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#357(2009.12.19 OA)

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ロンドンブーツ3号です!

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名場面満載!ロンブーのおふたりをお迎えして、永遠の特撮ヒーロー『ウルトラマン』シリーズを大特集!

ロンドンブーツ1号2号のおふたりをゲストにお迎えしたスマステーション。早いもので、もう2009年最後の放送です。特集は、『ウルトラマン 9の秘密』。日本のテレビ界において特撮というジャンルを確立し、『仮面ライダー』シリーズなどとともに世代を超えて愛され続けているヒーローの誕生秘話や撮影の裏話を、懐かしい名シーンの数々を交えながらご紹介しました。
『ウルトラマン』誕生のきっかけとなったのは、1966年にスタートした『ウルトラQ』。いまなお多くのファンに愛されているこの『ウルトラQ』は、『ウルトラマン』シリーズにも通じる、巨大な怪獣たちが登場するSF怪奇ファンタジーシリーズとして、当時、爆発的なヒットを記録しました。その世界観を引き継いで誕生したのが『ウルトラマン』なのです。番組では、『ウルトラマン』シリーズには欠かせないカラータイマーの誕生秘話や、もう一方の主人公とも言うべき怪獣たちの秘密を紹介しました。シリーズには、数多くの怪獣&星人らが登場していますが、ファンの間で高い人気を誇っているのはやはりゼットン。アルファベットの最後の文字『Z』と、50音の最後『ン』を組み合わせたというそのネーミングには、「最後の怪獣」という意味が込められているとも言われています。『ウルトラマン』の最終回、ウルトラマンがこのゼットンに敗れるというシーンは、もはや伝説です。伝説といえば、『ウルトラマン』シリーズの中でも最高傑作との呼び声が高い『ウルトラセブン』も、数々の伝説的な名場面で知られています。中でも、幻覚宇宙人・メトロン星人が登場した第8話、メトロン星人の潜伏先だったアパートにやってきたモロボシ・ダン=ウルトラセブンが、ちゃぶ台を挟んで座り、地球侵略について話し合うシーンと、それに続く夕焼けの中での戦闘シーンは、いま見てもインパクト十分です。お子さんと一緒に『ウルトラマン』シリーズを見たり、関連本を読んだりしていたという亮さんは、VTR中のクイズでその実力を発揮。マニアも驚くその博識ぶりは、香取編集長&淳さんもビックリしていました。『ウルトラマン』シリーズをほとんど知らないという淳さんも、「見たことなかったけど、見ようという気持ちにさせてくれたから…。楽しみが凄く残っているっていうことでしょ?」と、VTRを見てかなり興味をひかれたようでした。
さて、次回のスマステーションは、年が明けて2010年1月9日の放送になります。特集は『面白デリバリー』&『生月イチゴロー』。というわけで、ゲストはもちろんあの方です。お楽しみに!!

40年以上にわたって愛され続けている国民的ヒーロー、ウルトラマン。現在、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』も公開中で、その人気は健在です。そんな普及の名作ですが、実は意外と知られていない「秘密」も多いのです。そこで、スマステでは、貴重な映像の数々とともに、知られざる秘密に迫ります!


スマステーション特別企画
『「ウルトラマン」9の秘密』


1.ウルトラマン誕生の秘密

誰もが愛する国民的ヒーロー、ウルトラマン。1966年に放送がスタートし、その最高視聴率はなんと42.8%を記録したこともあります。ところで、ウルトラマンがどうして地球を守ることになったか知っていますか?

