強力ラインナップの中で『座頭市 THE LAST』に対する評価は？ 久本雅美さんをお迎えして、 『月イチゴロー』＆『GWに行きたいアウトドアスポット14』をオンエア!!

久本雅美さんをゲストにお迎えした今回のスマステーションは、稲垣吾郎さんの歯に衣着せぬコメントが冴え渡る『月イチゴロー』と『GWに家族で行きたい！プロが教える意外と知らないアウトドアスポット14』の2本立てでお送りしました。 『月イチゴロー』今月のラインナップは、ティム・バートン×ジョニー・デップのコンビが最新の3D映像とともに作り上げた『アリス・イン・ワンダーランド』、我らが香取慎吾編集長が主演したシリーズ完結編となる超注目作『座頭市 THE LAST』、1987年のハーレムを舞台に、愛を知らずに育った少女の奇跡の物語を描いた『プレシャス』、ホラー映画の古典的題材・狼男をベニチオ・デル・トロとアンソニー・ホプキンスという2大俳優の共演でリメイクした『ウルフマン』、宇宙船の故障で漂流したエイリアンが難民として南アフリカの共同居住区で生活を始め･･･というオリジナリティーあふれるストーリーが話題を呼んだ『第9地区』という、いつになく強力な5作品がそろいました。この中から今回吾郎さんがオススメの第1位に選んだのは『座頭市 THE LAST』でした。香取編集長が「すべてを出し切った！」というこの作品。吾郎さんも「かっこよく、男らしい慎吾が堪能できます」と絶賛されていました。これはもう見るしかない！ そしてもうひとつの特集は、ゴールデンウィークにぴったりな企画『プロが教える意外と知らないアウトドアスポット14』。採れたての竹の子を味わえる静岡の『一条竹の子村』、伝統の仕掛けを使った漁法でタイやスズキを手づかみで獲ることができる『木更津・すだて漁』、かつて香取編集長や草ナギ剛さんも挑んだあの「火起こし」も体験できるという山梨の『原始村』、都心から一番近いキャンプ場『城南島海浜公園』、乳搾りはもちろん、牛乳をたっぷり入れた五右衛門風呂まで楽しめるという静岡の『ハートランド朝霧』などなど、ホントにいますぐにでも行きたくなるようなアウトドアスポットをご紹介しました。香取編集長もおっしゃっていましたが、親子で自然と触れ合う、という体験は、お子さんにとってはきっと一生忘れない思い出になるのではないでしょうか。ちなみに、久本さんは、酒の肴に、ということで竹の子につられたようですが･･･。
　さて、次回5月8日の放送は、『新定番！ご当地グルメ』をお送りします。ゲストは仲間由紀恵さんです。お楽しみに!!

いよいよゴールデンウィークも本番！でも、まだどこに行こうか決まっていない・・・そんな方も多いはず。そこで今夜はプロが教える、意外と知られていないアウトドアスポットをご紹介します！

