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SmaSTATION!!緊急調査! 大人の女性が選ぶ国民的少女マンガランキング!

いつの時代も女性に愛されてやまない「少女マンガ」。そんな少女マンガがいまアツい!神尾葉子さんの「花より男子」はドラマ化され、20%を超える高視聴率を記録。コミックスの売り上げも5500万部に達するなど、日本で最も売れた少女マンガとなりました。この作品はアジアを中心に世界でも大ヒット。中でも台湾版の「流星花園」はF4という超人気グループを生み出したのです。さらに、2005年に公開された矢沢あいさん原作の映画「NANA」。この映画はその年の興行収入第2位の40億3000万円を記録、主題歌も大ヒットするなど社会現象ともなり、さらには世界10カ国で上映されるという快挙を成し遂げました。というわけで今夜のスマステーションは「少女マンガ」を大特集!30代、40代を中心とした大人の女性にアンケートを実施し、「最も心に残る一冊の少女マンガ」を徹底調査!これが注目のランキングです!!

第10位:あさきゆめみし 大和和紀

超大作、紫式部の源氏物語を完全漫画化。源氏物語ブームの発端ともなった作品で、女性の登場人物がみな十二単に長い髪、と服装によって個性を出しにくいため、キャラクターにあわせた着物の柄や背景を描くなど、古典初心者にもわかりやすいよう、工夫がなされています。たとえば可憐なイメージの紫の上の背景には桜、そして気の強い朧月夜には牡丹が描かれているのです。試験問題に使われることが多い源氏物語のセリフまで正確に再現された「あさきゆめみし」は古文を選択する受験生必携の漫画になっており、いまでは予備校などでも参考書と並んで売られているほどだそうです。


第9位:NANA  矢沢あい

小松奈々と大崎ナナ――同じ名前を持つふたりの少女が新幹線で偶然出会い、かけがえの無い存在になっていくという青春ストーリー。コミック売り上げ総数では3450万部と「花より男子」や「ガラスの仮面」より少ないですが、1巻当たりに換算すると230万部で「NANA」がトップとなります。さらにこの作品は海外でも高い人気を誇っており、アニメ「NANA」はアメリカやフランスを始め、現在世界21カ国で放送される見込みです。


第8位:エースをねらえ! 山本鈴美香

主人公の高校生、岡ひろみがお蝶夫人などのライバルや、さまざまな苦難を乗り越えて、一流テニスプレーヤーにまで成長するというストーリー。この作品をきっかけに、当時は上流階級の優雅なスポーツだったテニスが 女子中高生の間で大ブームとなりました。それまでの「サインはV」「アタックNo.1」といったいわゆるスポ根ものの中でも「魔球」などを登場させることなく、リアルにスポーツを描いた、画期的な作品といわれています。さらに、漫画界に革新をもたらしたのは試合シーン。これまでの漫画と違って「エースをねらえ!」ではあくまで岡ひろみの心情が中心。
主人公目線で書かれていることが、当時の少女たちの心をつかんだのです。


第7位:のだめカンタービレ 二ノ宮知子

音楽大学を舞台に、指揮者を目指す千秋、そしてごみだめのような部屋に暮らす不思議少女・のだめらが繰り広げる青春ストーリー。去年にはドラマ化され、高視聴率を記録。CDショップのクラシックコーナーが大きくなり、音楽大学の志願者が増えた、など若者を中心としたクラシックブームを巻き起こしました。ちなみにこの「のだめカンタービレ」、10代が選ぶ少女マンガランキングでは堂々の1位となっています。


第6位:「ベルサイユのばら」 池田理代子

1789年のフランス革命を舞台に、王妃マリー・アントワネット、男装の麗人にして王妃の近衛連隊長オスカル、彼女を見守るアンドレらの愛と死を描く歴史マンガ超大作。この作品の大ヒットを受けて、1974年には宝塚歌劇団によって舞台化、350万人を越える観客を動員するなど空前の大ヒットを記録し、「ベルばらブーム」を巻き起こしました。さらに1979年には本家、フランスと合作で実写映画化、こちらも大ヒットを記録しています。監督は「シェルブールの雨傘」の巨匠、ジャック・ドゥミ。撮影にはフランス政府が全面協力、ヴェルサイユ宮殿での撮影が特別に許可され、大きな話題となりました。