記念すべき「ウルトラマン」第1話は、怪獣を追って地球にやってきたウルトラマンが、誤って科学特捜隊のハヤタ隊員を死なせてしまうところから始まります。そ こでウルトラマンはハヤタ隊員と一体化し、地球を守ることになったのです。そんなウルトラマンには誕生のキッカケとなった番組がありました。それが「ウルトラQ」です。そこに登場するのは、「ウルトラマン」シリーズに通じる巨大怪獣。カネゴンやガラモンなど登場キャラクターは、今なお根強い人気を持ち続けています。そんな「ウルトラQ」の世界観を引き継ぎ、「ウルトラマン」は誕生したのです。




2.カラータイマーの秘密

「ウルトラマン」シリーズに欠かせないのが、ウルトラマンたちの胸にあるカラータイマー。地球での活動時間である3分間のタイムリミットを警告するものなのですが、みなさんは、このカラータイマーが作られた理由のひとつに、ある意外な説があることを知っていますか?

なんと、「予算削減」説です。実はウルトラマンと怪獣の戦闘シーンを撮影するには、精密なミニチュアセットが必要なため、莫大なお金がかかります。さらに高価だったフィルムの節約などの理由もあり、戦闘シーンを30分の放送時間のうちの3分間だけに制限したというのです。しかし、時間制限を設けたことで戦闘シーンに緊張感が生まれ、逆にウルトラマンの人気に火をつけるきっかけとなりました。ところで、もし、ウルトラマンがカラータイマーを取られてしまったらどうなるのでしょう。実は、「ウルトラマンタロウ」の第52話で、助っ人として登場した帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)が、泥棒怪獣・ドロボンにカラータイマーを奪われてしまいました。すると、帰ってきたウルトラマンは、しぼんでしまったのです。その後、ウルトラマンタロウがカラータイマーを取り返し、再び装着。無事、復活しました。




3.シリーズの人気を支えた怪獣の秘密

ウルトラマンの人気を支えた最大の理由のひとつが、個性的な怪獣です。スタート当初は、主役のウルトラマンを凌ぐほどの人気で、一躍、「怪獣ブーム」を巻き起こすほどでした。ちなみに、ウルトラマンファンが選ぶ人気怪獣ベスト3といえば、

第3位 宇宙忍者 バルタン星人
「ウルトラマン」第2話に登場した、セミに似た顔と大きなハサミ状の手をもった怪獣。宇宙忍者という設定どおり、分身の術でウルトラマンを苦しめました。このバルタン星人、人気のあまり初代「ウルトラマン」のみならず、シリーズ全般に渡って度々登場。その度に進化を遂げ、なんと10体以上存在しています。

第2位 三面怪人 ダダ
「ウルトラマン」第28話に登場。目的は不明ながら、人間をミクロ化し標本として持ち帰ろうとした宇宙人で、ユーモラスなその姿で人気を博しました。瞬間移動を駆使し、ウルトラマンと戦いましたが、最後はウルトラマンのスペシウム光線に撃沈しました。

第1位 宇宙恐竜 ゼットン
「ウルトラマンは決して怪獣に負けない」。そんな、当時の子供達の夢をもろくも覆したのが、初代「ウルトラマン」の最終回に登場した史上最強の怪獣、ゼットン。「ゼットン」という名は、アルファベットの最後の文字「Z(ゼット)」と、50音の最後「ン」を組み合わせた物で、「最後の怪獣」という意味があるとも言われています。ウルトラマンは、このゼットンに全く歯が立たず、ついには敗北。その後、科学特捜隊がゼットンを倒すことになりました。

田村亮さんからのリクエスト
「『帰ってきたウルトラマン』で、グドンがツインテールを食べようとするシーンが印象に残っています」

「帰ってきたウルトラマン」の第6話。東京に現れた古代生物 ツインテールと、そのツインテールを餌とする地底怪獣グドン。二匹は、共通の敵「帰ってきたウルトラマン」に対し共同戦線を張ることに…。しかし、戦闘中、二匹は仲間割れを起こし、グドンはツインテールを食い殺そうとします。そんなショッキングなシーンに多くの子供たちが衝撃を受けました。

