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#361(2010.1.30 OA)

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香取慎吾の代表作といえば?

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ジョニー・デップ、リチャード・ギア、ブラッド・ピット、ウィル・スミス…
大人がハマったハリウッド俳優ランキング<男性編>を発表!

番組初登場!米倉涼子さんをゲストにお迎えした今週のスマステーション。特集は、『大人がハマった好きなハリウッド俳優<男性編>ベスト25』です。
番組独自のアンケート取材に基づいて決定された今回のランキング。アンケート取材は20代〜50代までの幅広い世代を対象に行われたものですので、その顔ぶれもスマステーションならではの、とても興味深いものになりました。第25位にいきなりジョン・トラボルタが登場したのを皮切りに、ロバート・デ・ニーロ、マイケル・J・フォックス、マット・デイモン、アル・パチーノ、ショーン・ペンと時代を彩った名優たちがずらり。米倉さんもお好きだという"世界一の悪役俳優"ことアンソニー・ホプキンスも19位に登場しました。が、彼の代表作でもあり、アカデミー主演男優賞受賞作でもあるあの『羊たちの沈黙』に、実は合計15分しか登場していない、という情報には、香取編集長&米倉さんもビックリされていました。その後もランキングには、ケヴィン・コスナー、オーランド・ブルーム、ロバート・レッドフォード、エディ・マーフィー、ブルース・ウィリス、クリント・イーストウッドなどなど、超大御所から若手まで?さまざまな顔が並びました。注目のトップ5は次の通りです。第5位は、代表作でもある『タイタニック』が3D化されて2012年に公開予定というレオナルド・ディカプリオ。第4位は、『ターミネーター』シリーズでおなじみ、アーノルド・シュワルツェネッガー。第3位は「スマステ準レギュラー!」(by香取編集長)のトム・クルーズ、第2位は『プリティーウーマン』など、数多くのヒット作で世界中の女性を魅了してきたハリウッド屈指の二枚目俳優リチャード・ギア。そして第1位は、『シザーハンズ』でブレイク後、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどに主演、常に唯一無二の強烈な個性をアピールし続けている世界一セクシーな演技派俳優ジョニー・デップでした。ティム・バートン監督と5度目のタッグを組んだ『アリス・イン・ワンダーランド』も楽しみですよね。なお、詳しいランキングに関しては、特集ページをご参照ください。
次回2月6日の放送は、『明日行きたい!アウトレットモール』&『月イチゴロー』の2本立てでお送りします。ご期待ください!!

世界最大の映画市場ハリウッドで活躍する俳優の数は星の数ほどいるけれど、名実ともに認められ世界にその名を輝かす俳優は一握りといっても過言ではありません。そんななかでも特に支持される俳優は誰なのでしょうか?スマステーションではアンケートをもとに、今、大人がハマっているハリウッド俳優25人を選出。その代表作とともにご紹介します!


スマステーション特別企画
『大人がハマった 好きなハリウッド俳優 ベスト25!』


第25位 ジョン・トラボルタ

今年で俳優デビューから35年目を迎えるジョン・トラボルタ(55)。彼がブレイクするきっかけとなったのが、24歳で出演した『サタデー・ナイト・フィーバー』(77年)。世界中で大ヒットを遂げ、日本にもディスコブームを巻き起こした70年代青春映画の決定版です。そんなトラボルタの「ファンが選ぶ1本」が、『パルプ・フィクション』(94年)。『サタデー〜』以降、なかなか役に恵まれずスクリーンから遠ざかっていたトラボルタの名を、再び世界に知らしめた作品です。40歳となったトラボルタが、大人の魅力で新たなる一面を見せ付けた1本として支持されています。


第24位 ロバート・デ・ニーロ

見も心も役になりきる徹底ぶりは、ハリウッド随一。そんなロバート・デ・ニーロ(66)がブレイクするきっかけとなったのは、33歳で出演した『タクシードライバー』(76年)です。この映画で彼が演じたのは狂気に満ちたタクシー運転手。特に、部屋にこもり拳銃の構えを練習するシーンは、多くの女性たちの心をとらえました。そんなデ・ニーロの「ファンが選ぶ1本」は、『レナードの朝』(90年)。この作品で彼は、脳障害が原因で寝たきり状態から30年ぶりに目覚めるという役を熱演。そのあまりの演技力に、観客の目はスクリーンに釘付けになりました。




