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#306(2008.10.18 OA)

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若手イケメン俳優、シンゴ・カトリ!

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初登場!トニー・レオンさんをゲストに、次代を担うアジアン・スターベスト10&月イチゴローの2大特集をオンエア!

アジアが生んだスーパースター、トニー・レオンさんをゲストにお招きした今週のSmaSTATION!!は、『月イチゴロー』&『次世代を担うアジアの超新星ベスト10』の豪華2本立てでお送りしました。『月イチゴロー』今月のラインナップは、新垣結衣さん主演の痛快青春ムービー『フレフレ少女』、S・スピルバーグが総指揮をとった近未来サスペンス・アクション『イーグル・アイ』、『月イチゴロー』で1位に選ばれる作品の常連?でもあるヒラリー・スワンク主演の感動作『P.S.アイラヴユー』、香取編集長もゲスト出演した人気ドラマ『ガリレオ』の映画版『容疑者]の献身』、ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンの共演が話題の『ブーリン家の姉妹』の5作品。この中で稲垣吾郎さんが1位に選んだのは『容疑者]の献身』でした。そこで吾郎さんがおっしゃっていたのは「ひとつ惜しいのはアレ。アレはやっちゃいけいない」という言葉。気になる方は、是非、ご自身でチェックしてくださいね。そしてもうひとつの特集が『次世代を担うアジアの超新星ベスト10』。本日のゲスト、トニー・レオンさんに続いてアジア、そして世界に飛び出していこうとしている新しいスターたちを、アンケート調査に基づいてランキング形式でご紹介しました。注目のベスト3は、3位に台湾の天才マルチアーティスト、ジェイ・チョウ。2位に韓国を代表する若手スター、クォン・サンウ。そして1位は、台湾発のスーパーアイドルユニット・F4という結果に。番組では、ランクインしたスターの出演作品から、リクエストが多かった名場面も合わせて紹介したのですが、やっぱり多かったのはキスシーン。「ボクとトニーさんが並んでキス・シーンを見ている、っていうのは何だか凄いですね」なんて香取編集長も苦笑していましたが、ワイプ画面で並んでいるおふたりの、なんとなく照れたような表情がまたステキでした。次週10月25日の放送は、放送307回を記念して『プレミアトークベストセレクション』をお送りします。名場面満載、トークたっぷりの永久保存版です! お楽しみに!!!

ことしで21回目を迎える東京国際映画祭!今回の招待作品の中でも注目を浴びているのが中国で制作されたジョン・ウー監督の「レッド・クリフ」。総制作費、実に100億円!壮大な三国志の舞台を再現したその超大作で主人公・周瑜(しゅうゆ)を演じているのが、今夜のゲスト、トニー・レオンさんです。そこで今夜のスマステーションでは、全国500人の女性にアンケートを実施!今後トニー・レオンさんのように世界的な活躍が期待されるアジアのスター達をピックアップしました!


Sma STATION特別企画
トニー・レオンに続け!アジアの若手スター ベスト10

■第10位 歌って踊れるコリアンスター ピ[Rain]  (韓国)

1982・6・25 26歳
ウォシャウスキー兄弟の最新映画「スピードレーサー」でクールな東洋人レーサーを演じ、注目を集めたピ(RAIN)。キャリアのスタートはポップシンガーでした。「ピ」とは雨・RAINを意味する言葉。セクシーなハスキーボイスとダンスパフォーマンスで多くのファンを獲得したピが俳優として不動の人気を得た作品は2004年のドラマ「フルハウス」。時折みせる少年のようなかわいらしさが、多くの女性ファンを魅了しました。

■第9位 中国一の美形俳優 ホァン・シャオミン(中国)

