|
■東京都・匿名希望 38歳 桶川女子殺人事件以来、とても心を動かされる内容でした。真実はジャーナリズムの力を借りながら時を経て必ず解明されると確信しました。こういう調査報道?には迫力があります。みんながなんかちょっとおかしいんじゃないかなぁ、と感じてる部分を救い上げてもらったとき、視聴者はテレビの力をとことん信じます。お金と時間はかかるかもしれないけれど、利益優先ではなく、報道という言葉のとおり、道を知らせる役割をテレ朝にこれからも期待します。ありがとうございました。 ■東京都・匿名希望 61歳 アメリカのメディアがいかに偏向しているかが良くわかり、大変良い内容だったと思います。 岩波書店が『韓国からの通信』を『世界』に掲載したように、一国のメディアが正しく機能しないとき、他の国のメディアがそれを補い、批判することはとても意味のあることです。 これからもアメリカ政府をどんどん批判する番組を作ってください。 例えばアメリカは世界人口の5%だそうですが、23%の二酸化炭素を排出しているそうです。 アフリカや中南米諸国への軍事介入なども取材していただけるといいと思います。がんばって下さい。 応援してます。 ■香川県・井上 美幸さん 35歳 第二次世界大戦を私は実際には経験していません。でも今回のイラク戦争のようなアメリカの思惑、情報操作があったんだな、といろいろ考えさせられました。洋画が好きな私は単純に「アメリカはカッコいい。日本はカッコ悪い。」と思っていました(愛国心がゼロという訳ではありませんが)。でも「トータル・フィアーズ」を観た時、ハリウッド映画を作る人たちの核への認識の甘さに愕然としたんです。原爆が近くで爆発しているのに、かすり傷の大統領。死の灰を被りながら、ピンピンしているベン・アフレック。彼らにはこの程度の意識しかないんだな、と呆れてしまいました。いつも自分達がヒーローで、逆らう者は悪者。正義はいつもアメリカによってなされる、とアメリカ人が思っているとしたら大間違いです。9.11の事件を知った時、私はアメリカに同情し、タリバンを憎いと思いました。何千人もの人を殺したのだから、確かに彼らは卑劣だし、その罪を死で購って欲しいとさえ思います。でも、アメリカは…?今まで無条件に「アメリカが好き。今度生まれ変わったらアメリカ人に。」と思っていた私は、もういません。「ザ・。スクープスペシャル」を見た事で、今自分の中に新しい何かが生まれたことを感じています。 ■神奈川県・岡田恵子さん 59歳 日本の暗号は全て解読されていたこと。また、沖縄での戦闘状態を考えれば、原爆投下をせずとも、連合国の勝利は既に決定的事柄であったといえる。また、何故、ドイツではなく日本なのかということの裏には、「人種差別」があったと私は思う。黄色人種への差別意識があったから、実験投下にためらうこともなかったのではないか。さらに、ドイツには、血縁に繋がる縁者を持つ科学者やアメリカ人もいたであろう。あれは実験だった。自分が確信していたことが、やっとマスコミに言葉として出てきた、という思いでいっぱいである。そして、原爆を投下したことでアメリカが失ったものを考えてみるべきだと思う。最大の地球環境破壊は戦争。最大に二酸化炭素を排出させるのも戦争。そういう批判がなぜなされないのか。そしてまた、原爆投下の誘惑に勝てなかったトルーマン氏。近くて遠い国の最高権力者が、誘惑に負けないという保障はどこにもない。それでもなお、武力ではなく武力に勝つ英知・言語力を磨き、言葉で武器を抑えることに、私は希望を捨ててはいない。 ■神奈川県・加藤 磨奈美さん 35歳 原爆の東京投下計画、見ごたえがありました。確かに依然から何故東京に原爆が落とされなかったのか不思議ではありましたが、なるほどと思うと同時にもし東京に落ちていたらと寒気がしました。私は戦争を知らない世代ですので、日本は敗戦国だと頭では分かっていても実感としては感じたことはありませんでした。特に基地の町に住んでいる為か、アメリカとは昔から友だち・・みたいな錯角もあります。でも今回のイラクの報道などで知った戦争は、「攻める国」「攻められる国」「傍観する国」のそれぞれの立場の縮図が見え、これはあの太平洋戦争でも同じだったのではと思います。歴史はくり返されると言いますが、同じ過ちをくり返さなくなることを切に願います。またこういったことを被爆国である日本が伝えることがリアルな説得力を持つのではないかと思います。私はアメリカ人の友だちにもこのことは伝えたいと思います。例え意見は違っても。 ■東京都・フカサワ 21歳 8月18日の放送、大変興味深く拝見しました。しかし番組中、劣化ウラン弾について「落とす」「爆発」といった言葉が使われていた事は問題です。劣化ウランは砲弾(APFSDS)の弾芯に使われているものであって、落とされたり爆発したりするものではないのではないでしょうか。つまり劣化ウラン弾について多少なりとも知識があれば、上のような言葉がでてくるはずがありません。残念ながら、番組自体の信憑性に疑問が残ってしまいます。 ■神奈川県・鈴木 美惠子さん 36歳 昨日の番組、偶然見ました。東京原子爆弾投下計画もびっくりしましたが、それ以上に驚いたのは、「長崎・広島の原爆取材の米国規制」です。