SmaTIMES

Backnumber

#353(2009.11.21 OA)

  • トップニュース
  • トクベツキカク
  • シンゴ5
  • ゲストトーク
  • オオシタアナ
  • ヘンシュウコウキ
  • 月イチゴロー

初めてターロウがブログやってます!

トップニュース

三谷幸喜さんをゲストにお迎えして『TALK LIKE SINGING』公演中のニューヨークから生中継!ニューヨーカーおススメの日本食レストランとは?

「みなさんこんばんは、香取慎吾です!いまボクは、NYに来ています。ここはまさにNYのど真ん中、タイムズスクエアです!今夜はここからスマステーション、生中継しちゃいます!!」。現在、ニューヨークのオフ・ブロードウェイでミュージカル『TALK LIKE SINGING』を公演中の香取編集長。大盛況だった公演もいよいよ明日が千秋楽です。そこで今回は、『TALK LIKE SINGING』の脚本・演出を手がけた三谷幸喜さんをゲストにお迎えし、ニューヨークからの生中継でお送りしました。特集は『月イチゴロー』&『NYで楽しめる人気日本食レストラン ベスト10』です。
『月イチゴロー』今月のラインナップは、タランティーノ×ブラッド・ピットの痛快アクション『イングロリアス・バスターズ』、文豪ディケンズの古典的名作をロバート・ゼメキス監督が完全映像化した『DISNEY'S クリスマス・キャロル』、広末涼子・中谷美紀・木村多江の豪華共演も話題の松本清張生誕100年記念作品『ゼロの焦点』、伝説の名優・松田優作さんの生きざまを追った公式ドキュメンタリー『SOUL RED 松田優作』、米国版『ヴォーグ』誌の編集長アナ・ウィンターの素顔に迫る『ファッションが教えてくれること』。5作品中2作品がドキュメンタリー、という珍しいパターンでした。その中で稲垣吾郎さんが1位に選んだのは『ゼロの焦点』。「人間ドラマとしての描き方が素晴らしい」と絶賛されていました。
『NYで楽しめる人気日本食レストラン』では、毎日行われるもちつき(!)のパフォーマンスも人気の炉端焼き店『INAKAYA』や、忍者パフォーマンスが人気の『ニンジャ ニューヨーク』、ブロードウェイ関係者に愛されている『こだますし』など、独自の進化を遂げた日本食レストランの人気店をご紹介しました。ベスト3は、芸者をモチーフにした、その名もズバリ『GEISHA』(第3位)、日本酒をテイスティングしてから注文することができるサービスで人気の『酒蔵』(第2位)、そして1位はニューヨークのセレブに愛されるNO.1高級和食レストラン『MEGU』でした。どのお店も、ヘルシーかつ彩り豊かで、本当に美味しそうでしたよね。明日千秋楽を迎え、明後日には帰国する予定の香取編集長が「もっと早く知りたかった…」とこぼしたのも納得の映像でした。
さて、次週11月28日の放送は、『わけありグルメ&グッズ』特集をお送りします。ゲストは野村克也さんです。お楽しみに!!

今月12日から、ニューヨークで始まったミュージカル『TALK LIKE SINGING』。脚本・演出は、本日のゲスト・三谷幸喜さん。主演は我らが香取慎吾編集長です。そんなニューヨークで、日本人も驚く、独自の進化を遂げた日本食レストランが続々登場しています。そこで今回は、ニューヨーカーおススメの日本食店をご紹介します!


スマステーション特別企画
『ニッポン人もビックリ!?ニューヨーカーおススメの人気日本食店 BEST10』


第10位 築地直送の美味しい魚を堪能!さらにパフォーマンスも大人気!
『INAKAYA(いなかや)』

ニューヨークのタイムズスクエアから8分、あのニューヨークタイムス社が入るビルの1階にある『INAKAYA』。売りは何といっても広いホールの中央にある炉端(ろばた)焼き。連日夕方には地元ニューヨーカーたちで埋め尽くされる人気店です。ここで食べられるのは築地から取り寄せている新鮮な海の幸の数々。中でも現在人気なのがキンキの塩焼き(65ドル)。毎日行われるもちつきや三本締めのパフォーマンスも人気を博しています。




