インドの地元紙は、1994年の元ミスユニバースで、インド映画の人気女優スシュミター・セーンさんが、映画の撮影中、セットに現れたヘビにヒンディー語の呪文を唱え退散させる「特技」を披露した、と報じました。映画セットのダンス場でとぐろを巻いて威嚇するヘビを見てスタッフがたじろぐ中、セーンさんは「そっとしておいてあげて」と一言。ヘビに近寄ってひざまずき、眼を閉じてヒンドゥー教の祈りのことばを唱えたのです。すると、ヘビはその場所で何時間もじっと動かず、その後おとなしく去っていったそう。「ヘビは縁起の良いもの、きっと映画もヒットするわ。ヘビの神さまを驚かせないようにしただけ。少しも怖くなかったわ。」とセーンさん。セーンさんは近く撮影が開始されるハリウッド映画で、米俳優のリチャード・ギアと共演すると報じられています。その映画もヒット間違いなし？ ▲Page Top オーストラリアのシドニー大学の研究者が犬にも人間の利き腕と同じように、利き足があるのかを調査したところ、前足について「右利き」「左利き」の犬がそれぞれ15％、残りはいずれでもない、との結果が出たそう。これは盲導犬や警察犬など、人のために働く犬の「利き足」と、犬が持つ仕事への適性との関連性の研究で判明したもの。調査は、270匹を対象に、それぞれ100回ずつの実験を3年間続けた結果だそう。また、犬の種類が違っても、結果に差は出なかったそうです。調査を手掛けたシドニー大学の動物行動学の教授によると、「大抵の場合、犬は人の左側で仕事をするように訓練を受けるため、その犬が右利き、左利きどっちなのかで訓練が成功するかどうかに差が出る可能性がある」とか。現在、盲導犬として訓練を受ける犬のうち約半数が不適格となる現実があります。この研究は犬の「利き足」と適性との関連性を解明し、不合格率を下げることを目指しています。ちなみに今回の調査は犬の前足のみを対象にしたもので、後ろ足の調査はなされていないそうです。 ▲Page Top カンボジアのフン・セン首相は「貧困から脱するまでは美人コンテスト禁止」という政策を発表しました。首相は美人コンテストを「役に立たない、無駄遣い。コンテストを開く費用で田んぼに水を引く運河を作る方がよほど有益だ」と強調しました。過去にカンボジアでは、1993年と95年に美人コンテストが開かれたことがあります。しかし、仏教的文化に反し、資金の無駄遣いと批判され、その後実施されませんでした。先月久しぶりに美人コンテストが計画され、水着審査を行わないなど条件付きで政府は許可しましたが、その後すぐ取り消したのです。フン・セン首相は、「貧困率が15％を下回り、1人当たりの国民総所得が1500ドルを超えるまでは許可しない」「カンボジアをPRしたいなら、世界遺産のアンコール遺跡群など、他にいくらでもある」と話しています。内戦から復興途上中のカンボジアは、現在1人当たりの国民総所得が450ドルで、1日0.45ドル以下で生活している人が人口の35％を占めているといわれています。 ▲Page Top

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