2月16日放送

検証!仙台点滴事件第6弾〜証拠隠滅疑惑とある看護婦の「奇妙な行動」 

仙台市の北稜クリニックを舞台とした筋弛緩剤混入事件で、殺人と4件の殺人未遂の罪に問われている守大助被告が逮捕されて1年と1ヶ月。守被告は今も容疑を否認し続け、獄中から無実を訴えている。弁護側は「事件そのものが幻だった」と主張しているが、果たしてその真相は?番組では、新たな目撃証言や遺族のインタビューを元に再度、徹底検証する。   

1、守被告の「証拠隠滅疑惑」の真相         

そもそも検察側が守被告犯行説の主な根拠としているのは、(1)血液や尿などから筋弛緩剤が検出されたとする鑑定結果(2)証拠隠滅の工作を行ったとされる状況証拠の2点である。
番組では、前回の放送で(1)の鑑定結果が「科学的にありえない」きわめて疑問が多い内容であることを検証したが、もうひとつの根拠である (2)証拠隠滅工作についても、重大な疑問点が浮上した。証拠隠滅行動を見たという捜査員と、全面否定する守被告…果たして偽証しているのはどちらなのか?当日の目撃証言から、意外な真相が明らかとなった!

2、遺族は見た!ある看護婦の「奇妙な行動」

番組の取材で、北稜クリニックで急変し死亡した男児の遺族が急変直前にある看護婦が取った「奇妙な行動」を目撃していたことが明らかとなった。何と点滴容器を黒い棒状のもので…。そして警察は現場検証までしながら、その事実を遺族に説明してこなかったという。その謎の行動は何を意味するのか?それは急変死と因果関係があるのか?医学的に緊急検証するとともに、「はじめに犯人=守被告ありき」という捜査当局の姿勢に不審を抱く遺族の思いを伝える。
          



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