ＳｍａＳＴＡＴＩＯＮ!!特別企画
ＧＷに家族で行きたい！プロが教える　意外と知らないアウトドアスポット14

「巨大竹の子がザックザク！」
静岡県　一条竹の子村
入園料　大人600円　小学生300円　幼児無料

「極上しいたけがその場で味わえる！」
千葉県　佐倉きのこ園
入園無料

「タイやスズキが手づかみで大漁！」
千葉県　木更津・すだて漁
大人7000円　子供3500円（小学生以下）　幼児無料　（※休日料金）

「原始時代にタイムスリップ！」
山梨県　原始村
1棟1泊　12000円　（竪穴住居・横穴住居）

「恐竜の化石が見つかるかも？！」
群馬県　神流町恐竜センター
大人：600円　子供（小中学生）：300円

普段乗れない面白い自転車にたくさん乗れる！
群馬県　群馬サイクルスポーツセンター
入場料　大人300円　小学生200円　幼児無料

「地上10メートルの高さで味わうスリルと興奮！」
千葉県　ターザニア
大人3500円　子供2500円（140cm以上）　2000円 （110cm以上）

「無料で乗馬体験！」
東京都　東京競馬場
入場料　大人200円　子供無料（15歳未満）　（※競馬開催時）

「格安で美しい花束が！」
千葉県　花摘み園　チースの里
入園無料！

「都心から一番近いキャンプ場」
東京都　城南島海浜公園
料金　大人600円　小中学生300円　（※一般キャンプ1泊料金）

「大自然の中で酪農体験」
静岡県　ハートランド朝霧
体験料金　大人1500円　子供750円

「一味違う潮干狩りを楽しめる・・・」
千葉県　木更津・江川海岸
大人 1400円　小人（小学生以下）700円　※3歳未満無料

「本格的なお茶摘みが体験できる！」
静岡県　グリンピア牧之原
体験料金　大人800円　小学生700円

「農家のもとで田植え体験を堪能！」
千葉県　ながらグリーンツーリズム
体験料金　大人3000円　子供1500円

アウトドアからインドアへ、インドアからアウトドアへ

今回は、ファンの方なら誰でも知っている？香取編集長の有名なエピソードも交えつつの格言です。多忙な編集長は、お休みが取れれば海外旅行に行ったりもされているわけですが、ほとんど普段は･･･。「子どものころ、結構ボクはアウトドアだったと思うんです。ザリガニを捕まえて食っちゃったりとか、アリをとって食ってたりとか、山の頂上にひとりで秘密基地を作ってたりとか（笑）。そこからどんどん年を重ねて、絵を描くこととかもそうだけど、インドアになってきて家にいることが多くなって、それこそパソコンいじっていたりとか･･･。だけど、ここからさらに、もう一歩アウトドアに進みたいな、って。今日の特集を見ていても、『ああ、行きたいな･･･』って思うけど、アウトドアってどっか容量がデカいという感じがしちゃうんですよね。でも、行動に移しちゃえばそうでもないのかな？　あんまり決めつけずに、行ったり来たりするのもいいのかもしれないですよね。インドアのときもあれば、ちょっとアウトドアしてみる･･･。『ことしは結構アウトドアだったな･･･』って思って、またインドアの趣味に没頭してもいいんじゃないかな･･･っていうことができたらいいな、って思いますけど、かなりのインドアです、ボクは（笑）」。

「ＧＷスペシャル！」ということで、今月も個性派映画5本がラインナップした「月イチゴロー」。話題作目白押しのなか、一番の注目作といえばもちろん、香取編集長主演！『座頭市 THE LAST』でしょう。稲垣さんも絶賛する、編集長演じる市の殺陣シーンは必見です。そんな『座頭市 THE LAST』は、果たして首位を勝ち取れるのでしょうか？

稲垣さんのランキング
1位：座頭市 THE LAST
2位：アリス・イン・ワンダーランド
3位：プレシャス
4位：第9地区
5位：ウルフマン

座頭市 THE LAST

2010年（日本映画）
原作：子母澤寛
監督：阪本順治
出演：香取慎吾、石原さとみ、反町隆史ほか
●5月29日より全国東宝系にてロードショー

香取慎吾主演！　シリーズ完結編となる最初で最後の純愛「座頭市」

孤独な流れ者の市が、盲目でありながら神速の刀さばきで人を斬っていく――。その世界観が多くの映画人たちの心をとらえ、勝新太郎、北野武などにより、これまで28本の映画が制作されてきた座頭市。その完結編となるのが本作。

＜STORY＞
市（香取）は、亡き妻・タネ（石原）との約束を守り、人を斬ることを止め、故郷で平穏な暮らしを送っていた。ところが、非道な天道（仲代達矢）一家により、故郷の百姓たちが苦しめられていた。市はやむなく封印していた仕込み杖を手にする。

-イナガキコメント-
何よりも、慎吾がよくやった、凄いと思いました。かっこよく、男らしい慎吾が堪能できます。映画自体は重く暗い部分もあるけど、慎吾が持っているエネルギーが映画に光を与えています。脇を固める役者さんも素晴らしい。

アリス・イン・ワンダーランド

2010年（アメリカ映画）
原作：ルイス・キャロル
監督：ティム・バートン
出演：ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム＝カーターほか
●丸の内ルーブルほかにてロードショー