1977・11・13 31歳
中国の名作ドラマ「上海グランド」。昨年製作されたリメイク版で、その主役を務めたのがホァン・シャオミン。2007年に行われた新聞社主催のアンケート調査で、チャン・ツィイーやコン・リーなど多くの美人女優を差し置き「最も美しい中国人」に選ばれた、まさに超美形俳優です。そんなホァン・シャオミンが一躍脚光を浴びたのは2006年に制作された中国ドラマ「神G侠侶(しんちょうきょうりょ)」。幻想的な映像美と、ホァンの美しいルックスがあいまって大ヒット。北京で2006年の視聴率第1位 ドラマとなっています。

■第8位 ジャッキー・チェンも認める香港のイケメンアクションスター ニコラス・ツェー (香港)

1980・8・29 28歳
「香港国際警察/ニュー・ポリス・ストーリー」でジャッキーの相棒役を務め大御所アクションスターにもひけをとらない活躍を見せているニコラス・ツェー。さらに、真田広之 チャン・ドンゴンらトップアジアンスターの共演で話題となった映画「PROMISE ―無極―」(プロミス)では、敵将・無歓(ウーファン)役で出演。主役にまさる存在感を示しました。

■第7位 映画の巨匠達が認める実力派スター チャン・チェン (台湾)

1976・10・14 32歳
ジョン・ウー監督 映画「レッド クリフ」でトニー・レオン扮する周瑜(しゅうゆ)の若き主君 孫権(そんけん)役を演じているチャン・チェン。1997年 ウォン・カーウァイ監督のカンヌ映画祭監督賞受賞作品「ブエノスアイレス」でも、トニー・レオンと共演。2000年に公開されたアン・リー監督の「グリーン・デスティニー」ではチャン・ツィイーの恋人、盗賊・ロー役を務め、ワイルドな男を演じています。

■第6位 女より美しい男 イ・ジュンギ (韓国)

1982・4・17 26歳
2004年、草ナギ剛主演の映画「ホテルビーナス」で映画デビューを果たしたイ・ジュンギ(当時22歳)。出世作となったのは、映画「王の男」。女装の大道芸人コンギルを演じ、「女性よりも美しい」と女性のみならず男性までをも魅了しました。さらに最新出演作「光州5・18」では、史実に基づいたシリアスな物語に挑戦しています。

■第5位 スーパースターのDNA ジェイシー・チャン(香港)

1982・12・3 25歳
ことし公開された香港映画「インビジブル・ターゲット」で心優しく正義感に満ちた巡査を熱演したジェイシー・チャン。実はこの彼、あるビッグスターの息子ということで、注目を集めています。そのビッグスターとは・・・世界で最も有名なカンフースター、ジャッキー・チェン。まさにスターの遺伝子を引き継いだサラブレットなのです。

■第4位 正統派二枚目俳優 ソン・スンホン(韓国)

1976・10・5 32歳
韓国で視聴率40パーセントを記録した大ヒットドラマ「秋の童話」でスターの仲間入りを果たしたソン・スンホン。そんな彼の一番の魅力は「憂いを帯びた切ない表情」。ひとりの女性を一途に愛するが、運命に翻弄され続けるジュンソ役がはまり役となりました。

■第3位 天才マルチアーティスト  ジェイ・チョウ (台湾)

1979・1・18 29歳
2005年の香港映画「頭文字D」で主人公・藤原拓海役を演じたジェイ・チョウ。そんなジェイのもうひとつの顔はミュージシャン。有名アーティストに楽曲を提供しながら、自身のアルバムの売上げもなんと累計1400万枚以上という、まさにアジアナンバーワンのビッグアーティストなのです。さらに、主演映画「言えない秘密」では監督としてもデビュー。台湾のアカデミー賞といわれる台湾金馬奨(きんばしょう)で3部門を受賞しています。

■第2位 肉体美ナンバーワン クォン・サンウ  (韓国)

1976・8・5 32歳
ドラマ「天国の階段」でのチェ・ジウとの共演で日本でも瞬く間にブレイクしたクォン・サンウ。その魅力は甘いマスクと、この鍛え上げられた筋肉。2001年の韓国ドラマ「ただいま恋愛中」では、水泳インストラクターを演じ、肉体美に見とれた女性が溺れてしまう、なんていうシーンも・・・。

