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名前:Michael Joseph Jackson/マイケル・ジョセフ・ジャクソン
誕生日:1958年8月29日
出身地:インディアナ州ゲーリー
現住所:カリフォルニア州ロスオリボス、ネバーランドヴァレイ農園
身長:179センチ
足のサイズ:9 1/2
あだ名:Jacko 
※Jacko【名詞・形容詞】マイケルが12歳の少年への性的虐待容疑で逮捕されると、各紙面を踊った言葉“Jacko”。普通の辞書には載っていないこの言葉はマイケルの名字をもじったもので、発音は「ジャコー」、または「ジャコゥ」。「Jackson」と「Wacko(変なやつ)」の語呂合わせで、当初はマイケルの変人振りを表わす言葉だったが、引いては一般にいう変人、特に幼児虐待者を指す言葉になった(ウェブサイト上のスラング辞書『Urban Dictionary』による)。
サンタバーバラ郡の検事。1度狙った獲物は決して逃がさないことから「狂犬」と呼ばれる。1993年の虐待疑惑を立件できず、スネッドン検事はマイケルに煮え湯を飲まされている。しかし、その際捜査員に撮影させたマイケルの性器の写真と、被害少年の説明が一致したと、「バニティー・フェア」誌に漏らすなどただでは済まさないねちっこい男としても知られる。一方、マイケルも負けじと95年アルバム収録曲「D・S・」の中で「トム・スネッドンは冷たい男」と歌ってやり返したことはつとに有名。今回の逮捕は、検事自身の引退が近づいており、(本人は否定しているものの)引退間際に勝負をかけた第2ラウンドだ。注目の次回公判は2月13日の予定。
犯罪報道専門のNYのケーブルチャンネル「コートTV」の名物記者。1993年の疑惑をスクープ、今回も家宅捜索、逮捕状を最初に報じた。妻殺害容疑で逮捕されたO・J・シンプソン氏に対する警察の聴取テープも最初に入手したり、マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺犯にインタビューするなど、数々の犯罪調査報道でならした。1994年、電話がマイケルの弁護士に雇われた調査員に盗聴されたうえ、家や車は何者かに破壊された。ダイヤモンド記者はテレビに出演し、今回も攻撃のターゲットにされていると話し、「自分への不利な発言や、批判的な報道をする記者を攻撃するのが彼のやり方よ」とかみ付いている。
1974年、わすか6歳の時プレスリーに会いに行ったマイケルと対面したリサマリー・プレスリー。20年後の1994年、ふたりはドミニカで挙式するも、たった2年で破局。その後も友人関係が続いたが、マイケルがプレスリーの整形に関する話を公にしたことで激怒し、現在ではプレスリーの版権をマイケルが所持している事すら不満に思っている。また、子供ふたりを出産した元妻デビー・ロウは、「子供たちはマイケルの精子ではなく、精子バンクから提供された誰のものか全く分からない精子」と話し、人工授精を行った医師もその事実を認めた。マイケルとは1999年に離婚。現在親権はマイケルにあるが、ロウさんは現在、子供の親権を取り戻す訴えを裁判所に起こしている。
今後の公判で最大の勝負所は12人の陪審員選びだ。黒人の人口比率が2%のサンタマリアで、裁判が公正に行われるかどうかを危惧する意見が強い。白人陪審員が多数を占めれば、黒人層の不満が爆発する恐れも。これまでにも前妻と知人殺害の罪に問われた元プロフットボール選手O・J・シンプソンは、DNA鑑定でクロと判定されながら、人種問題を絡め黒人が多数を占めた陪審員の支持で無罪評決を得た。マイケル被告自身も一昨年「レコード業界は黒人アーティストに対して人種差別している」と所属するソニー・ミュージックを批判。アルバムの売れ行き低迷のはけ口として人種問題を持ち出した前例があるだけに人種問題への発展が気になるところだ。
「スリラー」のヒットと同時期に交際していたのがブルック・シールズ。「スリラー」でのグラミー賞8部門受賞の授賞式やギネスブック登録式典など、マイケルが金字塔を打ち立てる現場には必ず彼女を伴っていた。このころマイケルはブルック・シールズと結婚し、1985年ごろから自邸に招いては一緒に、枕ぶつけをしたり、抱き合ったりと親交を深めていたエマニエル坊やを養子に家庭を作ることを考えていたという。しかし、現在ブルックシールズは元恋人の“事件“については、沈黙を守っている。また、マイケルと仲がいいことで知られるマコーレ・カルキンも沈黙を守っている。親友になったきっかけは二人とも映画が始まってから10分以上たってからしか劇場に入れないという悩みを共有していたことだという。二人は連れ立って映画「チャイルドプレイ」見に行き親友に。ちなみにマコーレ・カルキンは子供たちの名付け親にもなっている。
マイケルを弁護する「セレブ御用達」弁護士。クリントン前大統領の「ホワイトウォーター疑惑」で、大統領夫妻の元共同事業者を弁護、被告に有利な判決を勝ち取った後、女優ウィノナ・ライダーのビバリーヒルズ万引き事件、俳優ロバート・ダウニー・ジュニアの薬物事件など、有名人の弁護を次々と手がけ、「セレブ御用達の弁護士」として知られている。グラゴス氏は、性的虐待を受けたという少年の訴えは「金目当てのもの」と断言。起訴後の会見でも「マイケルは絶対に潔白」と無罪獲得に自信を見せている。検察側も、1993年には同様の事件が示談に持ち込まれ、被害者の証言を得られず立件できなかったが、今回は州法改正で証言がなくても立件できる態勢が整えられており、雪辱を期している。
マイケルの兄ジャーメイン・ジャクソンがメディアへ向けて発言。「1000%無罪だ」とまくし立て差別を連想させる言葉で怒りをぶちまけた。「全くうんざりだ。僕たちは徹底的に闘う。この家族を理解している世界中の人々が、僕たちを支援してくれるだろう。社会的なリンチにすぎないのだから。手錠をかけられている彼を見たかったんだろう!よかったじゃないか!でも、こんなことは長くは続かない」。一方、前回の疑惑が持ち上がった1993年当時には「虐待は真実」と爆弾発言した姉・ラトーヤも、現在はマイケル側についている。母キャサリンさんも独誌のオンライン版で「人種差別。マイケルはワナにはめられたに違いないわ」とコメントしている。
「彼の容疑は全く事実無根であり、無実は立証されるはず。法律は“有罪が確定するまでは無罪”と規定しているはず。私は、メディアが全面的に謝罪することを望んでいる」と述べたのはエリザベス・テーラー。一方、ホイットニー・ヒューストンの従姉妹であり5度のグラミー賞受賞経験を持つワーウィックは、シンガポールでコメント。「彼が幼い頃からスターになるまで見続けてきた。彼に対する言いがかりを信じる気にもならないし、裁判も全くもって不公平だわ」と話した。また、12月20日ネバーランドで1500人規模の支援パーティーが催され、ライオネル・リッチー、MCハマー、ニック&アーロン・カーター、セリーナ・ウィリアムズ、ダリル・ストロベリー、クリス・タッカーらが参加。
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