そんな人気の怪獣たちにも、ある秘密がありました。なんと複数の怪獣は、シリーズのなか、またはほかの番組や映画で使われたものを、活用・再利用しているというのです。バルタン星人は「ウルトラQ」に登場したセミ人間を、ピグモンは「ウルトラQ」のガラモンを再利用したものでした。さらに、「ウルトラマン」第10話に登場した、エリ巻き恐竜・ジラースは、なんと当時の大人気特撮映画の主役『ゴジラ』を改造したもの。映画で使われたゴジラに襟巻きを付け改造したのが、ジラースだったのです。そのうえ、ウルトラマンとの戦いのなか、ジラースの襟巻きを取るという演出が!これにより、「ウルトラマン対ゴジラ」、という本来ありえない夢の対決が実現し、当時の子どもたちの間で大きな話題となりました。




4.ウルトラセブンの秘密

ウルトラシリーズの中でも最高傑作との呼び声の高いのが、「ウルトラマン」の次に制作された「ウルトラセブン」。ウルトラセブンに変身するモロボシ・ダンは、M78星雲から来た宇宙人で、その彼がウルトラ警備隊とともに、宇宙人の侵略から地球を守るというストーリーです。そんなウルトラセブンには、いくつもの秘密がありました。

ウルトラセブンの秘密 (1)
ウルトラマンにあって、ウルトラセブンにないもの、それがカラータイマーです。元々、「ウルトラセブン」は、「ウルトラマン」とはまったく別の新たなシリーズ作品として企画されていたため、ウルトラマンの象徴とも言える、カラータイマーがないのです。そのためセブンは、番組開始当初、時間制限をあまり気にせず戦っていました。しかし、第25話での「ミニ宇宙人・ポール星人」との戦いでは、セブンが寒さでエネルギーを使い果たして苦戦。これ以降のエピソードではエネルギー切れに近づく描写が増えていったのです。そんなセブンの残りエネルギーは、額のランプの点滅で知らされます。

ウルトラセブンの秘密 (2)
ウルトラマンといえば、その巨大な体が特徴ですが、「ウルトラセブン」には巨大化しないで戦うシーンが数多くあるのです。さらには、ミクロ化し人間の体内で戦うこともありました。

ウルトラセブンの秘密 (3)
「ウルトラセブン」が「傑作」と呼ばれる理由のひとつに、その作品にウルトラ警備隊隊員たちの内面やセブンの心の葛藤を描いた人間ドラマであることが挙げられます。子供向けに作られた作品にもかかわらず、深みのあるストーリー展開は大人の視聴者をも釘付けにしました。そして、なんといっても忘れられないのが、最終回の告白のシーン。数々の戦いで力を使い果たし、地球での活動が限界を迎えたモロボシ・ダンは、最後の戦いを覚悟。ついに今まで誰にも明かしたことのない秘密を、同僚の隊員・アンヌに告白するのです。そして、命をかけた最後の戦いに挑んだものの、力のほとんど残っていないセブンは、双頭怪獣パンドンに大苦戦。必殺のアイスラッガーも怪獣に取られてしまいます。絶体絶命となりますが何とか勝利。セブンがM78星雲へと帰る感動のラストシーンに、多くの人が涙しました。




5.ウルトラファミリーの秘密

「ウルトラマン」シリーズといえば、なんといっても頼もしいウルトラ兄弟の数々が印象的。ここで、そんなウルトラ兄弟を一気に紹介しましょう!
■初代ウルトラマンとそっくりだった、帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)。

■北斗と南の合体シーンが印象的だった、ウルトラマンA。

■2本のツノ「ウルトラホーン」が特徴的な、ウルトラマンタロウ。

■激しいアクションが得意だった、ウルトラマンレオ。

■アクロバティックな動きが魅力のウルトラマン80。

■ピンチの度に駆けつけるウルトラ兄弟の兄的存在、ゾフィー。

しかし、このウルトラ兄弟、実は血の繋がりを持った本当の兄弟ではないことを知っていますか。ウルトラ兄弟とは、ウルトラの星にある宇宙警備隊の生え抜きの精鋭に与えられる「称号」なのです。しかし、彼ら「兄弟」の絆は、時には本当の兄弟よりも固く結ばれています。そのウルトラファミリーの頂点に立つのが、ウルトラの父とウルトラの母。そして、ウルトラ兄弟の中には、ふたりの実の子どもがいるのです。それが、ウルトラマンタロウです。




