじゃないかな?『俺、緑だったんだ…』っていまさらながら衝撃を受けました(笑)」。


土田晃之さん
スーパー戦隊は、男の子が誰しも通る道。ずっと続いていってほしいですね。

スーパー戦隊は、それほど詳しいわけではないと言いつつ、さすが、よくご存知でしたね。

そうでしたね(笑)。マニアではなく一般の方向けに作られたVTRだと思いますので、まあ、だいたいは知っていましたね。特別大好きというわけではないですけど、以前、スーパー戦隊ヒーローの関連番組にも出させてもらったりしましたので。

今日のVTRのなかで、一番驚かれたのはどんなエピソードでしたか?

『ジュラシックパーク』『ハリーポッター』といった洋画がモチーフになっていた、ってことですかね。あれは驚きましたね。戦隊ものは、そういうところには関係ないと思っていましたので。子どもたちのブームと洋画は、全然、結び付けていなかったですね。

「鳥人戦隊ジェットマン」がトレンディドラマをモチーフにしているのはご存知でしたね。

あれは、有名なんでね。僕は、まったく見ていなかっただけに、内容を知ったときには、今日、香取くんが驚いていたくらいの衝撃を受けました。未だに見てないですけど、見たいな。っていうか、忘れませんね(笑)。


見直してみたい作品はありましたか?

「ジェットマン」もそうですけど、映画がいいんですよ。スーパー戦隊のVSシリーズというのをずっとやっているんですけど、これがいいので見直したいです。今回の映画(『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』)も面白かったですよ。かつてのヒーローがおじさんになって登場するので、大人でも楽しめますね。

番組中、香取さんにもたっぷりと解説をされていましたね。香取さんも興味深々のようでした。

香取さんも結婚して子どもができたら、見るようになりますし、もっと言うと見ていなくても、子どもから自然と情報が入ってくると思います。男の子は絶対にハマりますからね。僕も、子どもから情報を得ているようなものです。

それでも、後楽園まで戦隊ショーを見に行かれたりされているとおっしゃっていました。

そうですね。後楽園のショーは、すごいんですよ。最近は、専用のシアターが出来ているし、演出も凝っていて面白いんです。僕らの頃とは全然、違いますから。そういえば、後楽園のショーは、ヒーローが変わるたびに、母親に連れていってもらっていましたね。いい思い出があるから、自分の子どもたちも連れて行きたいな、と思うんでしょうね。

土田さんにとってスーパー戦隊とは?

男の子が誰しも通る道ですね。そこを通って大人になって、また自分の子どもができたときに、懐かしく振り返れるものでもあるのかなって。僕の息子たちが大人になったときにも、そういうものであってほしいので、いつまでも続いていってほしいですね。

映画「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
絶賛公開中


いつの時代も男の子は戦隊ものが好きなんですね。

仮面ライダーやウルトラマンだったらもう少し知っていたと思うんですけど、スーパー戦隊ものは、恥ずかしながら「秘密戦隊ゴレンジャー」しか知りませんでした(笑)。そんな私ですが、今日の特集はすごく楽しめました。ゲストの土田晃之さんが細かく解説してくださるのも面白くて、「へぇ、そうなんだ!」と驚くことばかりで。中断していた期間はあるとはいえ、誕生から36年の間続いているって本当にすごいことですよね。いつの時代も男の子は戦隊ものが好きってことの証明でもありますもんね。女の子向けの番組でここまで長く続いているものって、思い浮かびませんよね。やっぱり、男の子はチームで悪と戦うっていうところに惹かれるんでしょうね。今日、特集を見て一番驚いたのは、時代の流行を意識しているっていうこと。SFはまだしも、新体操とか『ジュラシックパーク』『ハリーポッター』といった映画とかモチーフにしているのも驚きましたけど、子ども向けなのにトレンディードラマって!あれには本当に驚きました。一見したら、普通のドラマですもんね。ちょっと見てみたくなりました(笑)。個人的に一番ツボだったのは、踊る戦隊という「バトルフィーバーJ」。バトルジャパンのカンフーダンス、ミスアメリカのディスコダンスはまだわかりましたけど、バトルフランスがスパニッシュダンスというのには、ビックリ!国際色豊かな設定とダンスにも目が釘付けになりました。これだけ創意工夫を凝らして作られてきたものですから、今後も、ずっと続いてほしいですよね。今は、親子2代に渡りって感じなんでしょうけど、3代とか4代っていうふうになっていけばいいな、と思いました。

新しいところもちょいちょい見ています!

◆戦隊ヒーロー、ボクも意外と見ています。『サンバルカン』が1981年ということは4歳?その前の『デンジマン』とかも何となく知ってますし、'87年の『マスクマン』くらいまでですかね。そこがボクのピークですね。

◆でも、新しいところも、ちょいちょいは見てるんです。全然話とかは知らないんですけど、朝まで起きてたりするときは必ずチェックして…。そのチェック具合は、クオリティーの高さを。「CG、ハンパじゃないな」とか。日数的なものとか、金銭的なものとか、そういうところを考えながら見てしまうと、いまのもののクオリティーの高さが良く分かります。あと、日数的なものを考えると、そのCGをそこにはめるためには、CGがない状態のものも結構前に撮影していないといじっていけないんで、「結構、先に先に撮ってんだな…」とか考えながら。

◆「こういうものを見てる子どもたちって、どうなるんだろう?」って考えますよ。ボクらがコント的な感じで戦隊ヒーローとかを敢えてショボイっぽくやったりするときって、ボクらくらいの世代は、昔のをやってる、っていう感覚じゃないですか。だけど、いまの子どもたちがそのコントを見たら、昔を知らないから、全然違う、とんでもなくクオリティーの低いものをコントとしてやってる、っていう風にしか見えないんじゃないかな、って(笑)。懐かしさとかもないですもんね。

◆このヒーローものを作っている大人の方たちの会議とかをちょっと見て見たくなりましたね。この「○○戦隊」っていうのも…CMのときに土田さんと話していたんですけど、ボク、パッと見で一番気になったのは『地球戦隊ファイブマン』なんです。「地球戦隊、って…」って思ってたところ、土田さんが「しかもファイブマンですよ!」と(笑)。5人だからファイブマン(笑)。ここ、とんでもなくアイデアがなかったのかな、と。恐竜とか、五つの星とか、いろいろあるじゃないですか。それこそ、ボクらが番組で、戦隊ヒーローのコントをやるときの名前的な(笑)。なかったんでしょうかねぇ…。

◆いろいろ、時代の影響が出ているのも面白かったですね。トレンディドラマとか。いまだったら何だろう?あ、K-POPとかそれこそ韓流とかかな?いま、みなさん日本語上手いから、そういう人たちが入っているとか…っていうのが来年じゃないですか(笑)。