「自由の国」を標榜するアメリカ、その代表とも思われていたマッカーサーが、現地報道を嫌い、報道を規制したということを、初めて知り、驚き、そして同時に妙に納得してしまいました。戦争の客観的な報道には、戦後60年以上もの時の流れが必要だとしたら、今回の戦争も、客観的な評価は現時点では出来ないということなのでしょうか...それにしてもこんな深刻な番組が、終戦記念日や、土曜、日曜のゴールデンタイムに放送できないのも、問題なのかもしれませんね。今後も期待しています ■愛知県・貴公子 52歳 ソ連に対抗し、非戦闘員を多数殺害したアメリカの原爆投下は、絶対に許すことのできない戦争犯罪である。アメリカがいまだにリメンバーパールハーバーというのであるならば、日本はリメンバー広島&長崎と言いたい。 ■東京都・山口美恵さん 69歳 原爆の被害について私たち日本人は世界中の人が知っているという錯覚に陥っていたようだ。事実をしらなければ恐ろしくはないのはたしかだろう。原爆の開発には大金がかかっているのだから実験でその効果をしめさなければならないのは新車のセールスと同じという証言にショックをうけた。情報操作の数々にもショックをうけた。政治というものがそういうものであればあなたたちマスコミ報道の発信者はどのような覚悟、態度を持ちうるのか。第二次世界大戦で見事だまされた一人として胸倉をつかんで聞きたい気持ちだ。すばらしい番組。何回も再放送してほしい。 ■神奈川県・匿名希望 40歳 イラク戦争の特集、とてもよい企画でした。アメリカの姿勢は、番組のごとくと予想はついているにはしても、東京への原爆投下、原爆報道管制などの事実を知らされることで、実感をもって感じることができました。国の政府というのは、アメリカがそうであったとしても、様々な理由により、単純にそのことを気にしていられないとは思いますが、政府の政策は、真実を知った上で国民が判断することでもあります。最近の日本のジャーナリズムを見ると、以前にも増して、アメリカ追従、小泉内閣追従であり、真実を知らせ分析する姿勢がなくなってきているように感じます。ある新聞の社説においても、「軍国主義にかえることはありえない」との論調から、自衛隊派遣を肯定的にとらえているものも見られますが、戦前のマスコミがそういった無責任で盲目的な姿勢で戦争を煽り、民衆を戦争に導いたという責任を忘れてきている証拠に思えます。昨今のマスコミは、国民に正確な判断を行えるような、真実を報道してきていなくなってきているように感じます。マスコミ自身が自分自身を見つめ直すことを忘れないよう、このような事実を曲解なく伝える企画を続けていただきたいと思います。 ■北海道・吉田まきこさん 39歳 とてもよく取材された、力強い番組でした。ありがとうございました。アメリカでは、日本への原爆投下が最善だったという考えかたは、学校でもそう教わるし、普通であると聞いています。しかしそれは、放射能の被害などが隠蔽されているからなのだということがわかりました。真実を知らせることができれば、アメリカ市民の意見は少し変わるかもしれません。そこに希望が見出せました。当時のアメリカに、真実を知ろうとして広島や長崎の病院を訪れたジャーナリストがいたことは、少しの救いです。それにしても、アメリカは日本でしたことを、一つのモデルケースにしてでもいるのでしょうか。イラクに対して同じようにしたのですね。 私たちはもっと歴史から学ばなければ、同じことを繰り返しているうちに破滅してしまいます。そのために、今後もこのような番組を期待します。お疲れさまでした。ありがとう。 ■千葉県・今井恭平さん 54歳 8/17放送のザ・スクープ スペシャル拝見しました。貴重なフィルムやインタビューで発掘された事実はきわめて重要なものだったと思います。また、イラク戦争と結びつけた検証方法は、たんに過去の問題ではなく、現在の戦争とメディアという視点を明確にしたもので、的確だったと思います。フセインをピンポイントで暗殺すると公言していたアメリカが、58年前、ヒロヒトを爆殺しようとしたとしても、何の不思議もなかったように思います。番組では狂信的なアメリカ軍人のスタンドプレーだったとしていましたが、はたしてそれだけなのか、という疑問は残りました。また、GHQによる厳しい報道管制、情報操作についてふれていましたが、いかに報道規制があったにせよ、数十万人の犠牲を出した広島、長崎で、その後おきていたことをどこのメディアも何故まったく報道できなかったのか?それを米軍の報道規制のせいだということだけで合理化できるのか?という疑問もまた、感じました。こうした情報統制の問題をイラク戦争と結びつけ、今の問題として提起していることは正しいと思うがゆえに、メディア自身の自己検証にさらに踏み込んで欲しいと思います。もっとも1時間半の番組で、そのすべてを求めるのは無理なのかもしれません。劣化ウラン弾問題とともに、さらに踏み込んだ続編を期待したいと思います。スタッフの皆様のご健闘に心から敬意を表します。 ■埼玉県・山成 由利子さん 29歳 本日放映の「なぜ原爆は落とされたのか」観ました。元米国軍人への取材という貴重な映像をありがとうございました。長野さんの堂々としたインタビューのシーンは、同じ日本人女性として誇りに感じました。