第23位 マイケル・J・フォックス

身長164pと小柄で、童顔な顔は日本人にも親しみやすく、80年代後半には日本のCMにも登場したマイケル・J・フォックス(48)。そんな彼のブレイクのきっかけとなったのが、24歳で出演した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85年)です。今でも、「タイムスリップものの代名詞」といわれるほど大ヒットしたこの映画のなかで、彼はお調子者ながらどこかにくめない高校生マーティーを熱演。愛嬌のあるその笑顔に、多くの女性は母性本能をくすぐられたといいます。「ファンが選ぶ1本」も、もちろんこの作品。マーティーが現代へ戻るために悪戦苦闘するシーンは、もはや伝説の名シーンでもあります。




第22位 マット・デイモン

2007年、アメリカ・ピープル誌の「最もセクシーな男」第1位に選ばれるなど、今ハリウッドで最も観客を動員できる俳優のひとりといわれるマット・デイモン(39)。そんな彼のブレイクのきっかけとなったのが、27歳で出演した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97年)です。実は、この物語を作ったのは、マット自身。なかなか役を得られずにいた彼が、主役の座を掴み取るために幼なじみの俳優、ベン・アフレックと共に脚本を書き上げたのです。そんなデイモンの「ファンが選ぶ1本」は、『ボーン・アイデンティティー』(02年)。初の本格的アクションに挑み、彼の新たなる一面を見せつけた、この「ボーン」シリーズ3作で全世界で950億円を稼ぎ、人気を不動のものにしました。




第21位 アル・パチーノ

圧倒的な存在感で、約40年にわたりハリウッドのトップに君臨し続ける、伝説的な俳優とも称されるアル・パチーノ(69)。そんな彼のブレイクのきっかけとなったのが、32歳で出演した『ゴッドファーザー』(72年)。マフィアの一家に生まれ、運命に翻弄される青年マイケルの複雑な心境を見事に演じきりました。当初、無名だった彼の起用を映画会社は猛反対しましたが、監督のフランシス・F・コッポラは、あるシーンを見せることで映画会社を黙らせました。それは、兄たちに代わりマイケルが、敵対するギャングをレストランで暗殺するという、後に名シーンとなる一場面です。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」が『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(92年)。気難しく人間嫌いな全盲の退役軍人を熱演し、アカデミー主演男優賞を受賞しました。




第20位 ショーン・ペン

現在は実力派俳優といわれるショーン・ペン(49)も、若い頃はマドンナの夫としてパパラッチに追われる日々が続き、ときに警察沙汰になるほど気性が激しいことで知られていました。そんな彼がブレイクするきっかけとなったのが、35歳で出演した『デッドマン・ウォーキング』(95年)。死刑囚という難役を演じ、改めてその実力を世に知らしめた作品です。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」が、『ミスティック・リバー』(03年)。無残に殺害された娘の復讐に燃えた父親役を好演。それまでアカデミー主演男優賞に3作品でノミネートされていながら無冠に終わっていた彼が、ついにその栄冠を手にした作品でもあります。




第19位 アンソニー・ホプキンス

脅威とも評される役作りによって、悪者を演じさせたら右に出るものはいないといわれるアンソニー・ホプキンス(72)。そんな彼がブレイクしたのが54歳で出演した『羊たちの沈黙』(91年)です。なんとも言いがたい悪意に満ちたセリフ回しや行動が、悪役ながらも女性を惹きつけた殺人鬼レクター博士を怪演。強烈な存在感で他の出演者を圧倒したこのレクター博士は、実はスクリーン上にはわずか15分しか登場していません。しかし、ホプキンスはこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞したのです。




第18位 ケヴィン・コスナー

熱血漢のイメージで、「映画を見終わったあとも優しい気持ちにさせてくれる俳優」という意見が多かったケヴィン・コスナー(55)。そんな彼がブレイクしたのが、32歳で出演した『アンタッチャブル』(87年)です。ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロといった大物に混じって、主演エリオット捜査官を演じたコスナーは、長身でハンサムな顔立ちですぐに女性たちを虜にしました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『ボディガード』(92年)。ホイットニー・ヒューストン演じるスター歌手を体を張って守るボディーガード役を好演。感動のラストシーンには、誰もが涙しました。




