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東儀秀樹

東儀秀樹

雅楽師

テレビ朝日12月13日(水)・20日(水)

東儀秀樹

今回の表現者は、雅楽師・東儀秀樹。
奈良時代から雅楽を継承する家に生まれ、1300年に渡る伝統を今に伝えている。
そんな東儀が今回、手にしたのはギター。小学5年生の息子が何気なく口ずさんでいたワンフレーズを元に、親子で曲を作る。
「彼を見ていると、昔の自分をすごく思い出しますね。純粋に音楽を楽しんでいるなって。一緒にいると、鈍っていたその感覚がどんどんピカピカになっていくような気がして、すごくワクワクしますね。」

東儀秀樹

親子で口ずさみ、ともに楽器を奏で、曲を作る。
東儀が、この表現に込めた想いとは…

「子供って、自由に夢を見ることができますよね。大人になって、出来ないことに目を向けなくなるのはもったいない。とにかく一歩。後戻りも前に進むのも、全部一歩は一歩なんだと。どこでもいいから踏み出してみよう。そうすると、知らない自分に出会えると思います。」

BS朝日1月15日(月)

東儀秀樹

東儀はなぜ、今回の表現に、我が子との曲作りを選んだのか?
「大人が作ろうと思うと、聞く人を意識しすぎたりしてすごく作為的になりやすくなる。しかし、子供はそういうところに束縛されることがないのに、百戦錬磨の人が考え抜いて作ったみたいな言葉を出してくる。そんな時「こっちが本当のひらめきなんだなあ」って思う。そういう子供と一緒にいると、自分の考えをもっと純粋に回帰させてもらえるんじゃないかな。」息子のフレーズにインスピレーションを受けながら、二人で曲を仕上げていく。

東儀秀樹

奈良時代から雅楽を継承してきた家に生まれた東儀。雅楽以外の音楽に夢中になりながらも、宮内庁楽部に入った。しかし、伝統的な雅楽の世界に飽き足らず、雅楽の可能性を、もっと追求したいという思いから、36歳で宮内庁を辞職し、独立。現在まで、古典雅楽はもちろんのこと国内外の様々なアーティストとコラボレーションし、精力的に音楽活動をしてきた。「一生かかったって、自分を発見しつくすことは誰も出来ないと思う。だけど知らない自分を死ぬまで探し続けるっていうことが人の生きることなんだろうと思うんですよ。」