自分の英語で尋ねる姿は、この仕事に対する強い意志が感じられました。鳥越さんが最期におっしゃった「戦争と情報操作は紙一重」の言葉は、この放送を締めくくり、新しい問題提起をする意味でも大変印象に残りました。 ■埼玉県・新井 朋美さん 33歳 アメリカの情報操作に怒りを感じるなら、今度は同じ視点で日本がアジアの他の国に対してしたことを番組にしてはどうですか?毎年終戦記念日前後に出てくる被害者視点のテレビ番組にはもううんざり。 ■大阪府・栃尾安枝さん 鳥越様ならびにスタッフの皆様、はじめまして。以前から、こういった掘り下げ型の番組が好きというか、扱われている問題にかかわらず、常に強い関心をつ性質ですが、(TV放送全体について)毎日番組評をチェックして熱心に見るといった人間ではないので、今日の番組も食休みにザッピングをしていた際にたまたま出遭いました。もちろん、最後まで食い入るように見ましたが、もし、食事の時間がずれていたら、この番組を見ることが出来なかったと思うと…。番組打ち切り等の経緯についても、今日、HPで検索をかけて初めて知りました。綿密な取材等が必要な為、毎月1回放送するのが難しいといった事情は呑み込めますので、年数回の放映というのも仕方ないかもしれないと思いますが、もう少し、一般に認知されやすい時間帯にするとか、もっときちんと宣伝するとかしてはどうかと思います。その点、過去の番組の動画配信のサービスはありがたいと思います。こういった素晴らしい番組は是非続けて欲しいと思いますので、番組スタッフの皆様に心からエールを送ります。 ■東京都・waowao 33歳 テレビならではの「力」を感じさせてくれる中味の濃い番組を見させていただきました。私は原爆の真実について詳しくありません。広島の原爆記念館を訪れたり、ある程度の知識はあるつもりでしたが、今回拝見した番組内容のほとんどがこれまで知らなかったことばかりでした。米軍のあまりにも非人間的で冷酷な原爆作戦の遂行、および「任務」と割り切る作戦遂行者の証言には、我を忘れて怒りの感情をいただきました。しかし、原爆投下や戦争そのものは「私達と同じ人間が引き起こしているものなのだ」と地球レベルの思考に切り換えるようにして番組をみていました。アメリカも第二次世界大戦の成功経験を元に、朝鮮戦争、ベトナム戦争と突入してしまうわけで、アメリカ国民も戦争被害者であるといえるのかもしれません。そのような複雑な心境で番組をみていました。米軍を、そして原爆作戦遂行者を単純に非難することはできません。原爆のもたらした被害は彼らの想像以上のものでしたでしょうから。番組構成上感心したのは米軍の情報統制に焦点を当て、情報統制をキーにイラク戦争にまでリンクさせている点でした。我々は過去の旧日本軍の「大本営発表」やナチスのプロパガンダによる情報統制を単純に非難します。しかしアメリカの情報統制もファシズムと何ら変わりないわけです。戦争とは結果如何に関わらず、人間の狂気そのものの現れなのです。番組の進行も押し付けがましい反戦番組には終わらず、あくまでも冷静に入念な構成づくりに圧倒されました。視聴者からは厳しい番組批判の声があるかもしれませんが、私は過去だけでなく現在、未来の世界の姿とつなげる番組の意図に賛同しています。毎日テレビからは雑多な情報が垂れ流され、視聴者はそれらを半強制的に受容しているような状況です。テレビはストレスの元と思っています。そのような中で今回の番組の情報とメッセージは今後も残り続けるだろうと思います。報道のあるべき姿をみた思いです。作り手としては企画~視聴者心理の気遣いなど、検討事項が多くて大変かとは思います。番組作成スタッフの皆様、お疲れさまでした。貴重な情報をいただき感謝いたします。そして、今後の番組作りに期待いたします。 ■東京都・はなもこ 21歳 今日の原爆の報道は、今までで一番心に残るものとなりました。常々私も思っていた事でしたが、あらためてあの事を過去の事ととらえるのではなく、今現在にも繋がっていることなのだと思えることができました。その上で、これからの私達は、何を創造し、できるのか?深く考える事もできました。これからも戦争を知らない世代のため、ぜひこのような番組は作り続けてください。再放送を強く強く望みます。大変色々な角度から、取材されご苦労だったとも思いますが、非人道的な行為が世界に広がっている中、警告するメディアの果たす役割は大きいと思います。制作の皆さん、スタッフの皆さん絶対にくじけず、頑張って下さい!私達には、みなさんのような大人や、このような報道が必要です。そして、私にこのような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。 ■東京都・さくら 31歳 番組を見て、戦争そのものの怖さ、情報操作の怖さをしみじみと感じました。先日、美容院で20歳位の女性スタッフと話をしていたら、彼女は沖縄がかつてアメリカに占領されていてカリフォルニア州であったことを知りませんでした。沖縄には米軍基地があるから何かしらアメリカと関係があるとは思っていたけど、大東亜戦争当時地上戦が繰り広げられたことや、その後アメリカによって統治されていたことは全く知らずに驚いていました。衝撃でした。今後日本は戦争を起こす可能性があるのでは?