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ヘンシュウコウキ
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映画って、やっぱり面白いですね!ことしも映画が楽しみ、っていう気持ちになりました!
◆2008年一発目のスマステーションでしたが、何だかすごくいい一発目だったな、って思いました。自分だけじゃなく、周りのスタッフの人たちも、どっかまだ正月が抜けきらない感じがある中で、一発目だからって意気込みすぎて「スマステーション、きましたぁ!」っていってもあんまりかな、って思ってたんだけど、そうじゃなくて見入ってしまう、っていう感じでやれたので、ピッタリだったかな、って思ったんです。「ことしも映画が楽しみだな」っていう気持ちにもさせてくれましたし◆そんな中で、今回選ばれた30作品に関しては…好きな作品はたくさんあるので、その中でボクの1位が『タイタニック』かどうか、っていうのはまたちょっと違うのかもしれなんですけど、印象に残った大ヒット作としては『タイタニック』かな、って思ったんです。今回ランクインした作品でも、古い映画とかでまだ見ていないものもあったりしたんですけど、まあ、知っている映画がこれだけ並ぶと……気になった映画で言うと『A.I.』。『A.I.』がここに入った、っていうことがちょっと怖い時代だな、って。ストーリーとかっていうわけじゃなく、それこそロボット?が主人公なわけだから“ヒューマン”じゃないでしょ。そういう、近未来の話に感情移入できて、それが『大人が選ぶ泣ける映画ベスト30』に入る、っていうのが…SF映画って、どっかそういうものとは別の、娯楽大作的なものだったのに、感動できる映画になっている、っていうのがすごいですよね。これからは、そういう映画がもっと増えていくのかな?◆あとビョークの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は、すごく意見の分かれる映画だと思うんですよ。終わり方とか…。ボクは、泣ける映画というか、「どうしてこの映画を作ったのか?」「どう思ってほしくてこの映画を作ったのか?」っていう不思議な気持ちにさせる映画ナンバー1なんですよね。要するに、後味の悪い映画、っていう感じなんですけど、映画館で見た映画のひとつで、席から離れられなかった。考えちゃって…。「なんで、こんなに嫌な気持ちにさせるんだ?」って。という風に話が合う人もいれば、「感動して泣けた」っていう人もいる…映画って、面白いですよね◆大下さんが言ってたけど、「『月イチゴロー』で年間60本くらいの映画を見てるのに、あまり入っていない」って。そうそう名作って生まれないのかもしれないですよね。
(編集長:香取慎吾)
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