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山崎直子

山崎直子

宇宙飛行士

テレビ朝日5月23日・30日(水)

山崎直子

今回の表現者は、宇宙飛行士・山崎直子。2010年、ディスカバリー号で宇宙へ行った、日本人女性初のママさん宇宙飛行士。今回、山崎が用意したのは、カメラとペン。白い部屋を撮影してプリントアウトし、その紙に宇宙で快適に暮らすための設計図を描き込んでいく。
「宇宙空間は無重力で、上も下も関係がない世界です。テーブルも地上の感覚と違って上側で使うだけではなくて、その裏側も使うことができるんですよね」
自身の経験をもとに描きあげた「宇宙ホテル」の設計図。CGで再現した。

山崎直子

「宇宙旅行がこれからどんどんと身近になっていくと思うんですけれども、その時にやはり快適に宇宙で過ごせるそこで楽しめる空間って大事になって来ると思うんです。」
宇宙飛行士を夢見たのは、15歳の時。一度は選抜試験に落ちたものの、諦めず、40歳で夢を叶えた。
「宇宙飛行士の試験に不合格だった時も、いずれ行けたらいいなっていう思いでいたので、回り道のように見えることとか、その時うまくいかなかったこととか後で振り返って見ると、結構、経験になっている。人生は何が良くて悪いかっていうのは一概に言えないもの。目の前のことを一生懸命歩いているとそれがどこかで繋がってくるんじゃないかなって思いました。」

BS朝日6月18日(月)

山崎直子

宇宙で滞在した経験を生かし、人が快適に過ごせる部屋をテーマにデザインした宇宙ホテルの部屋。一番のポイントは無重力ということ。経験したからこその工夫が随所にある。壁一面どこでも好きなところで寝ることができるので、寝袋を天井に付けた。しかも寝袋自体が動かないように、ひものようなものでレールにくくり付けた。また、食べる時も動かないようにするため、足を引っ掛けられるとか、片手でどこかに掴まれるような、ちょっとしたレールのようなものを随所にちりばめた。

山崎直子

また、上下左右動けるとはいえ、壁も床も全く均一だと自分が今どんな姿勢をとっているのかわからなくなり不安になってしまうという。その不安を取り除くため、床に色を付けた。快適さ以外にこだわったポイントは、宇宙船の中での自給自足。トマトやレタスの栽培のスペースや、栄養価が高くてタンパク源が多い蚕も飼えるようなスペースも作った。アニメを見て宇宙飛行士を夢見た少女は、その夢に向かい走り続け、そして今、快適な宇宙ホテルの実現という夢を抱いている。