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通常、事件報道は捜査を担当した警察や検察の発表に基づいて行われる。
捜査状況。容疑者逮捕。起訴。
冒頭陳述。論告求刑。そして判決。
しかし、ひとたび立場を変えて、別の目線で見つめ直すと、
事件は全く違う様相を見せ始める。
例えば、犯罪に巻き込まれた被害者家族の立場。
例えば、犯罪を犯したとされる被告家族の目線。
兵庫県姫路市で起こったバラバラ殺人事件と
静岡県御殿場市で起こった強姦未遂事件。
警察や検察の捜査が信じられなくなった家族たちは、
それぞれ独自に事件を調べ始めた。
そして、捜査当局発の第一報からは
伺い知れないもうひとつの「真実」を発見する。
そこには、ニュースの見出しからは見えてこない驚くべき「深層」があった。
カメラは、被害者家族や被告家族による「もうひとつの捜査」に密着。
事件を複眼的に捉え直すことにより、
隠されたもうひとつの表情を克明にあぶりだす。
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姫路バラバラ殺人事件の被害者の遺影に手を合わせる鳥越キャスター |
今年4月に発覚した姫路の連続女性殺害事件。
被害者2人の遺体はバラバラに解体され、肉は山に、骨は海に捨てられるという残忍な
犯行だった。8月11日、事件の初公判を傍聴した被害者・畠藤未佳さんの両親は、
公判終了後、検察に猛然と抗議を行った。
「犯人を捕まえたのは私たちです。警察は、怠慢捜査という汚点を隠すため、
事件を違う方向に持って行って、事件の早期終結を計ろうとしている!」
実は、この事件の被告を発見し、捕まえたのは警察ではなかった。
被害者の両親と個人的立場で協力した捜査畑36年のベテラン巡査部長による前代未聞の逮捕劇。その裏には驚くべき事情があった!
両親と当時現職だった巡査部長が執念で集めた証拠品や独自捜査ノートからは、警察
発表や公判廷とは全く様相の異なる、事件の「もうひとつの顔」が浮かび上がってくる。
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御殿場事件の現場で最大の争点である降雨量の実験を行う長野キャスター |
「今日は俺の18回目の誕生日だ。今年は誕生日プレゼントもないし誰一人として祝って
くれない。俺の18歳は裁判の年になると思う。絶対負けないぞ!」
一昨年の春、ザ・スクープは10人の少年たちが冤罪を主張している「御殿場事件」を報道した。あれから2年、ついに注目の判決が下される。
実は、取材当初から少年たちは「正々堂々と無実を主張したい」と希望、当時は未成年だったため放送には使用していないが、実名・顔出しで密着取材を
続けてきた。
そして、成人式を迎えた今年、実名・顔出しで全てを語る。
子供たちの無実を信じる親たちの執念の調査によって次々と浮上した驚くべき新事実。
それは、二転三転の壮絶な法廷ドラマであると同時に、<家族再生の物語>でもあった。
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