という恐怖を感じました。日本への原爆投下が正しかったと言うアメリカ人だけではなく、今や日本人でさえ、原爆の被害がどのようなものであったか知らない人が多いのでしょう。「原爆」「核」と簡単に言うけれど、自分の家族が、火傷のために皮膚が垂れ下がった腕を幽霊のように上げて歩く姿、顔が2倍にも膨れ上がった姿が想像できるでしょうか。一見、戦争とは無関係と見える平和な日本において、戦争当時のことを忘れ去られていく事が、一番恐ろしいと感じます。 ■長崎県・匿名希望 50歳 報道していただいて、ありがとうございます。もし、20年8月9日に風が吹かず、目標地点に原爆が落ちていたら、私の母は、即死し、今の私の存在は、ありません。それにしても、「実験」の意味もあったとは・・・。人の命は、そんなに軽いものではないはずです。そして、放射線の影響は、長い間、続くのです。私が幼い頃、訪ねてきた父の友人のおなかが膨れており、父が、「原爆のせいで、もうじき死ぬんだよ」と言った事が、忘れられません。世界中の人に、このことを知ってほしいと思います。当時、母は航空監視隊(防空本部)におり、貴重な体験をしているのですが、痴呆症で、もう当時の様子を聞く事はできなくなりました。最近、母の腕の表面がすぐ黒くなるので、気になっています。 ■東京都・佐藤 奈保子さん 31歳 いつも番組拝見しております。今回イラク戦争に関する番組を他局も含め数多く目にする機会が多く、この一週間、毎年迎える終戦記念日とは違った見方で色々な番組を積極的に自ら見ていました。私は勿論、両親も戦後の生まれ東京出身であり、戦争を身近に感じたことは正直ありません。高校の教室のテレビで見た湾岸戦争も映画・花火を見ている感覚であったと今になって思います。世界中で日々繰り返される紛争にも何も感じることなく生活しているのが本当の所です。戦争はもう過去の事だとさえ思っているの事実かもしれません。それは目に触れず、耳に聞かないから。ですから毎年この時期に戦争を振り返る自分は不謹慎であるとは思いますが、今回広島の被爆者の方々の今現在や戦争当時の肉体的・精神的苦しみは終わる事なく続くものであると心の底から感じた夏でした。今回のイラクとの戦争でも情報操作が合ったことは報道によって伝えられましたが、でも、その中でも、報道はいつも真実を伝えるモノであると考えている私にとって、58年前から映画を創るが如くに真実を歪めた報道、そして真実を封印する圧力の存在を知り複雑な心境になりました。国家規模の操作なのでやはり屈っせざるを得ないのかとも考えますし、色々な意味を含め、メディアの存在意義を情報操作の産物であるとも思いますが・・・皆さんの体当たりの報道が好きで番組を拝見しています。何が真実で何が虚構であるかを見極められない私達に今後も真実の報道を切に願います。 ■大阪府・山本愛さん 18歳 今日昼、最後25分くらいザ・スクープをみました。アメリカが58年前に広島、長崎の被爆者の実情を覆い隠すために行った検閲、メディアへの規制の事実が番組の中でしっかりと暴かれていた。今でもメディアの流す情報の規制はいろんな会社や政府との利害関係で存在する。そんな中でこの番組も、‘真実’を報道したい、という思いのある人々が組織のなかで闘ってつくられ、放送されたものじゃないかなと思いました。それは私の勝手な想像かもしれないけど、製作スタッフの方々を尊敬しますし、ほんとによい番組を放送してくれてありがとうごさいます。私は去年アメリカ留学をしていて、そこで出会ったアメリカの高校生数人と58年前の原爆の話をしていた時1人の男の子がこういいました。「アメリカがあの時日本に原爆を投下していなかったら戦争はもっと長引いていた。そしたらもっと多くの犠牲者がでていたかもしれない。アメリカが日本に原爆を落とすことで終戦をもたらし、多くの人の命を守ったんだ。」そのとき私は、「それでも、、、」とは反論しかけてその先なんと言えばいいかわからなかった。彼がいったことが正しいのかもしれない、今までそんなふうに考えたことはなかった、という思いが心によぎっていました。しかし、今私はこの番組を彼にみせて、アメリカ軍が日本、自国、世界から自分たちが批判をうけないようたくさんの事実を覆い隠したこと、メディアに報道させなかったことを彼に知ってほしい。原爆投下の事実が終戦をもたらし、そのことで多くの人の命を救った、では決して済まされないことで、むしろその考えはアメリカ政府や軍によって原爆投下の事実を正当化するために人々に意図的に植え付けようとしたものなのだ、ということに気がついてほしいと思います。政府がメディアをコントロールし、都合のいいように事実を覆い隠し、世論をコントロールしようとしているということにも気がついていない人はアメリカにも日本にも、世界中にたくさんいると思う。イラクに関するアメリカテレビ局の報道がまったくその種のものであることを知らない人がたくさんいる。だからこそ、今日のザ・スクープのような番組をもっともっと放送してほしいと思います。今日のザ・スクープも、たまたまテレビをつけて最後しかみられなかったので、また再放送してほしな、と思います。 ■神奈川県・住友 康人さん 22歳 放送をみて怒りと涙が止まりませんでした。何度も鳥肌がたちました。