12月1日放送

"タリバンはどっちだ!?"検証!道路公団攻防1ヶ月

小泉改革の行方を占う意味でも最大のメルクマールと言われた「道路4公団民営化問題」が今月22日、一応の決着をみた。「来年度からの国費投入ゼロ」を勝ち取った小泉総理、一方の道路族も"上限"の限定つきながらも、「50年の償還期限」を守った。残りは"第三者機関"にすべて先送りされた感もあるが、一体この攻防、どちらが勝ったのか?!ザ・スクープでは、改革派の旗手として行革断行評議会メンバーの猪瀬直樹氏、抵抗勢力の代表選手として江藤派の松岡利勝氏に1ヶ月間密着。彼らの目を通して、今回の攻防を見ていく。

この攻防の底流に流れるのは、トップダウン型の政治を目指す小泉総理と、ボトムアップで利益配分を勝ち取ることが政治だと考える族議員との戦いでもある。その意味では今回の攻防は一局地戦に過ぎないのかもしれない。

ゲストは、千葉商科大学学長の加藤 寛氏。成功した"第三者機関"の筆頭に上がる「国鉄再建管理委員会」の元メンバーでもある。今回の攻防でも折に触れ、小泉総理に助言している。加藤氏とともに、小泉総理に課された課題を考えていく。



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