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#320(2009.2.7 OA)

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来週はROCKだぜ!

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絶景!絶品!この冬行きたい、憧れの温泉地ベスト15を発表!!

「今夜のSmaSTATION!!は、みんな大好き、温泉を大特集!この季節にぴったりな温泉地をランキング形式で紹介していきます。さらに、リーズナブルなお宿も紹介!!」。ゲストに高橋克実さんをお迎えした今週は、『この冬行きたい!憧れの温泉地ベスト15 ・スマステーションを観て温泉に行こう!!』をお送りしました。今回ご紹介した温泉地&温泉宿は、いずれも景色もお部屋も料理も何もかもが絶品、という超人気な場所ばかり。その中で第3位に選ばれたのは、北海道南部、道内屈指の温泉地・登別温泉。日本でも珍しい、9種類の源泉が湧く温泉として知られています。この登別温泉で大正9年に創業したのが『滝乃家(たきのや)』。滝が流れる日本庭園、雪化粧した木々に囲まれた露天風呂『地縁(ちえん)の湯』、宿の最上階にあり外の景色がまるで水墨画のように美しく見える『雲井(くもい)の湯』も最高です。第2位は、長野県・星野温泉。長野県東部軽井沢で2005年にリニューアルオープンした『星のや 軽井沢』は、浅間山麓に流れる川沿いに立ち並ぶ客室が集落を形成している宿。マッサージやエステを行うスパとしても知られ、翡翠をマッサージに使うオイルトリートメントをはじめ、指圧・温灸・鍼・ストレッチなど、ありとあらゆるコースが用意されていて心身ともにリラックスすることができます。そして第1位は、北海道の阿寒湖温泉。天然記念物のマリモが生息し、冬には湖全体が凍る阿寒湖の畔にあるこの温泉地で人気を集めているのが『あかん鶴雅別荘 鄙の座(つるがべっそうひなのざ)』。氷が張った阿寒湖と雪化粧した原生林が調和した絶景を楽しむことができるこの宿の温泉は、全客室備え付けの専用露天風呂。香取編集長も『編集後記』で触れていらっしゃいますが、共同露天風呂の脱衣所では、地元の牛から搾られた『オホーツクおこっぺ牛乳』を自由に飲むことができる、というのも嬉しいですよね。温泉が大好きで、日帰りでも温泉に行ったりするという高橋さんも「1位のところは凄かったですね。(出身が)雪国の新潟なので、雪景色の温泉、魅力を感じます!」と絶賛されていました。
次週、2月14日は宮藤官九郎さんとユースケサンタマリアさんをゲストにお迎えして『1万人に聞いた、あなたが好きな日本のバンドベスト30』をお送りします。ご期待ください!

寒い季節に恋しくなるものといえば、温泉ですよね。お風呂、料理、景色、プロのおもてなしなど、さまざまな楽しみがある中、スマステがご紹介するのは、そのすべてが充実した超人気&隠れた名温泉地15選!たまの休みだから思いっきり贅沢をしたいという方にも、家族でリーズナブルに楽しみたいという方にも、きっとご満足いただけるセレクションになっているはずですので、早速、チェックして!


SmaSTATION!!特別企画
この冬行きたい!憧れの温泉地ベスト15「スマステーションを観て温泉に行こう!!」


世界遺産・白川郷の玄関口に泊まる
第15位 岐阜県「平瀬温泉」

岐阜県北部に位置し1995年世界遺産に登録された白川郷。合掌造りと呼ばれる茅葺き屋根が象徴的でその屋根に雪が降り積もった荘厳な姿は圧巻の一言。そんな白川郷から車で20分、白川郷観光に便利な温泉地が「平瀬温泉」です。なかでも古民家を移築した建物で人気の宿が「藤助の湯ふじや(とうすけのゆ)」。高い天井の部屋にコタツと囲炉裏が置かれた1日1組限定宿泊の古民家特別室など、和風モダンの趣が漂います。そんなこの宿の温泉は、自然味あふれる岩に降り積もる雪を見ながら入る「雪見露天風呂」。1000円で日帰り利用も可能です。そんな「平瀬温泉」から白川郷をはさみ、富山県側にあるのが秘湯「大牧温泉」。そして、この地にひとつしかない温泉旅館が「大牧温泉観光旅館」です。この旅館は山深い場所にあり旅館へ通じる道がないため、車ではなく船を使って行くのです。乗船場から庄川遊覧船に乗り込み、船に揺られること30分。緑色の湖面に、降りしきる雪が映える渓谷に突如現れるのが、「大牧温泉観光旅館」です。そんな宿の温泉は、白銀に染まった原生林に包まれ渓谷を望めるという贅沢なロケーションの露天風呂。船でしか訪れることができない秘湯中の秘湯です。

