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一緒に仕事をしたいとは思わないけど、“絶対に引かない”っていう松田優作の生き方は凄いと思う。―太田光さん
――チャップリン、黒澤監督に続き、「俺を呼ばずに誰を呼ぶ!」とおっしゃった松田優作特集でした。
はい。今日も楽しかったですね。昔の映像を見ると、やっぱり、その当時のこととかが蘇ってきて感動しましたね。

―― 一番、印象的だった映像はなんですか?
やっぱり、「大都会PARTII」ですね。チラッとでしたが、懐かしかったですね。あの作品は、「太陽にほえろ!」とかに比べたら、あまり視聴率的によくなかったので、紹介される機会が少ないんですよね。でも、あれが、その後の「西部警察」になっていく大本なんですけどね。

――それにしても、「蘇える金狼」の長いセリフを言い当てられたのは、お見事でした。
ええ、あれはさんざん練習して、憶えたんですから。その後も、テレビで放送があるたびに見ていますから、まあ、あのくらいは憶えていますよ(笑)。

――今日の特集をご覧になって、改めて思われたことはありますか?
学生時代や文学座の頃のことはあまり知らないんですけど、相当、自分が絶対に天下取ってやるっていう強い思いがあって。我々、ファンとしても、優作の仕事に納得いっていないところがあるんですよね。本当は、もっとデッカイ仕事をやっているはずなんで、もし、自分が優作だったら、そういうジレンマは凄かっただろうなって思いました。

――ご自身がそこまで松田優作にひかれる理由はどこにあると思われますか?
あんなに無茶な人はいないっていうね。現場でも、トラブルが多かったんですよ、彼は。ちょっとでも気に入らないことがあると怒って、撮影を止めちゃったりとかね。普通は、それは引くよなっていう。僕だって、一緒に仕事をしたいとは思わないけど、絶対に引かないっていう生き方は凄いと思う。それでダメになるヤツもいっぱいいると思う。業界から干されちゃったりとかね。常にその危険と隣り合わせにいながらも、絶対に引かないっていう、その生き方が、マネできないし、かっこいいと思いますね。それと、“自分の俳優としての才能”と優作が思っていたものと、僕らファンが求めていたものは、もしかしたら、違っていたかもしれないんですよね。途中、文芸路線に行った彼を、少なくても僕は「そっちには行かないでくれ」という気持ちで見ていましたから。あれは、俳優として「こんなこともできる」という彼の思いだったんでしょうけどね。

――そんな太田さんから、松田作品を見たことがないという人におすすめの作品といえば?
慎吾ちゃんも「探偵物語」を見ていないと言っていましたが、笑える要素も多いし「探偵物語」はいいですよ。

――では、最後に。爆笑問題のおふたりがMCを担当される「コドモのギモン!」(8月21日19:00〜)の見どころをお願いします。
子供が感じた動物に関する素朴な疑問を検証していくっていう番組なんですが――例えば、シマウマの毛を剃ったら、地肌はどうなっているのかとか。その結果に、意外なことが多くて、驚かされました。大人が見ても面白いと思いますので、ぜひ。

(太田光さん)

「コドモのギモン!動物スペシャル」
8月21日(月)夜7時から


爆笑問題
2006 上半期 漫才
「爆笑問題のツーショット」
発売中
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