はじめてみた原爆にまつわる映像と実際に原爆を投下した軍人のインタビューをみて、日本人である自分があの大戦についていかに無知であったかを思い知り情けなくなりました。また、アメリカの軍人や科学者はデータのために原爆を落としたと知り、80・90になった彼らの飄々としたインタビューのやり取りがとても憎たらしかったです。自分が体験していない時代のこととはいえ、自分の母国の歴史を正しく理解していないのはとても情けないことだと思います。小・中・高・大学と学校に通いましたが、自分を含め周りの同世代の人達に明治・大正・昭和の時代の流れを踏まえて現代を生きている人はとても少ないと思います。西洋諸国の侵略が進む中で日本が急激な欧化政策をとったこと。逆に大東亜帝国の暴走なってしまったこと。戦後、国の根底である政治・教育・医療などが価値観崩壊によってしっかりと再興されなかったこと。そのツケがいまの日本にあらゆる面で表面化していること。戦争時の情報操作に惑わされ、冷静な判断を国民全体がしないままイラクに自衛隊を派遣しようとしていること。これらは断片的に起こったことではなく、ひとつの川の流れのようにずっと前から続いてきているわけです。でも私が受けてきた学校教育にはこのおおきな流れを教えてくれる人はいませんでした。教科書にも載っていません。いままで過度にタブー視され続けたと思います。大学の最後に卒業論文でやっと自分から興味を持ちました。でも私は極端な国粋主義者でもないし、アメリカかぶれでもありません。ただ、一人の大人としてしっかりしたいとおもうだけです。日本が多くの人の命を犠牲にして体験したことは、今直面しているイラクや北朝鮮の問題につながっているのだから、今回のこの放送をできるだけ多くの人にみて欲しいです。20世紀の日本の経緯を正しく教育していかなければ、安易に国際化しても根無し草が虚しく漂うだけですよね。何度も何度も再放送して欲しいです。日曜の14時ではなくゴールデンタイムに家族でみて欲しいです。私はビデオに撮ったので両親や彼女にみてもらうつもりです。再放送をどうかしてください。おねがいします。 ■熊本県・柳原三男さん 53歳 本日(8月17日)放送の「スクープスペシャル」の内容の素晴らしさその真実性に感動しました。長崎原爆に遭い、その破壊・殺戮の実相を翌年(1946年)6月に「忘れてはならない、未来の世代のために、真の平和を築くために」と幅25センチ・長さ12メートルの手作りの絵巻の上に描き遺した人(深水経孝)がいます。その原爆絵巻「崎陽のあらし」は今長崎原爆資料館に常設展示されています。原爆の写真・報道が米軍によって弾圧されていた中で、絵巻を描いた作者の反核・反戦の思いがもっともっと日本でも世界でも知られるべきだし、顕彰されるべきだと思います。彼こそ正に反核平和運動の先駆者と言えるのではないでしょうか。今その絵巻の英和対訳本を発行して、世界に広める運動が始まっています。鳥越俊太郎氏にもこの絵巻のことをぜひ知っていただきたいと思っています。 ■愛知県・だいきち 31歳 興味深く拝見しました。イラク戦争と原爆報道を照らし合わせ、「戦争と情報操作は表裏一体である」「戦争する側は、戦争の悲惨さを伝えない」という戦争報道の本質に鋭く迫っていました。鳥越さんと長野さん、この番組のスタッフの尽力に拍手を送ります。さて、私は劣化ウラン弾の恐ろしさを10年程前から訴えてきました。しかし、ついこの間まで「アメリカが劣化ウラン弾について安全だといっているから」という理由で報道しませんし、地元メディアも「私は大事だと思うけど、デスクがうんといわない」という理由で報道を断ったことがあります。ようやく後遺症が広く知られてマスコミも堂々と扱うようになりましたが、この事実を伝えるのには一市民では限界があります。これこそ、『スクープスペシャル』が追及したアメリカの「情報操作」でありメディアの「真実の空白期間」であり、鳥越キャスターの指摘した「メディアの責任」が厳しく問われます。今回のスクープ報道で困るのはアメリカと日本政府でしょう。いかなる「正義」を標榜しようとも、戦争が「いのち」を奪うことに間違いありません。メディアも、「情報操作」の立場にたつのか、「いのち」の立場にたつのか、それが問われます。しかし、『スクープスペシャル』の報道時間帯がゴールデンタイムでなかったこと、また高校野球のために地域によっては報道されないことにテレビ朝日の「配慮」も感じます。テロ以降通算300日を超えて平和を呼びかけている方が愛知県・新瀬戸駅にいらっしゃいます。また、愛知県春日井市の高蔵寺弾薬庫に米軍が使用したクラスター爆弾があります。「戦争する側」の報道はあっても、「いのちを守る」立場にたった報道は、ごくわずかです。とりわけ、地元メディア(私たちの地域ではメ~テレ)には、そんな「いのちを守る」立場にたった取材報道を今後も期待します。 ■広島県・白井楼蘭さん 27歳 広島で育ち幼少期から原爆の恐ろしさをさまざまな形で教えてもらいながら育ちました。うんざりするほど。なのになぜ世界のあちこちで核を作ろう、持とう、とするのか不思議でした。番組のおかげで今日分かりました。そういう人たちはよく知らないし見たこともないんですね?ただ爆風で死んだくらいに思ってるんでしょうか。