第5位:ガラスの仮面 美内すずえ

演劇の道にすべての情熱を賭けて生きる天才少女・北島マヤと姫川亜弓。幻の名作“紅天女(くれないてんにょ)”をめぐり、彼女たちが互いに競い合いながらも女優として成長していく物語です。この劇中劇「紅天女」は作者の美内すずえ監修の下、「新作能」として上演、大きな話題を呼びました。これまでアニメ・ドラマと何度も映像化されている「ガラスの仮面」ですが、本日のゲスト、大竹しのぶさんも1988年、舞台で北島マヤを演じています。このときの脚本は美内すずえさん、演出は、坂東玉三郎さんでした。


第4位:キャンディ・キャンディ 原作:水木杏子 作画:いがらしゆみこ

いわずと知れた大人気作。主題歌も120万枚を売り上げたといいます。しかし、作画のいがらしゆみこさんと原作者水木杏子さんとの版権をめぐる裁判から、現在コミックスは絶版。復活がまたれる名作です。


第3位:有閑倶楽部 一条ゆかり

聖プレジデント学園に通う個性豊かな6人組――世界的大財閥の娘、大病院の息子にして武道の達人ら通称「有閑倶楽部」のメンバーが、金と暇に飽かしつつ、大小さまざまの事件に首を突っ込み、それぞれの才覚を発揮し、解決していくという、学園アクションコメディー。恋愛抜きの少女マンガは当時としては非常に画期的な存在でした。ちなみに、有閑倶楽部メンバーの苗字はすべて酒の名前。キャラクターを考えるとき、ふと手にした名酒辞典からとったのだそうです。


第2位:動物のお医者さん 佐々木倫子

H大学獣医学部という学生の日常を描いたコメディー。怖い顔でも心優しいシベリアンハスキーのチョビ、姉御肌の猫・ミケ、超個性的な大学の面々に囲まれ、主人公のハムテルは獣医師になる為の道を進みます。作品のモデルとなったといわれるのが、北海道大学の獣医学部。漫画人気で当時、獣医学部入学志願者が激増するという現象も起きました。この作品は2003年にはドラマ化もされ、翌年には韓国SBS放送でも放送されるなど大人気作品となりました。このときはあまりのチョビ人気に、「シベリアンハスキーは簡単に飼える犬ではありません」とのテロップが毎週流されていたそう。


第1位:花より男子 神尾葉子

一般庶民・牧野つくしが入ったのは超金持ちの子弟ばかりが集まる、名門、英徳学園。学園を牛耳るセレブ4人組、F4とぶつかりながらも、明るさと雑草魂で生きていく、という痛快かつゴージャスなラブコメディーです。5500万部という、少女マンガ最高の売り上げを誇るこの作品。日本でもいまや大人気のドラマ「花男」ですが、最初にテレビドラマ化したのは、日本ではなく台湾。この「流星花園」はアメリカ・フランスなど世界13カ国で放送され、大人気となりました。なぜ「花男」はこれほどまでに世界で高い支持を受けているのでしょうか。「流星花園」で一躍スーパースターとなったF4にお話をうかがいました。

ジェリー・イェン
「まずは脚本がすばらしいですね。そして自分たちのキャラクターにあっているので特に役作りも必要なく、みている方にも自然に写ったのでないでしょうか」
ヴィック・チョウ
「同感ですね。原作も脚本もとっても良くて。日本版のドラマも今、台湾で大変な人気です。中身がいいからこそこれほど人気があるのだと思いますね」
ヴァネス・ウー
「もともと台湾でも原作が大変な人気で。ちょうどいいタイミングで僕たちはそれを演じて見せただけ…」
ケン・チュウ
「もちろん監督の力もありますね」


大人の女性の心をもひきつけ、世界でも愛され続ける日本の誇る文化、少女マンガ。あなたの心の一冊は、ランクインしていましたか・・・?


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