ティム・バートン×ジョニー・デップ最新作！3D映像で描くアリスの世界

『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン監督が、名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を基に、19歳に成長したアリスの新たな冒険を最新の3D映像で鮮やかに描き出す。アリス役は、新星ミア・ワシコウスカ。

＜STORY＞
19歳のアリス（ワシコウスカ）は、少女時代に体験した不思議の国での記憶を失くしていた。そんなある日、チョッキを着た白うさぎを目撃したアリスは、うさぎを追ううちに穴に落ちてしまう。たどり着いたのは、あの不思議の国で･･･

-イナガキコメント-
ティム・バートン監督の良さは、人に嫌われる良さだけど、今回は誰しもに受け入れられないといけない作品だから毒は薄まっている。映像や世界観はとても美しいけど、もう少し人間ドラマの色合いがあってもよかった。

プレシャス

2009年（アメリカ映画）
原作：サファイア
監督：リー・ダニエルズ
出演：ガボレイ・シディベ、モニーク、ポーラ・パットンほか
●TOHOシネマズシャンテほかにてロードショー

文盲、極度の肥満、虐待･･･。愛を知らずに育った少女の奇跡の物語

トニー賞受賞の大ヒットミュージカルを、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化。ダニエル・デイ＝ルイス、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレンらオスカー俳優が6人も揃った超豪華キャストも話題に。

＜STORY＞
1987年、ニューヨーク・ハーレム。16歳のプレシャス（シディベ）は、肥満体型のうえ読み書きもできず孤独に生きていた。そして、若年にして2度目の妊娠。父親によるレイプが原因だった。そんななか彼女は女性教師（パットン）と出会う。

-イナガキコメント-
胸が苦しくなるような、痛々しく重い映画。80年代のハーレムを舞台にした、ドキュメンタリーのような作品。当時のアメリカの現実は、我々の想像を絶するような世界。娯楽作品も大切だけど、こういう作品も大切だと思った。

第9地区

2009年（アメリカ／ニュージーランド映画）
監督：ニール・ブロムカンプ
出演：シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープほか
●丸の内ピカデリーほかにてロードショー

エイリアンが地球上で難民に！？世界が驚嘆したＳＦアクション

巨大な宇宙船が漂着し、異星人を難民として受け入れることになった南アフリカ。しかし、やがて異星人と地域住民の軋轢が深刻化し･･･。独創的なストーリーが絶賛された、南アフリカ出身のN・ブロムカンプ監督の長編デビュー作。

＜STORY＞
南アフリカ上空に現れた巨大な宇宙船。エイリアンは地球襲撃に来たのではなく、宇宙船の故障で漂流しただけだった。人間たちはやむを得ず彼らを難民として受け入れる。しかし、その共同居住区“第9地区”はやがてスラム化し･･･。

-イナガキコメント-
興味はあったけど、とにかく気持ち悪かった。エイリアンが好きじゃなかった。作為的、確信犯的でとても緻密な計算のもとに作られているうえ、低予算だし、評価されるのもわかるけど、好きか嫌いかと聞かれたら僕は嫌い。

ウルフマン

2010年（アメリカ映画）
監督：ジョー・ジョンストン
出演：ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス、エミリー・ブラントほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

ベニチオ・デル・トロ×アンソニー・ホプキンス共演のサスペンスホラー！

映画の古典「狼男」を、ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンスという2大オスカー俳優が共演でリメイクしたホラー・サスペンス。仇敵の殺人鬼・ウルフマンに襲われ、自らもその怪物になってしまった男の宿命と苦悩を描く。

＜STORY＞
ローレンス（デル・トロ）は、兄が行方不明になったと知らせを受け生家に戻った。そして、兄との無言の再会を果たす。仇を討つべく、ローレンスはとある村を目指すが、今宵は満月の夜。満月の夜、村には殺人鬼が出るとの伝説があった。

-イナガキコメント-
新しさもないし、今っぽさもない。効果音で驚かせたりする手法も古典的だし、ストーリーも「狼男」のままだし、何を見せたいのかと思ってしまった。ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンスはなんで出演したのかな？

久本雅美さん
吾郎ちゃんがお世辞抜きで褒めていた『座頭市 THE LAST』が見たいです。