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かつて「帝王病」、「ぜいたく病」と呼ばれた病気「痛風」。
現代日本でも50万人が患っているこの病気になる危険度は?
自分の言うのも何だが、仕事がデキる。
美味しいものには目がない。
やたらと食べるのが早い。
職場や家庭でストレスが貯まる。
時々ハードなスポーツをやっている。
レバーが大好き!
ビールが大好きで、水の代わりにガブガブ飲む。
かなりの汗っかきだ。
周りからよく「太った」と言われる。
足の親指の付け根が痛い。
0〜3個:とりあえず安心です。
4〜7個:症状によって医師に相談した方が良いでしょう。
8個以上:内科や整形外科を受診し、血液検査を受けましょう。
 「痛風」とは尿酸の濃度が上昇することによって起こる病気。尿酸は体内の代謝活動によって発生したエネルギーの燃えカスです。尿酸値を上昇させる大きな原因は肥満、激しい運動、ストレス、汗のかき過ぎ、美食や過食、飲酒など。特に、食品に含まれる「プリン体」と呼ばれる物質が分解されると尿酸になってしまいます。「プリン体」が多く含まれる食品はレバーや動物の内臓、アルコール(特にビール)、魚の卵など。このような原因から尿酸が過剰に作られたり、尿や便と一緒にうまく排泄されないと、血中の尿酸濃度が上がります。すると、血液に溶け切らなかった分が結晶化。足の指、かかと、くるぶしなどの関節部分に蓄積され、炎症を起こすことで激痛が走ります。特に、足の親指の付け根部分は発生率が高く、痛風発作の7割が集中しています。痛風だけが原因で死に至ることはありませんが、高血圧や高脂血症、心臓病、脳卒中、腎障害、尿路結石といった深刻な合併症を引き起こす危険大。患者は30〜50代に多く、その98%が男性です。生活習慣が大きく関わるこの病気、日ごろから生活習慣の改善を心がけましょう。
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