第17位 オーランド・ブルーム

突如、彗星のごとく現われ、その甘いマスクで女性たちを虜にし、一躍トップスターへとのし上がったオーランド・ブルーム(33)。そんな彼のブレイクのきっかけとなったのが『ロード・オブ・ザ・リング』(01年)。ブロンドの髪と青い眼が美しいエルフの貴公子レゴラスを好演し、その人気に火が付きました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07年)。戦場のさなか、エリザベスと結婚の誓いを立てるシーンは、女性たちをしびれさせました。




第16位 ロバート・レッドフォード

さわやかな金髪と甘いマスク、そして印象的な笑顔で世の女性たちのハートをわしづかみにし、二枚目の代名詞ともロバート・レッドフォード(73)。そんな彼のブレイクのきっかけとなったのが、33歳で出演した『明日に向かって撃て』(69年)。永遠の名作として今も人気の高いこの作品で、ポール・ニューマンと共演しハリウッドのニュースター像を強く印象付けました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本は、『スパイ・ゲーム』(01年)。"後継者"とも言われたブラッド・ピットと共演。この新旧二枚目の2ショットに、多くの女性が酔いしれました。ちなみに、レッドフォードは昨年、20歳年下の女性と再婚。73歳でもモテ男ぶりは健在です。




第15位 エディ・マーフィ

コメディアン出身のエディ・マーフィ(48)は、ブラックジョークを交えたマシンガントークがウリ。そんな彼がブレイクしたのは、23歳で出演した『ビバリーヒルズ・コップ』(84年)。この作品で演じたのは、凄腕の熱血漢ながら問題ばかり起こし、上司からも見放されているデトロイト市警の刑事アクセル・フォーリー。もちろん、自慢のマシンガントークが炸裂しています。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『ドリームガールズ』(06年)。スターを夢見た3人の歌姫たちを描いたこの作品で、マーフィは実力派ソウルシンガーを熱演し話題となりました。ちなみに今年、『ビバリーヒルズ・コップ4』の撮影が始まるという噂も。年季の入ったマシンガントークを再び見ることはできるのでしょうか。




第14位 ブルース・ウィリス

カラダを張った派手なアクションと、人間味溢れる演技が魅力のブルース・ウィリス(54)。そんな彼のブレイクのきっかけとなったのが33歳で出演した『ダイ・ハード』(88年)。彼が演じたのは"世界一ついてない男"ジョン・マクレーン刑事。普段はうだつのあがらない男が人質救出のために挑む手に汗握るギリギリのアクションは、それまで筋骨隆々の肉体派が演じるのが普通だったハリウッドの常識を覆しました。『ダイ・ハード』は、パート4まで公開され、いずれも大ヒットを記録。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は『シックス・センス』(99年)。この作品でブルースは小児精神科医を演じ、成熟した大人の演技を見せつけました。




第13位 クリント・イーストウッド

今や監督としても数々のヒットを連発する、ハリウッド屈指の大物スター、クリント・イーストウッド(79)。そんな彼がブレイクしたのが、34歳で出演した『荒野の用心棒』(64年)。マカロニ・ウエスタン、いわゆる西部劇の代名詞ともいえるこの作品で、無口の凄腕ガンマンのジョーを演じたイーストウッドは瞬く間にアメリカ中のヒーローとなりました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『ダーティハリー』(71年)です。職務遂行のためなら手段を選ばない刑事に扮し、44口径の大型拳銃をぶっ放す男気あふれる姿に、男性は憧れ、女性は虜となりました。




第12位 シルヴェスター・スタローン

ハリウッドを代表するアクションスターとして君臨するシルヴェスター・スタローン(63)ですが、若かりし頃にはオーディションに54回も落ちたという苦い経験も。そんな彼がブレイクするきっかけとなったのが、30歳で出演した『ロッキー』(76年)です。1975年、ボクシングのモハメッド・アリの試合に感動し、3日間で書き上げたこの作品の脚本を自身の主演を条件に売り込むと、これが世界的大ヒットに。スタローンは一気にスターダムにのし上がったのです。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『ランボー』(82年)。社会から孤立したベトナム帰還兵を演じ、CGなしで様々なアクションを自ら敢行。圧巻は高さ50mの崖からのジャンプでした。