第9位 スタイリッシュな店内&ちょっと不思議なコラボレーション
『スシサンバ』

ニューヨーク南部のウェストビレッジにあり、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のセットにも使われるなどそのおしゃれな内装で人気の『スシサンバ』。コンセプトは、その名の通りスシとサンバの融合。和食とラテンのコラボ、スシサンバの人気メニューは、サーモンを押し寿司にし、その上にモッツァレラチーズを乗せてオーブンで熱した『エルトポ』、サワガニを素揚げにした『サワガニ』、ロブスターの天ぷらを巻いてマヨネーズとピリ辛のハラペーニョ、更にワサビをまぜたソースをつけていただく『サンバ7ロール』などです。




第8位 日本人が大好きな「アレ」がランチで大人気
『Oms/b』

ミッドタウン・イースト地区のグランドセントラル駅のほど近くにあるこちらのお店。こちらのお店が専門で販売しているのが『Oms/b(オ・ム・ス・ビ)』。実はこちらのお店、今から6年前に店長の泉文乃さんが中心となって開業。しかし当初は、オムスビを包むノリにアメリカ人が抵抗を持ったため、売り上げが伸び悩んだとか。そこで考え出されたのが大豆で作ったカラフルなシート。今ではノリを食べられるお客さんも増え、多い日で1日に800個も売り上げる人気の店となっています。人気は『枝豆ヒジキ』、マヨネーズを絡めた海老の天ぷらをレタスで巻いた『シュリンプポップコーン』、豆板醤を加えたピリ辛の『スパイシーツナ』などです。




第7位 次から次へとくり出されるニンジャパフォーマンス
『ニンジャ ニューヨーク』

ウォール街からほど近いトライベッカ地区にあるこちらのお店の人気のポイントはニンジャパフォーマンス。隠し扉を通って長い通路を進めば……そこには大小様々なタイプの22部屋が用意され、総勢20名のニンジャがそれぞれ個性的なパフォーマンスを繰り広げています。人気メニューは『フローティング刺身』(煙に包まれた中に季節の魚が3種類盛り付けられている)、『BON FIRE』(ラムチョップに添えられたバターにオイルを注いで火をともし、爆発して解けたバターをつけて食べる)など。




第6位 ニューヨークに新たなラーメンブーム到来!!
『SOUEN NOODLE』

ニューヨークに今や20軒以上あるというラーメン店。日本の名店が軒並み進出する中、新たなラーメンブームを巻き起こしつつある店がここ。こちらのお店で食べられるのが『マクロビオティックラーメン』。マクロビオティックとは玄米を主食とし、野菜などを基本にした食事法。こちらのお店ではコンブや魚介からスープを取り、肉を一切使わない徹底ぶりが人気の秘密です。




第5位 「???」と和の絶品「コラボレーション料理」
『AKI ON WEST4』

現在、香取編集長が公演中の劇場『スカーボールセンター』に近い ウェストビレッジにあるこちらのお店の売りは、和食とフルーツのコラボ。マグロとバナナのフライを巻き寿司にした『バナナボートロール』や薄く切ったマグロとアボカドとリンゴをサンドした『ツナミルフィーユ』、ホタテとウニを盛りつけたカクテルグラスになんとココナッツミルクをかけた『ウニココ』が人気。




第4位 ブロードウェイ関係者に愛され続ける日本食レストラン
『こだますし』

ブロードウェイに程近いこちらのお店は、香取編集長たちが生中継を行ったタイムズスクエアから300メートル。現在も大人気の『オペラ座の怪人』が公演中のマジェスティック・シアターからも150メートルという場所にあるため、ブロードウェイの舞台関係者が多く訪れます。『ア・ステディ・レイン』を公演中のヒュー・ジャックマンもこちらのスシのテイクアウトがお気に入りだそう。そんなこちらのお店で、この季節人気なのが『こだま鍋』。ロブスターを使った鍋です。オーナーの小玉健二さんが試行錯誤の末編み出したこの鍋は、ニューヨーカーたちに大受け。多くの人々に愛され続け、現在では、『ブロードウェイの食堂』と呼ばれるまでになりました。




第3位 スタイリッシュなジャパニーズテイストのインテリア&高級料理の数々
『GEISHA(ゲイシャ)』

セントラルパークの程近く、高級住宅地や高級レストランが集まる地区にあるこのお店のモチーフは、その名前の通り『芸者』!店内の壁のいたる所に芸者が描かれ、和のテイストがふんだんに盛り込まれたお洒落な内装となっています。人気メニューは刺身がふんだんに盛られた『GEISHAチラシ』、甘辛いミソのソースで鮭を照り焼きにした『Broiled Salmon MISO』、マグロ・トリュフなどの具をプレート状にしたご飯でサンドした『ツナトリュフ』など。




