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肌寒ささえ心地よく感じられる芸術の秋。稲垣さんも大好きな季節です。そんな10月に稲垣さんが「今年ダントツ! 最高!」と絶賛する1本が現れました。果たして、それは? そして、稲垣さんがナレーションを務める話題の新作も。今月も見逃せない「月イチゴロー」です。
イナガキベスト5

パンズ・ラビリンス
「素晴らしい!10年に1本の作品。こんなに美しいラストシーンの映画は見たことがない。自分自身を見つめることができる映画」
【作品DATA】
2006年(メキシコ、スペイン、アメリカ合作映画)
監督、脚本:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、
マリベル・ベルドゥほか
●恵比寿ガーデンシネマほかにて、ロードショー
グッド・シェパード
「たっぷりと映画を味わいたいときに、覚悟してみないといけない。マット・デイモンが本当に素晴らしかった。限られた人間しか演じられない役だと思う」
【作品DATA】
2006年(アメリカ映画)
監督:ロバート・デ・ニーロ
出演:マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、
アレック・ボールドウィンほか
●日劇1ほかにて、ロードショー
北極のナヌー
「15年かけて撮影された映像が凄い!地球・家族・命がテーマで、地球温暖化というテーマを出しすぎていないところもいい」
【作品DATA】
2007年(アメリカ映画)
監督:アダム・ラヴェッチほか
日本語版ナレーション:稲垣吾郎
●シネマGAGA!ほかにて、ロードショー
ヘアスプレー
「ミュージカル映画は難しいし、ちょっと引いちゃうところあるけど、ストーリーも明快でわかりやすい。主人公の女の子を応援したくなっちゃう」
【作品DATA】
2007年(アメリカ映画)
監督:アダム・シャンクマン
出演:ジョン・トラボルタ、ニッキー・ブロ
ンスキー、ミシェル・ファイファーほか
●丸の内プラゼールほかにて、ロードショー
クローズ ZERO
「案外よかった。三池監督は、バイオレンスものが得意な監督だし…。ただ、マニアには受けるけど、女の子は見ないでしょ?」
【作品DATA】
2007年(日本映画)
監督:三池崇史
出演:小栗旬、高岡蒼甫、山田孝之ほか
●TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて、ロードショー


――今月は、『パンズ・ラビリンス』を中心に「レベルが高かった」とおっしゃっていました。

そうですね。特に上位3作は、全体的にしっかりしていてメッセージ性も感じられる見応えのある作品でしたね。『クローズ ZERO』『ヘア・スプレー』も娯楽作品で趣味趣向の強い映画ではありますけど、悪くなかったと思います。

――そして、「10年に一度の出合い」とまでおっしゃった『パンズ・ラビリンス』ですが…。

もしかしたら、映画としての奥深さという意味では、『グッド・シェパード』のほうがあるのかもしれないけど、『パンズ・ラビリンス』は、一度見ただけでもよくわかるストーリーだし、難しく構えて見るような映画ではないところも、自分のコンディションに合っていたのかな。とにかく、いい映画でしたね。

――「ダメなところがない」というのは、凄いことですよね。

だいたい“いい映画”と言われていても何かしら気になるところがあるものですけど、それがなかったんですよ。全部がピタッとはまったというか。よくぞ、出合えたという作品でした。今後も劇場に足を運んで見ると思います。

――公開劇場はまだ少ないようですが、日本でもヒットしそうですか?

残念ながら、あまり期待できないんじゃない?(苦笑)やっぱり、ヒットするには子供の動員がないとダメだと思うんだけど、そういう映画じゃないからね。みんなに好かれようと思うと、やっぱりどこかを削らないといけないじゃない。偏るからこそ、凄いものができると僕は思いますね。この作品も、好きな人は凄く好きだと思いますけど。芸術性は100点ですよ。

――ダーク・ファンタジーというのも新鮮なジャンルですね。

グリム童話、おとぎ話、神話とかも子供向けにカジュアルに翻訳されていますけど、実は、かなり残酷なストーリーだったりしますよね。簡単に言うとそういうテイストなんですよ。前半は、ちょっと嫌な思いをさせられるかもしれないですけど、そこを乗り越えるとね…、結構いいんですよ!

――最後に、今月で7年目に突入したSmaSTATION!!と香取さんにメッセージをお願いします。

7年目、単純に凄いよね。番組スタートしたときに生まれた子がもう小学校2年生になったってことでしょ(笑)。慎吾のこの番組でしか出せない立ち位置っていうのがあると思うし、これだけやったからこそ、慎吾色の番組になっていると思うので、これからもいろんなことに興味をもって自由にやっていってほしいと思います。なんて、僕が言うことじゃないけどさ(笑)。





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