6.ウルトラマンを盛り上げた戦闘シーンの秘密

「ウルトラマン」シリーズを語る上で欠かせないのが、名戦闘シーンの数々。ここで、ファンが選ぶ名戦闘シーンのベスト3を紹介しましょう。

第3位
ウルトラマン VS 古代怪獣ゴモラ

第26話・27話の2週に渡ってウルトラマンを苦しめた怪獣・ゴモラ。その戦闘のなかで、大阪城を豪快に壊すゴモラの姿に当時の少年たちは大興奮しました。激闘の末、最後はウルトラマンがスペシウム光線で勝利をおさめました。

第2位
ウルトラマンタロウ VS 宇宙海人・バルキー星人

実は、この戦いは、ウルトラマンタロウに変身しないで行われているのです。ウルトラマンタロウこと東光太郎は、怪獣に父親を殺され自暴自棄になってしまった少年・健一に、ひとりで困難に立ち向かう勇気を教えるため、人間の力で怪獣を倒すことを誓ったのです。そして、人間の姿のまま巨大なバルキー星人に立ち向かっていったのです。

第1位
ウルトラセブン VS 幻覚宇宙人・メトロン星人

「ウルトラセブン」の第8話。怪奇事件の犯人を追って、あるアパートの中へ潜入するモロボシ・ダン。すると、室内に宇宙人・メトロン星人の姿が!ここで戦闘が始まるのかと思いきや、なぜかふたりは、ちゃぶ台を挟んで、地球の侵略について話し合うのです。しかし、交渉は決裂し、結局戦うことに。夕日のなかで戦闘シーンは、ファンの間ではウルトラシリーズ屈指の名シーンとして語り継がれています。

「ウルトラマン」シリーズには、シリアスな名戦闘シーンのみならず、少しコミカルなもの――ウルトラマンが怪獣と相撲をとる、戦闘中にウルトラマンが踊りだす、といったユーモアあふれるシーンがたびたび登場するのです。なかでも、いまだに語り継がれるユーモラスな戦闘シーンといえば…。

ウルトラマンタロウ VS 食いしん坊怪獣モットクレロン
「ウルトラマンタロウ」の第43話。野菜を食べるのが大好きな怪獣・モットクレロンとの戦闘シーンなのですが、タロウは、野菜を食べてパワーアップしたモットクレロンに大苦戦。そこで、タロウが持ち出して怪獣にかけたのが塩。タロウはモットクレロンに塩をかけ、巨大な樽に入れ、塩漬けにしてしまったのです。これでエネルギーを出し尽くし小さくしぼんだモットクレロンは、タロウの手により宇宙へと返されました。




7.ウルトラの星!M78星雲「光の国」の秘密

主題歌にも登場する、ウルトラマンたちのふるさと、M78星雲の「光の国」。みなさんは、この星がどんな星なのか知っていますか。実は「ウルトラマンタロウ」の第25話には、その星の様子を描いた貴重なシーンが存在します。また、「光の国」は新作映画にも登場します。ちなみに、ウルトラ兄弟のなかには、ひとりだけM78星雲出身ではないウルトラマンがいます。ウルトラマンレオです。ウルトラマンレオの故郷は、しし座L77星で、彼はこの星の王子なのです。そのため、地球上に存在できる時間が2分40秒と、ほかのウルトラマンたちよりも20秒ほど短かったり、戦闘時にも光線技がメインのウルトラマンたちとは違い、キック、チョップなど格闘技を多用したりと違いがあるのです。