戦争中に情報操作があるというのは、なんとなく分かってはいてもやはり大虐殺を偽善に掏りかえるアメリカのやり方は腹が立つし許せない。なぜわざわざ劣化ウラン弾を使うのか、そういった事実をアメリカ国民は知らないのか、知ってて無関心なのか疑問と憤りでいっぱいです。番組として素晴らしかったです。もっと世界的に強く訴えていって欲しいと思いました ■埼玉県・野崎 嘉子さん 49歳 今日17日(日)のザ・スクープは期待と緊張感の織り交ざった数十分間でした。今まで様々な報道番組で見て来た同種の原爆投下当事者による証言の内容を、今回の新たな文字通りの【スクープ】よって表舞台に引き出していただきました。幻の《第三番目の原爆投下地は東京中心部に》との証言を新たに得たことは、私が未だよく理解出来ていない太平洋戦争の歴史認識を改めさせられる思いで、テレビの前に釘づけになった80分間でした。 ■千葉県・伊藤 かほるさん 28歳 実際に現場へ行けない私達の代わりに、真実をありのままに伝えるのがメディアの役割だと思っているのに、「ある力」によって虚偽の情報が伝えられてしまう事を大変残念に思いました。そんな中でもそんな力に負けないよに広島の取材を独自でしていたイギリスのジャーナリストには感激しました。是非、このイギリス人のような真実を伝える情報番組をこれからも創って下さい。期待しています。ただ、それを見分けられるように偏った情報を得るのではなく自分自身も常にアンテナを張って多方面から情報を得なければいけないなぁと思いました。 ■愛媛県・井上 敦子さん 51歳 鳥越さん、こんにちは。今日、テレビ見ました。原爆の投下された後の映像は、いつ見ても何故か涙があふれてきます。私は、戦後七年目の生まれなのに、広島原爆記念館へ足を運んだ際にも、涙がこぼれてきて仕方がありませんでした。これ以上悲しい出来事はありませんね。世界中が愛でつながる事は、ないかもしれないと、ふと、不安になる事さえあります。 ■愛知県・タン イック フー 35歳 時間が許す限りに必ずザ・スクープを見てます。そして毎回毎回の真実に驚き、怒りや悲しいを感じます。その真実を友人や家族に伝えずにいられなくて、時に激論もした。真実を知らずに(また知らんぶりする)悲劇の歴史を繰り返している現代社会は虚しく感じます。そこで、この番組を通って、真実をみんなに認識され、少しでも考えるようになっていただければいいなと。これからも真実を追究し、報道してください。 ■茨城県・ 鈴木 澄人さん 23歳 鳥越さんはじめまして。今年から新社会人1年生の鈴木と申します。今日の放送は戦争での情報操作について鋭く切り込んだとても面白い内容でした。やっぱり「正義の戦争」なんてまやかしですよね。実は私、当番組の放送がきっかけで筋弛緩剤事件の冤罪疑惑を知り、学生時代にゼミで事件を調べた経験があります。現在は新社会人として仕事に追われる毎日ですが、今でもあの事件の真相が気にかかります。最近ではイラク戦争をはじめ取り上げるテーマが多くて大変だとは思いますが、機会がありましたらぜひもう一度あの事件について放送してください。テレビで冤罪疑惑を扱えそうなのはスクープだけですから・・。それでは、失礼いたします。 ■大阪府・佐野 雅彦さん 65歳 17日の「ザ・スクープ」で原爆投下後、外国人記者に広島、長崎の取材が規制された報道がありましたが私が少年時代聞いた話は少し違います。広島では、数年後も外国人は原爆病を怖れて宿泊を嫌がり、中には鉛の薄板で睾丸を保護したパンツを着用する滑稽な記者もいたそうです。人々の生活する「高濃度放射能汚染地域」の広島、長崎が海外でどの程度の安全性を認められていたのか、興味深い「遺伝子の実験地域」としての役割は本当に無かったのかどうか知りたいとおもいます。 ■大阪府・長部 邦宏さん 43歳 小学校低学年時に大東亜戦争や原子爆弾のことを知って以来、自分自身の中で納得のいく「総合評価」をすべく日々細々と勉強を続けております。本日放送の「スクープスペシャル」では、今まで私の知らなかった2~3の事実を知ることができました。歴史上の出来事を論議あるいは評価しようとする場合、大切なのはその事実をできる限り“歴史の流れの中で捉よう”とする努力だと思います。最近の原爆関連の論評は、原爆の「威力」「悲惨さ」や「非人道性」のみを切り取った感のあるものが多く、報道としてバランスを欠いているような気がします。私は、核爆弾も1発の銃弾も、戦争のための非人道的な「手段」として考えます。たしかに原子爆弾をはじめとする核兵器の「威力は桁外れかつ悲惨なものですが、だからといって「核兵器」だけを異常に特別視することは“真の平和”を探求する上で得策ではないと思います。核兵器が恐ろしいのは当然ですが、そのような事態に人間をを導く「戦争状態」にこそ“真の恐怖”が潜んでいます。また、かっての大本営首脳が語ったという言葉にも我々は耳を傾けなければなりません。『戦争当時もし日本に原爆があったら、我々は何の躊躇も無く使っていたでしょう。』 ■兵庫県・小泉益男さん 55歳 原爆とイラク戦争の報道についての番組をたまたま見ました。今回のイラク戦争時には偶然読売新聞を3ケ月購読しました。過去永年毎日と日経を購読していたのですが、今回、新聞の論調が戦争反対と賛成にはっきり分かれていることに気つきました。