STORY ストーリー

 京都市内で起きた爆弾騒ぎを見事に収束させた様子がネットで拡散された上、新聞に京都府警本部長・高倉紀一郎(大杉漣)のインタビューが掲載され、宅間善人(草彅剛)の能力が話題に。京都府内の各所轄署から未解決事件捜査の依頼が殺到する。
 一方で高倉は、宅間を復職させるために急造した『特別捜査係』を解体することを示唆。姉小路千波(南果歩)に警察学校教官のポストを打診するなど、謎めいた行動に出ていた。
 そんな中、嵐山市の非公認キャラ・ニシンバァ~が誘拐され、特別捜査係に捜査の依頼が入る。はじめは「着ぐるみが盗まれただけの盗難事件」と高を括る姉小路たちだったが、宅間が語った話から誘拐の可能性を視野に入れ、捜査を開始する。
 その矢先、姉小路の自宅にニシンバァ~の着ぐるみの指が送られてくる! 送り主は『ハウプトマン』というクラウドファンディングのサイト。クラウドファンディングとは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた言葉で、インターネット上で資金提供を呼びかけ、賛同した人に財源の提供や協力を募るというもので、今回の場合、賛同者には“フラッシュモブ”が行なわれる時間と場所が通知される、という趣旨のものだったが、そこに姉小路の義母・小枝(江波杏子)が誤って12万円もの大金を出資してしまっていたのだ!
 『ハウプトマン』のサイトを見た宅間は、それがイベント出資募集ではなく犯罪への出資の募集だと指摘。ほかにも“Dillinger(デリンジャー)”“Ponzi(ポンジ)”“Young(ヤング)”といった実在する海外の凶悪犯罪者の名を冠した同様のサイトが存在することから、資金が目標額に達した際は、その犯罪者に倣った犯罪が起こるのではないかと推測する。そしてこれは『クラウドファンディング』ではなく、『クライム(犯罪)ファンディング』であると、宅間は命名するのだった。
 アメリカには、ブルーノ・リチャード・ハウプトマンという誘拐犯が実在し、今回のニシンバァ~誘拐事件とファンディングサイトの出資募集が関連していたことを知った姉小路たちは、誘拐事件の再捜査を開始。ほどなくして嵐山市長宛てに身代金要求の電話があり、ニシンバァ~の誘拐が現実だったことがわかる。だが身代金の額が496万円と中途半端なことに疑問を感じた宅間は、身代金に細工を。すると、受け渡し現場で衝撃的な光景を目撃する!

 さらに、閉鎖要請したはずのクラウドファンディングサイトが復活していることがわかり、特別捜査係の中で、「この先も出資者を募った犯罪が続いていくのではないか」という懸念が広がり…?チームの解散、そして“大切な人の死”・・・宅間善人がシリーズ史上最悪の殺人計画に挑む!