第2位 日本通のニューヨーカーが最も集う店!
『酒蔵』

ニューヨークを代表する高層ビル、クライスラービルからわずか100メートルのところにあるこちらのお店。その売りは、250種類以上という日本酒の品揃え!この日本酒コレクションを求めて、ニューヨーク中の日本通が夜な夜な集まってくるのです。こちらのお店では、テイスティングしてから注文できるというサービスも大人気。ちなみに、おつまみの人気ベスト3は『サンマのおにぎり』、『豚の角煮』、『湯葉豆腐』。連日深夜の1時すぎまで、たくさんの日本通ニューヨーカーで賑わっています。




第1位 ニューヨークのセレブに愛されるNo.1高級和食レストラン
『MEGU』

トライベッカ地区にあるこちらのお店は、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー、ジャネット・ジャクソン、ウィル・スミス、サラ・ジェシカ・パーカー、ニコール・キッドマンら名だたるセレブに愛されている名店。内装は、日本人インテリアデザイナー・森田恭通さんによるもの。日の丸をモチーフにした壁画、ロールした着物が使われている1Fフロアのバーラウンジの壁…。そして、この和のインテリアの目玉が地下1階のフロアの中央にかざられている、氷でできた仏像。こちらは毎日、開店前に特注で作られているものです。勿論、料理も大人気。訪れた人の多くが注文するという石焼ステーキは、日本から空輸で取り寄せている最高級薩摩牛。B・ピットとA・ジョリーが必ずオーダーするのが『クリスピー・アスパラガス』(16ドル)。アスパラガスの周りにオカキをまぶして揚げた、シンプルながらも食感が実に楽しい一品です。


日本食、ニューヨークでも日本食

日本のオリジナル作品として、史上初めて米ニューヨークのオフブロードウェイで初演されたミュージカル『TALK LIKE SINGING』も大盛況のうちに残すところあと3回(そして、ターロウのオフィシャルブログ『ターロウと仲間達の日記』も大人気!!)。さすが香取編集長ですよね。そんな編集長の今日の格言 in NYです。「ボクは海外に行ったりしているときは、ホントに日本食を食べないんです。食べなくても平気というか、行った国、行った場所の食事を楽しみたいんですよね。でも今回は、日本食もたくさん食べましたし、かなりいろんな国の料理を食べています。日本料理、韓国料理、中華、イタリアン、フレンチ、うどん、寿司…。で、今日の特集にもありましたけど、ニューヨークの日本食の美味さには改めて驚かされました。それから、ニューヨーカーの箸の使い方の上手さにも。ホントに上手いんですよ。もうね、『お箸の使い方、上手いですね』なんていうのが、もう古すぎるくらいな感じです。それだけ、日本食とかがニューヨーカーにも浸透している、っていうことなんでしょうけど…」。


香取さんのランキング
1位:ゼロの焦点
2位:イングロリアス・バスターズ
3位:ファッションが教えてくれること
4位:DISNEY'S クリスマス・キャロル
5位:SOUL RED 松田優作

今月の「月イチゴロー」は、タランティーノ監督&主演のブラッド・ピットの来日で話題を集めた『イングロリアス・バスターズ』、稲垣さんも絶賛の女優陣の演技が光った『ゼロの焦点』、そして伝説の俳優松田優作の公式ドキュメンタリーといったバラティーに富んだラインナップ。稲垣さんの評価はいかに?


稲垣さんのランキング
1位:ゼロの焦点
2位:イングロリアス・バスターズ
3位:ファッションが教えてくれること
4位:DISNEY'S クリスマス・キャロル
5位:SOUL RED 松田優作



ゼロの焦点

2009年(日本映画)
原作:松本清張
監督:犬童一心
出演:広末涼子、中谷美紀、木村多江ほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

広末涼子ほか豪華女優陣が競演!松本清張生誕100年記念作品!