こうして戦争はヒタヒタと迫ってくるのだと気味が悪くなりました。良くこの番組を制作してくださいました。劣化ウラン弾について、もっと各メデアが取り上げ、世界的に真実を報道しないと、明日はわが身になる危険は非常に高いと思います。アメリカの様に文明や合理性のみで成り立っている国には、文化の種類数だけある、物差しは、自国の利益に合致しない、鬱陶しい存在なのではないでしょうか。そして為政者たちおもにワスプとよばれる人々の優越感が ドイツにではなく日本に原爆を落とし、キリスト教国ではないイラクやパレスチナをある種見下している部分が在する気がしている。イスラムそのものにアメリカ合理主義に相容れないものを見て、排除又は屈服させようとしているとしか思えない。つまりは同じ物差しでアメリカ式に物を判断することを強要し、政治的にも、経済的にも自国の繁栄を優先するやり方は、納得できるものではないし、おいそれとその尻馬に乗らないよう、マスコミが一致してブレーキをかけなければ、小国が真に独立国たり得ないし、国民の誇りも保てない。(文章後半部が文字化けしていたため削除しました) ■埼玉県・本田 真之さん 25歳 本日のスクープスペシャルを拝見いたしました。正直に申し上げますと、期待していませんでした。そのため、ビデオテープを用意していませんでした。今となっては悔しい限りです。報道としては志向性を持ちすぎているという批判は否めないようにも思いますが、綿密な取材と徹底した資料分析に裏づけされたメッセージを拝見いたしまして、NHKさんが製作された「映像の世紀」を見て以来の感銘を受けました。製作には大変な費用と努力が必要だったのではないかと思います。高い視聴率を期待できる番組ではないようにも感じます。ですが、報道番組の真髄であり、誇りある作品であったように思います。素人が偉そうなことばかり申し上げて恐縮ではありますが、ご容赦いただければ幸いです。 ■千葉県・伊関 俊さん 44歳 私は普段、媒体に関わらず報道には警戒心を持つ者です(そういう人は私の周辺にも少なからずおり、近年増えていると思います)。 そのような私でも毎週放送されていた時から「ザ・スクープ」は関心を持って拝見させていただいています。各方面からの圧力もある事でしょうが、真実に迫ろうという姿勢がうかがえ好感を持っています。一見民主的に見えるこの世の中の闇の深さに、地球規模で光と影のコントラストが濃くなっていく(変化していない?)様子に、時として絶望感さえ覚えますが、このようなテレビ番組を作成しようとする人達、それを許容する会社組織、サポートするスポンサーや視聴者がいれば、闇の中に一条の光を見いだせるような気がします。 ■大阪府・松永 洋子さん 14歳 今回初めてこの番組を見ました。 「情報操作」という言葉を聞いたのはごく最近だったし実際に行われたのも湾岸戦争のころのことしか知らなかったので、五十数年前の日本でも行われていたのを知って本当に驚きました。 七年間も国内でも原爆による被害を知らされてなかったんですね。被爆地から離れた人々は七年も後にその悲惨さを知ってどう思ったんでしょうか・・。 今私たちの年代は私も含めて正直戦争なんて体験したことないし実感は湧きません。でもイラク戦争の報道や祖母や祖父から話を聞いたりしていると本当に繰り返したくない悲劇だと思います。今はまだ実体験者が身近にいてリアルにその状況を伝えることもできますが、私たちが大人になって子どもができるころにはそんな人も少なくなっていると思います。そうなった時に自分の子どもに戦争がなぜいけないのかどんなに恐ろしいのか教えられるのか不安です。ホントにこの先どうなっちゃうんでしょうか。「ノーモアヒロシマ ノーモアナガサキ」 ■新潟県・美惠子さん 53歳 たった今、ザ・スクープスペシャルを見終わりました。人間はあくまでも真実を知ろうとしなければいけない。また真実を語ろうとしなければいけないことに、人間としての重大な使命があることがわかりました。本当は何だ!と言う気持ちを誤魔化して、 日々の目の前の楽なことにうつつぬかしているような気持ちが、世の中を覆っているような気がします。 お盆が終わって、私の子供は、自衛隊の任務に戻っていきました。母親として、あの子を戦争に行かせるようなことにならないようにと必死に祈りました。しかし、イラクの戦争難民の困った人たちのためには、 地球上の仲間の一人として支援に役立つ人間になって欲しいとも思っております。 ■東京都・西野 嘉恵さん 32歳 今日改めて、戦争の被害にあっている人たちの声が、いかに世界に響いていないのかが、番組を通してよくわかりました。小さく運動しつづけている被爆者の人たちの声がもっと大きくメディアにとりあげられていったらいいなと思います。人は歴史から学ばなければならないのに、あの悲惨な原爆の現実が投下当事者たちにとって、大したことではない・・・ととらえられている現実を目の当たりにしたような衝撃を受けました。戦争下において仕方のないことのようにも思えますが、それが情報操作による成果であるならば、なおさら苦しみの中にある人たちの声は、彼らに知らされるべきではと感じました。