info
●平瀬温泉「藤助の湯ふじや」 1泊1名15900円〜
●大牧温泉「大牧温泉観光旅館」 1泊1名21150円〜




竹林に囲まれた大人の隠れ家
第14位 熊本県「黒川温泉」

熊本県北部、阿蘇山に程近い山間にある温泉地「黒川温泉」。1200円の入湯手形を買えば、3つの温泉に入ることができるという、女性に大人気の温泉です。そんな黒川温泉から少し離れた場所にあり知る人ぞ知る隠れ家的名旅館が、南黒川温泉「竹ふえ」。竹林の中を流れる川の畔に11の客室が点在しており、囲炉裏が切られた部屋、天井裏の部屋などがあります。そして日が落ちると様々な場所がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。そんなこの宿の温泉が、竹林に囲まれた大露天風呂。風に揺られた竹が奏でる音を聞きながら、お湯に浸かることができるのです。また、岩肌がむき出しの洞窟に入っていく洞窟露天風呂など4つの露天風呂があります。

info
●南黒川温泉「竹ふえ」 1泊1名21150円〜




冬の津軽海峡を望む絶景
第13位 北海道「湯の川温泉」

北海道南部函館市。そんな冬の荒々しい波しぶき立つ日本海に面した温泉地が「湯の川温泉」。中でも最も人気のある老舗が「割烹旅館 若松」です。格式ある数寄屋造りの玄関、趣ある石造りの中庭、純和風の落ち着きある客室、そしてなんといっても外に広がる抜群の眺望!さらに、荒々しい津軽海峡の冬景色を、なんと露天風呂から見ることができます。開放感たっぷりの露天風呂に浸かりながら、リアル「津軽海峡冬景色」を楽しめるこの宿のもうひとつの楽しみは、北海道ならではの食事。豪快なタラバガニは、生から茹で上げるため身がプリプリ。ほかにも、身がたっぷり詰まった毛ガニなど、新鮮な海の幸をふんだんに使った懐石料理を楽しむことができます。

info
●湯の川温泉 「割烹旅館 若松」 1泊1名26400円〜




美肌と若返りの名湯
第12位 群馬県「草津温泉」

群馬県西部に位置する温泉地「草津温泉」。街の中心部には、大量の湯が沸き出す湯畑や、湯温を下げる湯もみを実演する施設など日本を代表する温泉地として賑わっています。そんな草津の温泉街から車で3分、5000坪の敷地にたった客室10室という落ち着ける宿が「つつじ亭」です。この宿の温泉である総檜の展望露天から見えるのは、辺り一面を覆いつくす美しい雪景色。また、囲炉裏が置かれた客室の専用露天風呂から見る眺めも格別です。さらに、「草津温泉に行ったら絶対に立ち寄ったほうがいい温泉」との情報があるのが、「西の河原露天風呂(さいのかわらろてんぶろ)」。この温泉の特徴は、300人以上が入れるというとんでもない大きさ。子どもも大満足の温泉です。また、1泊1名5250円〜と、リーズナブルな価格で温泉が楽しめると評判の宿が「アイソネット草津」。客室はメゾネットタイプの広々とした作りで大浴場にはもちろん露天風呂もあり、名湯草津温泉にゆったりと浸かることができます。

