スペシャル企画

ウエンツ瑛士、コメンテーターで新境地!

2017/08/10

映画やドラマ、バラエティなど幅広い分野で活躍しているウエンツ瑛士さん。筆者は主演映画「タイガ-マスク」(13年)の初日舞台挨拶で司会を務めさせて頂いたが、端正なルックスに加え、スタッフやキャストへの対応、気配りが素晴らしく、とても魅力的な人だった。
今や映画、ドラマ、バラエティ、舞台、CMと引っ張りだこで、映画「禅と骨」の公開も9月2日(土)に控えるウエンツさんに、先月27日に都内で話を聞いた。

ウエンツ瑛士 プロフィ-ル
1985年10月8日生まれ。東京都出身。4歳でモデルデビュ-し、9歳で舞台「美女と野獣」で役者デビュ-。その後「天才テレビくん」(NHK)をはじめ、数々の映画やテレビ、舞台で俳優として活動する一方、昨年解散した小池徹平とのデュオ「WaT」やバラエティ、情報番組などで多数のレギュラ-番組を抱え、幅広い分野で活躍中。

★バラエティの司会、コメンテーターで新境地

―幅広い分野で活躍されていますが、ご自分の中で主軸は?―

「有り難いのは、それぞれのジャンルに自分が尊敬してやまない人がいたりとか、自分にすごく期待してくれて、いつも温かく、時には厳しく見守ってくれている人がいるんですね。その方たちが共通して「人間・ウエンツ瑛士」というのをまず応援してくれていて、ひとつのジャンルだけでなく、他の仕事もまずやってみなさいと言って下さるので、それを思うと何かに軸を置くというのは難しいですね」

―どのジャンルにもすんなりと入っていけますか?―

「自分の場合はどこに行ってもそんなに変えてないんですね。スイッチの変化がない。割と“素”の部分でいっているので、いけるのかな…と」

-メイン司会とアポなしロケをされているバラエティ番組も9年目。司会者、リポ-タ-としてゲストを警戒させない関わり方、醸し出す温かい空気感が素晴らしいですね―

「有り難うございます。意識してないと言ったら嘘になりますが、素直に嬉しい。明らかに変わったのは、昔はゲストが引き立つなら、自分は何でもいい、失敗したほうが良ければそれでもと思っていたんですよ。でも、人によっては自分が失敗した時点で、気を遣っちゃう人もいたりとかして、何か目立ちたい人ばっかりじゃないんだなって。ゲストからすればMCが楽しんでいるくらいのほうが良いのかもと思うようになりました。ちょっと変化しつつ、バランスもとりながらということで、今はうまく回っているのかな」

―1年ほど休業した時期もあったようですが、その間はいかがでしたか?―

「中学3年生の時ですね。結果的に休んだみたいになっちゃったんですけど、その間は普通の学生生活を送ることが出来て、1年しかなかったかって感じです。自分の場合は小中ずっと友だちが一緒で、知っている奴らばかりだったから楽でした。『何でテレビに出なくなったんだよ』なんて言われることもなかったし。『仕事やってないんだ。じゃあ、遊びに行けるじゃん』とか、そんな感じでしたね」

―お友達や先輩、後輩の方たちもとても大事にされていますね―

「最近は後輩たちとも仲良くなる機会が増えたんですが、すごく気を遣ってくれていたんだって今さらながら思う。その気の遣い方が、自分たちが先輩にしてきた気の遣い方と違うから気づかないんですよ。今、自分の周りにいる後輩は、気を遣って連絡して来ないタイプが多い。『もっと連絡して!』と思いますけどね。(笑) 自分は夜中でも先輩から飲みに誘われると『ハイ!』って飛んで行ったし、気を遣って先輩たちに連絡してきた世代。当たり前のことですが、自分がやってきたこと、思ってきたことがすべてじゃないんだな…と改めて気づかされています。そういうことの繰り返しですね」

★心に残る優しいコメントを目指して

―自分が出演する番組はチェックしますか?―

「今は全く見ないです。自分はちょっと変わっていて、自分の評価と他人の評価が全然一致しないんですよね。違いすぎて、それが一番のイヤな理由。『あれダメだったなあ』ってメチャクチャ反省すると、『いや、あそこが良かったよ』なんて言われると『え-っ!?』ってなっちゃうじゃないですか。それが結構多いタイプなので、今はそのスタンスでやっています。また変わるかもしれないですけどね」

―今はすぐにネットで炎上だとか言われる時代ですが、ネット記事などは?-

「自分は好きではないので、SNSなどは一切やっていません。巻き込まれるのも得意じゃないし。でも、それをある程度コメントしなきゃいけない立場だったりとかもするので、何かそういう時に少し人と違う言葉が出て来たりとか、叩かれても良いですけど、みんなの心に残る優しい言葉を残せれば良いな…と思うことはあります。まあ、なかなか難しいですよね、今、本当に…」

年齢を重ね、何となく自分にはこういうことができるかなとか、足りないこともわかって、努力することも明確になり、そういうことを積み重ねてきたこの1、2年だったという。「何かひとつ思いを残せる作品に参加できたら嬉しい」と話すウエンツさんの自信作「禅と骨」についてのインタビュ-とオススメのお店は、次回の後編で。(津島令子)

Hair&Makeup  Aico
スタイリスト:伊達めぐみ(UM)
衣装:TED BAKER LONDONStyling

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