あおい「幸せでビックリすると泣ける」
2016/04/18
俳優の佐藤健(27)、女優の宮崎あおい(30)らが18日、都内で行われた映画「世界から猫が消えたなら」(5月14日公開、永井聡監督)の完成披露試写会で舞台あいさつを行った。余命わずかと宣告された郵便配達員と、「大切なものをひとつ消すことと引き換えに1日の命を与える」という取引を持ちかける悪魔の2役を演じた佐藤は「この映画は、余命わずかな青年が、自分にとって大切なものを見つけていく作品。今、つらい状況にいる人の力になれば」と語りかけた。「世界から消えてほしくないものは?」というストーリーにちなんだ質問が飛ぶと、宮崎は「酸っぱいもの。梅干しとか、酢の物とか」と回答。佐藤は「米ですね。アルゼンチンで2週間、撮影に参加して痛感しました。日本食の尊さを」と打ち明けた。また、「最近、一番泣いたのは?」との質問に宮崎は「友達からうれしい報告を受けて泣きました。幸せでビックリすると泣けてくる」と答えていた。