第11位 ヒュー・グラント

カッコイイのに常にダメ男、セクシーなのに、どこかキュートな愛すべきキャラクターを演じたら、右に出るものはいないといわれるヒュー・グラント(49)。そんな彼がブレイクしたのが『ノッティングヒルの恋人』(99年)。ロンドンで本屋を営むバツイチのさえない男ウィリアムとジュリアロバーツ演じるスター女優のアナとの恋愛模様を描いたラブストーリーです。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」が、『ラブ・アクチュアリー』(03年)。この作品でグラントは、秘書に恋してしまうイギリス首相デイヴィッドを好演しました。




第10位 ダスティン・ホフマン

身長163pと小柄ながら、役柄に入り込むその緻密な演技で観客を魅了し続けてきたダスティン・ホフマン(72)。そんな彼がブレイクするきっかけとなったのが、30歳のときに出演した『卒業』(67年)です。青年期ならではのいらだちや葛藤を描いたこの作品のなかで、花嫁を奪い去るという映画史に残る名シーンを生み出しました。この感動的なラストに、多くの女性が胸を熱くしました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『レインマン』(88年)。知的障害があるものの、驚異的な記憶力を持っているという難しい役を引き受けた彼は、その役作りのため大学で講義まで受け、その分野の学位まで取得。この作品で彼は、2度目となるアカデミー主演男優賞を受賞し、演技派というイメージを決定付けました。




第9位 キアヌ・リーブス

そのクールで甘いマスクを乱すことなく、派手なアクションを淡々とやってのけるのが魅力のキアヌ・リーブス(45)。そんな彼がブレイクしたのが、30歳で出演した『スピード』(94年)です。アクションシーン満載のこの映画で、スタントなしに体当たり演技を見せたキアヌ。なかでも、爆弾を取り除くため高速で走るバスの下に潜るシーンは、観客の度肝を抜きました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」が、『マトリックス』(99年)。仮想現実空間を作り出し世界を支配するコンピューターを相手に戦う、救世主ネオを熱演。当時、最新のVFXを駆使して作られた驚愕の映像は、世界中に衝撃を与えました。




第8位 ウィル・スミス

今や俳優として世界的ビッグスターとなったウィル・スミス(41)ですが、もともとはラッパーとしてグラミー賞受賞経験もあるほどの、実力派アーティスト。そんな彼が俳優としてブレイクしたのは、28歳のときに出演した『インデペンデンス・デイ』(96年)。世界中で大ヒットしたSFパニック映画でウィルが演じたのは、地球を侵略しようとする異星人に立ち向かうアメリカ海兵隊のパイロットでした。そして、彼の「ファンが選ぶ1本」が、『メン・イン・ブラック』(97年)。異星人の監視を行う秘密組織M・I・Bの一員として地球を巻き添えにした宇宙戦争の勃発を防ぐために、様々な道具を駆使して立ち向かうという役どころです。ちなみに2008年にアメリカ・フォーブス誌が発表した、「ハリウッドで最も稼いだ俳優ランキング」では、堂々の1位となりました。




第7位 トム・ハンクス

今やオスカーの常連で、ハリウッドを代表する名優といえるトム・ハンクス(53)。そんな彼がブレイクしたのは、32歳で出演した『ビッグ』(88年)です。ハート・ウォーミングコメディの傑作と評され、日本でも大ヒットを記録。トムが演じたのは、ある日目覚めたら、大人になっていた少年ジョッシュ。少年の心を持ったまま、30歳の大人になってしまったジョッシュは、親にも自分だと気づいてもらえず家出。たどり着いたNYでおもちゃ会社に就職、子供ならではのアイデアで出世し…というストーリーです。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94年)。この映画で彼は、知能指数では人よりも劣るけれど、足の早さとその誠実さでは誰にも負けない、という青年を熱演しました。




第6位 ブラッド・ピット

日本では"ブラピ"の愛称で親しまれ、その甘いルックスで世の女性たちの絶大な人気を誇るブラッド・ピット(46)。そんな彼がブレイクしたのが、32歳のときに出演した『セブン』(95年)です。キリスト教の7つの大罪をモチーフにした連続殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・スリラー作品。血気盛んな新任刑事ミルズを演じた彼は、役者としての高い評価を受け、単なる二枚目俳優というレッテルを拭い去りました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『オーシャンズ11』(01年)。ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツといった、主役級の大スターたちが揃い踏みした超豪華作。ラスベガスの地下金庫から現金を強奪するという計画に挑んだ11人の、華麗でスマートなその手口に誰もが酔いしれました。