8.意外な出演者の秘密

「ウルトラマン」シリーズの中には、意外な出演者も登場しています。「ウルトラセブン」第31話で、病気になってしまう女子大生・香織を熱演したのが、当時15歳の松坂慶子さんです。そして、ハリウッドでつくられた「ウルトラマン」シリーズ、『ウルトラマンパワード』で主役を演じ、話題となったのが、ケイン・コスギさんです。ケインさんが演じたのは、ウルトラマンパワードに変身するケンイチ=カイ。唯一の日本人キャストとして、好演が光りました。作品も、ハリウッドで作られただけあって、戦いが行われる町並みもニューヨーク風でした。また、「ウルトラマンレオ」には、当時10歳だった杉田かおるさんが、後半11本にレギュラー出演。主人公 おゝとりゲンが居候した家の子どもを熱演。名子役ぶりを発揮し話題となりました。




9.平成ウルトラマンの秘密

時代を超えて愛され続ける「ウルトラマン」シリーズは、昭和から平成に入ると、さらにパワーアップ。特撮技術は大きく進化を遂げ、さらにイケメンウルトラマンが続々登場しファン層を広げていきました。ここで、そんな平成ウルトラマンたちを紹介しましょう。

「ウルトラマンティガ」
「ウルトラマン80」以来、実に16年ぶりのテレビシリーズとなった「ウルトラマンティガ」。光の巨人という設定で、M78星雲出身のウルトラマンではないのです。そんな、ウルトラマンティガに変身する主人公・ダイゴを演じたのが、V6の長野博さん。人間であり、ウルトラマンでもあるという、突如背負った使命に苦悩しながらもひたむきに戦うマジメで勇敢な青年を演じました。

「ウルトラマンダイナ」
「ウルトラマンティガ」の10年後を舞台にした続編。ウルトラマンダイナに変身する主人公・アスカを演じたのは、つるの剛士さん。自信過剰でお調子者ながら、絶対にあきらめない信念と正義感を持った青年を熱演しました。

「ウルトラマンガイア」
「ウルトラマンガイア」では、なんとふたりのウルトラマンが登場!さらに、「ウルトラマン」シリーズ初の武器・光の剣を使用!今までにない戦闘シーンが話題となりました。

「ウルトラマンコスモス」
ウルトラマンコスモスに変身する主人公・ムサシを演じたのは、杉浦太陽さん。その特徴は、平和主義!怪獣とむやみに戦わず、時には保護し改心させるなど、戦いを望まない異色の「ウルトラマン」シリーズとなりました。

「ウルトラマンネクサス」
このシリーズでは、変身アイテムを受け継ぐことで、ウルトラマンに変身できる人間が変わっていき、最終的にはなんと4人も登場しました。

「ウルトラマンマックス」
このシリーズのテーマは、原点回帰。そのため、昭和のウルトラマンシリーズに出演した俳優たちが再び登場。「ウルトラマン」のハヤタ隊員を演じた黒部進さん、フジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子さんがレギュラー出演。「ウルトラセブン」のモロボシ・ダン隊員役を演じた森次晃嗣さんもゲスト出演しました。さらに、歴代の人気怪獣も復活し、話題となりました。なかでも、注目を集めたのが、バルタン星人との対決。なんと、バルタン星人はありえない数に分身。ウルトラマンマックスも負けじと分身し、死闘を繰り広げました。

「ウルトラマンメビウス」
こちらのシリーズではなつかしのウルトラ兄弟が続々登場! 親子揃って楽しめる作品として注目を集めました。


何となく区切ってるだけだよ、1年なんて…オレは止まらない!

たっぷり時間をかけて考えてくれたのが、2009年最後の格言です。いや、深い言葉です!さすが編集長ですね。「区切りもいいんですけどね。『終わった!じゃあ、次に行こうか?』みたいな感じでリセットできて。でもボクは、それを、何となく区切ってる、って思うくらいの方がいいんじゃないかな、って思うんです。いろいろ、あるじゃないですか。できなかったことで悔んだりとか、何かをスタートさせようと思ってもなかなかできなくて『ああ、もう1年終わっちゃう…』とか。だから、もうちょっと大きなスパンで物事を考えると…オレは止まらない、と(笑)。止まらないけど、何となく区切られている中で、よいお年を&来年もよろしく、と(笑)。例えば、1年の終わりには紅白があって何となくそこで区切られるけど、そこに思いをはせ過ぎてもダメだと思うんです。来年3月まで舞台があり、ツアーが実現すればもう8月とか9月ですよ。その間にはオリンピックもワールドカップもあり…。止まっている時間なんかない、ということですよ。いきますよ、どこまでも!」。