■第1位 台湾発スーパーアイドルユニットF4 (台湾)


第1位は、台湾発のスーパーアイドルユニット F4(エフフォー)。人気少女マンガ「花より男子」の台湾版ドラマ「流星花園」で、学園を牛耳るアイドルグループ「F4」を演じた4人組です。

道明寺司を演じたジェリー・イェン 1977・1・1 31歳
西門総二郎を演じたケン・チュウ 1979・1・15 29歳
美作あきらを演じたヴァネス・ウー 1978・8・7 30歳
花沢類を演じたヴィック・チョウ 1981・6・9 27歳

ドラマから飛び出した4人は、俳優として、歌手としてアジアで大ブレイク。今月行われた日本ツアーでは、チケットが即完売、4日間の追加公演が行われています。



■ベスト10 入り目前だった、若手人気スターをピックアップ!

John-Hoon (韓国)1980・1・20 28歳
ドラマ「宮(クン)」でユル王子を演じたジョンフン。彼の人気の秘密はやさしい笑顔。ジョンフンは、実は日本のテレビCMにも出演しています。


飛輪海 フェイルンハイ (台湾)
選りすぐりのイケメンを集めたアイドルユニット。4人には春夏秋冬それぞれのイメージが当てはめられています。

春はケルビン 日差しのような明るい笑顔の癒し系    1980・11・10 27歳
夏はジロー 熱血派の熱い男                   1981・8・24 27歳
秋はウーズン ちょっとクールな大人の魅力。        1979・10・10 29歳
そして冬が真っ白な雪のように純真無垢なアーロン    1986・11・20 22歳

ドラマ台湾版「花ざかりの君たちへ」でウーズンが佐野泉(さのいずみ)役、ジローが中津秀一(なかつしゅういち)役を演じ、爆発的人気を集めるなど、いま、台湾で最も注目されている4人組です。


ショーン・ユー(余文楽) (香港) 1981・11・13 26歳
トニー・レオンの代表作「インファナルアフェア」で一躍注目の若手俳優となった彼の魅力は、役に応じて変化するといわれる眼。2007年の香港映画「軍鶏」(シャモ)では、気弱な少年が闘志に満ちた格闘家に変身を遂げるさまを演じ、狂気を帯びた眼差しが観客までをも震え上がらせました。

生放送に強敵現る…同時通訳

今週の格言は、ズバリこれ。格言であり、反省点でもある、という、妥協を許さない?香取編集長ならでは深いお言葉です。「いままでも経験はあるんですけど…なかなかやっぱり、難しい相手ですね。タイムラグがあったりとか…。今後システムの変更があるのかどうかはわかりませんけど、同時通訳でイヤホンをつけてもらってやるパターンだったり、横に通訳の方がついてくれるパターンだったり、方法はいろいろあると思うんです。まあ、本番前にボクもちょっと気にはなっていたんですが…通訳さん方向ともう少し打ち合わせというか…ボクが質問して、通訳さんを通してそれを聞いているトニーさんに、ボクがまたちょっと話しかけたりするのをどこまで訳してくれているのか、とか。時差の間を埋めようとしてしまうと、それさえも通訳が入ってしまうのかどうかとか、それで答えがまた延びてしまうのかな、とか、そういうことを考えながらだったのでちょっと不安でした。詰めきれていなかったというところが、反省材料ですね。今後、どういう風にやっていくのか、というところを今日の反省会でも話し合いたいな、と思います…って、普通の反省点をSmaTIMESで話す、っていうのもいいですね(笑)」

「秋も深まる10月にお届けする「月イチゴロー」は、芸術の秋にふさわしい名作揃いのラインナップ。
実力伯仲の作品揃いに、稲垣さんのトークも絶好調のようで。そんな中、1位に輝いたのは意外とも思えるあの作品でした。」

