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ケイジバン
番組へのご意見
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――本番中に「スタジオが寒い」とおっしゃってましたが、大丈夫でしたか?
今日は下駄で薄着でしたからねぇ。僕って、こういう番組に出ることがあんまりないじゃないですか。だから今日まで“どういう格好をして行こうかなぁ…。カッチリにするか、ラフにするか”なんて悩んでたんです。でも“中途半端なのはちょっとな”と思って、普段着で出ることに決めたんですよ。

――じゃあ、普段から下駄は履かれてるんですか?
いつも下駄に“つなぎ”ですよ。ラクなんですよね。特に、いまは「新選組!」をやってるじゃないですか。現場に靴を履いて行くと、まず靴下を脱いで、衣装の…例えば草鞋(わらじ)をもらうまで、ずっと靴でいなきゃいけないんですよ。それって不恰好でしょ。でも下駄だと、そのまま足袋を履いて、また自分の下駄を履けばいいですからね。ラクな上に効率的なんですよ。だったら、サンダルにしろよ! って感じなんですけど(笑)。

――でも、下駄って男前な感じでいいですよ。
本当ですか? さっき下駄で出てったら、香取くんが「マジっすか!? それで出るんですか!?」って(笑)。それで内心、“やっぱヤバいのかなぁ”って思ってたんですよ。

――話は変わりますが、裏Smaの時に描いてた「ドラゴンボール」のベジータの絵、凄くお上手でしたね。
マジックじゃなきゃ、もっと上手く描けるんですけどね。もともと絵自体が好きなんですけど、特に「ドラゴンボール」に関しては中学の頃からずーっと描いてたんで、キャラクターはひと通り描けますよ! しかも描くのが早いんですよ。今日も、もうひとりくらい描けるかなって思ったんですけど、ちょっと時間が足りませんでしたね。

――「ドラゴンボール」の魅力はどんなところに?
ストーリーも読むたびにドキドキするんですよね。それに「北斗の拳」とか、いろんな漫画があるけど、僕は「ドラゴンボール」ほど主人公がカリスマ性を持ってる作品はないと思うんですよ。普通の漫画やアニメって、主役は主役でちゃんと君臨してるんだけど、違う人が人気出たりするじゃないですか。でも「ドラゴンボール」は絶対に悟空でしょ。「悟空と結婚したい」って言ってる女の子とかいたくらい。そういう点でも貴重だと思うんですよね。それに、連載はずっと前に終わっちゃってるのに、その後また人気が出てきたりして…。ニューヨークでも凄いですよ。僕、よくニューヨークへ行くんですけど、キャラクターの絵を描くと、一発で向こうの人もわかってくれますもん。

――鳥山明さんの絵の魅力もやっぱり大きいですか?
断然“絵”でしょうね。普通の漫画ってスクリーントーンを使ったりするじゃないですか。でも、「ドラゴンボール」はほとんど手描きなんです。灰色のところは横線、とかね。それが僕はとっても魅力だと思いましたね。だから、僕も真似して描きやすかったっていうのがあるんです。

――山本さんのお話を聞いてると、本当に好きでたまらない、というのが伝わってきますね。
ほんと好きですよ。酔っ払うと、いまだに“かめはめ波”の練習とかしてますもん。ホントに出るんじゃねぇかって思ったりして(笑)。もちろんフィギアも集めてますし、携帯の待ち受け画面も「ドラゴンボール」ですから。自分でもアホだって思うくらい、とにかくマニアなんですよ(笑)。

――それでは最後に、山本さんから見て香取編集長がどんな方かお伺いしたいのですが…。
頭が良くて、人に優しいから、逆に人にあんまり干渉しない人かな。だからこそ、僕は香取くんといてラクだし、精神的に深く付き合えるんですよね。ただ、香取くんとは10カ月くらい一緒にいて、深い話とかもするんですけど、テレビとか仕事の場では見せない面を隠し持ってたりするんです。そういう部分を僕ももっと知りたいし、他の人にも見せてくれたらなって思ったり…。そういう全てをひっくるめて付き合うってのが、僕の人付き合いのスタンスだったりするから。僕らの世界って特殊だから、難しい部分もあるんでしょうけどね。
(山本耕史さん・談)
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