ロンドンブーツ1号2号
淳「ウルトラマン、食わず嫌いだったのかも」
亮「ショックな映像があって面白かったです」

ウルトラマン好きな亮さん、ほとんど見たことがないという淳さんを迎えての「ウルトラマン」特集でしたが、いかがでしたか?

淳:ウルトラマンについて全然知識がない僕でも、「そうだったんだ!」ということが多く、楽しめました。ウルトラマンに兄弟がいるのは知っていましたけど、血が繋がっていないというのは知りませんでした。ウルトラの父と母も、タロウ以外からしたら、ただのおじさんとおばさんってことでしょ?衝撃的でしたね。

亮:僕も驚いたことがいっぱいありました。まず、カラータイマーを取られたら、あんなにペラペラになるんだって。いろいろ知っているつもりでしたけど、結構、ショックな映像がいっぱいあって面白かったです。

淳さんは、ウルトラマンを「怖い」とおっしゃっていました。

淳:怪獣と戦っている姿を見ればヒーローだとわかりますけど、ウルトラマン単体で見たときに、怖いというか悪いヤツなのかと思ったんです。それで、入り込めなかったというか…。同じ理由で、仮面ライダーも怖いんです。どっちかというと、「クリィミーマミ」とか、女の子が見るようなアニメが好きでしたね(笑)。

亮:彼は僕の2コ下なんですけど、同世代の男の子はウルトラマンが好きなものだと思っていましたから、今日、その話を聞いてビックリしましたね。

とはいえ、最後には淳さんも「見てみたい」と心を動かされていましたね。

淳:興味を惹かれるところがありましたので。食わず嫌いだったのかもしれないですね。新しい作品から振り返りながら見て行ったら面白いんじゃないかと思いました。

亮:僕としては、古いものから見たほうがいいと思いますけど(笑)。最近の作品のほうが当たり前ですけど、“現代っぽい”ので入っていきやすいのかな、とは思いますね。

ちなみに、そんな淳さんにとってのヒーローといえば?

淳:「ドラゴンボール」世代なので、悟空ですかね。やっぱり、フォルムがかわいくないと入り込めないんですよ。とはいえ、猿に変身したときは苦手なんですけど(笑)。

スマステには2度目のご登場ですが、香取さんとのトークも盛り上がっていましたね。

淳:前回来たときにも思ったんですけど、慎吾くんは構えなくてもいい人なので、凄く居心地がよかったです。しょっちゅう来たいですね(笑)。僕は、お城が好きなので、お城特集をやって呼んでください。今日のVTRでは、唯一「大阪城」がわかったんですけど、お城特集をやってもらえれば、大活躍できると思います。