稲垣さんのランキング
1位:容疑者]の献身
2位:P.S.アイラヴユー
3位:ブーリン家の姉妹
4位:フレフレ少女
5位:イーグル・アイ



容疑者]の献身

-イナガキコメント-
月9ドラマが映画になった、という気がしない。映画化を予定してて、ドラマがフリになっている。福山雅治さんと堤真一さんのバランスもよかった。



P.S.アイラヴユー

-イナガキコメント-
とてもステキな映画。ヒラリー・スワンクの力は大きい。多少痛い思いをしているような大人が見る映画



ブーリン家の姉妹

-イナガキコメント-
こういう映画、好きです。女性の強さ、執念深さ…S・ヨハンソンに負けず、N・ポートマンも美しい。一般的なイメージでいうと姉妹が逆? 狙いかもしれないがそれもよかった



フレフレ少女

-イナガキコメント-
80年代にあったような、久々のアイドル映画。ガッキーファンにはたまらない、ガッキーファンのためのガッキー映画



イーグル・アイ

-イナガキコメント-
構想10年…その間に、こういうテーマを題材にした映画は数々作られている。全然怖くない。基本的なテーマがちょっと賞味期限切れ?



今月の5本はいかがでしたか?

話しやすかったですし、よかったです。やっぱり、話しやすい映画とそうじゃないのがありますよね。今回は、特に上位3本が凄く面白かったですし。とはいえ、見るのは結構、大変だったんだけどね(笑)。

全国ツアーの真っ最中ですからね。

そうなんですよね。でも、不思議と忙しいときに見たほうが集中できたりするんです。番組収録のときも、逆にしゃべれたりするし。疲れているほうが、頭が冴えるのかもね(笑)。

ランキングのほうは、ハリウッド大作を押さえて『容疑者]の献身』が1位でした。ちょっと意外な気もしましたが。

僕も、見るまでは1位になるとは思わなかったんですけど、これは、評価すべき作品だと思います。まず、何より原作が面白さが印象的でした。そして、福山(雅治)さん、堤(真一)さんがとにかくかっこいい。これは、僕もお世話になったことがある監督の西谷(弘)さんの手腕も大きいかな。西谷さんの映像は、匂いとかくどさがあるんですよ、だから、映画に向いているんだと思う。力を付けてこられたなって思いましたね。

そして、2位でしたが『P.S.アイラヴユー』も賞賛されていましたね。

ヒラリー・スワンクだけかと思いきや、いいんですよ。見るうちに、ジワジワくるっていうか。結構、好きですね。まあ、なんといってもこれは、役者さんの力だと思うんですけど。ヒラリー・スワンクは本当に凄いね。

今回は、ヒラリー・スワンクのほかにも、『ブーリン家の姉妹』のナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンなど、役者陣に対する賛辞も多かったです。

僕も、役者業をやらせてもらっているので、世界を股にかけて活躍する人たちは本当に素晴らしいと思うんですよ。

ヒラリー・スワンクには会いたいとおっしゃっていましたね。

そうね、会ってみたいかな。パーソナルなことはもちろん、お芝居しているときに何を一番大切にしているかとか、集中力の保ち方、モチベーションの持って行き方とか、基本的な質問になってしまうけど聞いてみたいですね。

今回も収録での稲垣さんのコメントを聞いていて、本当に勉強になりました。

いやあ、僕も毎回勉強させてもらってます。僕なんか怠け者だし、映画の趣味も偏っているから、こんなふうにランダムに映画を見ることはないんですよ。基本的に好きな映画しか見ませんから。こういうふうに勉強の場をもらえるってことは、僕にとってもありがたいことです。

番組は8年目に突入しましたが、「月イチ」へのリクエストなどありますか?

毎回、冒頭でおいしいものをいただいていますけど、あれが本当においしいんですよ、編集では早送りされちゃいがちなんですけど(笑)。これから冬の味覚がいただけるのかな、ますます楽しみにしています!

