元宝塚・北翔、“性転換”は順調
2017/02/24
元宝塚歌劇団星組トップスターの北翔海莉(ほくしょう・かいり)、俳優の新納慎也(にいろ・しんや=41)、女優の大塚千弘(30)が24日、都内で行われたミュージカル「パジャマゲーム」制作発表に登場した。
アメリカのパジャマ工場を舞台に、時給7セント半の賃上げと恋をめぐるコメディー。北翔は昨年11月に宝塚を退団したばかりで、初の女性役を演じる。「たくさん不安はある。今まで歌っていたよりも1オクターブ上なので大変。私服のスカートを買うところから徐々に始めたい」と苦労を明かしたが、新納は「今までにも宝塚を退団した方と共演しているけど、北翔さんは“性転換”がうまくいっている方だと思う。割と女性らしく(高い)声が“スコーン!”と出ているし、違和感がない」と太鼓判を押した。
同作では二枚目を演じる新納だが、これまで女装する役が多かったといい、北翔に「ドレスさばきを教えるので、二枚目の感じを教えて」とお願い。北翔は「いくらでも教えます。役替わり公演をするのもいい」とノリノリだった。
大塚は美人秘書役。15年に俳優の鈴木浩介(42)と電撃婚し、「結婚して初のミュージカルなので、夫にも焼きもちを焼いてもらえるくらいコケティッシュに演じたい」と意気込むと、新納は「その夫っていうのは、あれですか?たった1話ゲストのドラマ出演で結婚に至ったっていう?」と“なれそめ”イジリ。大塚は「ちょっとやめてくださいよ!ここでそれをぶっこむんですか!」と苦笑いで慌てていた。
日本青年館ホールで9月25日から上演。