松本清張原作の傑作ミステリーを、豪華女優陣の競演で映画化。敗戦から復興へと向かう昭和30年代初頭の日本を舞台に、夫の謎の失踪から連続殺人事件に巻き込まれていく新妻が、衝撃の真実に直面していくさまをスリリングに描く。

<STORY>
禎子(広末)と結婚したばかりの憲一(西島秀俊)は、仕事で金沢へ出かけるが帰ってこない。夫を案じ金沢に来た禎子は、そこで社長夫人の佐知子(中谷)と受付嬢の久子(木村)に出会う。同じ頃、憲一と関わりのある人物が殺される事件が発生し…。

-イナガキコメント-
面白い!昭和30年代にこんな原作を書いた松本清張先生は凄い。ミステリーとしてとかサスペンスとしてとかってことではなく、人間ドラマとしての描き方が素晴らしい。俳優陣は、はっきりとした役でそれぞれの色が出ている。特に、中谷美紀さんの怪演が印象的。



イングロリアス・バスターズ

2009年(アメリカ映画)
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット、マイク・マイヤーズ、
ダイアン・クルーガーほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

タランティーノ×ブラッド・ピットが繰り広げる痛快アクション大作!

『パルプ・フィクション』『キル・ビル』のタランティーノ監督が、復讐をテーマに描く痛快アクション大作。ナチスに家族を殺害されたユダヤ人女性と、ナチス狩りを行うアメリカ人部隊が繰り広げる復讐の行方をスリリングに綴る。

<STORY>
1944年、ナチス占領下のフランス。ナチスに家族を殺害された少女は、復讐のチャンスをうかがっていた。同じ頃、アメリカ人のレイン中尉(ピット)率いる極秘部隊がナチスを次々と虐殺。その残虐な手口は、ドイツ軍も震え上がるものだった。

-イナガキコメント-
久々のタランティーノ映画ですが、とんでもないものになっています。ユニークだよね。言葉のチョイスや使い方とか、何気ないワンシーン、ワンシーンがホント、いいんですよ。だけど、パズルを完成させたあとに「これは何の絵だろう?」と思ってしまうけど(笑)。



ファッションが教えてくれること

2009年(アメリカ映画)
監督:R・J・カトラー
出演:アナ・ウィンターほか
●新宿バルト9ほかにてロードショー

アメリカファッション界の巨人「ヴォーグ」誌編集長の素顔に迫る

アメリカ人女性の約10人にひとりが読むという米国版「ヴォーグ」の編集長アナ・ウィンター。彼女は一雑誌の編集長という枠にとどまらず、ファッション業界でもっとも重要な人物として知られる。どんな有名デザイナーも彼女の意見を参考にし、ファッション・ショーは彼女が到着するまではじまらない。アナがこれほどのパワーを手に入れたのは、感性に恵まれたうえ、仕事に向き合う恐ろしいほど真摯な姿勢があるからだ。誰も知らなかったアナの真の姿に迫ったドキュメンタリー。

-イナガキコメント-
ファッションのドキュメンタリーとしては見たことがないし、作りのうまさを感じました。ほどよいストーリー感もいいし、(主人公が)人間味あふれる素敵な人ですよね。刺激を失ってしまった社会人に見て欲しい。「こういう緊張感のなかで働くのか」と刺激になると思う。



DISNEY'S クリスマス・キャロル

2009年(アメリカ映画)
原作:チャールズ・ディケンズ
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマンほか
●丸の内ピカデリーほかにてロードショー

文豪ディケンズの古典的名作を、ディズニーが完全映像化!

文豪ディケンズの古典的名作を3Dなど最新技術を駆使して映画化したヒューマン・ファンタジー。ロバート・ゼメキス監督作品。主演のジム・キャリーは、金の亡者スクルージのほか、3人のクリスマスの霊など7役を演じている。

<STORY>
19世紀のロンドン。貸金業のスクルージ(キャリー)は、金にしか興味のない嫌われ者。そんな彼の前に、かつての共同経営者マーレイ(オールドマン)の亡霊が現れ未来への警告を発する。マーレイはやがて3人の霊がやってくると言い…。

-イナガキコメント-
とにかくCGが凄い。もはやひとつのアトラクションなんでしょうね。ディズニーランドに行っているような感覚にはなります。非現実的な世界が降り注いでくるから。でも、そこにストーリーや家族や恋人と見るようなロマンティックなものを求めてはダメなんでしょう。



