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南太平洋に浮かぶチリ・イースター島のモアイ巨石像2体が米国で売りに出され、真贋(しんがん)をめぐり物議を醸しているそうです。チリのピノチェト独裁政権時代、政府で働いていたエルナン・ガルシア氏が昨年12月から各100万 $(1億2000万円)の売値でマイアミの画廊に出展。1888年に島がチリに併合された直後に像を購入した親類から相続したと主張しているとか。今は持ち出しが禁止されており、チリは専門家チームを派遣、「本物なら犯罪の可能性があり、返還を求めることになるだろう」とコメントしています。イースター島には1000体以上のモアイ像があるといわれていますが、果たしてこの2体は本物なのでしょうか?
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観光名所の古代史跡コロシアム(円形闘技場)もトレビの泉も載っていないローマのガイドブックを宗教団体が発行、地元のホームレスらに評判なんだとか。これは無料の宿泊所や食べ物の配給場所、公衆浴場などの場所約760カ所を記載したローマで生き抜くためのガイド。1990年の初版が2000部だったのに対し、2003年版は1万3000部と人気はうなぎ上りだそう。ローマには約5000人のホームレスが暮らし、5万人が援助を必要としているとされています。この宗教団体は「これがローマのもう一つの顔。ガイドを読めば、問題への対処法が分かる」と語っています。
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米世論調査機関「ギャラップ」が発表した世論調査結果によると、米国人の86%がクローン人間を誕生させることを法的に禁止すべきと考えていることが分かりました。この結果は、ヒトクローン全面禁止法案が提出された議会の議論や、ブッシュ大統領の方針決定に影響を与えそうです。ちなみに、「クローン人間を誕生させることを適法にすべきか違法にすべきか」との質問に対し、適法化を求めたのは11%にとどまったそう。調査は今月3日から5日まで、全米の成人、1000人を対象に実施されました。
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適量のアルコールに心臓発作を予防する効果があるとの説はよく知られていますが、重要なのは何をどのくらい飲むかでなく、飲酒の頻度であるとする研究結果を、米国の研究チームが発表しました。毎日、あるいは1日置き程度というように、頻繁に飲む方が予防効果が高いというのです。米・ハーバード大医学部のケネス・ムカマル博士らは、医師、獣医ら医療従事者5万人余りを対象に、飲酒の習慣と心臓発作の発生率を追跡調査しました。このうち、ガンや循環器疾患の病歴がある人などを除いた約3万8000人について統計をまとめたところ、週3回以上アルコールを取る人は、心臓発作を起こす率がまったく飲まない人より3割も低かったということです。一方、週1回から2回飲むというグループでは、発作の危険性が1.6割低下するにとどまったそう。ムカマル博士によると、摂取したのがビール、ワインでもウイスキーでも結果に差はなく、1回の摂取量が半杯の場合も4杯の場合も変わらなかったとか。ムカマル博士は「少量のアルコールを継続的に取ることによって血液の粘性が抑えられ、血栓が形成されにくくなるのでは」と話しています。ただし、病気予防の効果が期待できるのはあくまで「少量」のアルコール。飲み過ぎは肝臓や脳に深刻な影響を与えるだけでなく、乳がんの危険要因になるとの研究結果も報告されています。
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アインシュタインは相対性理論の中で重力の伝達速度を光速と同じとしていますが、実際に測ってみた人はいませんでした。米国立電波天文台のエドワード・フォマルアウトさんらのチームはこのテーマに挑戦し、アインシュタインが正しかったことを証明したというのです。チームは、ハワイやドイツなど世界中にある10基の電波望遠鏡を使い、地球からかなり遠方にあるクエーサーから来る電波が木星のすぐそばを通過してごくわずかに曲がったあと、地球に届く様子を観測しました。 その結果、重力の伝達速度は光速と同じであることがわかったのです。フォマルアウトさんは「もちろん、アインシュタインは正しかった」と話しています。ただこの種の観測は非常に難しいもの。今回の観測も、400キロ離れたところにある髪の毛を太さを測るような精密さが要求され、やっと「誤差20%以内」といいます。ワシントン大学のクレーグ・ホーガンさんは今回の研究について「物理学にとっては重要な進歩だが、今後、さらに精密な観測技術が開発されるだろう」と話しています。
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