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Smaクリニック 1プンドック 2ndステージ
日本の患者人口、200万人以上というC型肝炎。これを引き起こすのが、「沈黙の殺人者」と呼ばれるC型肝炎ウイルス。ただ、このウイルスに感染しても、風邪と同じような初期症状が僅かに出るだけなので、ほとんど気がつかないといいます。一体どんな病気なのでしょう。早速、チェックしてみましょう。
Check 1 ちょっと後ろめたいが、献血をした事がない。
Check 2 職場についても、すぐに仕事にとりかかれない。
Check 3 年齢は40歳以上だ。
Check 4 昔から、風邪をひくとすぐに注射を打って治すほうだ。
Check 5 行きつけの歯科医は、相当チャランポランだ。
Check 6 ピアスを開けたことがある。
Check 7 タトゥーを入れたことがある。
Check 8 20年以上前に、手術を受けたことがある。
Check 9 近頃、ちょっと飲んだだけで酔っ払ってしまう。
Check 10 最近、地元の友人・知人が肝臓を壊して、死んでしまった!
以上のうち、C型肝炎のデンジャラス・ファクターは…03.、04.、08.。この3つにチェックがついた人は、危険な状態にあるかもしれません。どこが危険なのか、見てみると…。
この3つの項目から導き出されるキーワードは…血液。C型肝炎は、ウイルスに感染した人の血液や体液が、体に入ることによって新たに感染します。C型肝炎ウイルスの診断が可能になったのは1989年。それ以前は、輸血用の血液の中にウイルスがいても、気づかずにそのまま患者に使用されていました。それゆえ89年より前、特に20年以上昔に事故や病気で輸血を受けている人は、少なからず感染の可能性があるといわれています。そして、日本にC型肝炎を爆発的に広めた最大の原因と言われているのが…注射器の使い回し!!
70年代半ば頃に、使い捨てのプラスチック製注射器が現れる以前は、ガラス製の物を洗浄して再利用していました。当時、既に厚生省は注射針の使い回しを禁止してはいますが、静脈注射の場合、血液が微量ながら注射筒の中に逆流するので、針だけを交換してもダメ。
それゆえ、今から30年以上前には、ウイルス感染者に打った注射器を多くの人に使っていく事で、病院が媒介となり新たな感染者を増やしていったという経緯があるといわれています。昔からよく注射を利用している現在40歳以上の方で、地元では周りに肝臓病患者が続出している…そんな人は注意が必要です。このほか、感染源として指摘されているのは、不衛生なピアッサーやタトゥーの針。また歯の治療は、処置中に血液が流れるケースが多いにもかかわらず、衛生管理が万全でない一部の歯科があるので問題視されています。

※C型肝炎は、血液を調べれば簡単に発見することが出来る病気。長年、健康診断、あるいは献血をしたことがないような人は、是非一度、病院で血液検査を受けることをオススメします。
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