SOUL RED 松田優作

2009年(日本映画)
監督:御法川修
インタビュー出演:浅野忠信、香川照之、宮藤官九郎ほか
●新宿ピカデリーほかにてロードショー

伝説の俳優・松田優作の生き様を刻んだ公式ドキュメンタリー

1989年11月、40歳の若さでこの世を去った松田優作。その生誕60年、没20年に際し、夫人である松田美由紀が陣頭指揮を執り制作されたドキュメンタリー。浅野忠信、香川照之、宮藤官九郎、仲村トオル、松田龍平、松田翔太など、同じ時代を生きた著名人、松田から多大な影響を受けた映画人によるインタビューと未公開映像などで、偉大な俳優の足跡を振り返る。「役者バカ」と評された松田は「まじめに取り組むことの尊さ」を体現し続けた。そんな彼を突き動かした原動力となったものは?

-イナガキコメント-
凄い俳優だという評判や武勇伝で頭でっかちになっていましたけど、冷静に見て「凄い人なんだ」とわかった。ただ、映像が見たことがあるものが多かったのでドキュメンタリーとしては、もうひとつという印象も。知らない人にこそ見てほしい。



今月もバラエティーに富んだ5本でしたが、多少パワー不足の感があったようですね。

そうですね。「凄くダメ」というものはなかったけど、収録でも言いましたが、ドキュメンタリーはその人物によほど興味がないと厳しいですよね。そういう意味で、一番映画らしかったのが『ゼロの焦点』だったという…。

1位にされた『ゼロの焦点』では、女優陣のお芝居を絶賛されていました。

ストーリーや演出がオーソドックスな分、女優陣のお芝居のうまさが光っていたと思いました。

『ゼロの焦点』は松本清張原作、先月1位にされた『沈まぬ太陽』は山崎豊子原作、と大作家の原作は強いですね。

やっぱり、日本人の心を描くのが圧倒的にうまいんですよ。企業の話でも家族の話でも、結局、すべてはそこに乗っているじゃないですか。真なる人間ドラマなら、時代が変わっても色あせないし普遍的なものとして受け入れられるんですよね。その強さはやはりあるんじゃないかと思いました。

三谷幸喜さん
舞台の上の彼は輝いている。この公演をやってよかった。

スマステinニューヨークはいかがでしたか?

この2ヵ月、香取さんと舞台「TALK LIKE SINGING」の稽古をしていてずっと一緒だったじゃないですか。最近、テレビに出ていない香取さんばかり見ていたので、久々に働いている“ザ・香取慎吾”を見た気がしました。稽古場とは違う、仕事場のテンションでしたね。

三谷さんは、滞在1ヵ月ほどになるそうですが、ニューヨーク生活は楽しんでいらっしゃいますか?

劇場とホテルの往復だけで、買い物もしないし、食事に行くってこともないので、正直、ニューヨークを満喫したという気分じゃないですね。でも、そのために来ているわけじゃないので、気になりませんけど(笑)。

そもそも、なぜ、ニューヨークで舞台をやろうと思われたのですか?

以前から香取さんと舞台の仕事がしたくて誘っていたんですけど、彼がなかなか腰を上げてくれなかったんですよ(笑)。そこで僕が、「どうすればやってくれるのか?」と、彼の条件を聞くうち、「ニューヨークならどう?」「それならいいですよ!」となったんです。そこからのスタートといいますか、彼を芝居の世界に引き込むための手段としてのニューヨークだったんです。

ミュージカルの本場、ニューヨークの舞台に立つ香取さんを見ていかがですか?

大変だったと思うんですよ、この2ヵ月、毎日のように英語、踊り、発声のレッスンや稽古をやって、その上で芝居もやらなきゃいけないわけですから。しかも、それ以外の仕事もたくさんある、そんな状況で稽古をしてきたんですから、それはハードだったと思います。彼はそのせいで歯が抜けたっていうけど、あながちウソじゃない気がするんですよね。でも、今、舞台上にいる彼を見ているととても楽しそうだし、彼自身も自分がいい状況にいるというようなことを話していたし、この仕事を楽しんでやってくれているのがわかるんです。実際、舞台の上の彼は輝いていますし、この公演をやってよかったなと思っています。

改めて、どんなところが香取さんの魅力だと思いますか?