第5位 レオナルド・ディカプリオ

アメリカでは13歳の頃からTVやCMで活躍。日本でも"レオ様"の愛称で人気を集めるなど、アイドル的イメージが強いレオナルド・ディカプリオ(35)。そんな彼がブレイクするきっかけとなったのが23歳のときに出演した『タイタニック』(97年)。「ファンが選ぶ1本」にも選ばれた、いわずと知れたハリウッドの超大作。氷山との接触から悲劇が始まったタイタニック号のなかで、愛する人を必死に守ろうとするディカプリオ演じるジャックに、女性たちは魅了されっぱなしでした。監督は、今話題の3D映画『アバター』を製作したジェームズ・キャメロン。ちなみに、『タイタニック』も3D化して2012年に公開を予定しているといいます。




第4位 アーノルド・シュワルツェネッガー

ボディービルの世界最高峰といわれる「ミスター・オリンピア」で、7回も優勝するほどの肉体を武器に、ハリウッドでの人気を不動のものにしたアーノルド・シュワルツェネッガー(62)。そんな彼がブレイクするきっかけとなったのは、37歳のときに出演した『ターミネーター』(84年)です。その鍛え抜かれた鋼のボディはまさに殺人サイボーグ、ターミネーターそのもの。当時、知名度の低かった彼はこの映画で一躍、時のひとに。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『ターミネーター2』(91)。シリーズは4まで制作されましたが、ファンの間で人気が高いのがこのシリーズ2作目。1作目では人類の敵であったターミネーターが、2作目では未来の指導者を守るために現代に送り込まれ、その指導者を抹殺するために来た新型アンドロイドと激しい死闘を繰り広げるのです。そして、あの屈指の名シーンが生まれました。




第3位 トム・クルーズ

気さくな性格で、世界中の人々から愛されているスター、トム・クルーズ(47)。デビュー当時から一貫して変わることのない好青年のイメージは、いまだ健在。そんな彼がブレイクしたきっかけとなったのは、24歳のときに出演した『トップガン』(86年)です。アメリカ海軍全面協力でリアルな戦闘シーンが描かれるなか、若き天才パイロットを演じたトムのさわやかな笑顔と、シャーロット教官とのラブロマンスも話題となりました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」が、『ミッション:インポッシブル』(96年)。プロデューサー兼主演のトムが演じるのは、極秘スパイ組織に属し与えられた任務を遂行するイーサン。ハードなアクションシーンが話題となり映画は大ヒット。続編『M:I−2』(00年)では、さらに過激になったアクションシーンが話題となりました。




第2位 リチャード・ギア

長年、ハリウッド屈指の二枚目スターとして君臨し続けてきたリチャード・ギア(60)。昨年、還暦を迎えるもその魅力は渋さと共に増すばかり。そんな彼のブレイクのきっかけとなったのが、31歳で出演した『アメリカン・ジゴロ』(80年)。その甘いマスクと肉体を武器に上流階級の女性たちを相手にする超売れっ子ジゴロを好演しました。そして、彼の「ファンが選ぶ1本」は、『プリティ・ウーマン』(90年)。ハリウッドの路上に立つコール・ガールが幸せをつかむまでを描く現代版シンデレラ・ストーリー。この映画でギアが演じたのは、ジュリア・ロバーツ演じるコールガールを導く実業家。そのラストシーンに、多くの女性たちは魅了されました。




第1位 ジョニー・デップ

今やハリウッドを代表する俳優とも言えるジョニー・デップ(46)。コメディーから社会派作品まで幅広く演じ分ける実力、そして何よりファンを大切にする姿勢と人柄の良さから日本でも絶大な人気を誇ります。そんな彼がブレイクするきっかけとなったのが、27歳で出演した『シザーハンズ』(90年)。彼が演じたのは、両手がハサミの人造人間。人間社会に溶け込もうと一生懸命努力し、そしてヒロインと恋に落ちる…。そんな名作SFファンタジーは感動を呼びました。そんな彼の「ファンが選ぶ1本」は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03年)。デップが演じたのは、自由奔放な海賊ジャック・スパロウ。シリーズ3作とも大ヒットを記録し、2011年には第4作目が公開される予定です。彼の最新作はティム・バートン監督と5度目のタッグを組んだ『アリス・イン・ワンダーランド』で、今年4月に公開となります。


代表作を乗り越えよう!