info
●草津温泉「つつじ亭」1泊1名33750円〜
●草津温泉「西の河原露天風呂」利用料:大人500円 子供300円




白銀の世界に広がる乳白色の温泉
第11位 長野県「白骨温泉(しらほねおんせん)」

長野県中部松本市、北アルプスの麓に位置し、標高1500mの山間にある温泉地「白骨温泉」。数ある温泉の中でも1番広くて有名なのが旅館「泡の湯」の混浴大露天風呂です。広々とした露天風呂に立ち込める湯煙と降り積もった雪が冬の風情を醸し出す白骨温泉の特徴は乳白色の温泉。元々の源泉は透明ですが、時間が経つと乳白色に変化しはじめるのです。そして内湯は、源泉から直接引いているため乳白色になる前の透明な温泉。炭酸成分を多く含むため体を優しい泡が包み込むのですが、この泡が宿名の由来ともなっているといいます。こちらの温泉は、日帰りでの利用も可能です(利用料は、大人800円、子供400円)。また、「泡の湯」の朝食には、温泉のお湯で作った温泉粥が出され、人気となっています。土鍋に温泉のお湯とお米を入れてコトコトと炊き上げ淡く黄色味を帯びたこのお粥は、口に入れるとほのかな硫黄の香りが広がりとても上品な味が楽しめます。

info
●白骨温泉「泡の湯」 1泊1名20150円〜




最高級米沢牛を食べつくす
第10位 山形県「湯の沢温泉」

山形県南部米沢市、日本三大和牛と呼ばれる米沢牛の産地にある温泉地が「湯の沢温泉」。この地でリーズナブルに最高級の米沢牛を食べることができるのが「時の宿すみれ」です。実はこの宿は、米沢市内で精肉店を営む老舗「米沢牛 黄木(おうき)」系列のため、最高級の米沢牛を味わうことができるのです。シェフが目の前で焼く見事な霜降の米沢牛のステーキは、ジューシーな肉汁と口の中でとろける舌ざわり。また、新鮮な米沢牛ならではのにぎりや米沢牛のお茶漬けなど、贅を尽くした肉料理の数々を存分に堪能することができます。さらに、客室は、和風や北欧風など全てテーマが異なる10室。清流に面し川のせせらぎを聞きながら入ることができる露天風呂など特別な時間を過ごすために作られた贅沢な宿なのです。

info
●湯の沢温泉「時の宿すみれ」1泊1名19050円〜




林の中に浮かぶ温泉
第9位 宮城県「遠刈田温泉(とおがったおんせん)」

宮城県南部の蔵王山麓を間近に臨み、冬のゲレンデまでのアクセスに便利な温泉地が「遠刈田温泉」。そんな蔵王の麓1万坪の林に趣の異なる18棟の離れを持つ宿が「温泉山荘 だいこんの花」です。木の温もりある建物が軒を連ね、離れの中には専用露天風呂付の部屋もあります。そんな中、特に人気なのがテラスに「林空(りんくう)露天風呂」と名づけられた露天風呂が付くお部屋。この露天風呂はテラスから湯船がせり出していて、まるで林の中に浮いているような感覚を味わう事ができるのです。

info
●遠刈田温泉「だいこんの花」1泊1名32800円〜




自然と戯れる喜び
第8位 長野県「上林温泉(かんばやしおんせん)」

長野県北部下高井郡にある世界でも珍しい、露天風呂に入るニホンザルを見ることができる、地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)。そんな地獄谷野猿公苑を散策することができる温泉地が「上林温泉」です。中でもちょっと変わった宿泊プランがあるのが「上林ホテル 仙壽閣(せんじゅかく)」。なんと、1泊12万8000円のプランでは、がん検診を行うことができるのです。午前中に長野市の医療施設でがん検診を受け、午後は仙壽閣へ移動。大きな岩を流れ落ちる温泉が目を引く露天風呂、豊富な湯量を誇るため豪快に溢れ出る内風呂、さらに、温泉の余熱で温めたプールなどで疲れを癒すことができます。

