プロフィール
船木正人
1979年1月29日生まれ
東京都出身
みずがめ座 A型
明治大学農学部卒
2000年に気象予報士取得
リンク
スーパーJチャンネル
2012年08月26日 19:55
台風の実況値

26日午後7時の台風15号の勢力は、

中心気圧910hPa中心付近の最大風速50m中心付近の最大瞬間風速70mです。

現在、中心は沖縄本島付近にあり、その勢力を実測できる環境にあります。

中心に最も近い観測点のひとつ、「名護」の午後7時実測値は、

気圧:約950hPa平均風速:17m瞬間風速:約25mと、台風の勢力からすると弱く感じます。

そもそも台風の勢力は、推測です。

気象衛星の雲画像をもとに、雲の形から台風の勢力を推測し、気象庁が勢力を決めています。

つまり、この台風はこのくらいの勢力だろう・・・という推測値を実況値として扱っているのです。

推測ですから見誤ることもあるわけで、今回の台風15号は、その見定めがやや過剰だったかもしれません。

これは事後に検証することになるのですが、想定されていたよりも風や雨、気圧に関しては、今後、下方に見積もる必要がありそうです。

沖縄本島を直撃する台風としては「過去最強クラスの台風」という表現ではなくなるということです。

だからといって油断できる代物ではありません。引き続き警戒をお願いします。

2012年08月25日 19:20
外出は命の危険を伴います

台風15号が沖縄本島を直撃する恐れが高まっています。

25日18時時点の予想で、ピークは日曜日の夕方。

沖縄本島では、これまでに経験したことのない風雨になる見込みで、甚大な被害が発生することが考えられます。

特に、風が強いのが特徴で、風による被害が懸念されます。

電柱はあちことで倒壊する恐れがあり、大規模な停電になるかもしれません。

また、被害が大きくなれば、その復旧に数日かかることが想定されます。

沖縄は近年、インターネット産業が盛んで、企業のデータサーバーなどがおかれていると聞きます。

長期間の停電になれば、そういった所からも影響が波及するかもしれません。

大雨も記録的です。

2日間で1000mmの大雨になるところもあります。

あちらこちらで土砂崩れが起こり、道路が寸断されるでしょう。

自然災害への最終的な対策は、逃げることです。

とにかく逃げること。

ピークは日曜日夕方ですから、日曜日朝の避難は遅くありません。

少しでも不安がある場所に留まるよりも、避難が第一です。

放送でもお伝えしましたが、風速70mの突風が吹く恐れがあります。時速に直すと250kmです。

時速250kmの風に飛ばされて、物が飛んでくる恐れがあるということ。

外出は命の危険があると考えるのが妥当です。

2012年08月18日 18:57
局地的雷雨の3条件

きょうも広範囲で局地的な雷雨が発生しました。

午前中は関東、午後は甲子園球場で行われていた高校野球も、雷と激しい雨で長時間中断するなど東海~近畿で特に激しくなりました。

局地的雷雨が発生する3条件があります。

1)暖湿気に覆われる。→これは雨雲のエネルギーになります。

2)風がぶつかる。→風がぶつかることで、雲がはっせいするきっかけになります。

3)上空に寒気がある。→寒気との刺激で、雲が発達します。

きょうはこの3条件が揃ったために、各地で雷雨になりました。あすはこのうちエネルギーの暖湿気ときっかけの風のぶつかりが弱まるので、雷雨の範囲は縮小です。

西日本の山沿いでは雷雨になりやすいですが、その他は大規模になることはなさそうです。

※あすは1日だけですが夏休みをいただきます。市川アナウンサーだけの一人予報士になります。よろしくお願いいたします。

2012年08月12日 18:23
勇気ある予定変更を

小学校の絵日記にあるような、日々変わらない夏の青空をもたらすのは、太平洋高気圧の上空からの下降流です。

上から押さえつけられますから、雲も発達しようがありません。

ただ、今一時的にこの高気圧が弱まっているため、列島各地で雲が成長しやすくなっています。

雷雨が起こりやすい状態は今週も続きます。特に月曜日~火曜日は前線による雨雲も加わるため、場合によっては強雨が降り続いて大雨の可能性もあります。

お盆休みで山や川のレジャーを予定されている場合は、天気が急変する恐れがあることを念頭に行動しましょう。

そして、天気の変化がみられた場合は、勇気をもって予定を中止したり、予定を変更することも大切です。

2012年08月11日 18:44
お盆休みだからこそ

お盆休みは故郷に帰省したり、実家に戻ったりと、普段と異なる生活圏で過ごす方が多くなります。

“普段と異なる生活圏”は、いつもより危険度が高まります。

その土地、その土地で気象特性が異なりますから、地元の方はある程度知っている気象現象が、訪問者にとってははじめてのことになる場合もあります。

今、まさに日本列島は局地的に大雨になりやすい状態です。

普段は大雨に強い地域にお住まいでも、訪れた先ではちょっとの雨でも災害が起きうる場所だとすると、忍び寄る危険をキャッチできずに巻き込まれてしまいます。

知らない土地に行く場合は、いつもより気象災害へのアンテナを強めに張って、いつもより危険回避のハードルを下げておく必要がありますね。

晴れていても急な雨があります。

14日(火)までは要注意です。

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