トップ
トップニュース
トクベツキカク
セカイノニュース
スマムービー
スマメール
スマデータ
ゲストトーク
シンゴ5
オオシタアナ
ヘンシュウコウキ
スマギャラリー
バックナンバー

スマデータ投票
モバイルサイト
メールマガジン
ケイジバン
番組へのご意見
最新号のTOP

スマムービー
BackNumber
日本映画のリメイクあり、香港の超大作あり、人気アニメありと、今月もバラエティ豊かなラインナップとなった「月イチゴロー」。イナガキさんのお気に入りは、意外な(?)1作でしたが…。GWの映画鑑賞のご参考にもどうぞ!
イナガキベスト5
コーヒー&シガレッツ
「ジム・ジャームッシュは大好きです。11本の短編を集めたオムニバス作品ということで、何かストーリーがあるわけじゃないけど、どれもリアリティーがあって面白い。ケイト・ブランシェットはまさにカメレオンですね。やっぱり凄い。音楽も最高。」
【作品DATA】
2003年(アメリカ映画)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト、ジョイ・リーほか
●シネセゾン渋谷ほかにて、ロードショー
インファナル・アフェアIII
「「I」「II」「III」を合わせればダントツ1位。「III」だけ見てもわかるようには作っているけど、やっぱり「I」を見ておかないと…。男が憧れる世界ですね。トニー・レオンはカッコイイ。木村くんは会ったことがあるんだよね。羨ましい。」
【作品DATA】
2003年(香港映画)
監督:アンドリュー・ラウほか
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、ケリー・チャンほか
●渋谷東急ほかにて、ロードショー
阿修羅城の瞳
「「劇団☆新感線」の舞台は大好きです。染五郎くんの、普段隠している熱い部分が出ていると思う。宮沢りえちゃんもキレイ。でも、映像化するんだったら、全く違うものにしてもよかったのでは?ラブストーリーとしてもいまひとつ。」
【作品DATA】
2005年(日本映画)
監督:滝田洋二郎
出演:市川染五郎、宮沢りえ、小日向文世、内藤剛志、渡部篤郎ほか
●丸の内ピカデリー2ほかにて、ロードショー
Shall we Dance?
「比べられちゃうというのは厳しいですね。リチャード・ギアが配役されていること自体、日本版とは根底から違ってると思う。カッコ良過ぎ。でも、ジェニファー・ロペスの声、大好きです。歌声のような高音がたまにセリフの中で聴けるのが嬉しい。」
【作品DATA】
2004年(アメリカ映画)
監督:ピーター・チェルソム
出演:リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス、スーザン・サランドンほか
●日劇1ほかにて、ロードショー
クレヨンしんちゃん 伝説のブリブリ 3分ポッキリ大進撃
「何でラインナップに入っているんでしょう? 僕じゃなくても語れる人は一杯いると思う。むしろ、僕じゃないほうがいいのでは? 90分間、口を開けて見ていました。大人をバカにしてませんか?小憎らしい。」
【作品DATA】
2005年(日本映画)
原作:臼井儀人
監督・脚本:ムトウユージ
声の出演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、坂井真紀、波田陽区ほか
●日劇2ほかにて、ロードショー


インタビュー イナガキゴロー
――大好きなジム・ジャームッシュ作品ということで「コーヒー&シガレッツ」はダントツ1位、という感じですか?
そうですねぇ。もうそれは、生理的に好きとか嫌いとかいう問題で、味覚とかと一緒ですからね。映画として分析してどうのこうの、という難しい問題ではなく、単純なことですね。味覚で好きか嫌いか、という。そういった意味では、好きな映画なんで、よかったな、というのと同時に、今回のラインナップはかなり散ってたな、という感じでしたね(笑)。もう、2位以下はどれも一緒かな? だから、しゃべり辛いよ。5位、4位、3位あたりまでは特にね。どれも1位にしたいな、っていうようなラインナップだといいんだけどね(笑)。そうすれば、もっと評価しやすいし、しゃべりやすいんですけど…。

――好きじゃないと話せない、というのは真実ですよね。
そりゃそうでしょう(笑)。誰だってそうだと思います。思い入れの部分も大きいし。ジャームッシュなんてまさにそう。やっぱり、結構若いころとか幼いころに影響を受けたものっていうのは偉大ですよ。子どものころに受けた影響って、大きいんだよね。人間はいろんなものを学習していくんだけど、10代のころまでに得たイメージ、感覚っていうのは、絶対引きずるよね。特にこのコーナーをやってると、それを感じます。

――ジャームッシュと対談した、というお話のとき、芸能界にいると夢が叶う、とおっしゃってましたが…。
そう。あれは嬉しかったですね。

――そういうときは、SMAPの稲垣吾郎でいられるんですか、それとも一個人になってしまうんですか?
う〜ん…まあ、外の顔っていうのはあるんで、まったく一個人にはならないですよね。そこにはカメラだったり、録音機器があったりもするわけですしね。だから、気持ちの中ではそんなに変わらなかったですね。いつもだって、自分のパーソナルな部分を出さなきゃいけない部分もあるわけですしね。どんな仕事でも、自分の本質的な部分を出すことも必要ですからね。だからそういう部分も出るし、自分の立場を考えながら現実を受け止める、という部分も出る、ということですよね。このコーナーも当然そうですからね。

――この「月イチゴロー」は、映画と対峙したときしか見れない、吾郎さんの姿が存在すると思うのですが…。
そうですかね。あまり、自分ではわかんないけど、きっとそれは、長くコーナーを続けるようになって、ひとつ定まってきた部分なのかもしれない。

――とはいえ、「クレヨンしんちゃん」は…。
話しづらいよね。否定しちゃいけない領域だし、もちろん僕自身も悪いとは思わないけど、それを敢えて僕が語る、というのはどうなのかな? 難しいよね(笑)。

――「インファナル・アフェア。」も評価は高かったようですが…。
ただ、ちょっと難解すぎたかな? それがレベルが高く、頭がいいように感じるんだけど…。サラッとは見れないよね。覚えておかなきゃいけない部分というか、頭の中のメモ帳をフル活用しないといけない部分が多くて、やっかいな感じがした。「氈vと「」を見て、すぐこの「。」を見ないとわからないと思う。

――一般的には「Shall we Dance?」も注目作だと思うのですが、4位でしたね。
別に3位以上でもいいんですよ(笑)。楽しめると思うけど、そのくらいのもの…かな(笑)。
Copyright(C)2005
tv-asahi
All Rights Reserved.