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'93年、13歳の少年にネバーランドで性的虐待をしたという話が明るみになり、裁判沙汰になったマイケル・ジャクソン。その後も、数々の少年に対する性的虐待、アルコールを飲ませたなどの容疑が浮上してきましたが、本人は無実を訴え続けてきました。そんな中、'03年にはドイツのホテル4階バルコニーから実子をぶら下げたりするなど奇行を展開。遂に11月に児童性的虐待容疑で逮捕に追い込まれました。'04年1月16日の罪状認否でも無罪を主張したマイケルですが…。現在、彼が抱える容疑は全部で7つ。すべてが有罪だと懲役62年になるとか! そんなマイケルの最近のニュースを一挙お届けします。
1月16日の罪状認否で、21分遅刻したマイケル・ジャクソン。そのマイケルが閉廷の2分前に、トイレへ行ったまま裁判所を出てしまったことも明るみに出ました。さらに彼のあとを追って、マイケルの母キャサリンや妹のジャネット・ジャクソン、取材記者らも退席。不測の事態に裁判官は激怒し、マイケルの弁護士に対して「トイレに行く必要があったことは理解しましょう。でも、それは私も同じこと。審理が中断していることが分かりますか」と語気を荒めたそう。閉廷後、マイケルは裁判所前で車の屋根に上って派手なパフォーマンスを展開。この件に関しても、裁判所は怒っています。マスコミの間では保釈取り消しの可能性も囁かれ…。こんなことで2月13日の審理はどうなる、マイケル!?
マイケルの元妻デビー・ロウさんが、マイケルとの間にもうけた2 人の子供はマイケルの子供ではないと証言!? この2人の子供とは、'97年2月に長男プリンス・マイケル・ジャクソンくんと、'98年4月に長女パリス・マイケル・ジャクソンちゃん。昨年2月にマイケルは自ら制作したビデオの中で、子供たちは「セックスしてできた子供」と言い、ロウさんも同様に証言していました。ところがここに来て、ロウさんは2人ともマイケルの精子ではなく、精子バンクから提供された精子によって人工授精してできた子供で、精子は誰のものか分からないと証言しているといいます。人工授精を行った医師も、その事実を認めているとか。離婚後、2人の子供の親権はマイケルが所持していますが、ロウさんは親権を取り戻す訴えを裁判所に起こしています。
アメリカのグローブ誌は、マイケルに秘密の恋人ジョアンナ・トーマエさんがいると報じています。彼女はフランス人モデルで、マイケルのコンサートで知り合ったそう。ネバーランド牧場に9カ月間出入りしていましたが、数週間前にマイケルの警備チームに追い出されたといいます。トーマエさんが友人たちに漏らした話によると、「マイケルのベッド・パートナーだったが、セックスをしたことはない」。マイケルは彼女のことを「恋人」として友人たちに紹介していましたが、深い関係には至ってなかったといいます。なんでも2人はベッドに横になって話をしたり、キスをして抱き合ったりしたものの、シリアスな雰囲気になるとマイケルがクスクス笑って引いてしまったそうで…。また、彼女はマイケルの子供たちに対する性的虐待はないと主張。マイケルの関係者は、トーマエさんの存在を、マイケルを裁判で「普通の男」として印象づけるための証拠になると見ています。
マイケルに性的虐待を受けたと訴えた少年の母親が、ネバーランドを訪れた際に脅迫を受けていたことが、少年の家族の友人による記者会見で明らかになりました。母親が脅迫を受けたのは、警察の捜査が入る前。証言をした友人自身も、数回にわたって見知らぬ数人の男から「口を閉ざさなければ殺害する」という旨の脅迫電話を受けたと語っています。男たちは彼のプライベートな情報まで掴んでいたそうで、証言者は深刻に事を受け止めています。そんな中、件の少年の体調が悪化。現在、小児がんの治療を続けていますが、腫瘍を除去する手術で腎臓と脾臓、副腎を失い、法廷で証言する状態ではないといいます。また少年を診断した精神科医は、虐待の痕跡の有無を当局に通知。弁護士のウィリアム・ディッカーマンは「検察がはっきりとした証拠もなく、有名人と法廷で争うだろうか?」と話し、もし虐待の痕跡がなかったとしても、精神科医から何らかの証拠を掴んでいるとにらんでいます。しかしジャクソンの弁護士マーク・ゲラゴスとサンタバーバラ検察のトム・スネドンは、法定外での発言を制限されていて、彼らからの詳報は得られていない状態。
マイケルが日本でも'98年、日本人の少年相手に酒を飲ませるといった行為をしていたという疑惑が浮上。この疑惑を証言したのは、マイケルの元ビジネス顧問ミョン・ホン・リー氏です。当時、横浜に東京ドーム2個分のテーマパーク「ワンダー・ワールド・オブ・トイズ」(予算200億円!)を展開するため、マイケルは来日。準備会社「マイケル・ジャクソン・ジャパン」の発表会見で同席していた商談相手の息子を遊園地に連れていき、こっそり酒を飲ませたといいます。飲ませた酒はコーラやソーダ缶に白ワインを混入した「ジーザス・ジュース(イエスのジュース)」と、赤ワインを混入した「ジーザス・ブラッド(イエスの血)」。いずれも、マイケルが名付けたものだとか。これらの酒を飲んだ少年が間もなく体調不良を訴え、少年の父親も気分を害してテーマパークの話は白紙になってしまったといいます。同行していた警備員も「少年は酒に酔っているようだった」と、米誌「バニティ・フェア」で証言しています。
マイケル自身も度々語っているように、世界各地で子どもたちのための慈善活動を行っているのも事実。その規模も、まさにスーパースターならではで…
1992年にはデンジャラスツアーに出る時に、「ヒール・ザ・ワールド基金」の設立を発表。世界中の不幸な子ども達の為に尽くすことをライフワークにすると決心しました。1992年11月、ボスニアの子どもたちにおもちゃや文具が詰まったギフトボックス3万個がクリスマスプレゼントとして届けられたほか、小児病院や子どもたちを支援する団体にも総額11万ドルに及ぶ寄付を行っています。ほか、1993年にはロスでの薬物濫用から若者を救う運動に着手。モスクワ、アルゼンチン、グルジアには医療物資として、救急車やワクチンを供給するなどの活動も。そうした活動が評価され、昨年10月にはノーベル平和賞の受賞者候補にマイケルの名前が挙がりました。
1987年に初来日したマイケル。ここ日本でも数多くの彼のアルバムがミリオンヒットを記録しています。その一方で、マイケルと日本には意外な関係もあり…。
1988年7月24日、突然来日したマイケル。東京・水道橋駅近くの後楽園大飯店で世界空手道選手権(WKF)士道館が10月に行なう「キック・ボクシング・チャンピオン・カーニバル・オールスター戦」の発表が行なわれ、その記者会見の特別ゲストとして呼ばれたのです。会見の席でで士道館の朝堂院大覚総裁は、マイケル・ジャクソンをWFKの名誉総裁にして、名誉5段を贈るという驚きの発表をしたのです。また、岐阜市の紳士服メーカー「ワキタ」は30日、米人気歌手マイケル・ジャクソンの「MJブランド」の紳士服を、来春、全国の紳士服専門店で売り出すことを明らかにしています。初年度の売り上げ目標は15億円ということですが…。
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