info
●上林温泉「上林ホテル 仙壽閣」1泊1名22575円〜




一年を通じて常に人気の温泉
第7位 大分県「由布院温泉」

大分県中央部に位置する温泉地「由布院温泉」。そんな由布院の冬の名物といえば、金鱗湖(きんりんこ)の朝霧。それは、冷え込んだ朝に見られるなんとも幻想的な景色です。その金鱗湖を中心に多くの宿が立ち並ぶ中でも由布院御三家と呼ばれる「由布院玉の湯」「亀の井別荘」「山荘無量塔(さんそうむらた)」は憧れの的。そんな中、御三家に引けを取らない人気の宿があるといいます。それが「渓酔居(けいすいきょ)」です。この宿に向かうには、つり橋を渡らなければならず、渡った先にある6棟のみの離れは、桂離宮の茶室を再現した客室など、古民家調の作りになっています。そんなこの宿の温泉は、渓流を間近に見ながら由布院の森から吹き込むやわらかな風を感じることができる岩の露天風呂です。

info
●由布院温泉「渓酔居」1泊1名36900円〜


さらに、リーズナブルに温泉が楽しめる湯布院とっておきの宿を紹介します。金鱗湖から車で5分! 丘の上に建つこの宿は、由布院の街並みと由布岳(ゆふだけ)を一望できる客室、露天風呂からの眺望も自慢です。
info
「ゆの香(か)湯布院」1泊1名5250円〜




冬の味覚カニとアワビ三昧
第6位 石川県「山代温泉(やましろおんせん)」

石川県南部加賀市、美食家・北大路魯山人が愛し、北陸の中でも最大級の温泉地「山代温泉」。そんなこの地の冬の味覚といえばカニ。贅沢にカニ三昧を楽しむことができる宿が老舗旅館の「白銀屋(しろがねや)」です。例えば、温泉で茹でたり、炭火で炙ったりして食べる新鮮なズワイガニ。また、濃厚なズワイガニのカニミソスープ、さらに刺身で食べられるアワビをそのまま焼いた“踊り焼き”を味わうことも。そんな「白銀屋」の客室は、魯山人が愛した伝統的な純和風の客室、デザイナーズスイートと呼ばれる加賀建築の伝統とモダンテイストが融合した客室など、様々な趣の部屋を楽しむことができます。さらに、このデザイナーズスイートには専用露天風呂が付いており、外には山代温泉の街並みが広がっています。

info
●山代温泉「白銀屋」1泊1名23000円〜




日本屈指の名山が美しい
第5位 群馬県「谷川温泉」

群馬県北部利根郡。雪で染まった日本百名山のひとつ、谷川岳を臨む温泉地「谷川温泉」。その中でも、格別の絶景を堪能できるのが「別邸 仙寿庵(せんじゅあん)」です。この宿を象徴するのが、緩やかな曲線を描く曲面廊下。高さ約8メートル長さ約40メートルのガラス張りの廊下は明るく開放的でこの時期は庭園に広がる雪のじゅうたんを見ることができるのです。さらに、夜になるとライトアップされ昼間とはまた一味違った幻想的な雰囲気となります。そんな宿の温泉は、18の客室全てに付けられている専用露天風呂。部屋にある露天風呂とは思えないゆったりとしたサイズの湯船で、全ての部屋と風呂から遠く名峰・谷川岳を臨むことができます。さらに、谷川渓谷沿いには共同の露天風呂があり、川のせせらぎを聞きながら自然の中でゆったりと温泉に浸かる事もできます。そんな「別邸 仙寿庵」の全ての客室には、双眼鏡が設置。宿泊客に、遠くの山々を見たりバードウォッチングを楽しんでほしいという心配りです。

info
●谷川温泉「別邸 仙寿庵」1泊1名36000円〜〜




42000坪の敷地にわずか42室
第4位 栃木県「那須高原温泉」

栃木県北部屈指の温泉地「那須高原温泉」。この温泉地を語る上で外せないのが「二期倶楽部(にきくらぶ)」です。那須高原に東京ドーム約3個分、42000坪の敷地を有し、しかもその広大な敷地に客室が本館と東館合わせてわずか42室という豪華な宿泊施設です。東館は有名デザイナー・コンラン氏によって設計され、メゾネットタイプの客室には大きな窓があり、さらに、ノスタルジックな薪ストーブが置かれ、ウッドテラスからは大自然を臨むことができます。また、敷地内には自家菜園がありレストランではそこで作られた無農薬野菜を使った料理を堪能することができるのです。そんなこの宿の温泉は、空と海が交わる海岸線をイメージしてデザインされた露天風呂。開放感に溢れ目の前には那須岳を臨むことができます。さらに、敷地内にはガラス工芸を体験できる「アート・ビオトープ那須」が併設、ガラス工芸のほかにもロクロを回しての陶芸も体験できます。

info
「アート・ビオトープ那須」
●陶芸体験(電動ロクロ)6300円
●ガラス工芸体験(指輪)2100円
●那須高原温泉「二期倶楽部」1泊1名41730円〜(東館料金)