亮:僕は、アニメとか、戦隊ヒーローものも好きですし、男の子が好きそうなものはだいたいハマッているので、そんな特集のときに声をかけてもらえたらうれしいです。



舞台 田村亮 一座
「とりあえず、ジントニック。」
上演 1月29日(金)、30日(土)
会場 シアターサンモール

「ロンドンハーツXマス
売れっ子芸人50人集合3時間スペシャル!!」
12月22日(火)夜7時から


信じられないくらい早い1年でした。

「ウルトラマン」特集、女性の私が見ても面白かったので、男性なら間違いなく盛り上がりますよね。スタジオでも、ウルトラマン好きという亮さんを中心に、男性3人で盛り上がっているのが微笑ましかったです。私もウルトラマン世代で、「ウルトラマン80」くらいまでの初期の作品を兄と一緒に見ていた記憶がありますので、懐かしかったですね。テーマソングも、しっかり覚えていました(笑)。実は、今回の特集に備えて、現在公開中の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』を拝見したんですが、これが凄くかっこいいんです!キャストがイケメン揃いなのはもちろん、ストーリーも面白いし映像もクールで、思わず見入ってしまいました。子どもたちと一緒に、お父さんやお母さんが見ても間違いなく面白いと思います。そしてそして、今日で今年の放送は最後なんですよね。去年の1月の「SMAPがんばりますっ!!」から1年が経つなんて! 信じられないくらい早いですね。香取さんにとって今年は、ドラマ、映画、舞台、と本当に忙しく、大充実の1年だったと思います。いろいろなことにチャレンジする香取さんの姿を拝見して、私も「頑張らなくっちゃ!」と刺激を受けていたはずなんですが、特に何もなく1年が過ぎてしまいました(苦笑)。来年こそは、香取さんとスマステの勢いをお借りして頑張りたいな、と思っています。みなさんも、どうぞ、よいお年をお迎えください。次回、1月9日の生月イチゴローにご期待ください!

怒涛の1年、スマステーションにはとても助けられました。

◆ウルトラマン・シリーズは…そこそこ知っている、という感じです。『ウルトラマン80』は、1980年だから80らしいんですけど、ボクは'77年生まれなので3歳くらい。だから、ちょっと知っているんですよね。あと、『ウルトラマンタロウ』は、多分再放送で見たと思います。子どものころの孫悟空の声の…あれはボクがちょっと大きくなったあたりなんじゃないかな?だからあれとか、普通に知ってました。

◆でも、結構好きですね。システムとかも凄いですよね。40年とか続いていく中で、いろいろな試行錯誤、アイデアとかも見えてきて…。その時々の時代も感じますよね。『ウルトラマンレオ』でキックとかパンチが多かった、っていうのは、ブルース・リーとかが凄く流行った時代だったらしくて、だから素手でのアクション系が多かった、ってさっき聞きました。

◆亮さん、面白かったですね。今後、ウルトラマンなこと、ひと言でも他の番組でちょっと自慢げに言ってる姿を見たら、笑っちゃいますよね(笑)。「あのとき彼は、火がついたんだ…」みたいな(笑)。クイズも「全部当ててやる!」みたいな意気込みだったし。でも、1個だけ外したのも亮さんっぽいな、と(笑)。淳さん、あんなにわからないって言ってんのに「ゴジラ」ってわかって、ボクも「ゴジラだ!」って言ってんのに、「いや、優しい顔だからミニラだ!」って。意味がわかんないですね(笑)

◆2009年のスマステーションも今回が最後…ことしは、怒涛の1年だったんですけど、スマステーションはこんな1年を過ごしたボクにとってはとても重要でありまして…。いや、以前からそうなんですけど、生活のリセットであり、スタートである、という感じですね。急ピッチな時間っていうか、グルングルン回っているような時間の中で、スマステーションに来ると、決まりがはっきりしているというか…。生放送なんで。そこに、向けていく感じとかも作れますし、事前にスタッフの人とも話ができるし、で、終わったら終わったで、そこからまたリスタートして、「急ピッチな目まぐるしい世界に行ってきます!」っていう感じだったので。これがないと、ホントにキツイんですよ。ずっとグルグル回り続けなければいけなくなっちゃうから。この1年の香取慎吾の動きからすると、スマステーションにはとても助けられました。でもその分ね、毎週毎週、その場は楽しいんだけど、何をやったか一切覚えていない(笑)。ほとんど覚えていない、っていうのが、申し訳なくもあり、面白くもあり…。出演者なのにそれもどうかとは思いますけど、視聴者的な考え方のボクとしては、そのとき楽しい番組なら、それはそれでいいと思うんです。「あのときはどうこうで…」みたいに蓄積されなくても、このいまの時間を楽しませてくれるのが、いつつけてもやってるテレビっていうものじゃないのかな、って思うので。