2012年8月
8月26日放送「わたし、まだ ねむたくないの!」
作 者: スージー・ムーア 作
ロージー・リーヴ 絵
木坂 涼 訳
出版社:岩崎書店
イギリス在住のスージー・ムーアとイラストレーターのロージー・リーヴの絵本。詩人であり、絵本作家でもある木坂涼が翻訳した作品。
一日の終わり、もう寝る時間ですが、女の子はこう言います。
「わたし ねむってるばあいじゃないの!」なりたいものは、かいぞく、バレリーナ、まほうつかい…。
眠りにつくまでの楽しいひととき。お母さんに見守られながら、いつまでも遊んでいたい女の子の様子がのびのびと可愛らしく描かれています。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)
8月19日放送「ものしりひいおばあちゃん」
作 者: 朝川照雄 作
よこみち けいこ 絵
出版社:絵本塾出版
懐かしい遊びや知恵を通して描く、親子4代の心温まる物語。
95歳も離れている、ゆうくんとひいおばあちゃん。おかあさんが、おばあちゃんって呼ぶ何でも知っている、ひいおばあちゃん。ゆうくんは、自然の中で色々なことを教わります。
「ぼくも、なんでもしっているひいおじいちゃんになるんだ」
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)
8月12日放送「もしもぼくのせいがのびたら」
作 者: にしまきかやこ
出版社:こぐま社
「わたしのワンピース」で親子2代にわたり絶大な人気を得ているにしまきかやこが1980年初版の作品を明るく元気いっぱいな絵に描き直して再登場した作品。
元気な男の子が主人公。「たろうはこの頃急に背がのびたんじゃないかな。」お父さんが言うのを聞いて、たろうはベッドの中で考えます。もしもぼくのせいがのびたら…。
大きくなりたい、もっと大きくなりたい…子どもたちの素直な気持ちをそのままのびのびと描いた絵本です。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)
8月5日放送「なつねこ」
作 者: かんの ゆうこ 作
北見 葉胡 絵
出版社:講談社
少女と四季ねことの不思議な出会いと交流を描いた、かんのゆうこ「四季ねこ えほん」シリーズ。「ボローニャ国際児童図書賞」を授賞するなど画家でもある北見葉胡が描く。
ここちよい風鈴の音の秘密は、夏の思い出。
風鈴の音色が大好きななみこは、ある日やってきた妹猫にさそわれて、風鈴工房を訪ねました。
そこで、風鈴職人をしている兄猫から風鈴の音の秘密を教わるのです。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)