北海道最古の露天風呂
第3位 北海道「登別温泉」

北海道南部、道内屈指の温泉地「登別温泉」。日本でも大変珍しい9種類の源泉が湧く温泉として知られています。その多くは観光名所ともなっている地獄谷から湧き出ているものですが、その「登別温泉」で大正9年に創業し、昨年8月にリニューアルオープンしたのが「滝乃家(たきのや)」。和室でありながらもデザイン性の高い客室からは、宿名の由来でもある滝が流れる日本庭園を見ることができます。その「滝乃家」の温泉といえば、雪化粧した木々に囲まれた露天風呂「地縁(ちえん)の湯」が有名。なんとこの露天風呂、北海道の中で一番最初に作られたという露天風呂なのです。そしてもうひとつ、宿の最上階にあり外の景色がまるで水墨画のように美しく見えるのが「雲井(くもい)の湯」と呼ばれる露天風呂です。

info
●登別温泉「滝乃家」1泊1名29400円〜




心身ともに癒されるヒーリング温泉
第2位 長野県「星野温泉」

長野県東部軽井沢で2005年にリニューアルオープンしたのが「星のや 軽井沢」です。浅間山麓に流れる川沿いに立ち並ぶ客室が集落を形成しており、その客室はデザイン性が高く広々とした設計となっています。そして、眺めの良い部屋風呂からは外に広がる集落を見ることができます。また、施設内にある共同風呂は白い壁で囲まれた光の世界に、黒く開けられた入り口が特徴。一歩中へと入ると、そこは漆黒の闇。暗い場所で瞑想することで心と体を癒すことができます。そして、「星のや」といえば、なんと言ってもマッサージやエステを行うスパも有名。翡翠と呼ばれる宝石をマッサージに使うオイルトリートメントをはじめ、指圧・温灸・鍼・ストレッチなど、ありとあらゆるコースが用意されていて心身ともにリラックスすることができます。また、自然の中で規則正しい生活をしながら精進料理を食べるなど、身体の内側から美しくなるための宿泊プランも用意されています。

Info
●星野温泉「星のや」1泊1名44380円〜




真っ白に凍った氷の湖を臨む
第1位 北海道「阿寒湖温泉」

北海道東部釧路市。天然記念物のマリモが生息し、冬には湖全体が凍る阿寒湖の畔にある温泉地が「阿寒湖温泉」。中でも人気なのが「あかん鶴雅別荘 鄙の座(つるがべっそうひなのざ)」です。木の温もりを感じさせるロビーを進むと正面には広大な阿寒湖が広がります。25部屋ある客室は全て広さ20坪以上で異なる造りとなっていて、まさに全客室がスイートルームといった趣き。窓の外には氷が張った阿寒湖と雪化粧した原生林が調和した絶景を楽しむことができます。そんな宿の温泉は、全客室備え付けの専用露天風呂。客室にある露天風呂とは思えない大きさと、阿寒湖を見渡すことができる抜群のロケーションです。もちろん、共同の露天風呂もあり、その脱衣所では、地元の牛から搾られた「オホーツクおこっぺ牛乳」を自由に飲むこともできます。そして、夕食は北海道の海の幸を使った絶品グルメ。高級魚キンキをふんだんに使用し、身も心も温まるキンキの味噌鍋や、肉汁たっぷり網走和牛のサーロインステーキ、北海道で「タチ」と呼ばれる真ダラの白子を卵でとじた、「真ダラの白子・柳川風」は熱々でとろけるおいしさです。