トニー・レオンさん
生放送だと思うと緊張してしまうので、途中から忘れるようにしました(笑)。

テレビ番組にはあまりご出演されないとうかがいましたが、本日はスマステーションにご出演されて、いかがでしたか?

とても楽しかったです。本当にテレビ番組への出演は久しぶりなんですが、スマステーションはスタジオの雰囲気もとても自然で、快適でした。ただ、生放送だということは途中から忘れていましたけど(笑)。というのも、生放送だと思うと緊張してしまいますから。でも、実際に生放送でしたので1時間があっという間でした(笑)。楽しかったです。

トニーさんでも緊張されることがあるんですか?

そうです。ステージに上るたびに緊張します。特にテレビは緊張しますね。

アジアの若手スターを紹介した特集はいかがでしたか?

『レッドクリフ』でも共演したチャン・チェンも今後が期待される俳優ですし、ほかのみなさんも注目の逸材ばかりだなと思いました。それもそうですが、とにかく印象的だったのがVTRの出来ですね。スタッフの方は、もの凄く大変な宿題を片付けるように頑張られたんじゃないですか(笑)。「ここまで調べるのか」っていうくらい、きちんと準備をして丁寧に作っていましたね。本当に、感心しました。

キスシーンも多かったですね。

やっぱり、それは、欠かせませんよね(笑)。若手の映画やドラマが中心ですし、ましてラブストーリーが多いですからね。ファンのみなさんも、期待していますよね。

「トニーさんに続け!」というテーマでしたが、先輩として後輩たちにメッセージを送るとすると?

まず、何と言っても経験は大事なことですよね。その上で、自分自身が映画が好きだという強い気持ちも忘れてはいけません。つまり、仕事の中から楽しみを発見するということも、俳優にとって大切なことだと思います。自分がそうなれればなれるほど、仕事が楽しくなるし、演技もますます磨かれて俳優としてもよくなると思います。

同じく若手俳優でもある香取さんの印象はいかがでしたか? 香取さんはトニーさんと共演したいとも話していましたが。

ご本人を目の前にするのは、実は今日が初めてだったんですが、口調や態度を見ていて、非常に善良で真心を持った方だという印象を持ちました。僕自身、いろんな国や、地域の方と共演したいと思っていますので、実現したら楽しいことだと思います。

さて、11月1日から主演映画『レッドクリフ』が公開となります。スマステーションの視聴者、スマタイムズの読者にメッセージをいただけますか?

『レッドクリフ』は、中国映画界から離れてハリウッドで仕事をなさっていたジョン・ウー監督が、中国にカムバックして初めて作られた作品です。そういう意味でも注目されていますから、制作規模も大きいですし、役者もいろんな地域の役者が出演しています。今回は「三国志」がベースですから、監督らしい銃激戦や爆発のシーンはありませんが、代わりに古代のさまざまな兵器を使ったアクションシーンがあり、何と言ってもそこが見どころだと思います。そして、内容的に見た人を励ますような映画になっているところも特別なところだと思います。日本の若い方にもぜひ、見ていただきたいです。

香取さんと共演されたときのエピソードなど、貴重なお話も…。

香取くん、忘れていたのを思い出したって言っていましたね。余計なこと言ったかな。傷ついてないといいけど。

また、『月イチゴロー』での稲垣さんのコメントにも感心されていたようでしたね。

稲垣くんのあのコーナー、今日、久しぶりに見ましたけど、まさに見事な映画評論家ぶりですね。面白いですよね、本当に映画経論家の役を演じているっていう感じがして。で も、稲垣くんは敵に回せないですね。『パコと魔法の絵本』をけなされると嫌だなぁ(笑)。

ぜひ、稲垣さんにもご覧いただきたいですね。

そうですね。でも、稲垣くんは好きなんじゃないでしょうか。変身ものも好きだって言ってましたからね。これは、けなせないでしょう(笑)。

「うわっ、映画に出てる人だ」と思ってしまいました(笑)

