2005年12月18日放送

ザ・スクープスペシャル 
  

<特集1>検証!姫路2女性バラバラ殺人事件 〜元捜査員と遺族が告発する怠慢捜査の実態〜

今年4月に発覚した姫路の連続女性殺害事件。
被害者2人の遺体はバラバラに解体され、肉は山に、骨は海に捨てられるという残忍な
犯行だった。8月11日、事件の初公判を傍聴した被害者・畠藤未佳さんの両親は、
公判終了後、検察に猛然と抗議を行った。
「犯人を捕まえたのは私たちです。警察は、怠慢捜査という汚点を隠すため、
事件を違う方向に持って行って、事件の早期終結を計ろうとしている!」

実は、この事件の被告を発見し、捕まえたのは警察ではなかった。
被害者の両親と個人的立場で協力した捜査畑36年のベテラン巡査部長による前代未聞の逮捕劇。その裏には驚くべき事情があった!
両親と当時現職だった巡査部長が執念で集めた証拠品や独自捜査ノートからは、警察
発表や公判廷とは全く様相の異なる、事件の「もうひとつの顔」が浮かび上がってくる。



<特集2>親と子が共に戦った1500日 〜御殿場事件、注目の判決は!?〜


「今日は俺の18回目の誕生日だ。今年は誕生日プレゼントもないし誰一人として祝って
くれない。俺の18歳は裁判の年になると思う。絶対負けないぞ!」

一昨年の春、ザ・スクープは10人の少年たちが冤罪を主張している「御殿場事件」を報道した。あれから2年、ついに注目の判決が下される。
実は、取材当初から少年たちは「正々堂々と無実を主張したい」と希望、当時は未成年だったため放送には使用していないが、実名・顔出しで密着取材を 続けてきた。
そして、成人式を迎えた今年、実名・顔出しで全てを語る。

子供たちの無実を信じる親たちの執念の調査によって次々と浮上した驚くべき新事実。
それは、二転三転の壮絶な法廷ドラマであると同時に、<家族再生の物語>でもあった。



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