info
●阿寒湖温泉「あかん鶴雅別荘鄙の座」1泊1名31500円〜


季節ごとに楽しみがある、日本に生まれてよかった…

今週の格言&その心は、香取編集長と同じように、ゆっくりと、穏やかに、情景を思い浮かべながらお読みください。編集長のお言葉が心に染みます。「あまり、感じたことがない感覚です。四季とか、季節の移り変わりとか、そういうものがいいなって思うようになったのも、誕生日を迎えたからなんですかねぇ。今日は、本当にいいな、って思いました。『別にすることないし…』とか『行くのはいいけど、じゃあ何するんだよ!』っていう風に思っちゃうこともあるけど、その答えがなんとなくわかるようになったというか…。雪を見て、『ああ、いい景色だなぁ』って思ったときにビール1杯。パッとビールでも飲んで、ポッと赤くなりながら、浴衣姿でふかふかの布団でちょっと寝てしまい、ふと目が覚め、温泉につかる……なんて、幸せそうだなぁ、って思えるようにボクもなりました。これから、冬が終わって春がくれば、また別の表情を見せてくれて、楽しみがある日本って凄いな、って。素敵な国です」。

高橋克実
温泉特集、気づいたら口を開けて見ていました(笑)。

「温泉もお風呂も大好き!」という高橋さんにピッタリの特集でした。初出演はいかがでしたか?

よく拝見している番組でしたし、生放送でしたので、緊張しました。あとは、やっぱり、SMAPの方は緊張しますね(笑)。香取くんとも何度かご一緒したことはあるんですけど、こんなにじっくりというのは初めてでしたので、もの凄いドキドキしました(笑)。

そんなふうには、全然、見えませんでした。

香取くんがフランクにやわらかく迎えてくれたので、途中からはリラックスもできましたけど。それにしても、温泉っていう特集のテーマもよかったですね。

本当にお好きなんだというのが、よくわかりました。

本番中は言えなかったんですけど、トイレに置いてある本のほとんどは温泉に関する本やガイドブックなんです(笑)。それをいつも見ているんで、今日、紹介された温泉は行ったことがなくても、だいたい知っていたんですよ。

温泉ツウの高橋さんから見て、あのベスト15はいかがでしたか?

興味深かったですね。だって、箱根も伊豆も入っていなかったじゃないですか。特に、1位が阿寒湖温泉というのはよかったですね。

プライベートでは、どんなに行かれるのですか?

だいたい、庶民的なところですよ。清潔であれば、もうそれで十分っていう感じです。あとね、温泉旅行っていうと、過去、子供の頃に家族で行った旅行を思い出すんですよ。僕が小学校の頃は、高度経済成長の後期で、ちょうど家族旅行っていうものが流行り出した頃でもあったんです。子供はあんまり行きたくないんだけど、親に連れ出されて、みんなで行くのが幸せ、みたいな時代で。常磐ハワイアンセンターとかね、みんな家族で行くんですよ(笑)。今、温泉旅行というと、友だちとかカップルで行くほうが一般的でしょう。だけど、僕は、どうしても家族で行った旅行の印象が強くて。だから、どこの温泉がっていうよりも、どこへ行っても、昔のいろんなことを思い出すんですよ。温泉旅行イコール、家族の思い出っていう感じなんです。

それにしても、日本人は温泉が好きですよね。

日本の旅行っていえば温泉ですし、日本全国、どこに行ってもありますからね。逆に、どこかに行って温泉がないって聞くと「えっ、ないの?」ってくらいにね。だけど、今日の特集は面白かったですよ。オンエアでも言いましたけど、15位から1位までを一気に紹介するのがいいですよ。一挙に行きましたよね、あれは、見事でした。テンポもいいし、気づいたら口をポカンと開けて見ていました(笑)。次、また呼んでいただけるなら、温泉特集か松田優作特集にぜひ!

最後になってしまいましたが、高橋さんご出演の舞台「夜の来訪者」が間もなく開演します。見どころなどをお願いできますか?

僕が演じる実業家の家に、ある日、ひとりの警官(段田安則)がやってくるんです。ひとりの女性が亡くなったのだけど、それについて知らないかと聞かれて、僕らのファミリーは「知りません」と言うんですが、実は……というサスペンスなんです。これは、本当に脚本が面白いし、段田(安則)さんの演出も素晴らしい。本当に面白いと思いますので、ぜひ、劇場まで足を運んでいただけたらうれしいですね!

