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今村ねずみ

今村ねずみ

演出家・俳優

テレビ朝日2月14日(水)・21日(水)

今村ねずみ

今回の表現者は、演出家・俳優として活躍する、今村ねずみ。歌や踊り、演劇を取り入れた舞台「THE CONVOY SHOW」を主宰し、30年以上公演を続けている。彼が今回、「白の美術館」に持ってきたのは膨大な数の写真。
「自分が海外旅行に行ったときの自撮りです。こういう旅なんかも作品作りに関わっています。」
海外で得たインスピレーションを材料に、舞台づくりをしてきたという今村。3万枚以上撮りためたという海外での自撮り写真から500枚を選び、自分の影に重ね合わせ床に並べていく。

今村ねずみ

「ここには影っていうか、歩んできた自分がいますね。」
写真に写った過去の自分たちが現在の自分を作っていると語る今村。1時間かけて写真を並べ終え、巨大な扇風機を運びこむ。そして、今村の合図で扇風機を回すと…一瞬で500枚の写真が吹き飛んだ。この表現に込めた思いとは…
「過去の自分って、時には引き連れて、時には吹き飛ばして、時には自分に重ね合わせて。吹き飛ばすことによってフレッシュでいたいです。気持ちよかった。もっともっと、先に行きますよ。」

BS朝日3月5日(月)

今村ねずみ

音楽バラエティ番組「シャボン玉ホリデー」がエンターテインメントの世界に興味を持つきっかけだったという今村。さまざまな紆余曲折の後、「THE CONVOY SHOW」を始めた。
「なぞるのは嫌なんですよ、THE CONVOY SHOWを作るときに何らかの方程式はあってもそれは前に作った方程式だろうって。それは経験値としてはいいんだけど。これから新しい世界を作るには当てはまらないことがありますよ。って」
一度成功したとしても、それと全く同じやり方をすれば、また必ず成功できるとは限らない。それこそが人生の難しさであり、面白さでもあると、今村は考える。

今村ねずみ

今村の自宅兼、制作現場も取材した。今村がどんな作品作りにも欠かせないというものを特別に見せてくれた。それは、海外の一人旅に必ず持っていくという通称「ネズノート」。
「旅とは!?分からん なぜ!? 君は行くのか!?」
「ただたらたらと時が流れていく、危機感があるがそれが本当に感じていることなのか、ひらき直りをいい加減にしろ!どうするねずみ、やはり寝ないで世界を創れ」
今村は、これをたびたび読み返し、過去の自分と対話しながら脚本の執筆や、演出プランを練り上げているという。