この舞台には、英語のセリフもありますけど、前半はずっと日本語なんです。その日本語が言葉のわからない外国の方にもちゃんと伝わっているんですよね。それは、彼の力というか、才能、表現力にほかならないもので。昔から思っていましたけど、芝居にウソがないというか、本当に気持ちからきちんと芝居をしてくれるから、言葉がわからなくても伝わるんです。そういう俳優さんは凄いと思うし、そういう人はあんまりいないと思います。最後に英語でしゃべるところも、100%完璧な発音じゃないかもしれないけれども、見ている人の心を打ちますよね。それは、自分の気持ちでしゃべっているし、役になりきっているからだと思います。

来年の1月には、東京で凱旋公演が行われます。楽しみにされているファンの方へメッセージをお願いします。

この芝居は、香取慎吾という才能がなければ絶対にできなかったものです。みんなが知ってる香取さん、知らない香取さんが2時間の芝居のなかにたっぷり詰まっていると思うので、まずは、香取さんを見て、彼の新たな才能を感じてほしいと思っています。


香取さんの舞台に涙が止まりませんでした

タイムズスクエアの前からスマステの中継ができるなんて!この夢のような現実に、テンションが上がりすぎてしまいましたが(笑)、本当にうれしかったです。私は昨夜、ニューヨークに着いてすぐ香取さんの舞台を拝見しました。世界のトップダンサーや役者さんしか立つことができないブロードウェイの舞台に、あの香取さんが立っている!舞台で歌って踊る香取さんは、いつもの何倍もかっこよく、本当に舞台栄えのする役者さんでした。英語のセリフも決まっていましたし、今まで見たことがない表情や動きをされていたのが印象的でした。ひたむきに演じる姿を見ているうちに、思いが洪水のようにあふれてきて涙が止まらなくなってしまいました。舞台全体としては、三谷さんらしい楽しい仕掛けがたくさんある、泣けて笑えてジーンとできる作品になっていました。会場には、地元の方と思える外国人の方も多数いらっしゃいましたが、皆さん笑っていらっしゃいましたし、最後はスタンディングオベーションになって、私はそれにも感動してしまい…。観客にすべてを生で見られる舞台は「力量が出る」とよく言いますが、本当ですね。香取さんの役者魂を改めて見せ付けられた気がしました。そんな香取さんを、生で見ることができた私は本当に幸せ者です。


オオシタアナのランキング
1位:イングロリアス・バスターズ
2位:SOUL RED 松田優作
3位:ゼロの焦点
4位:ファッションが教えてくれること
5位:DISNEY'S クリスマス・キャロル

せめてあと2、3日はニューヨークでゆっくりしたかったです…

◆ニューヨークでの生活はなかなか忙しく…なんだか、あっという間に時間が過ぎていった感じです。ボク自身、ニューヨークは凄く好きな街なので居心地もいいんですけど、ニューヨークに入ってすぐにリハーサルとかを結構して、で、本番が始まったらやっぱりドタバタして、そこにSMAPがやってきてみんな大騒ぎ…って感じでやっているうちに、いつの間にかもう千秋楽を迎えてしまったような…そんな感じです

◆そんな中で、いろんな方から、「早く日本に帰りたいでしょ?」って言われたりしたんですけど、ボクはまったくそんなことはなくて(笑)。せめて、あと2、3日はゆっくりしたかったなぁって思っています。『TALK LIKE SINGING』は、今日この後、2回公演があって、最終日の明日1回。で、明後日には日本に帰ります…

◆ニューヨークからの生中継で、三谷さんと一緒に『月イチゴロー』を見ている、というのがなんだか凄く面白かったです。あと、オンエアでも言いましたけど、ホントにお腹が空きました(笑)。今日のVTRを見ていて、いつもと随分違う感じがありました。こっちが朝の9時で、日本が夜…普段、ボクはまったく朝は食べていないんですけど、ニューヨークではいろいろと食事業務もあるので、スタッフの方たちとかと一緒に朝食とかランチをちゃんと食べているんです。しばらくそういう生活をしているうちに体が慣れてしまったせいか…。いつもは夜の11時からの放送で、その時間にみなさんと一緒にVTRを見ているわけで、そのときだってお腹は空くんですけど、それとはかなり違う感覚でしたね

◆今回の『NYで楽しめる人気日本食レストラン ベスト10』特集、ホントにもっと早くやってほしかったですよ。そうすれば、こっちにいる間に全部回ることだってできたのに…

◆残りの公演、頑張ってきます!