オンエア中に日付が変わり、バースデーを迎えた香取編集長。オンエア終了後には、もちろんスタッフが編集長のバースデーを祝いました。ますますカッコ良くなった編集長が、ひとつ年齢を重ねて最初に考えたのが今回の格言です。「代表作と呼ばれるものが今日のVTRの中にも出てきましたよね。『この人といえばこの作品』みたいな。でも、何十年もやっている方たちも今日たくさん登場して、まあ、凄まじい数をやってる中に『これ!』っていうのがあることも凄いけど、その作品の前にも『これが代表作!』って言われていたものもあったんだろうな、って考えると凄いですよね。ボクは『こち亀』があったり、『西遊記』があったり、キャラクターとして慎吾ママがいたり、作品として『TALK LIKE SINGING』っていうミュージカルがあったりするけど、どこが代表作と呼ばれるものなのか、っていうところを常に自分で乗り越えられたらいいな、と思いました…っていいながら、『芝居が好きなのか、オレは?』ってところが面白い日でした、今日は(笑)。そんなに好きではないと思っている中で(笑)、今日のVTRへの食いつき方は凄かったです。面白かった!」。
ちなみに編集長は「『香取慎吾の代表作といえば?』をスマステのランキングで調べてほしい(笑)」とおっしゃっていました。

米倉涼子さん
トム・クルーズもやっているから、私も頑張ろうと思いました。

初出演ですが、とてもリラックスされているように見えました。

生放送となると、急に緊張するものなんですけど、「あの雰囲気なら大丈夫」という感じでした。なんだか、家でテレビを見ているときのようでしたね(笑)。隣で香取さんがいろいろと意見を言ったり、解説をしてくれたので、「なるほど、そういう見方もあるのか」と気づくこともあって、楽しかったです。

香取さんとは、かなりお話しされていましたね。

香取さんとは、「SMAP×SMAP」でご一緒したくらいであまりお話ししたことがなかったんですけど、気さくでやさしい方、という印象がありました。今日、お会いしても、格好つけたところが全然なくて本音でお話ししてくれる方でしたね。とても楽しかったので、つい話し過ぎてしまいました(笑)。

そのおふたりが盛り上がった特集「好きなハリウッド俳優ベスト25」はいかがでしたか?

今は大物俳優さんの、デビュー作、ブレイク作がたくさん見られたのが面白かったですね。もう一回、見たいと思う映画がたくさん出てきました。それと、私がドラマ「黒革の手帳」からはじまって松本清張先生の作品を3本続けてやらせていただくとなったとき、スタッフの方に「トム・クルーズも『ミッション:インポッシブル』をシリーズ3までやるんだから、頑張ろうよ!」と言われたのを思い出しました(笑)。個人的に、続編のような作品をやることに迷いがあったときでしたけど、トム・クルーズも『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップも続編をやっているということで、背中を押されたんです。そんなことを思い出しました。あとは、今まであまり興味のなかった作品も、俳優さん目線で見たら違った印象を持つんじゃないか、とも思いました。1本の作品でも、見方はいろいろありますよね。

そう思われるのは、主演映画『交渉人 THE MOVIE』をやられたから、ということもありますか?

映画をやってみて、出来上がったものを見る楽しさがあるんだってことは思いました。観客の方は、どういうふうに映画を見るんだろうか、ということは初めて考えたかもしれないですね。

この作品も、ドラマ、スペシャルドラマ、そして映画と、シリーズ大作となりました。

本当にありがたいことですよね。まったくそんなつもりをしていなかったものが、こうやって形になって多くの方に見ていただけるというのは。やっぱり、みなさんに支持していただけないと、続編はあり得ませんから。それは、凄くうれしいことだと思います。

最後に、スマステーション視聴者に『交渉人 THE MOVIE』の見どころをお願いします!

