草刈民代、S・コッポラを絶賛「個性感じる」
2018/01/17
女優の草刈民代(52)が17日、都内で行われた米映画「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」のジャパンプレミアに登壇し、ソフィア・コッポラ監督(46)に花束を贈呈した。
同作は、昨年のカンヌ映画祭で女性監督としては56年ぶりに監督賞を受賞。南北戦争時代の南部にあった女子寄宿学園で、負傷した北軍の兵士を助けた女性7人の思惑が錯そうするさまを描く。
草刈は、「本当に美しい映画で、同時に女性が生きていくため、子どもを守るためのリアルな厳しさを感じた」と感激した様子。かねてコッポラ監督のファンで、「登場人物がとてもリアルで、説明はないのにシーンを積み重ねていくことで話のすべてが分かる。映画での表現にとても強い個性を感じます」と絶賛した。
そして、2003年「ロスト・イン・トランスレーション」を日本で撮影したコッポラ監督に「また日本で撮影するイメージはありますか?」と期待。コッポラ監督は、「具体的なプランはないけれど、日本は子どもの頃から何度も来ていて世界でも大好きな国のひとつ。日本の文化、伝統に興味があるので何かできたらいいわね」と意欲をのぞかせていた。