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基本的に発症原因が不明で、20代〜40代の女性に多いという「バセドウ病」。男性が発症した場合、重症になるリスクが高いそう。あてはまるものにチェックしましょう。
近頃バカ食いしてるのに、なぜか太らない。
暑いのが苦手!クーラーなしで夏は乗り切れない。
なぜかイライラして、物事に集中できない!
最近、首まわりが太くなってきた。
緊張してるわけじゃないのに、手や指が震える。
気がつくと、汗だくになっている。
目の疲れか? ものが二重に見える。
最近どうも、抜け毛が気になる。
心臓がドキドキして、眠れない夜も多い。
近頃、目つきが鋭いと人から言われる。
0〜3個:とりあえず安心です。
4〜7個:症状によって医師の相談を受けた方がよいでしょう。
8〜10個:バセドウ病を発症している可能性があるので、一度、内科、甲状腺専門医を検査を受けたほうがいいでしょう。
バセドウ病とは、のど仏の少し下にある甲状腺が腫れ上がり、甲状腺ホルモンが必要以上に分泌される病気のこと。新陳代謝の促進を促す甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるため、カラダが常に「駆け足をしているような状態」になり、(1)いつも脈が速く、動悸を感じる、(2)やたらと汗をかく、(3)イライラして落ち着かない、(4)手や指が震える、(5)食べても太らないなどの症状を感じるそう。また、これらとは別に、バセドウ病の患者さんによく現れる特徴的な症状が「ビックリ目」です。眼球の奥の筋肉や脂肪が肥大して、眼球が突出してくるので、驚いたような表情になってしまうのです。現在、日本のバセドウ病の発症者は約3800人と多くはありませんが、治療を受けていない患者を含むと、発症者は10万人を超えるともいわれています。特に、20〜40代の女性に起こりやすく、その頻度は男性の4〜5倍。ただし、男性が発症すると、症状が重症化する事が多く、手足が麻痺して立ち上がることが出来なくなるケースもあるそうです。根本的な発症原因が不明なため、明確な予防法や対策がないのも現状ですが、発症しても適切な治療を受ければ、ほとんどの場合完治できるといいます。早期発見・早期治療が何よりも大切なのです。
バセドウ病を含む甲状腺疾患は、その多様な症状により、ほかの病気に間違えられることも多いとか。例えば、「自律神経失調症」「更年期障害」「うつ病」「心臓病」「高血圧症」「糖尿病」、ときには「ガン」と疑われることもあるそうです。そんな誤診を避けるためにも、自己チェック表でチェックが多かった人は、早めに内科や甲状腺専門医で検査することをおすすめします。甲状腺の病気と診断を受けても、適切な治療を行えば、健康な人と同じように生活することが可能だといいます。
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰分泌する“甲状腺機能亢進症”と呼ばれる甲状腺の病気の代表的なもの。反対に、甲状腺ホルモンの分泌が不足してしまう“甲状腺機能低下症”の代表的な病気が、橋本病です。主な症状も、「寒い」「低体温」「食欲低下」などバセドウ病とは反対のものが多いそうです。また、自覚症状がほとんどないまま、気づいたら、甲状腺内に腫瘤ができているという結節性甲状腺腫という病気も。若い女性は、特に気をつけて!
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