エネルギーが余っている若者には、特におすすめかもしれないです。「今日、何もすることがないなぁ」っていう若者が見たら、気持ちがいいくらい疲れ果てるというか、エネルギー消費をする作品だと思います(笑)。集中力が必要だから頭も使うし、アクションにドキドキして心拍数もあがるでしょうから、きっと刺激になると思います。ぜひ、劇場に足を運んでください!

交渉人 THE MOVIE
タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦
主演 米倉涼子
2月11日全国ロードショー

交渉人 THE MOVIE
タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦
主演 米倉涼子
2月11日全国ロードショー

米倉さんは、日本のアンジェリーナ・ジョリーです!

ジョージ・クルーニーが入っていなかったのは残念でしたけど、「好きなハリウッド俳優ベスト25」、面白かったですね。ランキングを見てみると、『ターミネーター』のアーノルド・シュワルツェネッガー、『ダイ・ハード』のブルース・ウィリスというふうに、作品と俳優の両方にインパクトがある人が強いのかな、と思いました。個人的には、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノなんかは、もっと上位でもいいんじゃないか、とも感じました。25人のなかで私が好きなのは、マット・デイモンです。来週放送の「月イチゴロー」で紹介する作品に出演しているんですが、これが本当に素晴らしいんです!わかりやすいハンサムではないかもしれないですけど、中身がギュッと詰まっている感じがにじみ出ていてとても素敵。来週、吾郎さんが熱く語ってくださることを期待しています! それと、今日のゲストの米倉涼子さん。思わずうっとりしてしまうほどの、美しさとバツグンのスタイルなのに、とても気さくで気持ちのいい方なので驚いてしまいました。そんな米倉さんの主演作『交渉人 THE MOVIE』は、もの凄いです!どんでん返しに次ぐどんでん返しで、犯人がまったくわからない展開も凄いんですが、なんといっても米倉さん自身の魂を感じるお芝居と圧倒的な存在感が凄い!香取さんもおっしゃっていたように、今の日本であそこまでアクションをやられる女優は米倉さんしかいないじゃないか、というくらい体を張っていらっしゃいます。もう、アンジェリーナ・ジョリーかってくらいです。とにかく、すべて破格のスケールで展開していく作品ですので、みなさんお見逃しなく!

VTRを見ていて、「あれ?オレは芝居が好きなのか…」って思いました

◆ハリウッド俳優男性編のベスト25、面白かったです。順位的には…アンケートが20代から50代、ということで、その幅の広さが生んだランキングだったと思います。そういうのって、あんまり気にせずにランキングだけを見るっていう視聴者なボクですけど、こういう立場にいて、「何故なんだ?」っていうところを追求できる中で…まあ、オンエアでも言いましたけど、20代から50代っていうその幅の広さによって、日本人が親しみを持っているシュワちゃんが第4位に食い込むあたり、「あ、そういうことがあるのか…」と(笑)

◆それから、VTRを見ていたら、「あれ?お芝居とか、やっぱ好きなのかな?」って思いました(笑)。何だろう…そこまでマニアな方ではないと思っていましたけど、何だかんだ、紹介された映画は見ているし、ジョニー・デップがショーン・ペンのことをちょっと好きでいたりとかそういう情報も知ってて…そう考えると、35歳くらいのころの映画の感じとか、共通するところもあるのかな、みたいな。そういういろんなことを考えているうちに、「あれ?オレは芝居が好きなのか…」って思って、自分でもビックリしました(笑)

◆あとね、男の俳優さんのランキングだと、女の人がもっとグッとくるようなものなのかと思いきや、そうじゃない部分もあったりして…。それこそ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とかがそうなんですけど、米倉さんが「やっぱり男の人はこういうの好きなんですか?」っていうような感じのものも入ったんだな、と思って。最近のイメージなのか、男の俳優さん=イケメン俳優で順位が組まれるような感じもあるけど、そうじゃないところの今日のランキングは、見ていてとても興味深かったし、楽しかったですね。

◆米倉さんはステキですよね。映画『交渉人THE MOVIE』を見たときに、「米倉さんみたいな女優さんってあんまりいないな」って思ったんです。アクションもやれて…。『交渉人』をやれる女優さん、日本にはあまりいないと思います。ボクも、どちらかといえばそういうものをやる方なので、そういう作品を女性が演じる、って考えると、自分自身、その大変さが分かる分、「ああ、凄いなぁ…」って思います。