原爆の苦しみを胸に抱きつつ、やっと最近になってそれを絵にあらわしているご年輩の方々の思いのつまった作品を、アメリカの皆さんにも知ってもらいたいものです。映像は抹消されてしまっても、生きた証人の中にある、光景までは消せなかったことを、思い知ってほしいような複雑な気持ちです。高齢になった兵士の方々の中にも、自分のしてしまった過ちに気づいた人がいたという「日本に手紙を送った人」や実際に広島や長崎で現実を目にした、ジョージウェラー氏やJ・ダワーのような人がいることが救いだと感じました。 ■東京都・江藤正行さん 40歳 8月17日の「原爆スペシャル」楽しく見させていただきました。私もフリーのテレビディレクターとしてとても興味あるテーマであり貴重な証言も多数あり、今までに無い目線(他局では放送できない目線)でよかったとおもいます。ただ、1つ残念だったのは、視線がずれてしまうためでしょうが、GHQによって撮影されたカラーフィルムの被写体についてです。いろいろな方向から撮影された、繰り返し歩く男。など杖をつき歩く和服の男性の姿を使用されていましたが、あの男性が誰か?判って使われたのでしょうか?彼は、「長崎の鐘」で知られる「永井隆博士」の生前の貴重な映像です。また、番組の終わりごろに使われた脚を切断された和服の女性は広島原爆の語り部「沼田すず」さんです。私自身、他局でメディア・リテラシー特番に携わっており、メディアの持つ様々なことを日々考える機会があります。ただ、その番組でさえ「作り手の意図」があるものです。58年前の記者の気持ちや今回のイラク戦争についても従軍した記者の取材などがもう少しあるとよかったように感じます。これからもスタッフの皆さんの活躍を期待します。 ■茨城県・家城美貴子さん 54歳 日本人はあまりにも自分達の戦争に対する歴史を知らなさ過ぎる、戦後生まれの私たちでさえきれいごとしか、いやきれいごとすら教わっていないかもしれない、進んで戦争に関する本を読まない限りである。毎年この時期になって知らされる真実に悲しく腹立たしい思いでいっぱいになる。私はいま年金を当然の如く受け取って若い時は戦争で楽しい思いをできなかったからと行ってのうのうとしている年寄りたちが情けない。伝えなくてはいけないことがいっぱいあっただろうに、これもアメリカの企みの一つなのかも知れませんね。気が付いている人たちはいっぱいいると思う、でも何をしたらいいか手を拱いているのが現状でしょうか。 ■神奈川県・M.Ohara 44歳 8・17放送「スクープスペシャル」イラク戦争の原点は58年前の日本にあった。を見て強い衝撃を覚えました。同時にこの番組を敢行されたスタッフ一同様に対し、事実を躊躇なく報道された勇気と真摯な報道姿勢を強く支持し、また感謝を申し上げます。わたしはホームペ-ジ事前ニ知ったこの番組のことを、知人、友人や一部のメーリングリストで知らせました。でも告知が十分でなかったことを今、悔やんでおります。この番組は報道に携わる方、政治に携わる方には是非見ていただきたいのです。良い時間の「再放送」を強く希望します。次回放送される時にはもっともっとたくさんの方(議員さんなども)が見ていただけることを希望します。そしてそのようになるように行動していきたいと思います。是非ともご検討下さい。 ■千葉県・小栗 英俊さん 43歳 戦争と情報操作の暗闇の歴史に改めて光を当てた番組です。このイラク戦争でたびたび叫ばれた情報操作が、実は広島・長崎の原爆の真実をも世界に対してその非人道性を覆い隠す歴史から始まっていたことを改めて知る、非常に貴重な番組だったと思います。「戦争の最大の犠牲者は真実である」という言葉の重みを本当に強く感じました。占領下で誰も、何もいえなくなってしまうことが、再び原爆使用に道を開かせてしまうことにつながることの恐ろしさを感じました。いま、イラクでの被害実態の市民の手による調査をはじめ、戦争で何が起きたのか、戦争で本当に殺された人たちの姿を知ることが市民にとって必要だと思います。この番組を制作された人々は、自分たちを含めたメディアへの決意を示したようにも感じました。これからもこうした本当に光を当てなければならない真実へのこだわりを貫いてください。応援しています。 ■東京都・齋藤 明子さん 39歳 今、放送を見ています。涙が溢れて止まりません。私はこれまで知識としての戦争しか学んで来なかったことを痛感しています。番組を見ていて“悲しい”とか“辛かったろう”とか、そんな頭で考えるような感情では無く、ただただ、胸が熱くなって目から涙が溢れでて止まらないのです。私にはふたりの子どもがいます。彼らの未来を守るには私に何ができるのでしょうか?真剣に考えてみます! ■栃木県・匿名希望 44歳 日本は米国に負けた事で現在の経済大国となれたと考えている。もし、ソ連に負けていたら、と思うと原爆を落としたけれど、米国の侵略(進駐)は正解だったと考えている。したがって、現状のイラクの状況を改善するにはもっと米国が主体となった介入(侵略でも良し)をし、米国の管理化の下、新国イラクを作り直して行く事が必用である。他の紛争地帯に対しても同じである。現状での米国の立場はイラク国民からみれば、敵国意識が消せないであろう。新国イラクを作って行く為に日本が担うべき事は過激と思われるが、米国の進駐を徹底させて行く援助であると考える。 |