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舘鼻則孝

舘鼻則孝

アーティスト

テレビ朝日11月29日(水)・12月6日(水)

舘鼻則孝

今回の表現者は、アーティスト・舘鼻則孝。
レディー・ガガの愛用する「ヒールレスシューズ」をはじめ、常識破りな作品の数々を手がけてきた。
そんな舘鼻が用意したのは、様々な植物。床に並べ、それを濡らした革で覆い、上から足で踏みつける。
「靴っていうのは漢字で書くと革が化けるって書きますけど、革という素材は僕にとっては、非常に扱いやすい素材なんです。」
革に植物のカタチをつけ、表面に絵の具を塗る。

舘鼻則孝

「葉の重なりや葉脈、薄いものや力強い物もあり、そこに絵の具を塗ることで植物の立体的な特徴だけが映し出される。植物として見ている状態とは、また違った見え方がしてきます。」
舘鼻が、この表現に込めた想いとは…
「植物というのは非常に身近ですよね。植物ってそんなに近くで、観察したりしないじゃないですか。普段の日常を違った側面から見つめ直すのは重要なことだと思う。未来を作り上げるヒントが日常にあって、新しい自分を発見するために必要だなと思います。」

BS朝日12月18日(月)

舘鼻則孝

子供の頃からファッションデザイナーを夢見ていた舘鼻。15歳の時に最初に作ったのは靴。名刺を作ってアパレルショップに売り込んだが思うようにいかない。ヨーロッパへの留学も考えたが、日本でなければ、学べない文化があることに気づき、東京藝術大学に入学した。花魁の高下駄をヒントに作った奇抜な靴。日本古来の「七宝柄」もデザインに取り入れる。同じ柄やデザインでも、見方を変えれば東洋にも西洋にも見え、全く違うものになる。

舘鼻則孝

視点を変えてみると、見慣れた植物にも新しい発見がある。日本の文化を見つめ直すことでヒールレスシューズが生まれたように、当たり前に思っていること、普通に思っていることにこそ、新しい発想を生み出す種が詰まっているのではないかと舘鼻は言う。明日を変えるきっかけは、身近なところに転がっているのだ。