トニー・レオンさんといえば、月イチで『HERO』や『ラスト、コーション』をご紹介したり、個人的にも好きで『ブエノスアイレス』や『インファナル・アフェア』シリーズを見ていた、本当に「映画スター」という俳優さんなんです。そんなトニーさんがスタジオに来てくださるなんて! 一目お見かけして「うわっ、映画に出てる人だ」なんて思ってしまいました(笑)。ですけど、あれだけのトップスターでいらっしゃるのに、とてもやさしくてかわいらしい印象さえある方で。ああいう方だからこそ、いろいろな監督さんたちが一緒に仕事をしたいと思うんでしょうね。これからもアジアの中心的俳優として、ますますご活躍されることを期待しています。そして、香取さんとぜひ共演をしていただきたいですね!そんなトニーさんが出演される超大作の『レッドクリフ』は、本当に壮大で面白かったです。三国志に詳しくない私でも楽しめましたし、トニーさんが演じる役がまた、人間らしさのある素敵な男性なんです。奥さんと仲良く過ごすシーンなんかも、凄く微笑ましくて、トニーさんにピッタリの役でした。今はもう、パート2が見たくて仕方がありません。 そして、月イチゴローは、稲垣さんもおっしゃっていましたが上位3作品は実力が拮抗したどれも素晴らしい作品でした。そんな中でも私が感動したのは、『ブーリン家の姉妹』です。ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンの美しさ、演技のうまさに圧倒されますが、それ以外にもストーリーの面白さ、衣装、風景の美しさと、どこをとっても芸術の秋にピッタリ。特に女性におすすめしたい作品ですね。

最近、トンネルを掘っている黒部の男として気になる映画は…

◆SmaSTATION!!にトニー・レオンさんが来てくれて嬉しいです。いろんな方が遊びにきてくれるこの番組ですが、まさかトニー・レオンに会えるとは…。トニーさんは、同時通訳がほぼ初めての経験だったらしいです。そんな環境の中で、トニー・レオンとふたりでキスシーンをあんなにいっぱい見ることになるとは(笑)

◆吾郎ちゃんの順位は、今週も動かしづらい順位で…。『P.S.アイラヴユー』は、チラシで選んでおきながら…ですが、スポットを見ただけでトニーさんの感想と同じような気持ちになり…。「どうなんだろう?」「寂しすぎるだろ?亡くなった夫から手紙が…って」と思ってたんですけど、吾郎ちゃんが2位に、そして大下さんも「最後まで見ると違うんです」と言っていたので、これは気になる映画になりました。1位の『容疑者]の献身』は…トニーさんに、「映画の前の『ガリレオ』にボクも出たことあるんです、ゲストで」っていうのを言いたくて仕方なかったんですけど、何せ同時通訳っていう最強の敵がいたんで(笑)、今日はなかなか難しかったですね

◆あと、案外気になったのは『フレフレ少女』。最近はトンネル掘りをしたりしてるんで…黒部の男としてトンネル掘ってたりするとですね、音楽だったり、映画だったりが、ああいうものを求める嗜好になりまして(笑)。吾郎ちゃんが「ガッキー映画」「ガッキーファンのためのアイドル映画」って言えば言うほど、無性に見たくなりました

◆次代を担うアジアスターは、割とボクと同世代くらいで…。みんな、カッコよかったですね。そしてキレイでした。やっぱり、同じくらいの世代だと、どこか気になるところが多かったです。「ああ、ボクと同じ世代くらいで、こういう人たちがアジアにはいるんだな」って。知らない人もいたし…。あと、気持ちの中で…末っ子の気持ちが常にあるボクとしては、映画で見たことがあるせいか凄く年上だと思ってた人でも実は年下だったりすることがわかって、「この人、そんなに若いんだ…」って驚きましたけど、だからこそすんなりと「この人、カッコいいな」って思えちゃうのかな、なんて思ったりもしました。オープニングでトニーさんが、「アジアで作られる映画も増えてきたんで…」って言ってくださったんで、ボクもトニーさんや彼らといつか共演できたらいいですね。