高橋克実さん出演舞台「夜の来訪者」
出演:段田安則 岡本健一 坂井真紀 他
2月14日(土)〜3月15日(日)新宿・紀伊国屋ホールにて

ロケでもいいから温泉に行きたい!

温泉特集、ただ見ていただけなのに、お風呂に入った後みたいにいい気分になってほっこりしちゃいました(笑)。さすがに、あれだけ見せられたらもう、今すぐにでも行きたいですね。季節的にも、まだまだ寒いですからね。私、温泉は好きなんですが、実はそれほどあちこちに行っているわけではないんです。今日のVTRの中でも、登別に行ったことがあるくらいで。それも、大学の頃に(笑)。ですけど、町全体が湯煙に包まれているような大きな温泉地で、温泉ももの凄い数があったのを覚えています。久しぶりに行ってみたいですね。今日、紹介された温泉は順番に全部に行ってみたいと思うほど素敵でしたが、中でも印象的だったのは、船で行くという岐阜の宿、全室がスイートルームのように広いという阿寒湖の宿、リアル「津軽海峡冬景色」が楽しめるという函館の宿などですね。秘湯中の秘湯といわれるところもありましたから、今のうちに行きたいですよね。そして、温泉最大の楽しみのひとつのお食事。カニもお肉も本当に美味しそうでしたよね。私は広島出身だからか、地元から遠い東北とか北海道とかに憧れの気持ちがより強いみたいなんですよね。今日、紹介されたような素敵で食べ物が美味しい宿に泊まって、秘湯に入って雪を見ながらボーっとする、1泊でいいからそんな贅沢がしてみたいです。そうそう、何万円も出さなくても5250円とかリーズナブルな宿もありましたものね。そんなところでもいいですし、なんなら、ロケでもいいので行きたい!って、さすがにそれはダメですね(笑)。

ちょっとボクもやってみます、おフロでスープ!

◆3時間スペシャルの後が温泉地ベスト15…しかも、時間がちょっと遅かったせいもあって、何だかゆった〜りした空気が流れていて…。そういうのも凄くスマステらしいな、って思いました(笑)

◆温泉ももちろんよかったですし、景色も素晴らしかったんですけど、お腹も空きませんでした?きっと、いつもの23時〜24時と違ったせいもあるんですよね。24時を過ぎたところであのカニの絵はちょっとやられますよね。美味そうだったぁ…。温泉粥とかも、「ちょっと硫黄の香りって…」って思いながらも、美味そうなんですよねぇ。

◆今回は甲乙つけがたい素晴らしい宿ばかりご紹介したわけですけど、温泉+食事、っていうところでやられたのは山形の湯の沢温泉ですかね。米沢牛…。あとは石川県の山代温泉のカニですね。温泉を楽しめて、美味しいご飯を食べられるなんて最高ですよね。

◆あと、1位の阿寒湖温泉の宿は、ちょっとしたことかもしれないけど、牛乳が無料で飲める、っていうのが嬉しいじゃないですか。そういうのっていいですよね。

◆普段は、なかなかゆっくり温泉に行く、という余裕もなくて、時間ができたりすると「それだったら海外に…」ってなってしまったりする方なんですけど、今日のVTRを見ていて、「ちょっといいなぁ…」って思いました。不思議な感じ…雪景色の中に湯気が立っていたりするところにどこか心をひかれる、日本人としての意識みたいなものを感じました。何万坪の中に離れが何戸…みたいな感じも凄かったです。数字がどんどん贅沢な感じになっていって…

◆温泉だけじゃなくておフロも大好きだっていう克実さん。「何ですか、それ?」って言いましたけど、ちょっとボクもやってみます。おフロでスープ。どんな感じなんだろう?「漫画読みながら…」とか、そういう感じはわからなくもないので、その延長線上な感じでしょ? 飲み物…ビールとかならわからなくもないかな、って思うけど、スープっていうところが…。熱いもの、っていうのが、ちょっと本気で食事の方に意識が行っているような感じがして、それも凄いなと思いましたけど…。